また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

【宮本三十三景其の①】「公団赤羽台団地」

公団赤羽台団地へはファンになりたてのころ2回行ったきりです。初めて行ったのは2010年の7月でした。

扉の向こう [DVD]」を観ていたので、映し出された辺りだったところと気づき、「桜の花、舞い上がる道を」のロケ地もみつけた。と、いう感じでした。

その次は同年10月にエレ友さんと一緒に行ってました。

その後は団地のあたりには行くこともなく、2010年の野音の日にエレ友さんとデアで待ち合せ…し、25周年のたまアリライブのあとの打ち上げが赤羽駅前の居酒屋。数年後となる最近赤羽には2回行ったかな?紅白の出場が決まった時と赤羽駅の発車メロディに「今宵の月のように」と「俺たちの明日」が決まって、それを記念した無料イベントに行った時。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

北区や赤羽に格別な思い出もないし、エレファントカシマシの縁の土地という他に訪れる目的がみつからなくて、それって大切な人の思い出の地にヅカヅカと行くようで、なんとなく行く気になれないでいます。

今もメンバーが訪れたり住んでいたりするのかはわからないけど、もしそうだったら尚のこと行ってはいけない気持ちになるんですよね。

そんな数少ない赤羽訪問ですので…。

 2010年07月13日19:43

気がついたら京浜東北線に乗ってた。 駅についてもどうしていいのやら・・・とりあえず改札を出て思いつくキーワードを探す。

イトーヨーカドーがあったな?そこに行ってみると、何かに導かれるように足が・・・赤羽団地のある赤羽台に・・・ 動画で見た事のある光景が目に飛び込む・・・。

赤羽トンネル・・・そして、団地に続く階段・・・。

上りきって迷わず左側へ歩みを進めると、そこには「桜の花、舞い上がる道を」のPVで使われたロケ現場が・・・

こんなにも簡単に見つかるとは!

 雨の赤羽団地は静かで、近くで水泳指導をしている声が聞こえたり、カラスが「カァー」と鳴くくらい。私の足音も響いていた・・・。

「雨の日に」って曲こういう風景なんだね・・・。もっと、写メを撮りに団地の奥まで行ってもよかったが、 何故か「今日はこの辺でいいだろ?」と、誰かが囁いたような気がして私の足は元来た道を戻っていた・・・

団地のベランダには雨降りだというのに洗濯物も干されていたり・・・

PVには映っていなかった、新しい建物も建っていたり・・・児童公園の遊具が草むら越しに見えたり・・・。

私は傷だらけの旅人だったんだな・・・たぶんね・・・そんな感じだ。

東京はかつて木々と川の地平線・・・
武蔵野の坂の上 歩いた二人・・・

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ミヤジの生まれ育った街、北区赤羽は、そんな武蔵野台地にかかっている。荒川に程近く、川向こうは埼玉県。彼が暮らした団地は小高い丘になっていて、坂道があるようなところ。

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まだ、エレファントカシマシをよく知らない頃、一度だけ赤羽団地を訪れ歩いた事がある。母の知り合いが赤羽台団地の“スター棟”に住んでいて、会いに行きたいというので車で連れて行ったのです。今思うと、訪れたのは日曜の午後だったのに、静かなところだった。 雨が降っていたのも覚えています。たぶん、ミヤジが子供の頃にはもっとにぎやかで子供達の騒ぐ声が沢山聞こえただろうな・・・そんな事を思った。高度経済成長の頃には、団地と言うものが夢の住まいで沢山の若い家族達が入居し、そこで子供を生み育てていたと想像できる。ミヤジはそこで、恋もしていたのだろう・・・。

 2010年10月02日16:54

この丘に立つのは2度目、前回は雨の降りしきる日で・・・やっぱ、私の心は落ち込んでましたね・・・(苦笑)

