また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

読んでから聴いた…「Wake Up」覚醒前

エレファントカシマシのNewアルバム『Wake Up』を2巡した。

感想はまた変わるかもですが(笑) 追記すると思いますが(笑)まずはこの音楽誌を読みました。

音楽と人 2018年 07 月号 [雑誌]音楽と人 2018年 07 月号 [雑誌]

 


メンバーインタビューがとにかくよかったですね。

異口同音で、異体同心…みやじに対するリスペクトは涙がにじむ。私が思うにやっぱりあとは、みやじがどこまで彼らを信じられるか、認められる箇所を見つけることができるか?なのかも? 

ストーンズツェッペリンのメンバー間とエレカシのどこが違うのか?

一昨年、ストーンズの南米ツアーのドキュメンタリーを観たのですが、ミックはメンバーを唯一無二のバンドマンと信じて疑ってないし(ミヤジは若干違う気がw)、その技量がどうかは私にはわからないけど…キースもロンもチャーリーも楽しそうにLIVEしてる!だから、ミック・ジャガーも楽し気で自信に満ちていたように思う。民族性などもあるでしょうし積み重ねてきた歴史もあるだろうけど…。

ストーンズエレカシを重ねる事なんて無理なんだろうけど、石くん、成ちゃん、トミがもう少し心の『自由』を得られたら…彼らにもう少し軽みが得られたら、それがミヤジにとって更に良い事のような気がしてきた。

笑顔で自由なスタイルでできたらカッコイイエレファントカシマシになれるような…。そんな可能性を秘めてると思う。

news.yahoo.co.jp

沢山曲がある「スケッチなんだけど…」って、ミヤジのいうスケッチした曲ってどんな曲の事?「ラフ」ってことかなぁ。

佐野元春も作品はスケッチするように作っている。そんなことをラジヲで言っていた。それは目視したこと心の眼で視た事を言葉にし、メロディーにのせるスケッチ。だから、最近は主に詩が先に浮かんでくると。

ミヤジのいうスケッチはデッサンやラフであとから色(言葉)がのっかってくるんだね。いろんな音楽を聴いてイメージ作って、鳴らしてみたい音のイメージが沢山あるっていうことなのかも。

2017年の暮れに私はこんなことを思っていた。

彼は目先のことはみていない。もっと先を見ている人であろう。特に51歳になってからは明快に叶えたいことが形になってきているように思う。

それがなんなのかはもちろんわからないけれども…きっと2018年の春以降もでっかい事をやろうとしているんじゃないか?でっかい事のための準備をはじめているんじゃないかって…。

だから、私も目先のことではなくてこれからもずっと先をずっと高みをみて、あなた達を応援していく。

 

そして、明けて1月には

2018年今までとはまた違う良い作品を生みだすのではないかな?

最近楽曲を聴いてもそう感じるし…今はアルバムに向けてまとめの作業に入っているかもしれないけど、時間が許せばもっといろいろと作ってほしいな…という気持ちも多い。

じっくり創作に向かえる時間があればいいな…そして、自信作のアルバムを聴きたい。そこからLIVEへも脚を運びたい。(2018-01-06) 

こんなことを思っていた(笑)

このあとすぐにアルバムの発売、レコ発ツアーという朗報が舞い込むとは…(笑)

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

 

 雑誌のインタビュアー、ラジヲのパーソナリティーは揃って「粗削り」感がいいねと評していた。確かに粗削り感ありましたねー。それはダメージジーンズのような…、わざわざそういう風合いが出るように加工した、そんな感じ。

このアルバムもパッケージ商品として「粗削り」に加工したんですね。だから、インタビューでもメンバーが言っていたように、古さのない初期のエレカシのグルーヴ感だと思う。

さて、話題の『神様俺を』“レゲエ”なのにこの全力できっちり歌いきっちゃうところがミヤジだよなぁ(笑)もっと、ゆるくかるく歌ってもえがったね。そんなことを考えていたら「浮雲男」とか「月と歩いた」みたいなちゃらんぽらんな歌い方、好きだったりする。

『自由』…って曲

『MUSICA』(2017年7月号)読み終えた直後の感想つぶやき編集編
MUSICA読んだ。飲む前に思い出せばよかった…眼がショボる…(笑)昨日(6/18)の神奈川公演で思った感想があながち間違っていなかったと…私のファン歴、通算しても9年か10年位しかたってないけど、ファン続けて見守ってきてよかったと思った。

MUSICA読んで思ったのは「これが私の自由」って奴なんだなって…誰かに合わせることはあっても、実はわかってなくて…でも、こういうときはこんな感じで…って、経験から思考が働くみたいな…すごくわかりやすいよ(笑)(全て自分の事を振り返って考えてます。)

圧倒的に違う(私と)のは、それでもミヤジには味方をひきつける魅力があるってところ!(2017-06-21 )

去年の同じ頃、自分なりの『自由』を納得させていた(笑)そう、自由を探してる…私にとっては心を開放(解放)できる場所を探してる。エレカシのLIVEであったり…もっと違うどこかかもしれないけど・・・。

 

