また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

エレファントカシマシ@日比谷野外大音楽堂 2023(配信組)

あれから10日が経ってしまいました。

配信だったのであとで一回は見返そうと思っていましたが、思うように時間が取れずにリアルタイムだけとなりました。

率直な感想はノートに記録しておきました。

野音の選曲はわりと初期曲が多いですけど、今年の新しい発見は「赤き空よ!」(2010)と「穴があったら入りたい」(2012)です。

「赤き空よ!」は2015年の新春コンサート以来、8年ぶりに聴きました。5曲目なので、ちょうど日比谷の空が夕焼けに染まる時間帯にやって映えそうでしたが、今年の野音は雨天だったので少し残念でした。

2010年5月にリリースされた39枚目のシングル「幸せよ、この指にとまれ(初回盤)(ボーナスCD+DVD付)」のカップリング曲です。2007年、UNIVERSALに移籍してから、ゴリゴリのロック感が薄れテイストが変わっていますが、この幸せよ~にはわりと驚かされました(笑)

「赤き空よ!」の歌詞に“古くて新しい明日を運んで来たぜ”ってあるんですけど、まさに野音のコンサートは初期曲から最新曲まで、バランスよく選んでくるLIVEですので象徴する曲ですね。廻り巡ってここまで来たという気持ちを感じます。


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「穴があったらはいりたい」は21枚目のアルバム「MASTERPIECE(初回限定盤)(DVD付)」に収録されている曲です。このアルバム自体なんとなく宮本の破れかぶれ感が否めないんですけど、「穴があったら~」は自虐的というか、ちょっとネガティブな時期に入っていた気がします。でも、この曲がのちのエレカシのスタイルの布石だったのかもしれません。

宮本はヘビースモーカーでこのMVでも、咥え煙草のシーンがあります。カッコイイ!という彼の象徴的な姿でもあるのですが、のちに彼は禁煙して煙草を辞めます(笑)


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祈るような気持ちで活動していた2010年~2012年までの2年間で、何か答えを見出しはじめたのか・・・3年後の2015年の野音で「RAINBOW(通常盤)」を発動!エレカシ宮本の新しいロックが帰ってきました。

2023/10/08(日)
日比谷野外大音楽堂 concert 2023 セットリスト

01.地元のダンナ
02.いつものとおり ※7年ぶり
03.もしも願いが叶うなら ※8年ぶり
04.季節はずれの男 ※8年ぶり
05.赤き空よ! ※8年ぶり
06.デーデ
07.珍奇男
08.穴があったら入いりたい ※10年ぶり
09.四月の風
10.さらば青春
11.甘き絶望 ※14年ぶり
12.武蔵野
13.Baby自転車 ※7年ぶり
14.流れ星のやうな人生
15.悲しみの果て
16.はじまりは今
17.星くずの中のジパング 🈠
18.パワー・イン・ザ・ワールド
19.No more cry 🈟
20.シグナル
21.友達がいるのさ
22.RAINBOW
23.so many people
24.yes. I. do
25.ズレてる方がいい
26.俺たちの明日
27.ファイティングマン

=アンコール=
28.星の降るような夜に
29.今宵の月のように
30.花男

7年~14年ぶりにLIVEで聴く(配信だけど)曲があり、こうしてみるとぜひ会場で聴きたかったなぁ・・・そんな思いになります。

「甘き絶望」は14年ぶり2回目なのでどんなだったか?エレカシの初コンサートが2009年4月の桜の花舞い上がる武道館で、この時に初めてLIVEで聴きました。アルバム「町を見下ろす丘」(2006)の収録曲です。東芝EMIから出した最後のアルバムですが、このEMI期はエレカシの活動も少なく、宮本自身も苦しい時期だったようです。私自身ポニーキャニオンで一度ファンになって離れていた時期。しかし、UNIVERSAL MUSICで出戻りファンになって、このEMI期のアルバムを聴いて断然、この時期の楽曲が好きになりました。

「甘き絶望」もそうですが、EMI期の楽曲の歌詞には心情・光景が全部反映していて、世代によっては恐らくビシビシ共感を呼ぶ世界観です。“夢も希望もまどろんでる・・・”こんな表現はそれを味わっていないと出てこない言葉ですから・・・。

30曲中、定番曲も含め13曲が2016年の野音と選曲が被っています。この2016年の野音では「ついて来させてやるぜ」と宮本がMCで語った時の野音です。

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毎度、野音では宮本がその時にやりたい曲を選んでいますが、「いつものとおり」に関してはアルバム「奴隷天国」(1993)に収録されてる曲で、確かこの頃は宮本の個人的なことで、LIVE活動をやっていなかった時期でレコ発ツアーもなく、野音で主にやっていた感じ*1ですね。

そういう意味ではエレファントカシマシとしての活動が、しばらくぶりではあるのでこの「いつものとおり」はちょっと意味があるような気もします。

それから「Baby自転車」はシングル「孤独な旅人」のカップリング、アルバム「ココロに花を」(1996)の収録曲で、レコ発ツアーで披露されていますが、その他のLIVEではそんなにやっていない曲で、私も7年ぶりに聴きました。私が初めて買ったエレカシのアルバム「ココロに花を」の中で、大好きな曲なので聴けて嬉しかった。

印象的なのは今回の野音“夕暮れ”を意識した構成なのかな?ってことです。「さらば青春」も夕暮れ時の男女の様子、美しい夕暮れ時の風景に見惚れる余裕もなかった・・・精神的に大人になっていく様を唄っていますね。

「さらば青春」はシングル「風に吹かれて」(1997)と両A面(CDの場合はなんという?w)でリリースされました。ベストアルバム「sweet memory~エレカシ青春セレクション~」に収録されています。

2023年の野音は・・・ギターのサポートを入れず、細海魚さんをキーボードに迎えて、完全なエレファントカシマシを見させてもらいました。

宮本の無駄な動きとMCに頼らない、黙々と歌を聴かせ魅せるステージ・・・、「僕らこうして大人になってゆくのさ・・・」と遠い昔に夢見た姿が今の自分で、苦しかった過去の自分を抱きしめるけど、今は遠い思い出になったそんな俯瞰して歌っていたように思う。

まるで、若い頃に描いていた理想の大人と、今の自分を照らし合わせるように過去曲を現実的に表現していたと感じました。

野音やLIVEで何度もやってきた曲でも、ソロ活動前は頑張ってきた自分への称賛も含み、辛い思い出を歌にぶつけていた感じでしたが、今回は全てを優しく愛おしく歌っていた気がしました。

感極まって・・・はいつものことだけど「はじまりは今」で涙ホロリしました。でも、もう泣かないでと新曲の「No more cry (通常盤)」でそのことを唄い現わしていますね。

“なんでぇ、結局、何も変わりゃあしねぇ”

“今の自分を信じてみなよ”

今までは自分で自分に言い聞かせて励ました曲も、今年の「流れ星のやうな人生」はエレファントカシマシは何も変わっていない・・・だけど古くて新しい、今の俺たちを信じてみなよ・・・と訴えているように聞こえた。

2016年の「ついて来させてやるよ」発言とは変わり(笑)、「俺たちを信じてみなよ」って言ってるよね。

エレファントカシマシもデビューから35年経ち、いろんな層のファンができ、それぞれに思い入れのある時代に傾倒するんだけど、彼らにとってはどこをとっても何かしら苦しいさがあって、その中で必死に音楽活動をしてきたでしょうから、どの時代のエレカシも愛でたいと思う。

つまり、今は私自身も大人になって・・・激しさよりも、噛みしめ慈しむようにエレカシの楽曲を聴きたくなったせいもありますが、宮本の歌うスタイルがこの思いに叶っていました。

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2022年の野音エレファントカシマシを昇華させるための模索”だったと表現しましたが・・・まさに、2023年の日比谷野外大音楽堂コンサートは、昇華したエレファントカシマシでした。

なんていうか・・・真のプロになった感がにじみ出ており(笑)この上で、いろんなゲストプレーヤーを交えたLIVEができるのでは?・・・始まるのでは?と思います。

どんなパフォーマンスになっていくのかこれからも楽しみです!

