また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

【つぶやきまとめ】テレビで共演とか紅白出場決定とか他にもいろいろありました…

2018年11月9日:ミュージックステーション「獣ゆく細道」で出演

これからもコラボレーションはあるかもしれないし、ひょっとしたら楽曲提供というステージに上るかもしれないし…まだまだやることがあるのさ…って感じで。エレカシの理想ってファンの数だけいろいろあるけど、ファンの理想よりもエレファントカシマシの理想は本人たちのものだから、ドーンとそれに近づけていってくれたらそれでいいよね。って、私は思っています。好むと好まざるに関わらず…逃げないさエレカシから!

それにしても女性アーティストとのコラボはあとの追従を許さない感じが…醸し出されてはいるよね(笑)椎名林檎を超える女性アーティストからの楽曲…あるかしら?(笑)伝説になりそう。

※11月24日(&25日)の椎名林檎さんのLIVEにサプライズゲストで、宮本浩次が出演したようですがこの時のMCで宮本に「お仕事はちゃんと選んでくださいね」って言ったよう💦やっぱ、いろんな意味で追従させたくないのかも?(笑)

2018年11月14日:【昼下がり】NHK紅白歌合戦宮本浩次」初出場

椎名林檎さんとのコラボでの出場でも、将来またエレファントカシマシとして出場するための布石だと思えば…と、思います。どんな形にせよ自分を売り込むことは今までもやってきた。上手くいかなかったことが多いけれど、今回はコラボがあったことで歌唱力認められたってことですよね。ただし、それは今後の活動にとってほんとハードルを高くした…って思う。だけどそこを越えたら怖いものないよね!

紅白に出場することがミヤジにとって「認められた」という証明だとしたら、バンドとして再び認められるために、ハードル上げて行く活動は必須だと思う。そこまで目算しているかはわからないけど、結果的にまたエレファントカシマシとして紅白に出てくるようになるだろう!

そして、エレファントカシマシが紅白の常連になったとして…毎年「今宵の月のように」だったり、「俺たちの明日」を交互に歌う出場…そんなんだったら出ないで欲しい…っていうのが本音なので、ドーンとヒット曲出してそのヒット曲で出場してほしいっていうのが、私の願いではあるのよね。

2018年11月14日:【夜】幻のプロジェクト

コラボや楽曲提供だけではない…本人も言っていたけど、自分だけのソロアルバムが本物になるのかな。そして、ソロツアーとかも…あるのかな。EMI期もある意味、ソロ期だったよね。でもクレジットがエレファントカシマシだったから印象が薄かったのかも。

あの頃、リアタイでファンだった人達はこんな気持ちになったのだろうか?いや、違うよねこれは。頭ではありうることとわかっていても言葉にされると、しかも短期間に起こると少し動揺するものだな。

一人で打ち込みで作ったり、小林武史さんと二人で作ってNYでレコーディングしたり…また、バンドに戻って…周回軌道の小さな世界…で、生きてるけどその周期は徐々に変わるんだろう。戻ってくるたびにバンドも大きくなっていくのかもしんない。

アーティストとして変わっていくことはごく自然なことだよね。撮れなかった写真…かぁ。宮本浩次という時限装置が発動し始めたってことだ。明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次がこんなにもタイムリーな曲になるなんて!なんか、すごいな。

鹿野さんの「wake up」インタビューの時に「四人の音でドーンとヒット曲出せたら嬉しいです。」的なこと言ったミヤジ。私はそのためのステップアップだと信じて疑わないの。

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TLでみつけたこのフレーズ「美しいものは人間を虚脱させる」と言っていた若き哲学者、宮本浩次

20数年後にそのキラキラした美しい世界に足を踏み入れた。心に一瞬だけ強風が吹き抜けたけど、その後ざわつきもしなければ、ワクワクもしない…。

人の好みとか興味関心というのはこういうものだと思うよね。自分でも不思議なのだけど。なんて言うのか…突然、目の前に小川ができて、小川の向こうの桃源郷のようなフワフワキラキラした世界で踊ってるその人を眺めている感じかな。自分の好きな人とは無関係って思って眺めている。

「美しいものは人間を虚脱させる」だから、竜宮城で玉手箱をもらって家に着いたら別世界になってて、玉手箱開けたら精魂吸われてお爺さんになっちゃった…なんてことにならなきゃいいな(笑)

桃源郷も幻…宮本浩次は泥の中から大輪を咲かす蓮のような、宝石の原石のように研磨され続け…輝き出しはじめた。そんなアーティストだと思ってます。

受動的で間抜けで女の人に頼りたくて…突っ走ってきて、やっと今音楽を通じていろんな人と触れ合えるようになった…。

きっと良い音楽を生み出して、更に多くの人に届く日がくるはず。期待度は高くなるばかり!