全体的に朝、お仕事前に聴くとやるきが出るかもね。わりにすっ飛ばした曲が多いし、聴けば聴くほど、あれ?エレカシがポップになってる❗って思った。

今日はこの辺でまた、続編書きます(笑)

 

youtu.be

1年をかけた修学旅行で得た思い出の結集「Wake Up」

今週のお題「修学旅行の思い出」

しかし、私の修学旅行の思い出ではない(笑)

2017年3月20日(月・祝) 大阪城ホールを皮切りに、47都道府県へデビュー30周年記念ツアーに出発したエレファントカシマシ

これは壮大な大人の修学旅行になったと思う。

他のメンバーは知らないけれども、宮本浩次にいたっては高校の修学旅行には行かなかった。

理由は“バンドのリハがあるから”

また、宮本はNHK児童合唱団に所属していたから、合唱団の合宿にも参加していて他の人とは違った“修学”の旅をしてきた。

彼の旅には音楽が常に関わっている…。ところで中学校の修学旅行には行ったのかなぁ(笑)

▼JAPAN エレカシ3部作

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ロッキング・オン・ジャパン 2018年 07 月号 [雑誌]

2017年の30thAnniversary Tourを経て、GRAND FINALとSPECIAL LIVEのさいたまスーパーアリーナ、 旅の途中に誕生し発表された新曲、沢山の楽曲から煮詰めていった作品がいよいよ形となってリリースされる。

ロッキング・オンの「JAPAN」では、さいたまスーパーアリーナ公演直前から終演しアルバムのレコーディングスタジオ、そしてアルバム完成の2日前というタイミングのインタビュー記事が上記の3冊に載っております。いずれも宮本がハイテンションであることが伝わってくる。

2012年頃までは、渋谷社長*1もしくは山崎編集長*2が宮本の考えそうなことを忖度しながらの聞き出し、宮本の本心とも本意とも言えない曖昧なまま記事にされたような気がしていたが、近年は少し違っていて今回は山崎さんと宮本の意思確認が明快だ(笑)

 

さて、若かりし宮本青年はかつて

「豚に真珠だ 貴様らに聴かせる歌などない」

と、自分の世界の中で威嚇し吠えていた。

この度発売されるNewアルバムWake Upは、これまでは自己の才能の中だけで昇華させていたアルバムとは違い、“原点回帰”できたアルバムだとインタビューで語っている。

原点回帰…曲調が昔っぽくなったということではない。自分の中に封印し遠ざけていたエレファントカシマシという4人組バンドが、再び一つのアルバムに向き合って、音を鳴らすことができたアルバムだという。

デビューアルバムから5枚目のアルバムくらいまでは出せていた、バンドで音を出すグルーヴ感というものを今回のアルバムでは完全に出せたようだ。

それには2017年の30thAnniversary Tourという祭りと、全国のファンの熱い祝福がなければ蘇らなかった、そして、今まで気がつけなかった“喜び”を皆と共有するという感覚を得られたことが大きかったという。

つまり今回のアルバムは、エレファントカシマシに関わっているスタッフやファンの期待や愛が、大きくアルバムに反映しているらしい!

30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN"という修学旅行で、どでかいことを学び修得したのが「Wake Up」なのでしょう。

 

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

 

きっと耳の病気で活動を休止し、復活した25周年あたりから 気づき始めていた事とは思うけど、30周年で確信できたのだな…って思いました。

皆の気持ちに嘘はなかったけれども、いつまでも輝いているわけない…と、いつも心のどこかで冷めた心で思っていたのかもしれない。だけれども自分さえ続けて行く意思と気力を失わずやっていれば、見ていてくれる人たちはずっと見ていてくれている(見ていてくれていた)。

昨年末の紅白歌合戦を見た時の感想“ゆく年くる年…2018年あけましておめでとうございます。 - ほゞ、エレカシ漬”でも書きましたが、「JAPAN」のインタビューをツアーブック(写真)から読み続けて、私は更にそう感じたのでした。

私の手元には明日、ニューアルバム「Wake Up」が届くようです!できればすぐにでも聴きたいけど…ラジオの生出演もあるので、発売日当日聴きたいと思います!

 

「Wake Up」完全受注生産【デラックス盤】『アンコールプレス』に寄せて…

エレファントカシマシのNEWアルバム「Wake Up」デラックス盤のアンコールプレスに関して、異議を唱えている人を何人か見た。賛成反対と白黒つけたいわけではないが、個人的な私の考えはこうです。

売り方のイメージは買う側の勝手な解釈で良くも悪くもなるけど。売る側は別に消費者センターへ駆けこまれるような悪質なこと、法に触れることがないかくらい調べてやっているだろうに、わざわざ不安要素をつぶやく方がむしろなんだかなぁ…って思う。

予約期間が短かったこともあり、

多数のアンコールプレスのご意見を頂戴し…

このオフィシャルの発信に何の疑いも持たなければ、『アンコール』ですよ?ファンの要望に応えただけっしょ?

UNIVERSALさんくらいの企業なら事の良し悪しを踏まえて、リリースするんだろうから…何がいけないんだろうか?怒ってる人は何を怒っているんだろう?それで何でイメージダウンにつながるのか…?

