また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

エレファントカシマシ新春ライブ2019年武道館@1月16日(水)

先日、日曜の朝にやっている「ボクらの時代」に出ていた、由紀さおりさんがこんなことを言ってた。

音楽って耳で聴くものだけど、音楽はやっぱり体全体で受け止めてほしい。だからライブは重要。
歌手っていうのは、ライブでお客さんから〝ここにこなきゃ、この人の歌は聴けない〟って思われないと残れないのよ。

エレファントカシマシのライブもまさにこれ。

 

=朝=

いつもの顔で旅立ちの朝…
とか、緊張も興奮も不思議なくらいしていない。ボーっとしていたら今日がLIVEだってことも忘れちゃいそうだ…。そのくらいに無に近い、意識したわけなく暮れからポータブルオーディオで音楽も聴いていない。
今夜はスポンジのような気持ちでエレカシを聴きに行けそうだ!

 

エレファントカシマシの新春ライブはライブの中でも、比較的明るい雰囲気の選曲で年代を問わずお客さんが楽しめるものとなっている…そうしている気がする。

ですが、私も2010年の新春ライブから開催されたものには足を運んでいるが、その中でも2017年と今年の2019年の武道館ライブはなんとなく趣が違っている気がした。

2017年の感想は…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

セトリに「はじまりは今」「東京ジェラシー」と普段のライブではあまりやらない曲があったりと…その他は今年のセトリとかぶる曲が多めです。

2017年の時の印象は「はじめまして、エレファントカシマシ」っていう感じだった。そして、2019年…今年の新春ライブを形容するなら…

エレファントカシマシ有機*1。不純物ゼロ」

話しは遡りますが、10年前の2009年4月11日

私はエレファントカシマシのライブに初めて行きました。それが武道館公演「桜の花舞い上がる武道館」

この日のライブはエレカシにとって8年ぶりの武道館ライブだった。

この日を迎えるまで宮本浩次は悪夢を何度も観たという。緊張して眠れない日もあったという。彼にとって武道館というのはどういう存在の会場なのか?って考えた時、良く聞かれるうようなミュージシャンの憧れの聖地…と、言うよりは『伏魔殿』のような場所ではないか?そんな気がした。

悪魔の巣窟に戦いを挑む場所のような…

2009年の武道館ライブはとにかく宮本もメンバーも浮足立っていた。空席にシートがかけられている…そんな過去が常に脳裏に浮かんでいたが、アリーナから2階の最後尾までぎっちり埋まった客席を見て、桜の花のように舞い上がったのは宮本であろう。

UNIVERSALに移籍して初めての武道館で今思えばこの頃は、新しいファンに向けて常に「届け!」の思い念を込めて歌っていた。たぶん、2016年の暮れまでは「届け!」「聴いてくれ!」って、私たちやそのほかの人に向かって歌っていた。

それが2017年の新春武道館を境に少し変わってきた。

30周年ツアーで自分の歌がみんなに届いていることが実感でき、ある種の結果を手に入れた手応えで

「もう、叫ばなくてもいいんだ…」

くらいに肩の力が抜けた…そんなライブだったのが今年2019年の新春ライブだった。と、私は感じた。

3分の1(心のスポンジに)吸収した(笑)まだまだ満ち足りねー(笑)

ベテランの落ち着きが醸し出されていました。ここ二年の経験が与えたスキルだと思う。
でも、まだまだ違う!足りない!と、満たされないのがエレカシなんだよね。

以下、セトリの掲載あります。

有機体。不純物ゼロ」エレファントカシマシ…すごまない、がならない、叫ばない、懇願も祷りもない…。天性のボーカルが自然のままの声で飾らず歌っている…。情緒とか感情とか一旦無しにして、素の声だけ上手さだけで歌っていたように聴こえた。

2017年は「はじめまして」っていう古いのに新しいエレカシを感じて、2019年はもう何も飾っていない自然体で生命の源を観たような聴いたような気がした。

私はほとんど…今までのように腕を振り上げない、今までのように踊らない…ただ、ジッと聴いていた。エレファントカシマシの音と宮本浩次の歌声を…。

そして、47都道府県ツアー頃から感じ始めていたけど、エレファントカシマシのライブはもう変わってしまった。私は実感させられました。

ファンの一人一人に求めるエレカシのLIVEってあるんだけど、昨日、行って私が感じたのは…森羅万象とか情緒とか空気とか湿度とかを含め、最後の一音、宮本の息遣いにいたるまで聞き逃すまいという、暗黙の空気感をまた感じたい…って思った。