*1:エレカシDB様を参照

宮本浩次 Birthday Concert 2023「my room」@ ぴあアリーナMM

宮本浩次にとってBirthday Liveとは?

過去の彼はエレカシのツアー中、公演日が誕生日と重なったり、近い日だったりするとファンから「おめでとう!」と言われても、スルーするような(たんに照れてか?)タイプで、他のアーティストがBirthday Liveとかをするのを毛嫌いしていると思っていた(勝手な想像)。

しかし、彼は2019年の誕生日から「Birthday live」を始めました。初めてはliquidroom、次の年は新型コロナの影響で“仕事場”から配信という形式、2021年は有明ガーデンシアター”、2022年は“代々木国立競技場”そして、今年は“ぴあアリーナMM”です。

エレカシデビュー30周年行脚が終わって、ソロ活動を意識したから始めたのかもしれませんね。ソロライブとはどんな感じか・・・?みたいに。

私は2021年のソロ活中のBirthday Concert宮本浩次 縦横無尽」に行き、去年は行かずに今年を迎えました。

ソロ活動に目途をつけてのBirthday Concert・・・恒例化させたこの企画ですけど、今年はどうするのかと思ったら、弾き語り中心の“完全独演会”と知り、これに行かずしてどうするのか!?と鼻息も荒くポチッとエントリーし、なんとか行けることと相成りました。

どうしてもエレカシの曲を他のバンドでやることに嫌悪があったので、私の望む本当のソロ活ともいうべきスタイルのコンサートを体感できるわけです。

liquidroomと仕事場のLIVEもそうだと言えばそうですが、ソロアルバム2枚、カバーアルバム2枚出してからの独演ですから、その内容に興味を持たないわけがないのです。

1966年生まれふたご座

私は宮本浩次とどうでもいいこんな共通点がある。

Birthday Concertの告知をインスタでするようになり、2020年の時はこんな感じでしたが・・・この日、私の誕生日でした(笑)

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去年は1週間前にインスタでリハの様子を伝えていましたね。

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そして、今年は私の誕生日の次の日に告知。ほんとどうでもいいんですけど(笑)このメガネが私の眼鏡に似ていたので、なんだか懐かしく思いあげてみました。

なぜ懐かしいのかというと2009年頃に宮本がかけていた、黒縁の眼鏡がとてもかっこよくて真似したくて、某チェーン店で作ったメガネだからです。

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そして、今も使っておりますし、映画を観に行くときLIVEの時はこの眼鏡で、もちろんこの日も。私の古い相棒。

2009年頃は宮本浩次のBirthdayをエレ友たちと祝ってたりして、浮かれていました(正直に吐きますw)。誕生日プレゼントも贈ったりしていたのを思い出します。

このブログを綴るにあたり宮本のインスタを遡って見ていたら、また懐かしいことを思い出しました(今日、気がついたw)。

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誕生日プレゼントにA4サイズの「宮本用箋」を作って贈ったことがあります(笑)2010年の時だったと記憶するので、これがそれだとは言いませんけどね。文豪に憧れがあった宮本に専用箋を贈るのはいいアイデアだと勝手に浮かれていました(笑)

左隅にたぶん「宮本用箋」って印刷が入っている物と思います。

今はあの頃のような情熱は薄れていますけど、私と同じ年の同じ時期に生まれたので、自然と親近感はありますし自分の誕生日が近づくと、宮本の誕生日も思い出すわけで互いに健康で長生きしていれば、こうしてコンサートに行くことで、ことさらに元気を確認できるなーて思っています。

“独演会”の感想

2023.6.12
2023/06/12(月) 宮本浩次 Birthday Concert 「my room」 セットリスト

01.通りを越え行く 🈠
02.部屋
03.解き放て、我らが新時代
04.孤独な旅人
05.きみに会いたい -Dance with you-
06.悲しみの果て
07.やさしさ
08.翳りゆく部屋
09.二人でお酒を
10.夜明けのうた
11.OH YEAH!(ココロに花を)
12.冬の花
13.First Love
14.こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい
15.赤い薔薇
16.この道の先で
17.月夜の散歩
18.獣ゆく細道
19.恋におちて -Fall in love-
20.rain -愛だけを信じて-
21.君がここにいる 🈠
22.sha・la・la・la
23.passion
24.昇る太陽
25.ハレルヤ

(アンコール)
26.涙
27.冬の夜
28.P.S. I love you

エレカシクレジットの曲で初聴きだったのが「通りを越え行く」と「君がここにいる」で「冬の夜」もフルで聴くのは初めてです。

「冬の夜」は2009年の大阪城野外音楽堂での“太陽と月の往来”という対バンライブでやりましたが、冒頭部分だけ思いつきでやった感じのやつです。

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これが私のエレカシ初遠征だったのでかなりまた、懐かしい思いに浸っております…。次男がまだ6歳で一緒に連れて行きました(長男もいたので親子3人)。次男は宮本をカッコイイ!好きだと言ってくれあげくに「なんで、ミヤジと結婚しなかったの?ミヤジがお父さんならいいのに」と言うこともあった(笑)

今となっては笑い話だけど、私もとんだ毒母だったなと反省してる(嘘)。だって、折に触れて一緒にエレカシのライブに連れて行ったけど、彼は親の影響では染まっていないから。モノクロが好きっていうのはあるけど(笑)

今年のBirthday Concertのことを書くだけで、昔のいろんなことを思い出させてくれる・・・それがまた積み重ねてきた証でもあるよね。

『my room』っていう題に沿った選曲であるようで、大切な人とそこで祝いたいという気持ちもこもったセトリともとれますね。

そして、愛おしい人に向けた会いたい思いみたいなものも感じました。生んでくれたお母さんのことを思ったのかな?歌詞に「会いたい」とある曲が何曲かありましたね。「きみに会いたい -Dance with you-」「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」「この道の先で」*1この3曲の歌詞に「君に会いたい」が入っています。

フェスで「お母さーん!」って叫んだという噂も聞いたし…。

2021年のときのセトリともかぶっているのもありますが、弾き語りバージョンにしただけで全く別物の良さがありました。

エレカシでの楽曲はそもそも弾き語り向きだし、聴くとグッとさせるパワーがあります。「部屋」とか「孤独な旅人」「やさしさ」「月夜の散歩」「涙」他・・・名曲揃いです。

その中でも特にこの曲が弾き語りで良いと思ったのが、提供曲の「きみに会いたい -Dance with you-」とfeat曲「獣ゆく細道」です。スパニッシュな感じのアレンジが滅茶苦茶かっこよくてこれは新発見だと感じました。

カバー曲の選曲もよかったです。「二人でお酒を」では梓みちよがあぐらかいて、指を鳴らすふりをして左右に揺れながら歌う姿が浮かび、同じように左右にスウイングしながら聴きました。お客さんの手拍子を強制終了してましたが(笑)しっとり聴く曲であることには間違いない。

youtu.be

「First Love」と「恋におちて -Fall in love-」は英語歌詞もあるので、これを弾き語りで歌う挑戦はすばらしいと思ったし、歌唱自体がとても素晴らしかった。

カバーアルバム持ってないし聴いていないけど💦むしろ、これは弾き語りバージョンの方が素敵なのではないか?と、思ってしまったので…過去曲のセルフカバーを弾き語りでやったり、カバー曲を弾き語りでやって…セルフカバーアルバム出すかも…と予想しておきます(笑)

終盤のソロ曲「sha・la・la・la」、「passion」、「昇る太陽」、「ハレルヤ」打ち込みを使ったのでオリジナルキーが高く、やっぱ苦しそうでしたね。周囲のお客さんはここら辺から総立ち状態でしたが、私は釣られず座ったままでした(笑)

まとめ・・・真のソロを聴いた!