 

いわば「みんなちがって、みんないい」自由奔放に生きることの叙事詩

ボヘミアン・ラプソディ』11月21日(水)に観てきました!

前売り券も買って楽しみにしていた、 『ボヘミアン・ラプソディ 』を観に行って来ました。

今月、 TOHOシネマズ としてリニューアルしたばかりの錦糸町楽天地で観賞。
広々としたスクリーンでライブの臨場感も満喫出来ました☺️

私は QUEEN のことはCMなどで使われる有名曲位しか知りませんが、この映画の題名、ボヘミアン・ラプソディーと同名曲が縁で興味を持っていました。

どんなきっかけでボヘミアン・ラプソディという曲を知ったかというと、エレファントカシマシの47枚目のシングル「愛すべき今日(初回限定盤)(DVD付)」のカップリングに「TEKUMAKUMAYAKON」という曲があって、この曲にはMVもあるのですが、これを長男と初めて見た時に長男が

「なんだかこのMV、Queenボヘミアン・ラプソディみたいだね」

と、言ったのがきっかけでした。

ざんねんながら「TEKUMAKUMAYAKON」のMVは公式になかったので、紹介できないのですが、Queenの「ボヘミアン・ラプソディ」のMVはこちらです。


Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video)

1975年に録音され、シングルリリースされましたが、この曲はシングルとしては異例の6分強という長さの曲です。この曲の誕生経緯なども映画の中に出てきます。

 

さて、日本人アーティストの中にも1曲6分以上の曲を作っている人は多いです。

ざっくり調べてみたら最近だと、BUMP OF CHICKENRADWIMPSの名前が多く出てきます。掘り下げませんでしたので、シングルカットされているかどうかはわかりません。Mr.children凛として時雨などの名も…

そして、エレファントカシマシの7枚目のアルバム『東京の空』に収録されている、同名曲「東京の空 」は12分37秒である。

さて、そうした長い曲をシングルカットした日本人はいないのか?

私が敬愛する佐野元春1984年4月にアルバム『VISITORS』の先行シングルとして「TONIGHT」を12インチ・シングル盤で同時発売しています。Wikipediaのデータベースによると、当時7インチ盤も一緒に出したが、売上は12インチ・シングル盤が上回った。これ以後、邦楽における12インチ・シングル盤がブームとなったと記載されていました。

更に1986年にUKムーブメントが到来し、12インチシングルとして、1曲6分以上の曲を全部で7曲*1リリースしています。

映画の中で「Queenは成功したとしても、それと同じことを繰り返すことはしない。新しい音楽を目指す。」的なことを言っていて、実に佐野元春も同じことを言及し常に新しい音楽を探求し世に送りだしているアーティストである。

エレファントカシマシもまた、既出されているカテゴリーの中から彼らにとっての新境地を模索し、常に新しいチャレンジをしあらゆるジャンルの作品を生み出しているバンドだ。

あまり、掘り下げると結局ネタバレになりそうです(笑)

この映画ではQueenのなんたるか、フレディ・マーキュリーとは一体何者なのか?その全てを伝えるのは出来ないくらいで、その一端しか知れなかったと思います。
でも、この映画の謳い文句『ラスト21分は…』彼等のエンターテイナーとしての聴衆へのカリスマ性、牽引力、影響力、共鳴一体感を生み出す力がなんたるかを見せつけられました。

映画ですらそうだったので、帰宅してYouTubeで見た実際のライヴエイドには感涙しました😢
フレディ・マーキュリー の類稀な才能の裏にあった人種差別、セクシャルマイノリティとしての苦悩。家族への強い愛と純粋さに心が震えました。

映画はフレディをクローズアップしていますが、Queenというバンドで観た時にメンバー一人一人に個性と才能があり、皆がQueenというバンドを中心に強い絆で結ばれていて本当に家族のようだと感じた。

事実に基づいたストーリーだと思うので、Queenのファンで詳しい人なら懐かしく思うでしょうし、私のように全く知らない人でもこれが事実の一端だとわかると…Queenの魅力というものが心の芯でわかります。

 

フレディ・マーキュリーの命日に寄せて


映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!