で、今回も・・・でも、空は憂鬱なくらい蒼く晴れ渡り・・・(笑)でも、今日は一人ではなく優しい妹分が一緒にいてくれて・・・ 本当に癒されました・・・。

昨日はミヤジが歌った「坂を上って、商店街を抜けたら・・・」の 舞台となった?通りまで連れて行ってもらいました。

商店街のシャッターはほとんど下りてました。
かつては賑やかであっただろう・・・私の子供のころ育った街の商店街は今はもうないけど、かつて賑やかだったように・・・。

郷愁を誘うそんな風景・・・歩いていると「動物公園」を通り過ぎながら、仕事の話、人間関係・・・まぁ、ほんと色々話したね。

私とRちゃんを繋いでいるのは「エレカシ」でエレカシがいなかったらこんな風に私が元気付けられる事もなく・・・ありがたいな・・・って、二人で丘から街を見下ろせるベンチに腰掛けながら。

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mixi時代の懐かしい日記でした。探し出すのに時間がかかった…(笑)記憶もあいまいになって来ていたのでスッキリしました!2010年は色々悩み多き年だったんだな…などということもわかりました(笑)

最近は“せんべろ”できる街ということや、人が暮らすのに便利の良い商店街や人とのふれあい人情味にあふれるところとして、住みたい街の1位に輝いています。

一度くらい夜の赤羽の商店街回りながら思う存分飲んでみたい気もします! 

さぁ、出かけようぜ!あなたの見た風景の場所へ

「明日に向かって歩け」宮本三十三景や「東京の空」の場所をめぐる散歩を2009年からはじめていて、いまだに貫通していません💦

まだ前ブログから引越しの済んでいない記事もありますが、行ってない場所でも11カ所くらい残っています。とりあえず制覇はしたいなぁとは思っているんですけどね…。

今も思い入れのある場所なのかもわからないな…って思ったら、ちょっとだけ間抜けなことしてる?って考え始めてやめてしまったんだよね。

でも、あと少しだし私が行ってみたいと思っているんだから行けばいい…そう思うようになってきてる。

そう思ったきっかけは宮本浩次Instagramをはじめたから。と、いうのも大きい。

別に散歩している写真とは限らない。仕事の途中だったり作業中だったり…なんか、そういう写真だと思う。新たなお気に入りの場所の写真があがるとは考えにくい。

最近は宮本が取材で行った場所を即座に特定して、訪れるファンも多くなってきているからプライベートで好きな場所などをあげることはないだろう。

だからこそ昔、彼が好んでいた場所を再び訪れてみたいと思った。

行けばその土地のこと歴史そんなことも合わせて調べてしまう。また、そこから何か波及することがあればその場所は私にとっても好きな場所になる可能性もあるからね。

それはとても素敵なことだと思います。

 

さて最近、考えることがある。

「散歩」と言えば“お弁当”宮本浩次エレファントカシマシが売れなかった頃、お母さんにお弁当を作ってもらって、散歩に出かけたという…。

ミヤジのお母さんはどんなお弁当を作ってくれたのだろう?ミヤジの好きなおかずはなんだったのかな?お弁当はどんな場所で食べたのだろう…?

 

仲間達はみんな君を指して
変わり者だとウワサして let you down
群れを出て ノケ者みたいに扱われた
君はアウトサイダー

Angel fly my angel fly
話し掛けてもいいかい?
Angel fly my angel fly
声をかけてもいいかい?

一緒にランチ食べよう
一緒にランチ食べようよ
安全な場所を探して

 

作詞作曲:佐野元春「エンジェル・フライ」

 

今はもう安全な場所など少ないけど、安全な場所を探してお弁当を食べるミヤジの横顔とか見てみたいなぁ…とか…ボーっと想像してしまう。

 

 

ともかく、記録した宮本三十三景の記事の引っ越しも再開しつつ、行っていない場所へ足を運ぼうと思います。

散歩はいいぜぇ~!今度は写真だ!