数年前まではまだ感じられたあの瞬間をまだ私は探している。…もう、無理なんだろうなぁああいう感覚。

セトリ

第一部

01.脱コミュニケーション
02.Wake Up
03.新しい季節へ君と
04.星の砂
05.悲しみの果て
06.ワインディングロード
07.リッスントゥーザミュージック
08.昔の侍
09.大地のシンフォニー
10.絆
11.too fine life
12.珍奇男
13.今をかきならせ
14.風に吹かれて
15.桜の花、舞い上がる道を
16.笑顔の未来へ
17.ズレてる方がいい
18.俺たちの明日
19.マボロシ
20.朝
21.悪魔メフィスト


第二部

22.Easy Go
23.デーデ
24.かけだす男
25.旅立ちの朝
26.風
27.so many people
28.ファイティングマン


アンコール

29.今宵の月のように
30.ゴクロウサン

この鬱屈したコミュニケーションから抜け出すため、悪魔メフィストに魂売ったのか?

「あんたわかるかい?オレの気持ち」

愛の塊、愛の塊…「ワインディングロード」も久しぶりに聴いたな(笑)4年ぶり?「絆」は7年ぶりか~~い。ライブでの初聴きは「マボロシ」でした!

まぼろしぃ~~~(IKKO風)w」

選曲はいつものな感じの中にもミヤジのソロも含めた、真っ新なエレファントカシマシのはじまりを象徴するような感じがしました。


途中、成ちゃん側の花道にあるライトで遊び始めるミヤジ💦客席…二階に向けたまま放置…立って聴いてた私のところに光る度に直撃で眩しかったぞ!(笑)

 

あぁぁ…また、日をまたいでしまった💦

いよいよ、今日は新春2日目!なにか良い事ありそうな気がするぅ~

*1:生命現象をもっている個体、つまり生物。有機体においては各部分が互いに関係をもつとともに全体との間に内面的な必然的連関をもち、単なる部分の寄せ集めではない一つの統一体をつくる。広義には、こうした有機体の本質に類比させて社会・国家・民族をもいう。

2019年は「しばられるな!やっちまえ!」で行きましょうか

2019年明けましておめでとうございます

年末の紅白歌合戦
椎名林檎宮本浩次『獣ゆく細道』ご覧になりましたか?諸事情でみることができなかった。録画し忘れた等ある方はオンデマンド配信(31日間無料)もあるようですのでご確認を!

椎名さんリハの時の写真でマスクされていて、きっと本番までの用心でしているのだろうと思いましたが、本番の歌声は少し残念な感じでしたね。宮本も私の個人的な感想というか他の出場歌手たちの歌声が素晴らしくて、少し霞んでしまったな…という気がしました。

特に私が感動したのは

【前半】

2. 坂本冬美 / 夜桜お七
17. YOSHIKI feat. HYDE / Red Swan
18. YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン / Miracle

【後半】

13. <特別企画> 北島兄弟 / ブラザー・北島三郎 / まつり
16. Superfly / Gifts
19. 松田聖子 / SEIKO DREAM MEDLEY 2018
22. 松任谷由実 / 私が好きなユーミンのうた〜紅白スペシャル〜
24. 米津玄師 / Lemon
25. MISIA / アイノカタチ 2018
27. 石川さゆり / 天城越え
29. <特別企画>サザンオールスターズ / 勝手にシンドバッド希望の轍

Twitterつぶやき】

石川さゆり…やっぱカッコイイわぁ…坂本冬美も良かったけど石川さゆりの「天城越え」は不動だなぁ…林檎ちゃんも坂本冬美石川さゆりの艶には負けるのよ(笑)まだまだ、本物じゃあない(笑)これは無意味なんて言わせない通ってきた路がちがうんだから。

MISIA!!すごい!!歌唱力ってこういうのだよなぁ…圧倒的すぎてびっくり

米津玄師、喜怒哀楽を心で感じているから礼儀とか感謝とか当たり前に言葉に出る。そういう人が作る作品だからいろんな人の心に感動を与えるんだろうなぁ。見た目のインパクトではなくしっかり気持ちで歌えるかどうかなのだろう…。

ユーミンは言うまでもなく偉大だよぉ!大好きさー!

