また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

運命にさいなまれ、どこに向かうのか?誰かの手にゆだね…明日を歩いてゆくという名曲

“生きてるだけで 精一杯のオレに 何をしろというの?”

まさしく昨日のブログでもこの一節を引用しましたが…優しさの数だけ歩いてこれた男も、どうだろ?この先も優しさを求めさすらうのか?

耳の肥えたリスナーの辛辣な声もチラホラ…無言でこの話題にあえて触れていない空気もある。後半にきて盛り下がってきた感が否めない。この現象がくるのをわかっていたかのような選曲。昨日の「大地のシンフォニー」から少し気弱な面が出てきた印象。

『Destiny』運命…

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現レコード会社から出すベスト盤…オールタイムということで、使用権のある楽曲を選ぶのもかなり厳しかったのかも?その辺のルールについては詳しくないけど、自選作品集の曲からなら選びやすさもあるし、ユニバから出した曲ならいくらでも出せるよね。っていうかユニバからは率先して出さなきゃならんだろうし…。

『Destiny』は一応、ドラマとのタイアップ。ドラマの為の書きおろしであるかはわかんないけど、このドラマに合わせてリリースされたシングル。確か発掘作品だとか言ってたかなそれを亀田誠一さんにアレンジしてもらって…そんな、経緯だったと思います。

ライナーノーツ裏の挿絵は【運命の三女神】。三人の女神(クロートー、ラケシス、アトロポス)が一柱で“Moira”という女神。

  • クロート=人の命を紡ぐ女神
  • ラケシス=その命の糸を分配する女神
  • アトロポス=命の糸を切る女神

ここにきて女神たちの反乱の気配を感じる。どの程度の影響なのかは図りしれないけど…不穏ではある(笑)

『Destiny』を聴いた時の感想を過去のブログではこう記してる…。ちょうど、プロモ期間だったのかTVに出ていたインタビューをうけての内容。

あの病気療養の時間が自分をリセットする時間だった 。と、今朝の情報番組の中で言ってた。

つまり、昔の “宮本浩次” ではない 。
なんだろ?遠周りしちゃったけど・・・進みたかった路線に今、来てる と、ミヤジが思っているかはわからないけど。

んーーー、その位にガラッと変わりましたね 。
音もメロディも綺麗 。エレカシにとっては新しい路線だけど、私にとってはあまり新鮮な感じはしない。

んーーー、厳しい感想かもだけど 、私の知ってるメロディなんだよね 。
だけど、ミヤジが歌うから新しい感じがして・・・不思議な感覚です。

音楽で生活をしていく道筋ができはじめていたし、事務所にもレコード会社にも恩が出来た今、強く方針を打ち立てるには正直言ってミヤジだけの力には及ばないだろう。

とりあえず受けた恩はどんな形にせよ返さなきゃならない。とりあえず今、歌えている環境があるのは、レコード会社の力も大きいだろうと思う(やり方云々は抜きにして)。自分のやりたいやり方があって、それを通すにはそれなりに通さなきゃならない筋もあるだろう。私は今、自分の気持ちはさておき、世情を考えざるを得ないそんな気持ちでエレカシ宮本浩次を見守っている。

言うなればこれがエレファントカシマシの運命。

 

私の頭の中には中島みゆきの『世情』が流れる…(笑)

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こう言う曲を書けばいいのになw

 

 

 

つまらぬ自分もつまらぬ人生も己が主役…私もあなたも主役になれる名曲


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私は子供の頃、転校した親友と文通をしたことがあります。“ペンパル”と言って文通友達を探すコーナーなんかも雑誌には必ずあって、興味や趣味の合う人と文通したこともあります。

つまり、手紙を書くことが好きなのです。手紙が来るとすぐに返信をするほどに、筆まめな人間です(笑)しかも、3枚以上は必ず書いていたかもしれません…。

しかし、ファンレターなるものを書いて送ったのは、エレカシ宮本浩次だけです。とにかく2008年にファンになってから、アルバムが出ては…シングルが出てはLIVEに行っては…書いてました。こんなことを書くとちょっとひかれるかな?(笑)でも、こうしてブログを更新し続ける行為も…人によってはおかしな行動なのかもしれないですね。