2023.6.12終演後

とまぁ、ソロアルバム、カバーアルバムを出してからの“単独公演”は、実り多きLIVEだったと感じました。アレンジも演出もソロ活動で培ったものだと伝わったし、歌唱がなんといっても見事でした。

まさに宮本節!・・・というのは卒業し、「聴かせるんだ!」という真の意味を彼なりに会得したのだと感じたくらいです。

今後もエレファントカシマシの活動も楽しみだし、宮本浩次のソロにも期待が高まります!

 

*1:エレファントカシマシDB」さん調べ

エレファントカシマシ アリーナツアー「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」

3月11日(土)神奈川・横浜アリーナ公演

横浜アリーナ 20230311

エレファントカシマシ、通称エレカシがデビュー35年を迎えました。

エレカシがデビュー30周年で47都道府県ツアーをして、さいたまスーパーアリーナでFinalを行ったのが2018年3月でしたので、ほんとあれから5年経っていたんだと実感。

そして、アルバム『Wake Up !』の発売、野音、レコ発Tourときて、秋に椎名林檎さんと東京スカパラダイスオーケストラから、fateされての楽曲参加があり、「おや?ソロ?」と思っていたら、暮れに“ソロプロジェクト”が発表され・・・エレカシ界隈はざわつきました。

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4年ばかりエレファントカシマシとしての活動はほゞなくなり、このブログも『ほゞエレカシ』縛りでやっていたのですが、ブログ名を変え、他の好きなアーティストのことも記録する物としてきました。

しかし、あの忌まわしい新型コロナがすぐさま、私の推し活を阻みました…。アーティストが活動できなくなり、推しのいる人皆がLIVEに行かれなくなって…“生きる糧”のような存在と行動がなくなり、ブログの更新もほとんどしなくなっていました。

ソロ宮本浩次としてもコロナでだいぶ方向転換させられたのかもしれませんが、私自身は宮本のソロにあまり心を動かされていなかったので、この辺はいい塩梅だったかも(笑)

音楽は即効性のあるエナジードリンクのようだと思っているのですが、自分の年齢も重なりますが、いろいろ一気に加速してクールダウンしました。

あたりまえだと思っていたことが、こうして制限されてしまい、あたりまえじゃなくなったので、行動制限が無くなった今もまだ、どこか警戒している自分がいますし、正直「やったー!!」とハチャメチャ喜んでいるわけでもない。

それでもですね、エレファントカシマシが35周年の記念ライブをアリーナツアーで行うと知った時は・・・「大丈夫か…?」と思いました(笑)いやいや、すごく嬉しかったですし、行くことは決めてました。

やっと、エレファントカシマシのメンバーのパフォーマンスが観れるのか!うぉぉぉーーー!!とはなりましたが、「でも、大丈夫?」っていう(笑)

単純に宮本がソロで掴んだ自信が、エレカシの35周年記念の企画に反映したんだと思う。そして、各会場が歓喜と感動に溢れた熱いLIVEだった。

私は初日の神奈川・横浜アリーナ(3/11)と東京・有明アリーナ3日目(3/21)に行きました。

去年、野音に行っているのでエレファントカシマシのLIVEは、半年ぶりではあるんですけど、大きな会場で多くのファンに祝福される彼ら・・・“THE 凱旋!”みたいな風格がありました。

横浜アリーナは1人で行きました。初日なのでドキドキするかと思いつつ、なんかそういう感じもしなくなってました(笑)

なんでなんだろうなぁ、冷めてるわけじゃなくソロから、スムーズにスライドしてきたなという、まだ、熱いうちに行われるLIVEだし、武者修行から戻った宮本に対し、なんの心配もなく、今まで以上の何かを聴ける予感しかなかったからかもしれない…ある種の予想ができていたからなんだと思う。

ところが登場で…「わっ!白いフード付きコート!」ってちょっとちょっと!ってなり、なによカッコイイじゃないって思った(笑)

3月21日(火・祝)東京・有明アリーナ公演

有明アリーナ 20230321

有明アリーナは2人の息子と一緒に行きました。2人とも白いフードのコート着て出てきた宮本に「え?どうした?」ってなったらしい(笑)

エレカシのライブも久しぶりですが、親子3人で行くのも埼玉スーパーアリーナ以来でした。次男はまだ、身長も私より少し高いくらいだったのに、5年で随分伸びました。

次男に関しては席が遠くて見えないっていうのはあったけど、人の頭で見えないというのは解消されたようです。こんなところにも時の長さを感じます(笑)

私は身長も縮む一方ですよ(涙)でも、3時間立ちっぱなしでも大丈夫だった!立ち仕事に変えて鍛えておいた甲斐がありました。

ライブの感想

肝心のライブの感想ですが、いやはや宮本浩次の声はかなりいい感じでした。野音の時にもエレファントカシマシの真骨頂に磨きがかかったと思いましたが、この周年LIVEはストリングスを加えてのヴァージョンで、進化した姿を魅せてくれたと思いました。

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感傷的になったファンも多かったと思うのですが、メンバーは何してたか分からないけど、宮本のソロ活は見てきたし、宮本の求めていることとかは理解し、でも、宮本本来の良さを出せるのは自分達・・・そんなことは思ったんではないか?と、想像したりしています。

ソロ前ではよくあった“パフォーマンスのムラ”は、その時まではまだエレカシ“らしさ”で収まっていたけれども、あのままでいっていたら、バンドとして危機があっただろうと思っていました。

だからこそソロ活があったことに意味があるし、35年以上のキャリアがあるバンドとして、ちゃんとした形にしたかった、それができたと証明したのが35周年アリーナツアーだったと思う。

宮本の声がね…イイ感じに最後まで保たれてて本当に素晴らしいと思ったよ。17曲目に『RAINBOW』で、『悪魔メフィストっていうのはチャレンジャーだわねぇ…。悪魔メフィストの方にもう少し改善の余地ありって気もしたけど(ハイ、偉そうにすみません)。

『悪魔メフィスト』の時の映像演出がめちゃくちゃかっこよかった!