バンドというものは長くやっていればいるほど大なり小なり何かしらの危機があって、存続も危ぶまれることもありますが、この映画のとある出来事が今の宮本浩次と重なる部分とかあって、少しヤキモキ感があるのですが(笑)

エレカシに関して言えば、メンバー全員今が各々の役割向上のための期間なのだろうなって思う。

ところで最近、観たい映画の前売り買うとムビチケが増えて、家で席も選べるからとても便利だし、ムビチケカードは手元に残るから半券と一緒に残せてなかなか良いね。

朝一番の回で観たので帰りは「青葉」の中華麺を食べて帰りました❤

「エレファントカシマシ赤羽駅発車メロディ」スタート記念

映像先行上映会&座談会 in 北区赤羽会館

「エレファントカシマシ 赤羽駅発車メロディ」採用記念…こういう無料イベントに応募して当たったことがないので、

「チケットがご用意 できました」

の文言に一瞬「?」って思ってしまった(笑)一度、メールフォルダーを閉じてもう一度、見直したくらいです。

喜んで出席させていただきました。

北区の赤羽会館とか…区民でもなければ絶対に訪れないこの会場。

エレファントカシマシのファンだったとしてもエレカシが30年活動を続け、話題を作り人気を得て紅白に出場するまでになり、JR赤羽駅の発車メロディに決まらなければ絶対に来なかったであろう…そんな軌跡を経た奇跡であります。

開場になって中に入ると早速、清野とおる 氏の描いたポスターがお出迎え。このポスターが北区の赤羽を中心に掲示されるんですねぇ。

区や地元観光協会などによるシティープロモーション事業の一環に一役買った形のエレファントカシマシ。そして、熱心なエレカシファンでも知られている赤羽在住の漫画家、清野とおる 氏もその中に加わりいわゆる町おこしが展開されました。

このお二人の貢献度は同じく赤羽在住の林家ぺー、パー子夫妻に継ぐ偉業ですよね。

開演に先立ちこの日の司会進行をされる雑誌「Rolling Stone 日本版」のライターとしてもお馴染みのジョー横溝 氏が登壇。

ジョーさんはラジヲDJもされているのでノリの温度が高め。反して会場に来ているエレカシファンの当選者の様子が若干冷静であるのに少し戸惑っておりました(笑)

エレカシのファンは礼儀正しい」と、微妙なフォローをしていただきましたw

さて、前半は11月21日発売の『エレファントカシマシ30th Anniversaryツアー “THE FIGHTING MAN” Finalさいたまスーパーアリーナ』公演(3/17)のDVD/Blu-ray発売のダイジェスト赤羽バージョン上映会から。 

=上映リスト=

3210

RAINBOW

昔の侍

桜の花、舞い上がる道を

今を歌え

俺たちの明日

RESTART

夢を追う旅人

Easy Go

so many people

ファインティングマン

楽曲のMV、CDジャケット等で使われた赤羽のロケ地となった曲、この日の座談会ゲストでMV、LIVE映像の監督をされた丹修一 氏の手掛けた曲が中心(赤羽バージョン)となったようです。

オフィシャルのダイジェスト版はこちら


LIVE Blu-ray / DVD「30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALさいたまスーパーアリーナ」ダイジェスト

ファインティングマンの時、ツアー中の演出と同様に30thのロゴ垂れ幕が曲に合わせて上がってくるシーンで、当時現場にいた時はステージが遠くよく見えなかったこともあるけど、思ったほどジーンとしなかったのに、映像化されるとその部分がクローズアップされ、ミヤジの横顔とかトミの汗だくの顔とか石くんのミヤジへの視線とか成ちゃんのひたむきな姿勢とか…交互に映し出されて何もかもがジーンと来てしまって…映像観て涙ぐんでしまった(笑)