ソロプロジェクトが始まって、ソロだからこそやれる?今までにやっていない活動がいろいろと発表されて、ファンの間では戸惑いのような、歓迎のような…拒否のような…いろんな声をみかける。

そして、とうとう昨夜これを始めましたと!

www.instagram.com

私も写真日記のようにInstagramをやっている。
※そもそも、Instagramの意味が「写真日記」である(笑)

だから、やるわけないか…と、考えながらも「やったらいいのに」って思ってたインスタ。それを!するようになるとは!谷中さんの影響っすかね?(笑)

考えてもみたら「明日に向かって歩け!」の宮本三十三景の写真も「東京の空」に出しているポラロイド写真も宮本が撮影している(一部カメラマンの写真もある)。

ポラロイド写真には一言言葉が添えられていて、こういうことをするのは基本嫌いではないと思っていた。ただ、飽きっぽさで途中からはどうだったか?は、わからない(笑)

取材やコラムでやっていたことがInstagramという媒体になっただけだ。宮本も少なからず興味を持っていたと思うのが自然でしょう。意外でもなんでもない。ただ、何かのきっかけ後押しがあればやったというものだと思う。

谷中*1さんに背中を押された…と、思いたい(笑)

そして、宮本の更新が楽しみでならない。目に映ったものを写真と言葉で記録する。彼の見てる瞬間の一片を見れるなんてときめかないわけがないよ。

宮本浩次のソロサイトができた時にこんなことを書いた。

それからこのTOP画面の「宮本、散歩中。」のロゴデザインが椎名林檎さんとのコラボからのつながりで関係してることが匂ってくる。 このフォントが好きじゃない。宮本の直筆でいいじゃないか?椎名さんサイドの影響?っていうか、あのままならそのまま染まっとるだけじゃん。良さが全く出てないよね。久しぶりになんかモヤる。 バックに流れている写真も…宮本が撮った写真だというならいいけど、まぁそうじゃないよね?なんか…なんなの?中途半端。 ミヤジの撮った写真ならゴメン(笑) まぁ、いいや…もっとちゃんとやってくださいよ。miyamotohiroji.com

散歩はいいぜぇ~…プロジェクト始動! - ほゞ、エレカシ漬

ロゴのフォントが嫌い…最初はついてなかった「宮本、散歩中。」のロゴの近くに宮本の足跡&富士に太陽イラストが追加された(笑)。バックに流れている写真…云々。

「もっとちゃんとやってくださいよ」

これに応えてくれたと思う事にしようではないか!(笑)これがちゃんとやることかどうかは別として、あのサイトが会社のあつらえた場所であったとしても、宮本浩次の存在というか痕跡というか“自分の場所”として、模様替え自分彩にカスタマイズしていってほしい。

宮本浩次Instagramの方はフォローいたしましたし、写真があがってくれば「いいね」も押します。コメントはしないけど…しないと思う。よほどのことがなければ(笑)

一方通行でも繋がった感じはするね。私がインスタであげている写真の中にはミヤジの誕生日にコメント付けて贈っているものもあって、不思議な気持ちにもなる。私のインスタに辿り着くことはないと思っているけど(笑) ※全くやましいことはしてないから、バッチ来い!(笑)

2012年頃だったかな…「MASTERPEAS」ツアーの最中だったか?雨の中傘を差しながら革靴でジョギングしたり、自分をストイックに持って行こうとしていた…という話を読んだ。そして、そのあと耳の病気で【無期限活動休止】その時の私の日記には

“そろそろ「お散歩」の時間ですよ。”と、活動休止のことを表現した。

でも、この度のは活動休止したわけじゃなく、逆にソロ活動も追加したわけで、それを「散歩中」と称したことにポジティブな方向性で嬉しく思う。

写真撮って言葉を添えることは今後の創作活動に何かしらの良い材料になると考えるので、いろんな意味でもインスタの開設には喜んでおります!

 

 

ソロ第一弾は歌謡曲!

沢田研二の武道館公演(1月19日~21日)に、宮本浩次さん行ったの?

ジュリーの曲をカバーしたりしているし、子供の頃の好きな歌手の一人と言ってますが、今回は自分が『歌謡曲』を作り歌う立場になったので、多少研究の意味もあったのかな?