でも、私としては大まじめに色々と感じとって考えてしまうんです。そして、それを伝えずにはいられない。

『MASTERPIECE』(2012/5/30)がリリースされた時に私はこんな日記をあげている。

私はある時の手紙で 最近の作品は、宮本浩次の作品であって・・・変わってしまうほどプロデューサーの色が濃く出てしまって悲しい。宮本浩次の作品はそれ自体に輝きがあるのに・・・みたいなことを書いて送ったことがある。

そして
「悪魔のささやき」を出したあとの手紙には、アルバムのためのシングルはいらない。アルバムのための新曲が聴きたい!と・・・書いて送った。

前置きが長くなったけど・・・ (『MASTERPIECE』を聴いて)私が待ち望んでいた“ミヤジワールド”が戻ってきた?
いや・・・戻ってきたんじゃない。約束通り“化けの皮履いで”彼は赤裸になった姿を私たちに魅せつけにきたんだ。

私にとってみたら『悪魔降臨』かもしれない(笑)
“悪魔メフィストの完全体がこの「MASTERPIECE」の中に登場する宮本自身の姿。そんな風に私は感じたのです。

全編自叙伝的な内容。

聴いてそして歌詞を咀嚼しながら読み続けるにつれ・・・ 自分の思い出や経験も蘇りつつ、宮本の思い出にも嫉妬する自分がいて(笑)共感する部分がありながら、まんじりとしない不快な思い・・・。
そう、このアルバムを聴いてそんな“イヤラシイ自分”が出てこそ、 宮本の「勝利」なんじゃないかな? と、思った。素直に敗北を認めます(笑)

過去があって今の自分がある。今の自分が未来へつながる・・・。
そんなことは昔から私は知っていた。だから、改めて宮本に言われて・・・
「あぁそうか・・・」なんていう感動とか感謝とかそういったものはない。だけど、「悪魔のささやき」で叫びきれなかった、人の表の顔と裏の顔。
本音と建前・・・人には言えない秘密・・・とか、そんなこと当たり前に誰にでもあって、宮本自身にももちろんあって・・・開放することができたそのことに私は祝福を捧げたい。

本人も言ってるけど 、曲は昔から書き溜めたものの中からで、似たような曲かもしれない。詞も昔から言ってることは基本変わらないんだけど、右から左へ移動させたくらいのほんの変化が大きな発見になった・・・と。


===中略===

一方通行(手紙)な、私の想いも無駄じゃなかったなって思えた。

私は・・・宮本浩次の心をずっとノックし続けて、一度やめると告げたのに新春LIVEのあとにまた彼の心を叩いていた・・・それは間違いではなかった。そして「ノックしてくれ!」と言われたら・・・また、ノックし続けるしかあるまい!(笑)

 

『大地のシンフォニー』の一節を聴いた時、沢山のファンのエールが彼を励ましたんだな…私もその中にいるはずだって思えた。この曲(「約束」も)はYANAGIMAN氏がアレンジャーで最後の最後まで諦めずに詞を考えてほしい。と、宿題された曲。詞にミヤジの気持ちが最大限込められている。

なので、この曲を選んでくれたことがとても嬉しい。

30周年を目の前に…ミヤジはやる気と不安にさいなまれていないかな?事務所やレコード会社、自分の思い、メンバーや近しい人との関わりの中で孤独になっていないかな?最近、そんなことを思う。

自分が生きていくだけで精一杯の男に何をしろというの?今、ミヤジはやれることを精一杯やっている。それが、良いのか悪いのかの判断は別として… エレファントカシマシ宮本浩次そして、多くのファンを置き去りにしたプロモーションの進め方にも気がついてはいるけど、空回りしているのはいつものことなのでは?ファンの皆さんが一番の理解者だとは思うけど、ファンも人なのでいろいろと思うことはある…そういうものですよね。

何か思うことがあれば直接訴えればいいと思う。伝えないまま流されていくのはあまりに悲しい。

「大地のシンフォニー」にはそんなミヤジの心の揺らぎが見える。でも、いつも揺らいでるね。きっと、今も手探りで揺らいでいる。自分というものがありながら勇気がなくてゆらゆらしているのが、宮本浩次ですよね?