続きまして座談会

Twitterで終了直後に詳細なレポが流れていたのでもうご存知でしょうが、備忘録的に箇条だししておきます。

最初にLIVE年譜を見ながらの進行。

「デビュー当時からのファンの人いますか?」(いませんでした)

エレカシのライブに1回以上5回以下行ったことある方?(半数くらい)。10回以上50回位行ってる方?(私含めチラホラ)」

「汐留PITのこけら落とし(1988年)「MUSIC WAVE SPECIAL」はスライダーズ、RCサクセションとの対バンで宮本さんがRCファンを煽って帰れ!コールされたという伝説が…このLIVEに行った人いますか?」(いませんでした)

「同年9月の渋谷公会堂 客殿点けっぱなしLIVEも伝説ですが、このころはかなりギラギラ…ヒリヒリしたイメージでしたが…宮本さんいわくもっとキラキラした演出で行きたかったと言ってました」

「1991年武道館3000人。このLIVEに行った方はいますか?」(チラホラ挙手)

「1995年下北沢シェルターで「風に吹かれて」が発表された伝説のLIVE。ここに行かれた方は本当に幸運でしたね(石原さん談)」

「2004年新春LIVE新宿コマ劇場 (石原さんがLIVEに行き始めた頃)」

「『どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ』と病気療養前の日比谷野音LIVE。これに行った方いますか?」(私を含めちらほら挙手)

「そして、復活の野音」(このあたりから挙手多めに)

丹修一氏は意外にも野音公演には行ったことが無いようです。

「2014年デビュー25周年さいたまスーパーアリーナ」(多数の挙手)

今回、会場にいた方は2013年復活の野音以降のファンが多めだったようです。

▼来場者に配られた、清野とおる 氏が描いたイラストのステッカーと石原夏子 氏の著作本のフライヤー。

f:id:yumcha_low:20181119111305j:plainジョー横溝 宮本浩次との思い出編】

  • 雑誌(RollingStone JAPAN)で2回、ラジオ番組で4回ほどお仕事させていただいた。
  • 年に1,2回食事をさせてもらってるが、去年の食事会の時がジョーさんの誕生日が近かったとのことで、「ネクタイしてきました!」とネクタイアピールがすごかったエピソード。
  • 最初は一定の距離でインタビューするが熱くなってくると、どんどん顔が近くなってくるんです(紆余曲折あった時代の話しの時)。
  • エレカシあるあるの話題で“マイクコードが絡まる”でジョーさんは「友達がいるのさ」が好きで、フェスとかでモニターに引っかかっても、肩にかけて引っ張って行こうとする姿が好き。「もがきながら進んでいるのがエレカシだと思ってるから」

【石原夏子*1  ファン歴20年のガチファン編】

30thツアー47公演中45カ所行った兵のガチファンで、業界の人目線が全くなくて私達一般のファンと同じ気持ちでエレファントカシマシを応援している人でした。

  • マイクが絡まるあるある。(ここでジョーさんの萌えポイント話し)
  • シャツのボタンをちぎり飛ばしながら開くあるある。

※ジョーさんがボタン拾った事のある人!と尋ねると数名挙手されてまして、「そのボタンどうしてる?」ときいたら「ジップしてます!(ジップロックに入れてるの意味?)と。最前だと汗まで飛んできますよね?と尋ねた後、「最前席になったことある人!?」私も含め数名手があがってました。