さて、沢田研二と言って…私の頭に浮かぶのは「Vanity Factory」という曲です。


vanity factory 沢田研二

佐野元春の作詞作曲でレコーディングの時に元春が仮歌唄ったらジュリーが「すごい新人が出てきたな…」ってつぶやいたという。元春も歌っているバージョンがあって、それにはジュリーがコーラスで参加してくれています。それが歌のバトルって感じでものすごく熱いんだよねぇ。

ジュリーは歌謡曲歌手なのかもだけど、元はグループサウンドのボーカリスト。ミヤジにも通ずる様な気はします。

そして、佐野元春松田聖子さんにも楽曲を提供しています。作詞は松本隆さんです。昨年末の紅白歌合戦松田聖子メドレーの中にも入っていた、「ハートのイヤリング」です。他にも渡辺満利奈、猿岩石…とか…(笑)意外と歌謡曲も手掛けています。

宮本浩次も楽曲は自分で作詞は他の人に書いてもらうのもいいんじゃないかしらね?

そう!ソロ第一弾「冬の花」まだ全部をちゃんと聴いていませんが、台詞入りのガッツリ歌謡曲でした。エレファントカシマシのAlbum「Wake Up」に収録されている、レゲエ調の曲「神様俺を」が最初はレゲエのテンポだったのに、最終的には叫びシャウトしてアウトロ…っていうのと同様、最初はムード歌謡のような美しいメロディラインでアプローチし最終的にはロックがひょっこり出ちゃう。と、言う感じかな?

歌詞に関しては初聴きのザワザワからあんまし頭に入ってこなかった(笑)

んーー第一印象は別に“歌謡曲”って意識しないでも、これまでのエレカシの曲の中にも歌謡曲みたいだねって思うような曲もあったし、普通に宮本浩次として成立する楽曲を作って歌えばよろしいのではないかなぁ。まぁ、歌謡曲というジャンルに括った曲はこれだけなのかもしれないし、知らないけれどもね。

歌謡歌手が歌えばロックっぽい曲も“歌謡曲というジャンルになるけど、宮本浩次“ロック歌手”だから…。フォークRock、ジャズRock、R&B、ソウル…他にもいろいろあるから挑戦できることはあるよね。その中の歌謡ロックもやればいいんだよ(たぶんw)。

でも、願わくば私はアコギやピアノで弾き語りで歌える曲をもっと作ってほしいかなぁ。ピアノで弾き語りの曲…やってほしいってファンレターに書いたことがあったけど、1度だけ「飛べない俺」をライブで弾き語りしてくれたのが嬉しかったな。ミヤジのピアノ弾く姿はとても美しかった。

そしたら再びCotton Clubでもやれるかもしれないし…、ブルーノートビルボード…大人っぽい素敵なライブハウスが沢山あるからそういうところで是非、ソロライブをやってほしいと願います。

歌唱力の高い宮本浩次に用意された最高のステージはいっぱいある♪

 

散歩はいいぜぇ~…プロジェクト始動!

公式発表がある前に稲垣護*1氏がtweetし拡散のきっかけとなったらしい。

この稲垣護という人の詳細は

ibought.jp

映像クリエーターをされていて、リオオリンピック閉会式で流れた東京オリンピックのPR映像にも関わった人物のようです。

この人が宮本ソロのwebサイトに関わっているのかは謎だけど、解禁前にこのようなつぶやきをされる人には不信感しかない。もし、宮本のソロプロジェクトに関わっているのなら、いくらでっかい仕事をしてきた人でもこういう胡散臭さは無用の長物

公式が情報解禁をしっかり守っていても、こういうことをする人がもしソロに関わっているのなら嫌悪しかない。宮本のプライベートもペラペラそこらでしゃべりそうだ。

それからこのTOP画面の「宮本、散歩中。」のロゴデザインが椎名林檎さんとのコラボからのつながりで関係してることが匂ってくる。

このフォントが好きじゃない。宮本の直筆でいいじゃないか?椎名さんサイドの影響?っていうか、あのままならそのまま染まっとるだけじゃん。良さが全く出てないよね。久しぶりになんかモヤる。

バックに流れている写真も…宮本が撮った写真だというならいいけど、まぁそうじゃないよね?なんか…なんなの?中途半端。 ミヤジの撮った写真ならゴメン(笑)

まぁ、いいや…もっとちゃんとやってくださいよ。
miyamotohiroji.com

 

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そして、さぁさぁ…やっぱ次の情報は待たずともすぐに来たね(笑)

 

今日のスポーツ報知は買って来ました!