ミヤジ聴いていたら感動しているに違いないよ。てか、私が感動したけど(笑)サラ・ブライトマン「Miracle」

ユーミンが紅白のステージにサプライズ登場したり、サザンオールスターズの時に桑田さんと絡んだり、もう最高の紅白歌合戦だったね!

『日本音楽の祭典』ってミヤジも言ってましたが、演歌であっても現代的な演出で全体的に全く浮いてないし、バランスよく老若男女が楽しめたのではないかなー。本当に楽しかった!

さて、椎名林檎さんが歌う前のインタビューで「今年の紅白を見越して作った曲ですので…」宮本浩次との共演に「大変に光栄です」って言ってましたね。

ただ、実際は不完全燃焼な感じがしてしまったのは私だけではなかったようです。紅白出番後にファンのこんなつぶやきを見かけた。

「こんなもんじゃない!もっとすごいのに!」

って、これってエレファントカシマシが他のテレビ番組で歌ったあとにつぶやかれることが多い時がある。

私はいつも思う。どんな場面、状況であってもベストなパフォーマンスを見せ聴かせられるのがプロじゃないか?って、歌い終わったあとに

「こんなもんじゃない」って、言われるのって…って思うし、他の歌手の方の完璧さを目の当たりにして、せめてこうあってほしかったと私は感じていた。

 

そして、年が明けて…民放を見ていて気がついたtwitterユーザーの人がつぶやきました。

「え?ミヤジがソフトバンクのCMに出てる!?」って少し半信半疑的な(笑)

 

 


♬ いきものがかり|SoftBank TVCM 「しばられるな」篇

公式からなんの告知もなくこうしてTwitterで知るという、あるあるなんだけどこれはCMが流れるまでのシークレットだったのかな?

このCMディレクター(宮本浩次バージョン)は椎名林檎さんの夫(内縁?)、児玉裕一。「獣ゆく細道」のMVも手掛けてましたね。

CMでは野武士をイメージした演出でした。「獣ゆく細道」に続く感じもしましたが(笑)ギターネックを背負ってたので思わず

ギター侍?」ってつぶやいてしまった(笑)

このソフトバンクの新CMキャッチフレーズが「しばられるな」

ソロ活動を始動している宮本浩次にあてがわれたようなフレーズだ。メイキングでのインタビューでもその部分に触れていて、自分と重ね合わせているようだった。

2016年の暮れ、「ALL TIME BEST ALBUM FIGHTING MAN」の収録曲をテーマに綴った記事の「大地のシンフォニー」で書いたもの…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

30周年目前の宮本の心情についても妄想していて面白い(笑)

この「ALL TIME BEST ALBUM FIGHTING MAN」をテーマにしてブログ記事上げてたものを読み返したり、47都道府県ツアーの記事を読み返していたら、ミヤジがソロ活動に至った決心が自分なりにわかった気もした。

いろんなことにしばられすぎてきたし、そこから逃げたいということではなくて自分を解き放つことに必要性を感じたり、残りの命の使い方とかも考えたんだろうなって…。

「悲しみの果て」や「風に吹かれて」から以降のエレカシが余儀だったとのコメントに動揺しているファンがいて、その気持ちがよくわからなかった。

そのことに似た感覚を2016年11月に記していた。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

 

あの野武士姿のCMはシリーズ化していくのだろうか?(笑)私は宮本浩次のソロ活動を武者修行と位置付けて見守っているけど、まさに修行中の姿のように見えてしまった。

私からも宮本浩次に言ってやりたい。

「しばられるな!やっちまえ!」

ってね。

2018年ブログ納め!今年も大変にありがとうございました!