わからん…。別にそれ言わんでもいいことじゃないか?まるで悪い事でもしたかのように、それこそ印象操作になってませんか?

私、先の予約期間に予約したけど…また、予約できることになってよかったなぁ~って単純に思ったんだけど…むしろ、なんでグチグチと怒らなきゃいけないのか?スパッと喜べんのか?って思ってしまうんだけど…そんなに優越感に浸りたいのか?くらいに皮肉って考えちゃうんだけど…。

とにかく、贔屓目に解釈してファンから熱心な『アンコール』があったから、『アンコールプレス』なわけであって、あとはもうこれは使っちゃいけない“手”だとは思う。あとから欲しくなって転売しようとしてる者から買ってしまう事もあるだろうし…いろんな角度で考えたら、「アンコール」の声に応えてくれたで済むと思うの。

ただこの先、「好評につき」とか言ってやったらそれは違うだろ!?って思うわ(笑)

いろいろ逡巡して見送って…でも、予約せず後悔している人もいたでしょうし…。予約そのものを忘れてしまった人も購入ボタン押し忘れていた人も…買えるようになったことはOKではないか!買ってくれる人が増えればそれでよし!

なんで、ダメなん?稼ごうぜ!儲けようぜ!(笑)

 

私には何の得にもならないけど一応、購入先リンクは貼っとくね(笑)

アンコールプレス 予約受付:6月6日(水) 昼12:00 ~ 7月17日(火) 13:00

store.universal-music.co.jp

 

23rd ALBUM「Wake Up」発売まで…1週間

 「Wake up !」と、言えばアニメ『ワンピース』の主題歌になったこの曲を思い出してしまう私です(笑)


AAA / 「Wake up!」Music Video

この曲が大好きで歌詞もまた好くて、冒険に繰り出す者に希望や期待を沢山与えて、何にも恐れない勇気と絆を信じさせてくれる、「ワンピース」という漫画の内容にピッタリはまっている。

歌詞の一部を抜粋しても…

いくぜ Shining! Running! Forever
前へ突き進むのさ
変わることのない絆はきっと “夢の果て”照らし出す
Wake up! Wake up! Wake up! Wake up heart beat!
We are the one! Go ahead!

自由だけが羅針盤さ We are best friends
俺たちの航路(ルート) これからも 俺たちで切り開くぜ
全力疾走の日々は Go east, Go west
次々見つかる やりたいこと全てクリアして

朝が待ちきれなくてうずき出す (I can’t wait)
それならいっそ 太陽 空へと 引きずり出してゴーインGo!

 なんか、めっちゃ眩しい(笑)

さて、我らがエレファントカシマシのNew ALBUM『Wake Up』の発売まであと1週間となりました!

公式さんからは「今一度ご準備の程、何卒宜しくお願い致します。」

と、…なんの準備?(笑)

  • 「すっげー良いCDだから、心の準備して聴かないと度肝を抜かれて命の保証できませんぜ?」ってことかしら?(笑)
  • 「え?まさか予約まだだとか?そういうことですか?いけませんねぇ…購入の準備は怠りませんように!」ってことかしら?(笑)

CDが売れなくなってきた昨今、一曲を購入させることさえ苦慮を強いられているのが音楽業界であろう。

5年前、その現代の音楽界における状況について『佐野元春のTHESONGWRITERS』で語られていたので、少し長くなりますが転載しておきます。

2013年01月04日23:04 現代の音楽社会は“世界戦争”

佐野元春のTHE SONGWRITERS』 seasonⅣが去年の暮れ(2012年12月)に終了した。

5回目のゲストはライターとしては重鎮のなかにし礼さんがゲストだった。
なかにし礼*1さん・・・聴講生の中にこの人を知っている人が何人いただろう?
名前を知っていたり、作詞家だってことくらいは私も知っている。
たぶん、聴講生も講義を受けるにあたり同じような情報くらいしか持ち得なかっただろう。

私はこの番組が人気アーティスト目当てにくる若者になるつつある?もし、そうなら純粋にクリエイティブライターを目指す若者にとって、有意義な『講義』であることが必要であると、元春が軌道修正したシーズンだったのではないか?そんなことを感じた。

何故そう思ったのかと言うと、我が息子(長男)を山崎まさよしの回に行かせたくて応募した気持ちには、多少なりともミーハーな下心があったからだ。もちろん長男には、“言葉”“感性”ということへの興味と向上を願ってもいたけれどね。
ただ、そこへ来ていた大半の学生は「“クリエイティブライター”を目指している人ではない」と、いう現実があったんだろう・・・と、推察できたのです。

元春はこの番組に誇りを持っていたし、『詩』の持つ言葉に力が失われつつある現代に危機感も抱いていた。そのために『詩』に力を呼び戻す・・・その意味を継承するために始めた番組だろう。でも、番組自体に何らかの疑問を抱いたのではないだろうか?