人生の終わり(晩節)に大輪の花を咲かせるイメージ…ドラマの内容はわりとドロドロいた愛憎劇のようなのでそんな悲しく汚れた人生の最後に…って事かな?

私は宮本浩次のことを最近のブログで泥の中から咲く蓮の大輪のような人って表現した。ドラマの内容はまだよく知らないけど、自分の思いも歌っているという。この主人公の生き方と類似した面でもあるのだろうか? 

2018年11月14日:【夜】幻のプロジェクト コラボや楽曲提供だけではない…本人も言っていたけど、自分だけのソロアルバムが本物になるのかな。そして、ソロツアーとかも…あるのかな。EMI期もある意味、ソロ期だったよね。でもクレジットが「エレファントカシマシ」だったから印象が薄かったのかも。 あの頃、リアタイでファンだった人達はこんな気持ちになったのだろうか?いや、違うよねこれは。頭ではありうることとわかっていても言葉にされると、しかも短期間に起こると少し動揺するものだな。 一人で打ち込みで作ったり、小林武史さんと二人で作ってNYでレコーディングしたり…また、バンドに戻って…周回軌道の小さな世界…で、生きてるけどその周期は徐々に変わるんだろう。戻ってくるたびにバンドも大きくなっていくのかもしんない。 アーティストとして変わっていくことはごく自然なことだよね。撮れなかった写真…かぁ。宮本浩次という時限装置が発動し始めたってことだ。「明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次」がこんなにもタイムリーな曲になるなんて!なんか、すごいな。 鹿野さんの「wake up」インタビューの時に「四人の音でドーンとヒット曲出せたら嬉しいです。」的なこと言ったミヤジ。私はそのためのステップアップだと信じて疑わないの。 TLでみつけたこのフレーズ「美しいものは人間を虚脱させる」と言っていた若き哲学者、宮本浩次。 20数年後にそのキラキラした美しい世界に足を踏み入れた。心に一瞬だけ強風が吹き抜けたけど、その後ざわつきもしなければ、ワクワクもしない…。 人の好みとか興味関心というのはこういうものだと思うよね。自分でも不思議なのだけど。なんて言うのか…突然、目の前に小川ができて、小川の向こうの桃源郷のようなフワフワキラキラした世界で踊ってるその人を眺めている感じかな。自分の好きな人とは無関係って思って眺めている。 「美しいものは人間を虚脱させる」だから、竜宮城で玉手箱をもらって家に着いたら別世界になってて、玉手箱開けたら精魂吸われてお爺さんになっちゃった…なんてことにならなきゃいいな(笑) 桃源郷も幻…宮本浩次は泥の中から大輪を咲かす蓮のような、宝石の原石のように研磨され続け…輝きはじめた。そんなアーティストだと思ってます。 受動的で間抜けで女の人に頼りたくて…突っ走ってきて、やっと今音楽を通じていろんな人と触れ合えるようになった…。 きっと良い音楽を生み出して、更に多くの人に届く日がくるはず。期待度は高くなるばかり!

【つぶやきまとめ】テレビで共演とか紅白出場決定とか他にもいろいろありました… - ほゞ、エレカシ漬

この時になんと!小林武史さんの名前も出しているではないか!(笑)まさか、今回また一緒に仕事するとは…驚きです。

主題歌の「冬の花」は2月に配信シングルで発売になる模様。どんな曲なのか…?どうやら歌謡曲らしい!ミヤジは歌謡曲を聴いて育っているし歌謡曲に素晴らしい楽曲が沢山あると言っているから、作ってみたかったという気持ちがわからなくもない。

明日(1月22日火曜日)からドラマがスタートするので、まずはそこで聴く!という事ですね!


www.ktv.jp

 

エレファントカシマシ新春ライブ2019年武道館@1月18日(金)

東京2日目・新春ライブ最終日

エレファントカシマシの新春ライブ武道館。

武道館に「月」なんて粋な!(笑)