  • LIVE中のMCについて…あまりMCはされないけど最近は「みんなかっこいいぜー!よく見えないけど」は、最近あるある。

  【丹修一*2 現場でのリアルな目撃編】

  • 男椅子話し
ジョー:エレカシあるあると言えば男椅子がありますが、丹さんは座ったことがありますか?
丹:畏れ多くてそんなことできません。
ジョー:あのイスはいつからあるのでしょうね?だいぶ傷みが激しいですが…
丹:メンテナンスされてる方はいるようです。
ジョー:男椅子専門のメンテ係がいらっしゃるんでしょうか?
丹:さすがにいないと思いますけど、どなたかがされているのかと…(笑)
  • Easy GoのMV秘話
    あれは全編バンドで歌っているシーンなのですが、宮本さんはリップシンクは嫌いな方かなと、なんとなく思っていたのだけど宮本さんみずから「リップシンクでやってみたい」と言われて作りました。だけど、いわゆるただの口パクではなくて、現場では全力で歌っていました。
  • RESTARTのMV秘話
    MVを作る時の打ち合わせで宮本さんのイメージとなるキーワードがいくつか出て、そこから絵コンテを作成しています。RESTARTの時は「髪を切りたい」のですがと言われ、どのくらい切りたいのか聞いたら、その頃の丹さんの短かった髪の長さ(3センチ位)くらいにという返事で、ヘアメイクさんに切ってもらうシーンを撮るわけにいかないので、自分で切るというシーンになった。
    【石原さん談】
    髪を切って直のLIVEが長崎の島原文化会館であって、宮本さんが登場するなり会場がどよめきました(笑)「宮本さんどうした?何があった?」という無言ともいうどよめきでしたが、何事もなかったように「歴史」がはじまりました(笑)
  • LIVE映像秘話
    30th Anniversaryの大阪とさいたまスーパーアリーナに携わりました。
    カメラ20台ほど入れて撮影をしました。エレカシのリハーサルは常にピンと張りつめた緊張感の中全力でします。全曲、合間に確認する場面もあるから、時間にしたら本番より長いと思います。
続きまして、新星堂赤羽ヨーカドー店の店長さんが赤羽周辺の見どころ紹介で登壇。このお店のエレカシコーナーを担当しているカリスマバイヤー(女性)さんもマスクをして一瞬登場。
ところが店長さん(文京区在住)リサーチ不足で、とりあえずお店の宣伝しかしていませんでした(笑)
清野とおる 氏さんが登壇してくれたらもっと熱く紹介してくれただろう(笑)でも、会場に来ていた方の方がかなりレアな場所も知っているだろうし、無用なコーナーだったかもしれません。
私はもらい損ねたのですが、会場で北区の公式ガイドブック「北区時間」が無料配布されて、115頁にはエレファントカシマシも紹介されているようです。

最後にジョー横溝さんが「さいたまスーパーアリーナの“今宵の月のように”を聴きながらのお別れです!」とDJらしい締めくくりをされ、スクリーンに「今宵の月のように」が流れました。

 

 今週のお題「読書の秋」

 座談会ゲスト、石原夏子 氏が書いた本です。エレカシのファンを続ける中で見えてきた、ファンを作るためのノウハウ本だそうです。尚、エレカシのことは一切出てこないと仰ってました(笑)

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

 

  ポスターデザインをされた清野とおる 氏の赤羽本はこちら

 

 

『代弁』ではなくて、いつかあなたの魂になりますように

先週、怒涛のメディア情報で頭の中がぐるぐるぅ~になってました(笑)

タイムラグはありますが全て触れて行きたいと思います。

まず、東京スカパラダイスオーケストラの客演曲「明日以外すべて燃やせ」のMVが発表されました!

先立ってラジオで音源は聴きまして、その第一印象については記しましたけど映像付きで聴きますと、また印象が少し変わりますね。 MV観た後の感想ツイはこれ

ふぉぁぁぁぁーーって…見終わって顔がニヤってしてる。小難しさ無用の直に入ってくるこの感じが、同い年贔屓なのか?元気貰えるって久しぶりに感じたな…谷中さんの渾身の想いと言葉、沖さんの楽曲、ミヤジの歌この三位一体とスカパラの演奏で爽快感ハンパないです(笑)

9:33 - 2018年11月7日 


「明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次」Music Video+インタビュー/ TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA

 

谷中さんが

「一人一人の人生観が変わる様な、俺たち世代から、次世代へつないで行ける松明のような、魂のリレーのような曲であってほしい!という高い理想で作った。」

と、仰っていて宮本は

東京スカパラダイスオーケストラの魂を代弁しなければならない」

って言いましたが、私は谷中さんは代弁してほしいのではなくミヤジにも同じ気持ちに立って、次世代へ魂を繋ぐメッセンジャーになってほしいと思いを込めたんじゃないかな。っていうか、この思い魂を伝えていけるボーカリストは“宮本浩次”しかいない!っていう気持ちがひしひしと伝わってくるし使者、語りべとして招かれたのだと思う。