≪セットリスト≫

  • 第一部

01.Sky is blue
02.ドビッシャー男
03.悲しみの果て
04.デーデ
05.星の砂
06.珍奇男
07.昔の侍
08.奴隷天国

  • 第二部

09.新しい季節へキミと
10.旅
11.彼女は買い物の帰り道
12.リッスントゥザミュージック
13.風に吹かれて
14.翳りゆく部屋
15.ハナウタ~遠い昔からの物語~
16.今宵の月のように
17.RAINBOW
18.朝
19.悪魔メフィスト

  • 第三部

20.風と共に
21.桜の花、舞い上がる道を
22.笑顔の未来へ
23.so many people
24.ズレてる方がいい
25.俺たちの明日
26.yes.I.do
27.ファイティングマン

  • アンコール

待つ男

名古屋以降の公演に曲の追加や変更があったかもですが、横浜と有明のセトリは同じでした。

長男は『風と共に』が発表されたころ、なにか辛いことがあったらしく、だいぶこの曲で励まされ、涙したと言っていてこの日にこれが聴けて、涙腺崩壊したと言ってました。

私は『彼女が買い物の帰り道』ですね…これが何といっても、マイベストSONGです。チケット取れずに行けなかったLIVEでは、近年もやっていましたが、私的には数年ぶりだったので、まさかこの曲聴けるとは思っておらず、嬉しい気持ちになりました。

まだ、私がウザファンだったころにこの曲がカップリングで発表され、歌詞に自分を重ねて、萌えキュンしてたんですよね…(恥)

あの頃、自分的にはいろんな良き思い出がたくさんあります。そんなことを諸々思い出しました。

今後は・・・?

春フェス、夏フェスで「ただいまぁ~~~」って参戦LIVEやって、アルバムのレコーディングしながら、秋に野音やって、冬にニューアルバム出して、年末のフェスに出て来春以降にレコ発Tour・・・こんな感じでいかがでしょうか?(笑)

 

 

エレファントカシマシ 「日比谷野外大音楽堂 2022」

2022年9月25日(日)快晴、野音日和

前回、私がエレファントカシマシ日比谷野外大音楽堂のライブに行ったのが、2018年6月24日でした。この日の天気は雨でした。

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今年の野音は台風直撃かっ!?と危ぶまれましたが、なんとか回避でき写真のような青空でした。台風回避の野音は私にとって2度目で、秋開催は台風の懸念もあるので、なかなかスリリングであります(笑)

さて、エレファントカシマシのデビュー30周年以降、この日比谷野外大音楽堂でのLIVEはプラチナチケット化しております。私は幸運にも4年ぶりに行けましたが、今年もダメだった・・・という方が多くて、やはりここは特別感あるなぁって感じですね。

2020年はコロナ禍で外聴きもNGとなり、それでも配信もあって嬉しかった。今年も配信あってよかったです。毎年あるといいなぁって思います。

だいぶ日が経ってしまい、配信もあったので今さらレポは書きませんが、終演後にTwitterでつぶやいたことを、記録として編集して載せておきます。

日比谷野外大音楽堂 2022 セットリスト

=== 第1部 ===

1.過ぎゆく日々

2.地元のダンナ

3.デーデ

4.星の砂

5.ふわふわ

6.偶成

7.月の夜

8.珍奇男

9.昔の侍

10.I don’t know たゆまずに

11.未来の生命体

12.なぜだか、俺は祷ってゐた。

13.この世は最高!

14.悲しみの果て

15.RAINBOW

=== 第2部 ===

16.東京の空

17.武蔵野

18.風に吹かれて

19.赤い薔薇

20.ズレてる方がいい

21.俺たちの明日

22.so many people

=== アンコール ===

23.星の降るような夜に

24.友達がいるのさ

25.ファイティングマン

 

9月26日につぶやいたこと

ゆっくり、野音を反芻する時間もなく(笑)

備忘録的に・・・(まだ、アーカイブは観ていない)昨日はBエリアの最後列。しかし、目の前をさえぎる高身長の人はおらず、視界良好♬

1部の選曲はソロからあるいは野音初の人には、ちと高度だった?もちろん私も中期ファンなので・・・初聴き有り!「過ぎゆく日々」はLIVE初聴きでした・・・。

選曲の考察はあとでゆっくりするとして*1、「過ぎゆく日々」「偶成」とは・・・激渋(笑)歌詞がねこういう時代を経ていまがあるんだよと、ソロのきらびやかな歌手しか知らない新しいファンに語りかけてる。是非とも歌詞を読んでほしい。

たぶん、シンガーとしては一流のバンドで歌った方が、やりやすいに違いないのだけど、曲がりなりにも宮本浩次は、エレファントカシマシのボーカルでフロントマン。バンドとしても昇華させたいそんな欲はあるはず。

文末に追記有*2

(何かを見た・・・)ソロの宮本しか好きになれない人もおれば、エレカシの宮本しか好きじゃない私もおる。それで全然OKだと思う。

シンガーとしてソロで成功するのは、正直わかりきったことだった。重要なのは30年やってきた、エレファントカシマシ”というバンドの昇華だ。

もしかしたら、めんどくさくて見てみぬふりしたかったかも(笑)でも、ソロ活することで中だるみを回避した・・・と、思うことにする。

だってね。宮本はエレファントカシマシに対する理想についても、ちゃんと語っていたしね・・・*3

そう、仕上げるためには自分のモチベも大事だから、ソロ活ってそのための期間だった・・・そう、思うことにする(笑)

私はソロのライブは一度しか行っていない。待ちに待ったエレファントカシマシのLIVE!2022の新春はちょっと肩透かしだった。

しかし、2022年の日比谷野音はバンドの方向性を模索している・・・それが見えた気がしている(まぁ、いつも模索してるけど)。

現場のなりゆきで作りあげるLIVEもありですが、ちゃんとLIVEとして編曲しようとした、そんなジタバタ、爪痕を感じた。「良い曲を良い流れで聴かせたい」という意気込みなのではないか?と思えたのです。

9月28日のつぶやき

やっと野音アーカイブ視聴開始!トミのミヤジを見つめる視線に、すでに泣けてくるわ…。

アーカイブあった幸せをひしひし感じてる。今、まさに至福の時間。いろいろ復習オレ(笑)でも、復習よりやはり魅入った。

「東京の空」はマジ、ガチで最高な出来映えだったわね。そこからの「武蔵野」で涙腺崩壊だった*4…。スカイツリー登って武蔵野台地眺めたくなった!

アーカイブ観れて嬉しさはもちろんあるんだけど、トミ…トミがなんだか心配になる。宮本は進んでいくうちにエネルギーわいているけど(笑)トミ、元気に叩いているけど、大丈夫なのかなぁ…「俺たちの明日」。

はぁ…最後、ストーンズ式?お手手つないで挨拶の時、トミに笑顔があってよかった🎵(アーカイブよかったけど、違う意味で心配なところも見えた)

野音2022はエレカシにまだあるのか!?伸び代!をくっきり見た気がした…。とてつもなくこの数年に意味があったと感じる。新春の時は不安しかなかったけど(笑)

野音でもよくやる「今宵の月のように」「笑顔の未来へ」などがなくて逆によかったね。セトリが最高!