16日水曜日は南西2階のお席でしたが、18日金曜日は南スタンドの2階でした。 ほゞほぼ正面。この日も目の前に柵があってスタンディングしても怖くはなさそうでしたが(笑)ファインティングマン以外は着席して聴きました。


1月16日(水)の感想はこちらです。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

18日はこれがまた16日とガラッと印象が違っていました。

16日の新春を有機体、不純物ゼロ」エレカシって表現しました。ところが18日のエレカシ有機体、取扱注意」エレカシでした(笑)

16日は感情を抑えたライブだなぁと感じました。

18日は1曲目の「脱コミュニケーション」2曲目「Wake Up」のフィニッシュでギターぶん投げる、珍奇男でギタートラブルがあって放り投げる…。と、少々苛立ち紛れな雰囲気が漂っていた。

珍奇男のアコギからストラトにチェンジするお馴染みのところで、ストラトの音がでなかった…これは予期せぬ事態ではあったでしょうけど、序盤から宮本の雰囲気はピリピリしていた。

ピリピリしているのかと思わせておいて、16日には見せなかった合いの手をレクチャーして見せたり、手拍子を要求したり(笑)お客さんとコミュニケーションとってるし…ようわからん。

16日との違いを見せるための演出的なものなのか?

「俺たちは何も変わってないぜ?」

そんな風に言ってるような…しかし、脱コミュニケーション Wake Upでギター(タンゲマン)を放り投げるとは…Twitterの目撃者によるとネックから折れていたとか…。

ネックから折れた…ソフトバンクの野武士姿を思い出したよ。あの背中に背負ってたギターネック…あれはタンゲマンのネック…イヤ違いますけどねアコギのギターネックでしたから(笑)

セトリ

第一部

01. 脱コミュニケーション
02. Wake Up
03. 新しい季節へキミと
04. 星の砂
05. 悲しみの果て
06. ワインディングロード
07. リッスントゥザミュージック
08. 昔の侍
09. 大地のシンフォニー
10. 絆
11. too fine life
12. 珍奇男(やり直し有)
13. 今をかきならせ
14. 風に吹かれて
15. 桜の花、舞い上がる道を
16. 笑顔の未来へ
17. ズレてる方がいい
18. 俺たちの明日
19. マボロシ
20. 朝
21. 悪魔メフィスト

第二部

22. Easy Go
23. デーデ
24. かけだす男
25. 旅立ちの朝
26. 風と共に
27. 風
28. 四月の風
29. so many people
30. 今宵の月のように

アンコール

31. ファイティングマン

セトリはこんな感じでした。

珍奇男のやり直しがあったからアンコール曲は1曲になったかも…ただ、新春4日間のうち最終日に「風と共に」を入れてきた。

「風と共に」では遠目からでも泣いてるとわかった。どんな感情があったというの?

風と共に、風、四月の風で「風」3部作か…風と共に自由に旅立とうとしているけど、結局は元の場所に巡り戻ってくるだけなのかな?これで本当にいいのかな?でも、この風が誘いにくるとじっとしていられない気持ちの方が勝るんだよ…何かいいことがあったら、また皆に届けたいと思っているからさ!

「旅立ちの朝」からの「風と共に」の流れはとてもいいなぁ!って思う。好きです。この流れの中で宮本の中にこみ上げる何かがあったんだろうなぁ?そんなことを考えました。

「今をかきならせ」のあとワンフレーズだけ「花男」を歌ってくれた。

「風に吹かれて」は新春バージョン(金原さん、笠原さん、村山さん、みきおさん)で披露。

個人的には、四月の風、絆、桜の花舞い上がる道を…かけだす男、風と共に…はツボでした!