2018年も残り数時間となりました。去年の大晦日の朝は…雪が舞っていました。

今年は快晴であります。

まずは2018年参戦したLIVEとフェス一覧

  1. 1月14日(日)エレファントカシマシ新春LIVE NHKホール
  2. 1月16日(火)佐野元春 Album「THE BARN」20周年記念!ライヴ・フィルム Zepp Tokyo
  3. 2月 2日(金)佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド 「MANIJU (マニジュ)」ツアー 日本青年館ホール
  4. 3月17日(土)エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”FINAL さいたまスーパーアリーナ
  5. 3月18日(日)エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN”SPECIAL さいたまスーパーアリーナ
  6. 5月 5日(土)VIVALA ROCK 2018(3日目)さいたまスーパーアリーナ
  7. 6月14日(木)竹原ピストル 全国弾き語りツアー“GOOD LUCK TRACK”NHKホール
  8. 6月23日(土)エレファントカシマシ 東京・日比谷野外大音楽堂
  9. 7月 5日(土)エレファントカシマシ TOUR 2018 "WAKE UP!!" Zepp Tokyo
  10. 7月 6日(金)エレファントカシマシ TOUR 2018 "WAKE UP!!" Zepp Tokyo
  11. 8月 4日(土)ROCK IN JAPAN FESTIVAL(1日目) 2018茨城・国営ひたち海浜公園
  12. 9月14日(金)ひらまみきお 三者会談 新宿レッドクロス
  13. 10月 4日(木)佐野元春 & THE COYOTE BAND「禅BEAT 2018 TOUR」Zeep DiverCity
  14. 10月 5日(金)佐野元春 & THE COYOTE BAND「禅BEAT 2018 TOUR」Zeep DiverCity
  15. 12月25日(火)佐野元春 Rockin'Christmas 昭和女子大学人見記念講堂
  16. 12月26日(水)山崎まさよし String Quartet "BANQUET"カルテットツアーFinal! オーチャードホール

全16回でした。クリープハイプのチケットも取れていたのがありましたが、体調不良で行けなくなったり、佐野元春も取れていたものがありましたが、家族の所用でいけなくなったりと残念な日もありました。

初めて行ったアーティストはひらまみきおさんの対バン、竹原ピストルさんのワンマンです。

ひらまさんのライブに行った時のブログでひらまさんもまた、一人のアーティストとして飛び立ちたいのでは?的なことを綴りましたが、奇しくも2019年からはそういう時間も増えて行くのだな…と、あの時にそんな予感が漂っていたんだね。

もしかしたら、本当にひらまさんの楽曲を宮本浩次が歌うことがあるかもしれないね。

そして、「JAPAN」読みましたよ~。

ロッキング・オン・ジャパン 2019年 02 月号 [雑誌]

読む前に思った事は…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

読んでも尚これは素直に受け入れられない人は多いだろうなぁ。

受け入れられないというか…理由はわかって納得しても、自分がファンになったきっかけや好きな理由や理想がどうしても大事になるだろうし、「エレファントカシマシ“の”という枕詞が付いてこそのファンが多いのは確かでしょう。

宮本浩次が単体でステージに立って歌う。歌唱力の素晴らしさは十二分に知っているけれども、「ソロ」で活動をする大義名分としては、このインタビューの内容だといささか弱いというか、シンプルすぎる感じが否めない気はしました。

そういう意味でいえば、私は読む前からソロとバンド分けて考えて応援するつもりでいてエレファントカシマシ」のためになるなら応援するよ!ってスタンスです。

あのインタビューを読んだあと思ったのは、やはりエレファントカシマシ4人でしっかり良い曲をやっていきたい気持ちは伝わった。ここ最近はアレンジャーやサポートメンバーがエレカシのメンバーのようになってしまい、実質6人メンバーみたいになって意見を出し合いながらなってやってきた。しかし、これからもアレンジャーは必要不可欠だとしても佐久間さんや亀田さんのようにあくまでスタジオアレンジャーという役割に戻し、「オリジナルの4人で勝負したい!」という気持ちだということでしょう。

でも、どうしてソロをやりたいかの理由は人の楽曲を作り手の指示で一度歌ってみたかったと、いうことだった。つまりそれがこの先のバンド活動にどうの…ってことは語っていなくて、とにかく一度ニュートラルになって自分の歌だけで勝負してみたい気持ちがずっとあって申し出たことだとわかった。

バンドに抱くロマンや夢もあるけど、ボーカルとして好きな歌を歌わず人生が終わるのも…という葛藤があったんだね。

バンドに向けた情熱の方も強いのはインタビューで語っていたのでわかるけど、ソロ活動がこの先どうつながっていくのか…その辺の展望のような話が強調してあまり語られていなかったので、ソロをやって結果的に良い効果が出たら支持されるパターンになるのね。武者修行だと思いたいわ。