想像でしかないことをつぶやくのは、はばかりますが・・・今年の野音は久しぶりの緊張感とソロツアー中にやった新春とは違い、エレファントカシマシを未来へ繋げる勝負のLIVEだったのだろうと・・・。当たり前ですがこれまでの調子でやってはならん・・・そんな気迫すら感じました。

それからエレカシもすごかったけどお客さんもよかった。正直、ソロからのファンも多かっただろうし、拳振り上げるとかしたことないお客さんが多いのではないか?そんなことも思った(笑)

でも、歓声も掛け声もないのに、最高の熱量を感じました。日比谷野音には今回で8回目くらいの参戦ですが、演者もお客さんも素晴らしかったです。

つぶやいといてよかった(笑)以下、追記。

今回、石くんがけっこう積極的に前に出てプレイしてたのが、若い頃のエレカシ野音動画を思い出した。

「この世は最高!」のコーラスも胸アツでしたね…。「星の降るような夜に」で成ちゃんに向かって歌うミヤジの姿も・・・。

「珍奇男」のアコギギターがチューニング合わなかった件、そもそもアコギのチューニング狂ったまま始めちゃってたし(笑)私は単純にエレキとのチェンジ場面で、タイミングが上手くいってないのか?って思った。

宮本浩次の歌は猛烈によかった。ソロツアー明けと思えぬほどに、声が出ていたしがなっていなかった印象です。

「RAINBOW」はちょっと絞り出すようなところはあったけど、それもフリのひとつに思える。ただ、野音で初披露したRAINBOWは超えていない。

とにかく宮本浩次のボーカルは生まれ変わった感があって、かなり感慨深い野音公演だった。

さて、去年は宮本浩次がソロツアー中で恒例といわれた“野音”がなかった。宮本の耳の病気の時ですら、ちょっとでも野音で歌わせてくれとやったのに・・・。

だからというわけじゃないけど、ソロ活動明けの野音は格別なのもになった。もしかしたら、このまま新譜の製作期間に入るかもしれない・・・。そんな予感はしますが、カウントダウンの出演は、期待できるかもしれませんよね。もし、出演するなら何年かぶりにカウントダウン行っちゃおうかな(笑)

*1:結局、考察してない(笑)

*2:今年の新春LIVEに行ったとき、終演後、ソロからファンになった人が「私はソロの方だけでいいわ」と連れ合いの人と話してて、この野音終了後もTwitter上では、バンド否定するのもみかけた。バンドを否定されるとそこはちょっとモヤモヤする(笑)

*3:ストーンズのように)佇まいからして“エレファントカシマシ”というオーラを発するバンド

*4:エレカシのLIVEで泣くことが少ない私も「なぜだか、俺は祷ってゐた。」「悲しみの果て」でホロリときたわ

エレファントカシマシ新春ライブ2022年in日本武道館@1月12日(水)

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彼らのワンマンLIVEを会場で聴くのは実に3年ぶりです。前回は2019年の新春で同じく武道館で行われた2Daysでした。

エレカシロス…なんてものはとうに超えて、カラカラの枯渇状態でこのままLIVEに行っても、はじいてしまうほどに乾ききっているんじゃないか?そのくらいに気持ち的にはガチガチに硬くなっていました。

ドキドキとかワクワクもなく、どことなくぎこちない感じで数年ぶりに友達と会う、そんな感覚に似ていました。

3年前の武道館のセトリとか感じたこととか読み返すと、あの日は彼らと私たちの「壮行会」みたいなものだったなと…。

 

思います。宮本はソロ活動を開始。

 

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

 

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エレカシ史上、最も有名な武道館コンサートは1991年の新春「3000席」だと思います。デビュー間もない彼らは分相応な会場の手配ができず、唯一抑えるのが可能だった武道館でコンサートをしたという歴史です。

私は2009年の「桜の花舞い上がる武道館」LIVEに初めて行き、この時エレカシにとっても数年ぶりの武道館で、緊張のあまり悪夢を見たと宮本は言ってました。

(その時の日記は「日本武道館」というカテゴリから探してください)

それがですよ?

座席360度全解放して行うとは!初ですよね?私は初だったんですけど(笑)私はありがたくも、アリーナ席の6列目でPA前という、宮本がほぼ真正面に見える位置の席が取れ、今まで日の丸を同じ目線で観ることが多かったのですが、今回は見上げるような形となりました。

ぐるっとエレファントカシマシを見守るファン…圧巻でした。時々、客席を見回すと本当に感動的な風景でした!振り上げる拳、ひらひら、きらきらする手…心の声がぐるぐると会場を巡り回っていました。

日本武道館 新春ライブ 2022 セットリスト

《第1部》

01.うつらうつら
02.奴隷天国
03.デーデ
04.星の砂
05.いつものとおり
06.浮雲
07.昔の侍
08.この世は最高!
09.珍奇男
10.月の夜
11.風
12.シグナル
13.生命賛歌
14.悲しみの果て
15.旅立ちの朝
16.RAINBOW

《第2部》

17.ズレてる方がいい
18.風に吹かれて
19.ハナウタ~遠い昔からの物語~
20.笑顔の未来へ
21.桜の花、舞い上がる道を
22.ガストロンジャー
23.俺たちの明日
24.友達がいるのさ
25.so many people
26.四月の風
27.ファイティングマン

《アンコール》

28.待つ男

第一部は日比谷野外大音楽堂のLIVEでやることが多い曲目だったように思います。「浮雲男」は今回初めてLIVEで聴きました。10年ぶりにやったようです。

さすがに感極まった私です…。鬼の目にも涙…エレカシのLIVEで泣いたことがなかった私ですが、「うつらうつら」でグッときて…「奴隷天国」でひっこみ(笑)

10.月の夜
11.風
12.シグナル

この流れで涙腺は崩壊いたしました。

2部の「24.友達がいるのさ」でもそうだったのですが、ピアノ&キーボードで入ってくださった、細海魚さんの演奏が耳に飛び込んできて、それが脳内の扁桃体を直撃して…何が何だかわからない涙が頬をつたいましたとも…。

セトリを見ておわかりのように、合いの手(ヨッ!とかオー!)は禁止ですし、手拍子できる曲がないので、集中して聴くわけですが、あの360度の空間がエグかったですね。

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そして、彼らのライブパフォーマンスはどうだったか?って話ですが、エレカシエレカシのままで「帰ってきたー!」という感想です。嬉しかったな。

彼らに予定調和はありません(笑)ホントに「いつものとおり」です。

新春ライブに合わせてリハは行われたとしても、ソロツアー真っ最中の宮本がどの程度、エレカシに比重を置いたか?切り替えできていたか?それが現れていたと思います。

2019年の新春ライブが「壮行会」の雰囲気だとしたら、2022年の新春ライブは「送別会」のような気分にもなりました。

何というか…頭の中で薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が流れてきた感じです。

サヨナラは別れの言葉じゃなくて、再び会うための遠い約束…

夢のいた場所に未練残しても 心寒いだけさ…

こんな雰囲気です。エレカシファンにとっては、待ちに待っていたのですから、新春LIVEがあったことはとてもよかった。

ただ、私は2部に入り、最近の楽曲で明るい雰囲気にも関わらず、宮本が心ここに非ずに見えてしまった。「気持ち切れた?」って感じていたら、アンコールの「待つ男」を歌い終わるとマイクをそっけなく落とし、メンバーを無視するように去るミヤジの姿。

まぁ、よくあるっちゃある行動ではあるのですけど、演出の一環なのだろうか?私はなんとなく不穏さを感じました。ファンはエレファントカシマシのLIVEで浮かれたけれど、宮本の心中は?