誰かが支えていかないと本当に生きていけない男。世間の風は冷たい…気をつけてほしい。

大好きな文豪の生涯を壮大な曲にのせ、朗々と歌い上げた名曲

『歴史』
この曲が完成されるまでの過程がドキュメンタリー映画『扉の向こう』で紹介されている。「俺の道」で

気迫の無い時間帯

でも 信じることは忘れるな

と、歌うミヤジ…。次に出したアルバム『扉』のドキュメンタリーの映像の中の気迫は凄まじい。 先の行方を見据えたように「どうせなら、好きなことを歌詞にしよう」という、そんな目論見にも感じる。 

扉の向こう [DVD]

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森鴎外の歴史を歌にしたわけですけど、わかる人にはわかる、わからない人には全く興味のない内容の詞に、担当者も困惑しただろう…しかも、ファンの間でも歌詞が入る前のスキャット*1好評だ。

そのスキャット版のままミヤジはフェスで披露してしまうなど、この頃のミヤジの心の中、行動は傍の人間には到底理解できなかっただろう。

歌詞無しの「歴史前夜」はこちらで聴けます。

日本 夏(Amazon.co.jp 独占限定盤)

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また、COUNTDOWN JAPANで新曲のみ(「扉」収録曲)をやったことで、主催者責任者S氏からお𠮟りを受けたというエピソードも…。しかし、とりわけ曲のすごみは最高でファンの間で好評になるのは納得。アルバムの1曲目に堂々と鎮座するにふさわしい。成ちゃんのベースに鳥肌が立つ…。

 

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ミヤジは文豪の生きてきた道筋を年譜を見ながら、自分の歳と重ね合わせていた…。森鴎外の生涯をみて、自分の生涯をイメージしたのかもしれません。

エレファントカシマシの歴史もデビューから数えたら30年。

メンバーの歴史も半世紀…一人ひとりにも様々な出来事があって、しかもかなり濃い歴史なはず。

さて、森鴎外は60歳で亡くなっている。50歳と言えばもう晩年なのである…晩年の鴎外は作品には凄味が深まるが、人物としては穏やかになっていたと歌っている。宮本浩次も昔で言えば晩年です。最近、届けられるミヤジの情報を見るに…大変、穏やかになっていると思いませんか?

彼は負けたんだろうか?

なので、これからの作品だって凄味のある攻めたものになるのではないか?と、私は大きな期待を抱いているのであります。

この曲を初めて聴いた時にドキッとしたのが、

“死に様こそが 生き様”

私はそれこそエレカシに出会う前から、生きている間にどのくらい徳を積んだかで、死んだ時に真価が問われると思っていた。多くの先輩を見送ってきたけれども、尊敬する人は皆、存命中に捧げた人への思いやりややさしさが、死相や集まる人達の言葉で表れる。死んでからじゃ遅いと思うこともあるけど、それが人々の心の中にいつまでも生き続ける真価なのだと私は思っています。

そのために…私はもっとやさしくなりたい(笑)

*1:仮歌

この道はどこまで続く?最近、満たされたかい?…満ち足りていないのに名曲とは、いとをかし

これはカップリング曲「ろくでなし」の一節…切実なる想いや言葉にできないやるせなさ…情けない気持ち…。

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 昨日のLyric Speakerは『俺の道』でした。

2003年EMIのこの頃の資料は極端に少ない(私の所有してる中の話し)。メディアにも取り上げられることが少なく、「俺の道」にはMVもない…そして、「ハロー人生!!」「生命賛歌」との同時発売でカップリングが全て「ろくでなし」という。

私の愛聴盤(アルバム)は『俺の道』ですが、この頃のフェスの動画は泣けるのでめったに観ない(笑)。この動画を見て鳥肌が立った…最初の大歓声イントロの間、トミの方をみて、歌い出す前聴衆の方へ振り返った時の更なる歓声…ここだけで泣ける。泣けるのにかっこよすぎて大好き!

「わかるかい?」しびれるわ!


俺の道 / エレファントカシマシ

苦しい、とにかく苦しい…この頃を知らなくても苦悩が伝わる…。仕事の面でも取り残された感があったかもしれない。プライベートでも裏切りやしくじりがあったのかもしれない。台風と凪が交互にきていたような印象がある。

とにかく心身ともに穏やかではなかっただろう。

一瞬、満たされた時間もあっただろう。どうしてあの時間はこんなにも短いのか?どうしてあの時間が持続しないんだろう?何がいけないんだ?どこを間違った?