私がライブで初めてエレカシに会えたのは、2009年の4月の桜の花舞い上がる武道館でした。

四月の風に吹かれて桜の花びらがヒラヒラ舞っていました。このライブには当時18歳の長男と一緒に行きました。その事とその長男が布団の中で「絆」をよく歌っていることを、ミヤジがテレビ出演していた時の番組にメッセージし読んでもらえたことがありました。その時、ミヤジが

「僕も高校生の時、試験前なのに布団の中で歌詞ばかり考えて書いてました。」

と、教えてくれたのを思い出しました(笑)

「かけだす男」は単純に大好きな曲(笑)

「風と共に」は大切なフォロワーさんとの繋がりのある曲だし、長男がこの曲が大好きで自転車通勤の時に「風と共に」が流れてくると涙が出てくる、がんばろう!って思うんだよ。って言ってたくらいそんな思い入れのある曲です。なので「風と共に」の感想をファンレターに書いて送りました。

…この5曲だけで私のMEMORY、HISTORYが集約されている!その他の曲もこじつければいろいろ思い出深い…エレカシの曲は自分の生活にあてはめることのできる大切な宝物。

そこに今回はLIVE初聴きの「マボロシ」が感慨深い曲となりました。

一部のマボロシ、朝、悪魔メフィストの流れは本当に美しい物語になっているなぁって感動しました。『ファウスト』に出てくるシーンに感じます。

その一部の後半3曲と二部の風三部作から、宮本浩次がソロとしても活動をすることに、一寸の不安もあることがこの流れからも読み取れる気がしました。

まぁ、本当のところはわからないけど、ソロに関する雑誌のインタビューとか読んだことを総合してそう感じたんですけどね。

 

私の新春2days…この先の予定…音沙汰のないことなんて、エレカシあるあるで慣れっこですけど、2019年のエレファントカシマシほど予想不可能な年はないな。

また訪れた…「待つ女」状態(笑)これもまた懐かしい感覚。でも、今のエレカシのプロモスタッフのことだから、意外と早く何か情報くれるかもね(笑)

エレファントカシマシ新春ライブ2019年武道館@1月16日(水)

先日、日曜の朝にやっている「ボクらの時代」に出ていた、由紀さおりさんがこんなことを言ってた。

音楽って耳で聴くものだけど、音楽はやっぱり体全体で受け止めてほしい。だからライブは重要。
歌手っていうのは、ライブでお客さんから〝ここにこなきゃ、この人の歌は聴けない〟って思われないと残れないのよ。

エレファントカシマシのライブもまさにこれ。

 

=朝=

いつもの顔で旅立ちの朝…
とか、緊張も興奮も不思議なくらいしていない。ボーっとしていたら今日がLIVEだってことも忘れちゃいそうだ…。そのくらいに無に近い、意識したわけなく暮れからポータブルオーディオで音楽も聴いていない。
今夜はスポンジのような気持ちでエレカシを聴きに行けそうだ!

 

エレファントカシマシの新春ライブはライブの中でも、比較的明るい雰囲気の選曲で年代を問わずお客さんが楽しめるものとなっている…そうしている気がする。

ですが、私も2010年の新春ライブから開催されたものには足を運んでいるが、その中でも2017年と今年の2019年の武道館ライブはなんとなく趣が違っている気がした。

2017年の感想は…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

セトリに「はじまりは今」「東京ジェラシー」と普段のライブではあまりやらない曲があったりと…その他は今年のセトリとかぶる曲が多めです。

2017年の時の印象は「はじめまして、エレファントカシマシ」っていう感じだった。そして、2019年…今年の新春ライブを形容するなら…

エレファントカシマシ有機*1。不純物ゼロ」

話しは遡りますが、10年前の2009年4月11日

私はエレファントカシマシのライブに初めて行きました。それが武道館公演「桜の花舞い上がる武道館」

この日のライブはエレカシにとって8年ぶりの武道館ライブだった。

この日を迎えるまで宮本浩次は悪夢を何度も観たという。緊張して眠れない日もあったという。彼にとって武道館というのはどういう存在の会場なのか?って考えた時、良く聞かれるうようなミュージシャンの憧れの聖地…と、言うよりは『伏魔殿』のような場所ではないか?そんな気がした。

悪魔の巣窟に戦いを挑む場所のような…

2009年の武道館ライブはとにかく宮本もメンバーも浮足立っていた。空席にシートがかけられている…そんな過去が常に脳裏に浮かんでいたが、アリーナから2階の最後尾までぎっちり埋まった客席を見て、桜の花のように舞い上がったのは宮本であろう。