私は彼から「(新春LIVEを)やってあげた」感を感じてしまった。あの聴衆の中で歌えたことは、感動的だったと思う。でも、シンガーとして自信をあげてきた彼は、あのLIVEに満足していないだろうと思った。大物になったもんだ…。

「今宵の月のように」を歌う必要もなくなったかぁ?もう、輝いているもんね…。

それゆえに彼はあの風景を“ソロ”で実現しようとシフトするのではないか?そんなことを…私は感じてしまった。一度、華やかできらびやかな世界を体験した彼が、またあそこへ戻るのか?考えにくいからです。

メンバーとのコミュニケーション不足はあきらかであったし、これは考えすぎなのだと思うことにしよう…。

2022年初夏にはソロツアーも終わる…宮本はエレファントカシマシをどうするのだろうか…?彼はソロ活を始めた頃のインタビューで、エレファントカシマシは「余技」だったと話している。宝物的な存在みたいなことを聞いたこともない。

だから、なんというかファンが抱くエレカシへの思いと、宮本の感覚に温度差があって、それはもはや変えることなどできないのだろうと感じた。

30thの47都道府県ツアーがピークだったなっていう感じです。したがって、今回の新春では残念ながら、希望的な光は見えなかった。

けれども、兎にも角にもトミ、成ちゃん、石くんの姿と演奏が聞けたこと、ヒラマミキオのギターが聴けて笑顔が見れたことが最高に嬉しかった。

また、会う日まで…遠くならないうちに(笑)

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特別お題「わたしの推し

2011年 COUNTDOWN JAPAN 11/12

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CDJF1112

この年のメインイベントである!思えば2009年から3年連続となる、
COUNTDOWN JAPAN 11/12 に行って参りましたよぉ~~~。

2010年のCOUNTDOWN参戦の経験を活かして(笑)
2011年も同じ手法で鼻っから作戦を練り練り(笑)

今年は長男を引き連れて!長男は2010年のROCKS TOKYO以来のフェスで、どんなシステムなのかもようわからん状態でしたが、タイムテーブルを見せると…。俄然、回る気満々で意気込んでたのが、あぁ血は争えん…と、感じたよ(笑)

2010年も快晴でしたが、2011年も快晴の大晦日晴れこの縦看板?を観るとまた、キターーー!!って興奮しますねw

開場と同時くらいに入場しました。リストバンドを交換し…このゲートをくぐりぬける…。

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CDJF1112

クロークに荷物を預け、この日一発目のアーティスト“グループ魂”を聴きにEARTH STAGEへ…と、その前にMちゃんと合流しました!

 EARTH STAGE 15:15 グループ魂 ※次の怒髪天があるので後ろで鑑賞途中退場

なんですかねぇ?この集団はっ!(笑)
聴いてみたくて仕方なかったバンドでやっと念願かなった!
マジでわぁ…公共の電波にはのせられんのじゃ?的な、MC港カヲル氏の下ネタ連発あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)開演前の渋谷社長の前説で「日本一の前説バンド」と紹介されておりましたが、その理由がのっけから炸裂!

阿部サダヲちゃん、クドカンちゃん見てくれはカッコイイのに曲の内容がヤバすぎ危なすぎ!でも、やっぱこの人達は天才やなぁ…って思った。サラリと歌ってのけちゃうんだから!!

 GALAXY STAGE 16:10 怒髪天

前から4列目くらいをキープで聴けました!

「WORK TO EAT SING TO LIVE」とロゴの入った真っ赤なシャツで登場!増子兄ぃ!いつも通り櫛で髪をひとなでふたなでし会場へポーンと投げる!

「よく来たあ!」と第一声から“北風に吠えろ!”“キタカラキタオトコ”“労働CALLING”と、怒涛のシャウト続き!

「よくもまあこの野郎、こんなに集まりやがって!」とか、愛ある毒もかましww
「今年は本当にいろんなことあった!さよなら2011年! いや『二度と来るな2011年』だ!」

とか、増子節が炸裂でもう泣きそうだったよ!イチイチかっこいい兄ぃだった!
“オトナノススメ”“ニッポン ラブ ファイターズ”“喰うために働いて 生きるために唄え”
と、たたみかけて、

「来年も、生きて、生きて、生きて、また会おうぜ! ありがとう!」

そう言って去っていきました…。もう、最後の最後まで惜しむかのように手を振ってくれる兄ぃが、たまらなく好きだーーー!

なんといってもオーディエンスとの掛け合い、拳、お手振り(笑)一体感がたまらなく良いんだよね!

 GALAXY STAGE 17:20 佐野元春

セトリは…

“星の下 路の上”
“Us”
“愛のシステム”
“驚くに値しない”
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日”
“約束の橋”
“太陽”
“アンジェリーナ”~メドレー…call&response

 「愛のシステム」とか!「驚くに値しない」とか!「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」とか!
わぁ!わぁ!何何ぃ~~~嬉しすぎる選曲♪FESで聴くことなんてそうそう無いでしょ?結構、元春も実験的な挑戦?そんな気がしましたなぁ…。

迷うことなく最前列で拝聴しましたとも!最近の元春のファッションはものすごく洗練されて、ドレッシーでステキ♪この日もセンスの良いスーツ姿で登場♪

会場から「元春、カッコイイ!」と、男性の声が(笑)いやはや、本当にカッコよかったんですけどね。

聴きなれた曲もCOYOTE BAND仕様にアレンジされ、まったく新しい雰囲気。元春の歌声は時折、苦しげな場面もあったけれども…それを包み込む、オーディエンスのクラップと歌声が優しくて、感動的でございました。

時々、会場をジッと見つめるように目を見開いたり…元春自身の大人な柔らかい空気感が一層会場を良い雰囲気にしてましたね。

アンジェリーナからメドレーに転調する時

「ロックンロールが世界を変えてくれると教えてくれたのは、サンボマスターだった。」と、ちょっぴり笑いをとったり、call&responseの掛け合いも「もっと景気良くいこう!」と、言いながら

“I LOVE YOU ! YOU LOVE ME !"

いつもながらの一体感も味わえました。

  =休憩(夕食・温存タイム)=

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 EARTH STAGE 19:15 吉井和哉

リクライニングシートエリアのシートで横になりながら、すぐ隣のEARTH STAGEから聴こえてくる吉井さんの生歌聴いて…しばし仮眠をとりました。でも、歌に集中しちゃって眠れなかったけどww

  =休憩(温存タイム)=

 EARTH STAGE 22:00 岡村靖幸

リアルタイム…名前は知っていましたが、曲はほとんど知りません。何やら不祥事でこの世界から姿を消していたことも…知ってるような知らないような…。

でも、彼が音楽活動に復帰したニュースが流れると、友人の何人かが嬉しさと不安をない混ぜた、そんな反応をして、いったいどんなアーティストなんだろう?と、YOU TUBEを見たり音楽チャンネルでたまたまトークを見て、少し興味をもって聴きに行きました。

いきなり私世代…1980年代生まれの30代位の子たちにはたまらんでしょう!エレクトロニックサウンド

私は「あぁ、こういう事か…」となんとなく認知しました(笑)

岡村靖幸登場!29日のDJイベントでも彼の曲がかかり、レコードジャケットを見たのですが、その頃にくらべるとちょっとふくよかに?光沢感のあるグレーのスーツに黒ぶちの眼鏡…(実際は黒のスーツだったらしい)

元春も同じようなスタイルで歌っていた時期ありましたが、そんな出で立ちで登場。
集まったオーディエンスにどことなく挑発的な視線を投げたり、MCもほとんどないノンストップなパフォーマンスが圧巻でした。

バンドもホーンセクションが入って豪華な雰囲気だったが、何よりも彼が披露するキレッキレのステップダンスが妙に懐かしく、かき鳴らすギター、歌声に彼のカリスマ性を垣間見た気がしました。

 EARTH STAGE 23:25 Dragon Ash

結構、前の方だったんですけどオーディエンスの男率の高さに?ほとんどKJの姿も見えず、ダンサーたちも全員は見えず…でも、すごくよかったのはベースのIKÜZÖNEさんを間近で見れたこと!凄く妖艶であの独特な演奏が見れてすごく嬉しかったなぁ。

で、なんとDragon AshCOUNTDOWN JAPANは初出演だったらしい…なのにこの日、
2012年の幕開けをするCOUNTDOWNの任を命ぜられた、Doragon Ash!!