だからこそ、なかにし礼さんをゲストに招き、最終回では佐野元春本人がソングライティングについて、教鞭を取ったのだと思う・・・。少なからずそこに集った学生は『詩』、『言葉』について探求したいという思いが強い人たちでは?と、賭けたのかもしれないと・・・。


なかにし氏は、もしここに集っている人が作詞家を目指しているのなら、相当な『覚悟』が必要だと語った。そして、現代の作詞家に必要な要素は・・・

99%の“作家魂”と
1%の“ひらめき”だと


1960年代~80年代のヒットメーカーと呼ばれてきた作家は、

99%の“技術(テクニック)”(訓練して築かれるもの)と
1%の“ひらめき”でよかった・・・と言う。

それは街中に流れる曲(テレビやラジオ)を偶然に聴いて、「いいな」と思ったらレコード屋へ行き買う。というアクションを起こさせた。

たぶん、時代が言葉とメロディーを欲していた・・・と、いうこともあるし、音楽というものがまだ特別な文化で、大衆の心をがっつり掴む時代だったから、数百万枚というセールスも出せたのだろう。

しかし、それでも作家としての「技量(テクニック)とひらめき」がないと売れる曲は作れない。そんな時代だったのだと思う。

なかにし氏は満州終戦を迎え、命からがら両親に連れられ帰国。帰国してからも日本人でありながら差別のような仕打ちを受けたりする・・・しかし、なかにし氏は腐ることはなくむしろ、他の人が体験できなかったことを体験した。という誇りでその後の人生、作家としての人生もおくっている。お金がなかったので、シャンソンの訳詞(バイト)をしながら大学(立教大学)を卒業した。バイトも一所懸命だったけど勉強も頑張ったという。(なかにし氏だけではなくこの時代は苦学生が多かったと思う。)シャンソンの訳詞をすることは、詞が訴え掛ける思いを忠実に理解する必要があったから、表現力などはそこから学ぶことができたと、話していた。

人生のしかもクリエイティブライターの大先輩が、このような話をしてくださっても多分、学生にはあまりピンとこない話だったかもしれない。しかし、なかにし氏は最後にこう話した。

YouTubeを開けば、百花繚乱にいろんな音楽が溢れている。ガガもいればマリア・カラスもいるし素人もいる。一瞬にしていろんなジャンルの音楽があって気に入ればそれをチョイスし“ピッ”と、ダウンロードして聴けてしまう。つまりは、国内で自分の曲が売れる売れないを考えて作っている世界ではなくなっている。

そんな中(たくさんの音楽があふれる中)で

“買う(ダウンロードクリック)させるアクション(行為)”をさせることは、並大抵のことではない大変なことなんだ。

佐野元春という人はそんな中で闘って戦い抜いて今ここにいるんだ。これはすごい事なんだ。』

こう話した。更に

『文学的な詩と新しい音楽を取り入れながら、今も世界と戦っている。だから、尊敬しているんだ。』

とも…。

ヒット曲を何曲も出している重鎮に、ここまで称えられるということは、相当すごいことだと思う。元春もかなり感激した様子であったけど、私も佐野元春のファンでとても誇りに思う。


なかにし氏は最後に学生に『本気で作家を目指すなら』かなりの覚悟をもって挑みなさい。と、いうニュアンスのことを伝えました。
これから(今)の歌は“世界戦争”世界を相手にしているという自覚が必要だということなのでしょう。この戦いに必須なのは

99%の“作家魂” と 1%の“ひらめき”

人生とはどう自己表現するか・・・死ぬまで自分探しの旅である。そこを肝に銘じて・・・と締めくくり、自分の孫ほどであろう聴講生に

「ご清聴ありがとう」と、頭をさげて帰られた・・・。

やっぱ、苦労して特化した世界で地位を築いた人には、【品格】があるし説得力もある。

ただ、売れている…っていうだけならば、沢山の曲があるけれども前回の記事に書いたような、永遠の命になりうる曲(ヒット曲)がどのくらいあるのか?私はそこに着目したいのです。

なかにし礼さんの仰っていた「売る」事とはそういう次元の話しだと、私は解釈しています。

「Wake Up」に収録されている、「Easy Go」(テレビ東京系ドラマ「宮本から君へ」主題歌)が先行配信されて、売り上げも上々らしい… 

Easy Go

Easy Go

 

ドラマとのタイアップという売り要素はあるけれども、それだけで売れる時代ではない。2017年のアニバーサリーツアー、ベストアルバムの発売プロモーションの甲斐あって、勢いそのままで春フェスで披露したり、ラジオ等でもフルで曲紹介されているのも功を奏していると思う。

アイドルでもなんでもない50代のおじさんバンドがCDを『売る』『買わせる』って並大抵のことではない。

配信開始のスタートダッシュは好調でした。今は100位圏内という感じ。

mora.jp

recochoku.jp

CDが売れない昨今、レコード会社や所属事務所、プロモーターだけでは戦い抜けない本当に音楽社会は戦国時代だね…。
思わずだれかが「宮本無双」ってつぶやいていたけど(笑)音楽戦国時代において宮本浩次は暴れまくって、売りまくってほしいわけです。
私達ファンはその家臣であり奴隷であり(笑)SNSやブログなどを通じて、節度ある宣伝はしたいものです!