UNIVERSALに移籍して初めての武道館で今思えばこの頃は、新しいファンに向けて常に「届け!」の思い念を込めて歌っていた。たぶん、2016年の暮れまでは「届け!」「聴いてくれ!」って、私たちやそのほかの人に向かって歌っていた。

それが2017年の新春武道館を境に少し変わってきた。

30周年ツアーで自分の歌がみんなに届いていることが実感でき、ある種の結果を手に入れた手応えで

「もう、叫ばなくてもいいんだ…」

くらいに肩の力が抜けた…そんなライブだったのが今年2019年の新春ライブだった。と、私は感じた。

3分の1(心のスポンジに)吸収した(笑)まだまだ満ち足りねー(笑)

ベテランの落ち着きが醸し出されていました。ここ二年の経験が与えたスキルだと思う。
でも、まだまだ違う!足りない!と、満たされないのがエレカシなんだよね。

以下、セトリの掲載あります。

有機体。不純物ゼロ」エレファントカシマシ…すごまない、がならない、叫ばない、懇願も祷りもない…。天性のボーカルが自然のままの声で飾らず歌っている…。情緒とか感情とか一旦無しにして、素の声だけ上手さだけで歌っていたように聴こえた。

2017年は「はじめまして」っていう古いのに新しいエレカシを感じて、2019年はもう何も飾っていない自然体で生命の源を観たような聴いたような気がした。

私はほとんど…今までのように腕を振り上げない、今までのように踊らない…ただ、ジッと聴いていた。エレファントカシマシの音と宮本浩次の歌声を…。

そして、47都道府県ツアー頃から感じ始めていたけど、エレファントカシマシのライブはもう変わってしまった。私は実感させられました。

ファンの一人一人に求めるエレカシのLIVEってあるんだけど、昨日、行って私が感じたのは…森羅万象とか情緒とか空気とか湿度とかを含め、最後の一音、宮本の息遣いにいたるまで聞き逃すまいという、暗黙の空気感をまた感じたい…って思った。

数年前まではまだ感じられたあの瞬間をまだ私は探している。…もう、無理なんだろうなぁああいう感覚。

セトリ

第一部

01.脱コミュニケーション
02.Wake Up
03.新しい季節へ君と
04.星の砂
05.悲しみの果て
06.ワインディングロード
07.リッスントゥーザミュージック
08.昔の侍
09.大地のシンフォニー
10.絆
11.too fine life
12.珍奇男
13.今をかきならせ
14.風に吹かれて
15.桜の花、舞い上がる道を
16.笑顔の未来へ
17.ズレてる方がいい
18.俺たちの明日
19.マボロシ
20.朝
21.悪魔メフィスト


第二部

22.Easy Go
23.デーデ
24.かけだす男
25.旅立ちの朝
26.風
27.so many people
28.ファイティングマン


アンコール

29.今宵の月のように
30.ゴクロウサン

この鬱屈したコミュニケーションから抜け出すため、悪魔メフィストに魂売ったのか?

「あんたわかるかい?オレの気持ち」

愛の塊、愛の塊…「ワインディングロード」も久しぶりに聴いたな(笑)4年ぶり?「絆」は7年ぶりか~~い。ライブでの初聴きは「マボロシ」でした!

まぼろしぃ~~~(IKKO風)w」

選曲はいつものな感じの中にもミヤジのソロも含めた、真っ新なエレファントカシマシのはじまりを象徴するような感じがしました。


途中、成ちゃん側の花道にあるライトで遊び始めるミヤジ💦客席…二階に向けたまま放置…立って聴いてた私のところに光る度に直撃で眩しかったぞ!(笑)

 

あぁぁ…また、日をまたいでしまった💦

いよいよ、今日は新春2日目!なにか良い事ありそうな気がするぅ~

*1:生命現象をもっている個体、つまり生物。有機体においては各部分が互いに関係をもつとともに全体との間に内面的な必然的連関をもち、単なる部分の寄せ集めではない一つの統一体をつくる。広義には、こうした有機体の本質に類比させて社会・国家・民族をもいう。