私も実はエレカシ目当てで行ったフェスに、何度もDoragon Ashが一緒に出てる日があったにも関わらず、ライブで聴くのは初めてで(笑)正直ワクワクしていたし、でもかなりビビってもいました…。

モッシュは当然すごいでしょうし、ダイブ禁止…っつうても…なんでもアリでしょ?的なノリですから(笑)

スタートの祝砲と共に眠気がぶっ飛ぶ(笑)左エリアの柵をしっかりつかんで、大波に持って行かれんよう必死でしたw

KJが「跳べ!」と叫べば場内は大揺れにジャンプ!踊る!前に日記にも書いたけど、彼らのオーディエンスを牽引する力や、オーディエンスが彼らを求心する気持ちの強さはハンパがない。

KJが話した印象的だったMCに
「俺らは好き勝手にこんな事してるだけだけど、ここにきてる奴らは普段、すごく嫌な思いもしながら働いてその金払ってきてるんだろ?すげぇ…ありがたいよな…」

っていうのと

「超可愛い嫁さんもらって、愛しい息子を授かって…俺、今が一番幸せで、あんな酷い事(震災)があったあとに言うべきことではないけど…その位に幸せで、今死んでも幸せなまま行けるんだって思える」

こんなようなこと言ってまして…私も似たような感覚で…まぁ、見てくれはカッコイイ旦那をゲットしたとは言えないけど(笑)

でも、人として社会人としては誰も裏切らない人で尊敬してると思える人。可愛い息子二人を授かって、今はこうして自由に動けて…一番幸せな時だ。

そんな風に思えるんですよね…。だから、KJの言ったこともよくわかった。

知ってる曲のひとつ“百合の咲く場所で”が披露され、歌いきるとバスドラの音が…モニターを見るとCOUNTDOWNが始まっていた!

会場が一体になって「5・4・3・2・1」!!ニューイヤーのテープが発射され、一気に会場が盛り上がる!そして、

「間違いねえよ。今、2012年、一番盛り上がってるのはここだと思うよ。俺らにできるのはロックンロールしかないから、やります」と、

ROCK BAND”“Fantasista”と、締めくくった!炎が噴きあがったり、ジャンプするたびに誰かのペットボトルの水が降ってきたり、とにかく凄い空間を体験しちまいました!

 EARTH STAGE 25:00 エレファントカシマシ

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いよいよ、グランドフィナーレ…大トリ。

私達はジリジリと前進していてとうとう左エリア(成ちゃん側)の最前列をゲットしましたぜ!

EARTH STAGEは若干、高い位置なのでしかもカメラのレーンが引かれている分、遠く感じます。

そのカメラ隊のスタッフの一人(アシスタント)の若い子が、どことなく黒ぶち眼鏡をかけた時のミヤジに雰囲気が似ていて、待っている間その子をジッと見てしまった(笑)セトリは

“今宵の月のように”
“新しい季節へ君と”
“悲しみの果て”
“ワインディングロード”
“俺たちの明日”
“東京からまんまで宇宙”
“パワー・イン・ザ・ワールド”
“so many people”
“ガストロンジャー”
“朝”
“悪魔メフィスト
“生命賛歌”
アンコール
“笑顔の未来へ”

2011年は終わった…もう2012年なんだ!っていうイメージを浮かべた。今宵の~東京からまんまで、までは新春らしさが感じられる選曲。

でも、歌っている宮本はかなり攻撃的だった。歌全体が荒々しい感じがした。過去の事は過去、未来永劫何があるかわからない。いろんな事がある…その繰り返しだ!とでも言うかのように。

“俺たちの明日”の時は、カメラマンの乗った台車?を引っ張ったり、押したりするアシスタントやカメラコードを伸ばしたり、集めたりするミヤジ風味のアシスタントくんが、ものすごく健気に見えちゃって、ここにも頑張って夢に向かってる若者がいる!その事になんだか感動してたりしました…(笑)

いや、ホントマジで…ミヤジはこの日、あまり縦横無尽に動くってのはありませんでした。でも、私らの方に向かって2度もお尻ペンペンをかましました!(笑)

1度目は“so many people”の時だったかなぁ?(笑)

“パワー・イン・ザ・ワールド”の時は石くんを私らの方へ引きずり出し、「石くん、がんばれ!」と声をかけてました…。

石くん何かあったのでしょうか?思わず私も石くんに「石くん!頑張れ!」って叫んでました。いやぁ…GG11のときも石くん私らの方へ引っ張りだされましたが、あの時よりもこの日のほうが、石くんの顔が非常に引き締まっていて、ギタープレイも冴えていたように感じましたね…。

なんていうか、正直言って…下手したら昼海さんに頼りきって、日陰の身になりかねない…そんな心配をしていたので、そろそろ、昼海さん抜きでやっぱ“エレファントカシマシS”じゃなくて、エレファントカシマシのギタリスト「石森」でやってほしいな…って、あらためて思いましたね…。

アンコールで出てきた時、ミヤジはSTAGEの端から端を走ったのですが、私らの目の前を走りぬけるとき、私は思わず「ミヤジ!がんばれ!」と叫んでました。

あれは絶対に聴こえたはず、顔がちょっとニヤけてました(笑)

で、アンコール歌い終わって引ける時に2度目のお尻ペンペン…ヌーーーーー…なんか、挑発的な意味を感じてしまうんだけど!と、勝手に思わせておいてください(笑)

去年のCOUNTDOWNの時と比べて、この日の会場はそんなにひしめきあう感じもなくて、何となく余裕すら感じましたが、それなりに会場は盛り上がってました。

私だけが感じていたことでしょうが、宮本自身のテンションがなんとなく、いつものフェスの時とは違って感じたのよね…。

ご機嫌ってわけではない。かといって、不機嫌って感じでもない。グァァーーっと襲い来る感じはあれど、無機質な空気も感じた。なんだったんだろうなぁ…あの感覚。だから「ミヤジ、がんばれ!」って叫んじゃったのかな(笑)まぁ、気のせいにすぎませんけどね。

全ての行程が終了し…EARTH STAGEを出る…。

長男は途中からフラワーズユニオン→中川翔子に行ってて、エレカシは後方で鑑賞してました。息子と地球の下で落ち合い…帰り支度の為にクロークへ…でも、COUNTDOWN JAPANの夜はまだまだ続くわけで、荷物はまだまだいっぱい残っていましたね。

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COUNTDOWN JAPAN 1516@2015.12.31

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長男と待ち合わせていざ会場へ

去年から物販・クローク・リクライニングが別の棟になったので、メイン会場の混雑が軽減された。
ただ、帰り時は汗だくで外を抜けクロークに行くので、寒いことこの上ない(笑)
今年(年明けてたので)はまだ、ましな方だったけど。

事前予約したフェスグッズを引き換え…身分証明書がいるのに忘れてきて手間取った(笑)諸手続き後、無事引き換え完了!いよいよ会場へ!

