ほゞ、エレカシ漬

私が好きなエレファントカシマシの事を軸に音楽のことを綴るブログ

1~10

10.フェイス

冬の夜気 一日の旅を終えた人々の体温 いろんな気持ちが 電車の窓ガラスくもらす 窓ガラスに浮かび上がる誰かが描いたスマイルマーク それに重なる自分の顔 たちまち形が崩れていく まるで泣いているよう 私も描いてみる スマイルマーク すれ違う電車の風圧…

9.涙

湧水のようにあふれる涙 あなたの生きた日々 あなたの歩いた景色 頬をつたっている キレイだね 月あかりがやさしく輝かせている わたし 涙を忘れたと思っていたけど きっと 努力も苦労も涙の分流し終わったんだね 知らなかったよ 涙の数だけあなたの努力 涙…

8.あなたは山手線、私は中央線

山手線で途中下車 中央線で途中下車 あなたと私 偶然、出会うことはない 中央線で寝過ごして 山手線と交わる駅で きっと 迷子 きっと 迷子 あなたは早足で 人混みをすり抜ける あなたの心は山手線 同じところをぐるぐる回る 私の心は中央線 あなたの中を突き…

7.あなた

何も言葉が浮かばない 浮かぶのは あなたの顔だけ 雲をつかむ あなたはホログラムのよう 抱きしめることもできない 肉体も 血潮も 体温も 吐息も あるのに アカッシクな脳に浮かぶあなたが愛おしい どうにもならない存在なのに (2013年12月.作)※お題「おま…

6.空

朝寝坊のあなた こんな キレイな空なのに もう どのくらい見ていないのかな? 今日も 変らず あなたを見守るけれど 寝ぼけたまま 薄暗いブースへ入って行く 忙しすぎるあなた こんな キレイな星なのに もう どのくらい気づいていないの? 今夜も 変らず あな…

5.風

私の心の中は凪 でも、諦めているわけではないの あなたという風は気まぐれ 突然、突風のように風を起こして 私を沖に流して行く 大丈夫、 その風をちゃんと操ってあなたに向かって 進んでいくから 私の心の帆を掲げよう この瞬間を待ち望んでいたの あなた…

4.やさしさ

“やさしさ”って コピー用紙のように 安っぽくて カミソリのように 知らずに スッと傷つける その傷は 痛痒くかったり シャワーの時にしみて気がついたり 治りにくかったり “やさしさ”って つもり積もって 鬱陶しくて いつもつもり 知らずに ドンと押し付けて…

3.仲間

同じ年に生まれて 同じ季節に生まれて 同じ東京に生まれて 同じ年月を生きて 同じ時代を見てきて 同じ音楽を聞いて 同じサブカルチャーに夢中で 同じ教育を受けた あなたはマンモス団地で育ち わたしは小さなアパートで育った 家族が四人で 平均的な暮らしで…

2.パワー

今日はもう、パワー切れだよ 思考回路はブチ切れたよ ソファに沈んでいく 鼓動する屍 閉じた瞼には 襲いくるゾンビ達が映る 耳鳴りは着信音 嗚呼 缶ビール1本あけたよ ヘッドフォン装着して ステレオのスイッチ入れて 充電開始 今日はもう、パワー切れだよ …

1.白シャツ

秋の風に揺れてる 真白いカフス 取れかかったボタンがしがみついてる 早く 縫い付けないと 取れたらどこかに行っちゃうね まだ 着れるのに 秋の空とお似合い 真白い襟 紙飛行機の羽のようにピンとしてる また アイロンをかけて シワシワのままじゃ様にならな…