歌は歌い継がれてこそ活きる…ことあるごとに私はこれを言ってしまうけど、谷中さんは自分が歌うよりも宮本浩次を選んでくれたんだな…って、率直に感じた。

東京スカパラダイスオーケストラが一緒でないとお披露目される機会は少ないであろうけど、これからも事あるごとにこの曲はやり続けてほしい。そんな風に育てあげてほしい曲だと思いました。

宮本の一言一句を大切に歌っている気真面目さが彼らしさ。いつか自分の魂として歌い上げられる日がきたらいいな…そんな風に感じました。

途中のインタビューで「谷中!」「宮本!」「沖!」って抱き合うシーンがあるけど、おじさん達、何やってるのん(笑)って泣き笑いのような気持ちで微笑んでしまったわ。イメージはやっぱりこんな風に野郎どもの中に溶け込んでる感じが…好みではある(笑)

 

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2018/11/07 時点

 

 

明日以外すべて燃やせ…そして、燃えカスを搔き集める

この驚きのニュースから…1ヶ月…
yumcha-elekashi.hatenadiary.com

 

10月30日(火)一部のラジオ番組で初オンエアとなりました、東京スカパラダイスオーケストラの新曲「明日以外すべて燃やせ」を本日聴きました。

先だってプロモ用の写真とジャケ画が公開になっています。

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臙脂のスーツ!燃やす炎か…この写真のバックのような夕陽か?

皆さん同世代だから馴染んでるぅ~…これは長男の感想(笑)渋さの中に情熱を秘めたそんな色って感じですね。

客演ということであえて…「獣ゆく細道」と比べてもしょうがないのですが、スカパラへの共演作「明日以外すべて燃やせ」は一発録りだったということだけあって、スカでありながらソレらしさは出さず、宮本独自の歌い方を貫いたという感じですね。

獣ゆくのときは椎名林檎さんから「こんな感じに…」という細かな指示があって歌い上げたんでしょう。なので、「ああ、こういう歌い方もできるんだ!」と、いう発見があった曲だと思います。

スカパラが宮本の為に用意した楽曲「明日以外すべて燃やせ」、メロディーライン、歌詞は軽やかで熱い…宮本も熱さ絶唱だけでなく、もう少し軽やかさも加えた表現で出来たら更に曲の魅力が引き出せたんじゃないかしら?と、…スカパラのリゾートにいるようなゆったりしたサウンド感と宮本の力みにズレを個人的には感じた。良し悪しは別として、抑揚、強弱…で、もう少し広大な表現ができたようにも感じた。

例えば、「俺たちの明日」とかその歌詞のフレーズごとに、その言葉の雰囲気を伝える強弱がわかりやすく表現されていると思う。

自分の作詞だから情景も表現もつけやすいとは思うけど、人の描いた歌詞を歌う時はどうなのだろう?カバーとはまた違うからその曲の世界観を掴むには歌い手のフィルターを通じて、自分にあてはめたり世間に目を向けたり…自分の歌のごとく表現出来たら最高だよね…って思った。

でも、スカパラサイドは別にそんな細かい要望なんて宮本にしていなくて、宮本が自由に全力で歌ってくれることを望んだのだろうな…って想像いたします。

あくまでも私がこう感じたことで大半のファンがミヤジの良さが出てる曲!と、大絶賛ですし雰囲気は悪くないですね。

 

私の勝手な想像として…

宮本浩次としては、今年の3月までのことは忘れエレファントカシマシ的には「RESTART」で、この客演曲「明日以外はすべて燃やせ」の通りいったん白紙にし、あえてファンの反応や身近な理解者の感想とかも思慮せず、椎名林檎東京スカパラダイスオーケストラの客演シンガーとして挑戦したのか?それには何かしらの思惑?目算があってのことなのかも…しれない…?