ちなみに私が管理人をしているfacebookエレファントカシマシFun Pageでアンケートをしたところ、22名の方が協力してくれました。ありがとうございます。

デラックス版を予約した方が77%、初回限定版を予約された方が22%。アンケートが2択性だったのでこのような集計でしたが、両方とも予約したよぉ~という方が2名、私を含め3名です(笑) 

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

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永遠の命が授かりますように…「The Covers」

先日の5月25日(金曜日)に放送された、BSプレミアム「The Covers」エレファントカシマシが3度目の出演をした。
この番組のコンセプトは…

歌は、歌い継がれることでスタンダードとなり、永遠の命を授けられます。
ジャンルや世代を超えたアーティスト達が、影響を受けた曲や、
思い出深い一曲を魅力的なアレンジでカバー。
名曲達を新鮮な感動と共にお届けします。

と、いうもの。

2015年11月16日の出演の際は
 Cove r . 1 「スローバラード」  RCサクセション(1976年)
 Cove r . 2 「翳りゆく部屋」  荒井由実(1976年)
2017年3月6日の出演の際は
 Cove r . 1 「赤いスイートピー」 松田聖子(1982年)
 Cove r . 2  「喝采」 ちあきなおみ(1972年)
そして、今回は
 Cove r . 1 「さよならの向う側」 山口百恵(1980年)
 Cove r . 2 「いとしのエリー」  サザンオールスターズ(1979年)

 

今回良かったのは、トリビュートアルバムに参加してくれたmanaka(リトルグリーモンスター)さんと菅原卓郎(9mm parabellum bullet)さんがアルバムに収録してくれた曲、「悲しみの果て」と「風に吹かれて」を出演し披露してくれたこと。

 

私が尊敬してやまない、佐野元春がたぶん「THE SONG WRITERS」の番組の中で話した事だったと思うのだけど…

「名曲」と言われる曲や誰もが聞いたことがあって、くちづさんでいる曲には「作者不詳」という曲が多い。昔、誰かが作り歌った曲を誰かが気に入って歌い、それを聞いた誰かがまた真似して歌って…そんな風にして広がって何十年も歌われてきて、地域や国を超えて世界に広げられていくって。

主にボヘミアンやホーボーがくちづさんでいた歌が、旅先で広まり歌い継がれていった曲。その曲をオマージュしたりリスペクトしてCoverしたり…そこから形を変えて生き残っていく曲もあったり。作者の死後も歌い継がれていけたらSONGWRITER冥利に尽きると…。

坂本九の歌った上を向いて歩こう*1が全米でヒットし、世界中でカバーされ歌い継がれているように…。永遠の命を授けられた名曲ですよね。

私はエレファントカシマシの宮本が色々なアーティストの曲をカバーし歌うことも好きだし、逆にいろんなアーティストに宮本の作品をカバーしてもらいたいと思っている。カバーされることに何もマイナス要素はない。

エレファントカシマシ宮本浩次のことを世界屈指のミュージシャンと真剣に思っているのであれば、誰かをカバーすることも誰かにカバーされることも、とても名誉なことだと思うのです。そうやって日本を越えて世界にはばたける曲だと、宮本自身は大まじめに自負していると思う。

毎回、宮本の選曲はまさに「名曲」であるし、宮本の作品も名曲だからこそ歌われるんだから。

さて、難解な曲、オリジナリティーの濃い曲っていうのは、モノマネっぽくなりがちだけど、ミヤジ含め他のお二人とも原曲のイメージを壊すことなく(壊してもいいと思うけど)、逆に歌う人のいろんな立場や思い、生きてきた思い出や歴史が彩となって加わり、素敵に仕上がっていたではないでしょうか?

さよならの向こう側」は聴いていてエレカシ「あなたへ」に、雰囲気が似ていると思った。

あなたへ(初回限定盤)(DVD付)

去る者が残していく人へ、去りいく人を見送る人の思い…。少し、ミヤジの感じた心境に近いものがあったのではないかしら…。

いとしのエリー」は特に桑田節になりそうな所を見事、ミヤジの視点世界観で歌いあげていたと思う。歌う人によって曲の解釈が変わるってこのことだな…って改めて思った。歌う人、聴く人によっていろんな世界観が広がるからこそ名曲なんだなって思った。

「どうだい?俺の歌う“いとしのエリー”もなかなかいいだろ?」

とても良かったと思います!

 

それにしても、ほんとエレカシのメンバーmanakaさんの父親?親戚のおじさん?感が(笑)「減点パパ」*2って言ってた意味がめっちゃわかる(笑)

2010年05月31日22:47 幻のあの春フェス…

お題「今日の花」

たった今、撮ってきたうちの紫陽花。

秋色紫陽花“マジカルアメジスト”です。

春先は緑色を帯びていて、秋に近づくとピンクや紫色に変わっていくらしい。

でも、届いた時(5月11日)はこれよりもっとピンクが鮮やかでした。

本当に魔法のようです🎶

さて、紫陽花の花言葉は『移り気』…ってことで、話題も転調しまーす(笑)

 

明日は“METROCK 2018 東京”エレカシが出演です。

METROCK は2013年から若洲公園で開催がスタートしました。2010年~2012年までは“ROCKS TOKYO”というフェスが、若洲公園で開催していました。私はその第一回目に行っていました。

その後、2013年“TOKYO ROCK”と名前を変え、場所を味の素スタジオに移し、サマソニのような海外アーティストを招いた、都市型フェスとして生まれ変わるはずだったのですが…諸事情で幻と消えたフェスとなってしまいました。

ROCKS TOKYO 2010/5/30

昨日、5月30日東京都の若洲公園へ「ROCKS TOKYO」へ行ってきました!