また、あの時に戻したい…。

戻りたいんじゃなくて「取り戻したい」もがきのような叫びが、私がこの曲から感じとったこと。 

多かれ少なかれ大勢の人が同じように思う事あるよね? “満たされないまま、引きずりまわす”そんな生活だって…。

 

時々、自分がWriterという仕事をしていて、音楽のことにも詳しくて、ミヤジに取材する機会があったら…気になる時期の曲の事を一つ一つ丁寧に聞いてみたい。そんなことを思ったりする。既に出てるプレビューではなくてその背景について聞いてみたい。きっとそこは “触れてほしくない”部分なのかもしれないけど…ミヤジが歩いてきた「俺の道」の景色がどういうものだったのか…こうして、調べながら書いてることにも憶測が多く含まれる。知ってどうなるものでもないけど、ミヤジの曲の一つ一つが彼の見た景色、歴史だから…知りたい。

しかしながら、こうしてブログで書くことも少しだけそれに近い行為だと思う。今はこれしか叶う術はない。もっと、文章や表現が上手だったらいいのに…とは思うけど(笑)

 

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わたしたちはもっとしあわせになれるはずだろう?まとわりつく暑さ夏の午後の憂鬱すらも名曲になる

ちょっと意外な選曲で戸惑っております。

でも、この曲は好きです。特にこの一節が…

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そう「幸せ」なのか? 「不幸」なのか?で比べたら「幸せ」と言える。23歳で結婚してから30歳の半ばくらいまで“もっと、私は幸せでいたい!”と、漠然と思っていた。

自分の不努力を棚に上げて、どこかに幸せが落ちていないかな?と探しているようなそんな日々を送っていたような気がする。むしろ、中途半端な「幸福」に苛立ちさえもあったかもしれない。 なんとも感謝”の足りない生き方でした。

自分の理想とする夢や生活が実現できた時、それが幸せなのか?と、いえば叶えた瞬間から人はまだ上を目指す。しかし、その土俵にすら上がれていない…しかも、暮らすのに別段不自由しているわけでも、孤独なわけでもない…そんな嘆くことすら憚るような「幸せ」の中で、もがいているそんな時期もありました。

今はどうか?と、言えば分相応に「幸せ」だと、堂々と言えます。

もしかしたら、自分さえもっと努力をしたり目指すものがあれば、更に幸せに彩が付くのかもしれない。最近はそんなことも想います。それは好きな事、やりたいことをみつけてそのことを邪魔されずにできたら、達成しようがしまいがその時間がとても幸福な気がします。

例えば、手作りしたり本を読んだりこうして文章を綴ってみたり、絵を描いたり音楽聴いたり、コンサートへ行ったり美術館や博物館に行ったり…私はそういう時間を手に入れつつあるので、今は“とても、幸せ”なのだと思う。

2012年10月10日 宮本浩次、復活への路@本人からのメッセージ【オフィシャルより転載】

10月2日にエレファントカシマシのボーカル宮本浩次が左耳の「急性感音難聴」の発症に伴う「外リンパ瘻」になり、LIVE活動の無期限中止が発表され1週間が経過した今朝、驚くべきニュースが舞い込みました。

中止と発表された日比谷野外音楽堂で数曲歌わせて欲しい。と、いう内容とともに自らの口でファンに今の心境、これからのことを伝えたいと・・・以下はエレファントカシマシのオフィシャルに寄せた、宮本浩次のメッセージです。

 

ファンのみなさんへ

今回左耳の外リンパ瘻という病気で、全力で歌うことが出来なくなってしまい
東京と大阪の野音のコンサートを中止せざるを得なくなってしまいました。
コンサートを楽しみにしていてくれたみなさん
それからエレファントカシマシを応援してくれているみなさん
たくさん驚かせそして心配させてしまってごめんなさい。
実は術後一週間くらいは半ば茫然と過ごしていたのですが
主治医の先生から「この状況に慣れて歌ってなおしてゆくしかない」という類の励ましの言葉を貰って
十日ほど前から毎日アコースティックギターを使って自分のペースで歌うことを始めました。
すると確かに左耳はいつものようには聞こえないのですが
一方で歌に集中することで心が軽くなり同時に元気になっている自分を感じることも出来ました。
これはとてもうれしいことでした。
いつものエレファントカシマシのステージはもちろん出来ないのですが
日比谷野音のステージで少しだけど歌う事にしました。