真っ新からのスタートのつもりで…

 

『要約』と“翻訳”…私の本音

YouTubeに…『獣ゆく細道』椎名林檎と宮本浩次ー絶賛感想

っていうのがアップされていて、twitterなんかで拡散されていたから聞いてみました。30分ものなので公開ラジオみたいな雰囲気。

この柿沼キヨシと、いうユーチューバーさん(ですよね?)の本職は制作会社かなんかの作家さんらしいので、お話がわかりやすくて30分聞いてても飽きません。

もともとエレカシのファンでらっしゃるようなので、エレカシデータから裏付けていたのでうなずけることも多いです。女性目線で聴いたのとは少し違った切り口でよかったです。

お隣にいる人は椎名林檎さんのファンなので、林檎さんのArtistとしての姿勢や視点も説明に加えてくれたので楽しめる動画だと思いました。

この曲について椎名林檎さんは、宮本浩次がこれまで作品に落とし込んだり、表現として用いてきた言葉を「要約」して詞を完成させたと解説していました。

それをこのユーチューバー柿沼キヨシ氏がどの曲のどの言葉を要約しているのか?名づけで「りん語翻訳」(笑)ってことで解説されていて、これはエレカシファンでないと全く頷けないだろうなーっていうものであるし、エレカシファンにとってはとても美味しい解説だったと思うのでありました。

この動画のおかげで私のモヤモヤした違和感がほぐれた…という、会心の解説だったと思います(笑)

まぁ正直、この曲を聴いた時は冷静でなんていられなかったわけですが、だけど私はもう歳も経験も重ねた大人だし、冷静を装おうんじゃなくて“冷静に振舞う”ことはするのよ。できうるかぎりね(笑)だから、思った事はブログにアウトプットをするって感じです。

Twitterでモヤモヤをネチネチつぶやくのは性に合っていないし、140文字では間に合わないのでブログというツールを利用してます(笑)

本音を言えば林檎さんの言った『要約』って言葉にすごく抵抗がありました。エレカシファンのつぶやきの中には…

「要約されてたまるかっ!」ってお怒りの言葉もあったりして。逆に肯定的な反応もありました。でも、多くの人はあまり言葉にはしていませんでした。感じること思うことは人それぞれだし、つぶやいたところで当事者に届くことも影響もない。

自由であれ!とは思うけど、なんとなく人と違う意見を発信することを憚られ、黙ってしまう風潮があるのも否めませんね。

さて、私が何故「要約」という言葉に抵抗があったのかと言う話ですが、昔、エレカシに出会う前の話し。
好きなミュージシャンの曲を題材に小説を書く女性の小説家がいたのですが、私はその小説家の作品を一切読む気にならなかった。

理由は人の作品に二次的な加工を施すなんて絶対に嫌だ!って思ったからです。二次加工を施し公に出版し収入を得ている…そう感じたものでその小説家に嫌悪感を抱いてしまったのです。

そのころ「二次加工で稼ぐんだ?最低!」って言ってましたもん💦まだ、こんなにネット(SNS)が一般的じゃなかったから、身近な共通のファンにリアルに吠えていただけだけど…(笑)そして、いまだにその人の小説は読んでいない…。

でも、音源に関してはこのご時世だし聴いちゃうよね、MVも観ちゃうよね…。だから…概要を読んで観て聴いた後、椎名林檎さんが宮本浩次の言葉を「要約」した、という扱いにものすごく抵抗があった。厭だった。 

曲は購入しましたが、聴いたのは2回位ですし動画も今は観ていません。MVはもともとそんなに見る方ではないですが、音源に関しても殊更に聴きたくはならない(笑)でも、購入したのは歌っている宮本にもロイヤリティーが発生するだろうと思ったからよいのです。

その後、ポスターが発表されてそのポスターが椎名林檎さんの映像商品の特典に…別に…って感じですね(笑)エレカシファンをポスターで釣ろうと思ったのかな?とか、そんなことも思ったりして(笑)DVD,Blu-rayを買っても宮本浩次にはなんの得にもならないわけだから買いませんww

まぁ、そんなエレカシファンも多いのではないかな。林檎さんサイドもちょっとだけ「策士策に溺れる」になったかもしれませんね(笑)

来月は東京スカパラダイスとの共演作がでます。こちらの情報の方が先だったので楽しみが大きいです。

 

 

佐野元春& ザ・コヨーテ・バンド『禅BEAT TOUR2018』

佐野元春&ザ・コヨーテバンド
2018年10月4日(木)・10月5日(金)@ZEPP Diver City

2018年の2月にオリジナルアルバム『MANIJU』のホールツアーがスタートし、2日がその初日で日本青年館ホールに行きました。

このアルバム『MANIJU』の秋ツアー?ともいう感じのLIVE HAUSE TOURがはじまりました。MANIJUに収録されている「禅BEAT」と同名のツアーが10月4日の木曜日、Zepp Diver Cityを皮切りにスタート!