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前日からお天気にハラハラさせられましたが、TOP写真の
「やむやむ坊主」君の活躍で雨も降らず、むしろエレカシの時には晴れ間さえ見えて、このところのミヤジの晴れ男ぶりにも吃驚です(笑)

今回は久しぶりに長男を持参しての参加ぁ(笑)

正直言いまして、エレカシ以外あまり興味をそそるバンドはなく・・・でも、昨日のチケットは早々と売り切れでオークションでは高値が付いたとかつかないとか・・・

地下鉄を乗り継ぎ家を出てから45分くらいで新木場に到着!
9:45に待ち合わせをしたのは、エレ友①さんとエレ友②(笑)
皆さん時間はホント忠実に守ります。ぴったりにご到着ステキすぎます!

シャトルバス(都バスの貸切)が何本も出ていると、言う情報があったので、バスチケットの往復(600円)を購入、だが「終演までいると乗れない場合があります。」と、隣りのお姉ちゃんが言ったので、

「え?往復買っても、乗れない場合があるの?」と、聞くと
「そうですね」と、
「その場合は払い戻ししてくれるの?」
「えっと・・・それは・・・」
「しないの?」
「え、は、はい・・・」
「じゃあ、無駄になっちゃうの?席の確保分チケットあるんじゃないの?」
「・・・・」

と、まぁ・・・こんな対応・・・これ、どう思います?
まぁ、エレカシ終わったら帰るかもしれないし、乗れないことはないだろうと4人で乗り込みました。

早かったので乗り場もすきすき、しっかり座って行けました乗ること10分降車場へ到着!

降りるとすぐにリストバンドの交換所があり、少し行くとアーティストの
物販、クロークがあったり・・・アーティストの物販はものすごい列が出来ていました・・・私ら一行はスルーーーw
到着しての第一印象・・・サマソニ、カウントダウン、JAMを経た中ではまだ、生まれたてのフェスで学園祭にちょっと毛が生えた?

そんなイメージかな・・・。来年に期待する!

会場入口までテクテク歩く・・・途中にWIND STAGEのバックヤードが!
テンション上がってきました!

そして、到着!

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単純に空いてました(笑)

早めに着いたからwでも、のども渇いて小腹も空いたので、早速、酒とつまみを調達

 

13:00開演!

Foodコート近くの「NUEXS」ではSuiseiNoboAz「WIND」では、“世界の終わり”の演奏が始まる・・・

小腹も満たされた状態でそろそろWIND STAGEへ・・・

サカナクションの終盤ころでした・・・エレカシの前に出る10-FEETからSTAGE前方へ進む・・・左手(成ちゃん側)

出てきた、10-FEETは普通のROCK好き青年って感じでしたw

いやーーー・・・・モッシュすごかった・・・ダイブもありましたね・・・。
飛んで跳ねて踊って、独占場にしてる女子・・・その子の周りだけ異様におとなしくなってたのがおかしかったw
若いってすごいね!彼等のリスナーを束ねるパワーはすごいです。
ボーカル(名前知らん)が発する言葉の一つ一つ、面白かったり彼等なりの哲学とまともなメッセージがあって・・・私は非常に好感を持ちました!おばさんも多いにジャンプし私なりに弾けて躍らせてもらったよ!

10-FEETファンがはけるのと同時に、私ら親子とエレ友③は中央付近へ移動・・・

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そして、いよいよ!

16:15 白シャツ黒ジャケで登場!
ほぼ、真正面に見えましたがなんせ前から5列目位で、男性の頭が・・・目の前のカップルが・・・ミヤジの姿は見え隠れ状態・・・w

さて、始まる前、1曲目はなんだろう!と、色々予想しましたが!


JAMに引き続ききました!最近の私のテーマSONGですね・・・ウン。

 1 悲しみの果て

2曲目これも!またまたきました!(JAMの時の1曲目)
ここで石クンのかけていたサングラスを奪い取り自分でかける!
超カッコエエーーー!昇れる太陽のサングラスより似合うサングラスをグッとおでこの上まで上げて、ヘアバンド風にカッコカワイイ・・・駄菓子菓子・・・そのサングラス思ったとおり、ポイっとなげる・・・ォィォィ

 2 俺の道

「ほら、雲間から青空も・・・」とか何とかいいながら、ギターと指にスライドバー装着!3曲目
「ごらん・・・」と、小さく呟く・・・ 普通に囁くみたいに

 3 Sky is blue

4曲目は、オーーー!!これは私的にはサマソニ以来の久しぶり♪ 石クン、無理やり引っ張り出されたり、コーラスで大活躍!
「ぶるーーーでぃず!」

 4 BLUE DAYS

 5 今宵の月のように

6曲目は某DBさんで確認しましたら、なんと!
2008年の野音ぶり!もちろん私は初!です!