ファンのみんなには勝手ばかり言って本当にすまないが
どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ

十月十日 エレファントカシマシ 宮本浩次


私は宮本の“意地”も感じたし、ファンへの思いも感じた・・・。たぶん、多少無理をしての決断、周りのスタッフを説得したのではないかな?
なんとなく予感はしていたんです。日比谷だけはどんな形にせよ何かやるんじゃないかと。払い戻し方法のアナウンスは上がってこないし、どんどん確信に近づきましたよ。でもね、これは完全復帰じゃないし今後のことについて宮本自身が話したいってことで、単純にワクワクできるものではないです・・・。

私はいろんなことを想定しながら、日比谷へ出向こうと思うのです。
そして、ここで完全復活を祈りつつ変わらずに綴っていこうと思います。

2012.10.14日比谷野外音楽堂@泣かない女

今日は号泣するのかと思ったけど・・・

案外、淡々としている自分だった。
っていうか、肝が座っていただけなのかな?

最近にはなかったMCっていうか、これまでの経緯説明もなんだか聞いてておかしくなっちゃって・・・むしろ笑ってた。
印象としてはあっけらかんとした感じだったけど、入院ましてや手術なんて無縁の健康体だった宮本にとっては、センセーショナルな出来事で・・・耳のことだし、ナーバスにはなったようだけど、冗談ぽく闘病生活のことも語ったりして・・・他人から見たら大事でも、宮本からしたらある種、芸の肥やし的にシフト変換できたのにもそんなに時間は要さなかったようだ。

 

セトリ

1 夢のちまた
2 悲しみの果て
3 約束
4 リッスントゥザミュージック
5 月の夜
6 うつらうつら
7 見果てぬ夢
8 涙を流す男
9 花男
10 俺たちの明日
11 笑顔の未来へ
12 ズレてる方がいい

「リッスントゥザミュージック」と「笑顔の未来へ」に蔦屋氏と昼海氏が参加。
「ズレてる方がいい」でメンバーが登場。プラス蔦屋氏と昼海氏

宮本はズレてる以外は全曲アコギで歌った。


耳の調子は正直、わからないけれども声はだいぶよく出ていた。

実は本人、4月くらいからマラソン(ジョギングとは言ってなかった)を始め、7月っていったかな?からは禁煙してるとも言ってました。周りから驚きの声が(((o(*゚▽゚*)o)))
体にだいぶガタが来ていることを実感、それがいっぺんに出てしまったんだろうと・・・。
春くらいから耳鳴りがすごかったらしい。でも9月1日夜、尋常じゃない耳鳴りに襲われて・・・2日休日診療で診てもらったとか(彼は休日診療のことすら知らんかった・・・。どんだけ丈夫やねんww)ステロイドで翌日は良くなったものの、3日にはまた聞こえづらくなり、聴力はどんどん下がり、5日に手術すると宣告されたとのことです。

手術をすること(のどに管を通すため)で、苦味を感じなくなったり“声が出なくなったり”ということも考えられますが、命を優先させます!と先生に言われて、「(覚悟して)よろしくお願いします!」と、答えたという。
私はドキッとした・・・声が出なくなるかも・・・本人も実際はドキッとしたはずだよね。

入院中、左腰が痛くなったり左足が痺れてきて、センセイに訴えたら(耳と関連してるとおもったらしい)

「そんなことは、絶対にありえない」と断言されたとか、宮本もはじめての経験で病気・入院という状況に酔っていたと話してました(笑)


びっくりさせたり、がっかりさせちゃったり、沢山心配かけちゃったりして 、
中止せざるを得なくなちゃったんだけど、あっち行ったりこっち行ったり(やらないって言ったり、やるって言ったりという意味で)バタバタもさせちゃって・・・ほんとうに

“ごめんなさい”と、言ってました。

しかし、こんな話も立ち直りがいいというか、あまり深刻にならないというか・・・まぁそれが宮本っぽいなと思った次第です。

『体はこの通り元気ですから!タバコをやめたことと入院で体を休めたことで、声がよくなった気がする。』
と言ってました。場内大拍手

『今日はこんなに沢山の人が来てくれて、オレも来て良かったと思います。本当にありがとう』と・・・

今日は恐る恐る歌った感じだけど、歌声は健在でしたよ。確かに自分で弾いてるギターなのに、音を拾えていないフシはあったけどね。徐々に徐々に良くなると思います。


宮本、泣いちゃうかな?って思ったけど泣かなかった・・・と、思う。
反応の凄さに戸惑ったせいなのかな?とも思う(笑)

とにもかくにも元気そうでよかった・・・と、少し安心できた夜であり。
調子に乗るなよ!って思った夜でもあった。