これから行かれる方もいるのでネタバレはできません、してません(笑)。 

 

初日の4日は前から2列目のど真ん中、佐野元春のマイクスタンド前。近すぎで高揚しすぎて舞い上がりすぎました(笑)

2日目の5日は逆に13列目でしたが、右手にステージが全貌出来る通路側で視界が最高でしたし、初日緊張し思い切りはじけたかというと7割程度でしたが、2日目は9割5分踊りはじけました!(笑)

2月のMANIJUツアーはアルバム中心の選曲でしたが、はてさて禅BEATツアーは…私個人としては、私の元春との出会いの曲が心に響くメッセージと共に披露されたこと、自分の住む土地にちなんでいる大好きな曲…と、やってもらえたことが最高でした!(笑)お楽しみにしてください!

とにかく、佐野元春のLIVEは特に昨今は悲壮感ネガティブな要素がない。例えば時期や時代が危機的局面…黄色信号がともっていたとしても、悲壮感からは何も生み出すことはできない…そんなことを常に佐野元春は訴えてきたと思う。

生み出される楽曲、LIVEからはネガティブなことでさえもPOPに!POPソングにのせて!


禅ビート (LIVE) 佐野元春 & THE COYOTE BAND

佐野元春&THE COYOTE BAND 禅ビート 歌詞 - 歌ネット

この禅BEATも歌詞だけ読むとけしてポジティブとは言えない。なのにこのBeatで歌うことで、そんなネガティブな出来事も“はじき飛ばそうぜ!”って気持ちになる。

それから、LIVEではコヨーテメンバーも常に笑顔ではじけているし♬変に若作りじゃない(笑)充実した仕事から湧き出る若々しさがほとばしっていました。
音も純度の高いBEATのR&R…小細工無しテクニックだけで昇天させる、本物のROCKサウンドがそこにはありました。

さて最近、エレカシサイドの方で宮本浩次が客演として二組のアーティストと共演しました。そのうちの1曲はMVが披露され音源の配信もされました。椎名林檎の楽曲にゲストボーカルで出した「獣ゆく細道」です。この前の記事に書きました(笑)

私にとって好きなアーティストがビックバンドでデュオするのは宮本が二人目。

最初は佐野元春雪村いづみです。

雪村いづみさんが佐野元春の大ファンで佐野元春の楽曲を歌いたいと猛烈オファー(直筆の手紙)をして実現したようです。

雪村さんは元春の亡くなったお母さんと同世代で、子供の頃は当時、青山で喫茶店を経営していたお母さんの影響で流行曲も沢山聴いて育ち、雪村いづみさんの曲ももちろん知っていて、そこから何かの縁を感じで快諾したというエピソードがありました。

「かつて僕の両親が恋人同士だった頃、ふたりはよく新橋のダンスホールで踊っていた。僕が生まれる以前の話だ。そのダンスホールには、まだ十代だった頃の雪村いづみが専属歌手として唄っていた。僕の両親は 彼女の歌声に合わせて踊り、ロマンスを育んでいたのだ。両親が生きていたら、今回の雪村さんとのセッション を見て何と思うだろう。」(佐野元春/アルバム『トーキョー・シック』ライナーノーツより)

MVでは雪村いづみさん元春が好きすぎて、ずっとみつめていて可愛らしい。

これぞ王道です!本物の昭和モダンです。

「もう憎しみはない」の方が夜のニュース番組のエンディングに合ってると思うなぁ(笑)


佐野元春&雪村いづみ:トーキョー・シック


佐野元春&雪村いづみ「トーキョー・シック」 2014年2月12日発売