「夢も希望もいらねーーーよ!」大合唱です!私らの周りだけ異常に盛り上がってたと思うww

私、過呼吸気味になったw倒れる寸前・・・でも、根性で持ち直しました。

 6 今をかきならせ

で、7曲目は最新のオススメ曲!

 7 幸せよ、この指にとまれ

 8 FLYER

 9 ガストロンジャー

 10 ファイティングマン

で、9と10曲目は個人的な感想ですが・・・今のミヤジには「ガストロンジャー」や「ファインティングマン」は歌いきれない感がしました・・・だって、心が穏やかだし怒りはないし(たぶん)。

これはね・・・やっぱ、「鬱屈したコンプレックス」や「混沌とした不満」がないと迫力がでないと・・・私は思ってしまった。

それなりに盛り上がったけどね・・・。

 

今も昔も核となるものは変わらないのだけど、だんだん歌にも丸みが出てくるんだよね・・・人と一緒でね・・・。

短い時間だったけど、10曲やってくれました。フェスなんだけど最近は思い切って、古い曲も色々やってくれてとても嬉しいです!うん!

あ、ちなみに今日のキーボードはナイポジではなく、サニーさんでした(笑)あれ?サミーさんだっけ?(爆)

終了後・・・魂抜かれ・・・体力奪われ・・・足も背中も首もパンパンに
張って・・・もぅ・・・ダメダメになってましたw
本当はDragonAshまで聴きたかったのだけど・・・家庭の諸事情で、早めに帰ることを決断・・・と、思ったら外の2人も帰る。との事で、一緒に帰路に・・・物販で長男が「エビバデタオル」がほしいと、言うので(黒)購入。 
帰りのバスはもっとスキスキで横すわりの椅子に、抜け殻女が3人・・・でも、宮本談義に華が咲きましたw

途中までご一緒して、某駅でサヨナラ!いつか月島でもんじゃ!そんな約束をしました(笑)

長男は「今日もバリバリミヤジと眼があった!指、指された!」と!
なんか、似た者親子だなーーーと再確認(笑)
でも、確かにセンターポジションにいる事が多かったかも・・・私は見え隠れしてたんで、今回は目合っていた気だけはするけどw
息子はホントだったかもしれない(親バカ)。

息子が一緒だなんてことまったく意識してなかったので、自由奔放に歌いーーーの踊りーの!はじけーーーの!してきました ♡


私のエレカシ行脚はまだまだ続く

サニーさんのことをまだ、認知していなーい(笑)

いろいろと自分なりに分析してますが、どうだったかなぁ…まだ、熱が沸点でにわか情報で分かった気になっている時期で…昔のLIVE動画をむさぼっていた頃なので、その頃の熱量と比較していたんだと思う。

なんせ、エレカシのライブこの時が11本目だし💦わかるわけないじゃん!なんて、生意気な私!(笑)でも、誰もがこういう時期を超えていくんですよね…うん(笑)

そして、当時の出演アーティスト…今も大活躍中。

中には名前が変更になったバンドも…漢字表記からローマ字表記になったバンドも…なんだかんだかなりの時の流れを感じる(笑)

5月30日(日)
10-FEET / ACIDMAN / BOOM BOOM SATELLITES / Dragon Ash / エレファントカシマシ / LOW IQ 01 & MASTER LOW / OGRE YOU ASSHOLE / 世界の終わり / TOTALFAT / RADWIMPS / サカナクション / the band apart / [Champagne] / cutman-booche / QUATTRO / SEBASTIAN X / SISTER JET / SuiseiNoboAz 

 

今日は「ラブレターの日」なんだって

今週のお題「あの人へラブレター」

数年前は良くファンレター書いては送ってました。最近はめっきり出さなくなりましたが…、ミヤジが病気療養に入ってから送らなくなっちゃった。

あの頃は周りのエレ友さんにファンレター送ってるっていうと驚かれた。恐れ多くて送れないって(笑)でも、初期からのファンの人がLIVEに行ってその晩に手紙書いて、LIVE会場のある土地から投函したり、駅で渡したりしていたというエピソードを聞いた。ミヤジはファンから少し離れるとすぐに開封して読み始めたという。

その方は「宮本は手紙をもらうことは嫌いじゃないよ。」って教えてくれたの。

それから、LIVEに行くようになり、CDも買って聴いて雑誌を読んだりするとすぐに何か書いて送っていたことに、読んでくれているとは思うけど…っていう、淡かった期待が少し濃くなったので、手紙を書くことがある種の使命のようになっていたと思います。

今、考えるとそんな自分が怖いけど(笑)

でも、2012年ころふと「手紙を書いて送る」行為が目的化していることに気がついて…っていうのは、きっと読んでくれている、わかってくれている…みたいに、エレカシや宮本に対して作品や活動に過度な期待になりはじめていたんですね。

16枚目のアルバム「風」に収録されてる『定め』の語りの部分…手紙を書いていることが目的化して、大妄想に発展してることの滑稽さに気づいてから書けなくなってしまった。それでも、年に2~3通は送ったかな(多い?w)。