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腹ごしらえ!食休め

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麗蘭 MOON STAGE

MOON STAGEの『コヨーテバンド&佐野元春』に備えて移動。

ちょうど、『麗蘭』の土屋公平さんが歌い始めていました。THE STREET SLIDERSの元ギタリスト…THE STREET SLIDERSといえば、エレカシのメンバーも好きですよね。私は映画「BEATCHILD (ビートチャイルド)」でTHE STREET SLIDERSを観たことあるだけで、まったく聴いたことがない。

「BEATCHILD」と言えば、麗蘭の後に出演する佐野元春がトリで参加した、阿蘇山の麓で行われ、史上最高にして最悪のオールナイト野外フェスのことで、このMOON STAGEにはその時代のChild達が集結していたようだ。

麗蘭」の最後は仲井戸“CHABO”麗市さんが歌って締めくくり…CHABOさんはエレカシ宮本が崇拝してやまないアーティスト。にこやかで穏やかな雰囲気のCHABOさんは若々しく素敵でした。

麗蘭 | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

コヨーテバンド&佐野元春…開演前、元春以外のメンバーがサウンドチェックで登場。軽くセッション(笑)これだけでもはやかっこよい♡いよいよスタート!!

佐野元春&コヨーテバンド MOON STAGE

コヨーテバンドでリリースしたアルバムから代表曲が数曲披露され、MC…佐野元春という人は、毎度核心的なメッセージをここに残していく・・・。

COUNTDOWN JAPANのように自由にものが言えて、歌える。そんなのが最高。でも最近、権力が介入し過ぎなように思う」

お祭り気分のこのビックフェスにおいても、理性・冷静さが凛と際立つ佐野元春がやはり大好きです!入り口からFoodブースの煙?匂いでむせてしまう感じがあったのですが、元春も吸っちゃったかな?ちょっと歌が苦しそうだった…入り口を変えた方がいいのではないかな?

何しろコヨーテバンドが…大人バンドで洗練されてて…匠の集団だから、聴いてて安心安定なのが良いんですが、今回、エレファントカシマシのツアーでキーボードとして参加してくださった、サニーさんが来ていたらしく、「いきなりコヨーテバンド&佐野元春」で涙腺崩壊」とつぶやいてくださったのが、本当にそれを実証してくれたと思いました。コヨーテのメンバーとサニーさんは同世代だし…感慨深かったのだろうな。

佐野元春 and THE COYOTE BAND | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

サンボマスター EARTH STAGE

エレカシに備えサンボマスターからEARTH STAGEへ・・・想定外に人多し(失礼)と、いうか人の多さも凄かったけど、ノリが尋常じゃなかったな…フェスで何度もサンボは経験してるけど、こんな大暴れは初体験だったよ(笑)

サンボマスター | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

サンボマスターの意外なモッシュ度に油断していたから、結構響いていた(笑)動かずそこにいればよかったとあとで後悔。前進して成ちゃん側のエリアフェンス際、前から10列目まで来たがすでにバンプファン数名のグループで占められていた。まだ、そんなにグイグイ来なくても良いところを仲間を無理くり入れてくる。

エレカシ始まる前から凄いうねりで体力気力が奪われつつ…(笑)始まってもないのに肘が私の肩や首のあたりにのっけてくる長身の男子…払いのける。すると後ろから50代半ばくらいの小柄の女性が・・・、

「押されちゃってこんなとこに…もう、何も見えない…さっきまでは見えたのに…全然見えない…背がたかいんだから(どいてよ)…押さないでーーー。苦しいーーー死ぬーーー」

フェスに初めて来たのかな?一人で来たのかな?そのおばちゃんも私の背中、肩に肘を置く…私の怒りは沸点よ。私も同じ状況なのに!!ひっかき払いのけたわ。前の人のニット帽は顔に当たるから脱がしてやったわ。

エレファントカシマシ EARTH STAGE

エレカシが登場し演奏が始まるも…集中できず…バンプファンの男たち地蔵にはなっていなかったけど、本当にエレカシが好きで来てる人にもう少しだけ空間を譲る気持ちが欲しかった。のってくれたことはものすごく嬉しかったけど…そして、あのおばちゃんの事はしらんわ!

ほとんど宮本の姿は確認できませんでしたが、たまに見えました(笑)成ちゃんもトミも見えたしキーボードの村山☆潤さんも!宮本は…かっこよかったよ。セトリもよかったよ。

MCで「おじさんは」を連呼してたな(笑)ソーメニーよかったな…どうせなら死刑宣告でもあくびして死ねでもよかったぜ(笑)そんなわけで詳細な感想がおざなりに…かたじけない。

01.ズレてる方がいい
02.so many people
03.TEKUMAKUMAYAKON
04.悲しみの果て
05.RAINBOW
06.やさしさ
07.ガストロンジャー
08.ファイティングマン
09.俺たちの明日

9曲もやったけど短く感じたなぁ…いつものことだけど…今回は特に短く感じた。

ro69.jp

もう、ヘロヘロになったので長男を中に放置して(笑)私は抜け出しました(笑)長男はバンプを楽しみにしてきたので(笑)

ウルフルズ EARTH STAGE

後方で『ウルフルズ』を楽しみました!ウルフルズも何度もフェスで体験してるけど、ほんとに楽しい!仕込みもあるしね。

おじさん特有のねちっこさや(笑)関西人特有のどや!感も満載でね。言葉遊びに関しては天才だな!って思いますよ。私の中ではトータスか?増子(怒髪天)か?っていう位置づけ。西のトータス、東の増子って感じでね(笑)

ウルフルズ | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

長男が待ちに待った『バンプオブチキン』満員御礼状態。メインの入り口は閉鎖、横から入る感じになった。私はFoodブースで酒飲みつまみ食べながら鑑賞。

途中紅白の中継が入ったり・・・。エレカシの紅白出場を願うファンも多いが、私はそんなに望んでいなかった。でも、CDJの会場から中継!っていう形ならそれもありかな?そんなことは思った。

NHKホールのステージに並んで立つエレカシの姿が…想像つくだけにいたたまれず(笑)でも、大晦日の夜、他の場所で音楽を楽しむ群衆を見せつけるのに、中継という手段は大正解だと感じた。

BUMP OF CHICKEN | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

終演後、生き別れになった長男…10feetが始まっても合流できず(笑)私は帰りたいモード(笑)

でも、10feetのCOUNTDOWNも体感したい…その狭間で長男を待つ…ひょっとして出てこないつもりか?水分もろくに取らずサンボから(笑)でも、ペプシを3本持ってのこのこやってきたよ(笑)

長男はCOUNTDOWNをしたかったんだけど…いやーーー…これだけ好きなアーティストが続くとですね…水分も栄養も不足するしね…(笑)

長男会場に残して帰ってもよかったが…ご飯食べながら、「来年は友達も誘いなって」っていうと「母ちゃんはもう来ないの?」と…「いや来ると思うけど、友達もいた方が最後まで楽しめるじゃん?」と、私も楽しみたいけどさ…。若干いろいろと気になるのでね…。

クロークで新年を迎える(笑)クロークのスタッフと新年を祝う(笑)

体力的にもう前進は無理かもしれない。COUNTDOWNは条件が合えば今年も行くだろう。けど、もう前の方ではなく一歩下がったエリアで参戦するだろうなぁ。

参戦者の平均年齢が下がってるから、パワーが半端ないです。彼らにも楽しんでほしいし爆発するところだから、邪魔になってるのは自分かも・・・と感じた。

遠慮してるわけではない。本当に盛り上げるにはあの若者の爆発力しかないなって、今年は身をもって感じたんだ。

今年の年末は後方で楽しむよ。エレカシが出てくれるなら。っていうことで、皆さまこんな私ではございますが2016年もよろしくお願い申し上げます!