そんな、2012年の9月に下書きまでして出さなかった手紙がありました。

ズレてる方がいい@エレファントカシマシ・・・
出さなかった宮本への手紙

前略

「ズレてる方がいい」ラジヲ(9/19(水) TFM「シナプス」)で聴きました。

男は歳を重ねると「涙もろくなる生き物」で、女は歳を重ねると「そうそう泣かなくなる」。
でも、この曲の中にあるように
“どうせ流す涙なら、おまえと流したい”
私はずっとこれと同じ気持ちが心にあるのだと思う。
日頃、泣くことはもちろんあるけれど、今は人知れず涙を拭うことが多い・・・。
でも、例えば膝を合わせたり、抱き合って泣くようなことだけを言っているのではないと思います。
物理的に離れていても涙を流すその接点、琴線は同じであろうということなのでしょう。
私は同じ空の下、同じ時間、別の場所、別の時間でも何かを“共有”して涙することもあろうかと信じています。
それが・・・あなたと涙を流している時だと思います。そのくらいの“ズレ”が丁度よいのでしょう。きっと


とはいえ、私もそんなにつっぱってる女でもないのですよ。
いつか、もっと宮本さんとの距離が縮まる日がくればいいな・・・とか、カリソメの甘き夢を見ています。


それにしてもこの夏も私に色々とハプニングがありました。
バスタブに大きくヒビが入ったり、私の前歯が少し欠けてしまったり、冷蔵庫が故障したり・・・
母の抗ガン剤治療はあと1回で終わりですが、衰えゆく母の体力を見ているのも辛い・・・
真面目に泣きたい気分ではあります(笑)

世間の風は・・・どこ吹く風・・・宮本さんもどこ吹く風・・・(苦笑)


残暑厳しいですね。でも、もうじき東京にも秋らしい風が吹くそうです。
体調には充分ご留意くださいませ。野音楽しみにしています。それが生きる活力ですもの。


2012年9月20日

ちょうど、ズレてる方がいいのレコ発プロモラッシュのころですね。

この手紙は出せなかったのですが、この時のことを日記に残してました。

 

私は新曲が出ると、必ずFirst impressionを手紙に認めて送ってきた。
しかし、今回は下書きを書いたまま清書せず・・・なんだか胸騒ぎがしていた。
出してはいけない手紙のように感じていた・・・何ともいえないザワザワした気持ちを抱え結局、10月2日の発表*1を知ることとなった・・・。

出さなくてよかったんだと思った。

そして、まさかお見舞いの手紙を書く事になるとは思いもしなかった・・・。

昨日、慰めの言葉もみつからないまま・・・しばし、考えふけっておもむろに便箋に向かった・・・自分の感情を抑えた手紙。励ます言葉もない。ただただ、今はゆっくりと自由に過ごしてほしいと伝えただけだった。
今は励ましすらも「重荷」になってしまいそうな気がしたから・・・。

私がこんなふうに思えたのは、宮本浩次に、出会えたからだ。
以前の私なら喝を入れるような勢いだったかもしれない。ゆっくり静養してと言いながら、プレッシャーをかけることも書いたかもしれない。でも、今回はさすがに違っていた・・・。気の利いたことが書けたかはわからんけどね・・・。

2012年10月04日 18:20

病からの復活…現在、新しいファンも増えて沢山のファンレターがエレファントカシマシのメンバーに届けられているだろう。その手紙によって宮本も突き動かされていることは多いと思う。

もし、感動したり感謝する気持ちが起きたらその気持ちを手紙に書いて送ることは、私はとても良い事だと思う。あの頃、私に「手紙書いて送ってあげて」と言ってくれた、先輩ファンの方の気持ちが今、ものすごくよくわかるから。

私は今、こうしてブログを通じていろいろと綴ってる。それが宮本やメンバーに届いているとはさすがに思っていないけれども、時々レスポンスなの?と、勘違いするようなこともある。何か気持ちを綴っておくことはあとにいなって、照会できることがあって…ファンとしての「証」になるからそれでいいのです。
心で思っていて「そう思っていたんだよ~」って、後付してもなんかシラケるしね(笑)
 
さて、今日はタイアップ曲『Easy Go』のMusic Video Short verが発表になった。


エレファントカシマシ「Easy Go」Short ver.


多数のファンが望むカッコイイ宮本が全面に出てるMVだよね。
皆が望むならカッコよくいたいと思うんだよね。みんなを笑顔の未来に連れて行くんだこれからも…。

ファンの熱い熱いラブラブコールがいっぱい目に入ってきます(笑)

私は若干、低温ですけど(笑)みんなはこういう52歳を迎えようとするおじさんのカッコイイ姿が見たかったし、キレキレな歌が聴きたかったんだもん当たり前ですよ。おじさん、めっちゃがんばったなぁ~って思う。

だから、是非ともまだ購入をお考え中の方はお買い求めいただきたい!

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

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私は「穴があったら入りたい」のMVが超好きなんですけどね🎶

 

*1:10月に予定されていた日比谷野音(23年連続開催)、大阪城野音単独公演はヴォーカル宮本浩次の左耳の病気(外リンパ瘻)により中止となる。
ただし「どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ」という本人の強い希望により立った10月14日の日比谷野外大音楽堂のステージは特別なものとなった。