私の思いはソロでやった宮本浩次が私の好みでなければ、ソロの彼のファンにはならないだろうな…って思う。なので「ソロもいいね!」って思わせるそんな仕事を成し遂げてほしいなって願う。

基本今はエレファントカシマシ宮本浩次のファンであり、エレファントカシマシのファンだから。

さて、今日は3本もブログ記事上げたけれど(笑)大好きな佐野元春もクレジット名は“佐野元春”ソロだけどバンド形態は崩していない。彼もバンドが大好きだから。ただ、自分の楽曲をバンドで表現したりやれることは、その時代の感性でできるミュージシャンが必要で今まで4つのバンド(THE HEARTLAND、THE HOBOKING BAND、THE COYOTE BAND)を組んでやってきた。

山崎まさよしは時には弾き語り、時にはベースとドラムを入れて3ピースバンド風。でも、「with」ではない。楽曲表現に必要なミュージシャンと共演いう形態。

宮本浩次はこのソロプロジェクトに関しては自分個人の集大成の一環という面が強いけど、結果バンドに戻った時(どのくらいの頻度の活動になるかわからないけど)にプロデューサーとしても成長して、メンバーに明快な指示ができるアーティストになっていたらいいなと思う。

サザンオールスターズの桑田さんが桑田佳祐でやるソロが理想なのかも?でもまだまだ到底及ばないし。でも、目指すはやっぱりそこなんだろうなぁ…。プロデューサー宮本浩次になりたいのかも(笑)

兎にも角にも解散してソロ活動になったバンドもある中、エレファントカシマシについてはそういう事ではない。解散してソロになったら…ファンでいられるか?正直、自信はないのが現状ですね…。

だけど、解散ではなのにネガティブにとらえてしまったファンの心理とはどういったものなのだろう?最終的に解散ありきで考えたからかな?

 

今年のブログはこれにて書き納めです。

この1年も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。2019年も沢山記すことがある年でありますように…。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。来年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

プロジェクトのこと

ロッキング・オン・ジャパン 2019年 02 月号 [雑誌] 

に、「宮本浩次ソロのはじまりを語る」というので非常に興味がわくのである。

そして、発売される前にどんなことが語られているのか?こうあってほしい的な私の個人的な思いを言葉で残しておきたいと思う。

と、いうかTwitterで備忘録的につぶやいておいたのでまとめですが…。

Twitterでファン達の間ではソロプロジェクトでざわついています。

・何故、今さらソロ?

・他のメンバーはどうなる?

・売れたらソロ、売れたいからソロ?

・よくわからないけど受け入れ難い

 

こんな声を見かけた。

感情は個人のものなので人の気持ちに物申すつもりはないが、宮本の選んだ道にとやかく言うのもどうなのか?と思う。

事務所やレコード会社(運営側)からの全面的な提案(策)であろうと考えている方も多そうだけど、昔からそういう提案はあって本人も興味はありつつ、でも自分は“バンドマン”だ。と、いう気持ちは常にあって、一歩踏み出せなかった。メンバー以外の音で歌うことが想像できなかった節があるから、それも大きかったのではないかと想像しています。

メンバーが宮本の歌や動きに合わせる演奏が主軸になりつつあった現状をまた、メンバーの演奏を信じて歌える関係になるためのソロではないかと思った。自ら提案したプロジェクトなのかもしれない…?とか(笑)

自分の『我』が通る、自分の誤りをリカバリーしてもらえる環境から、勝手の違うバンドの演奏で歌うことへの挑戦が“ソロプロジェクト”なのではないかなぁ~?(笑)などと私は勝手に思っているわけです。

だから他の演奏で歌う経験がエレカシに戻って歌うときにどう変わるのか?私には期待しかない。 そして、メンバーの更なるスキルアップにも大きな期待がある。

つまり、宮本が言っていた“原点回帰”ってこういうことなのかも?ってね。

「石森さん、なぜ私の方ばかり見て弾くんですか?」

あの言葉はわりと顕著に気持ちが垣間見れた気がする。そして、 「四人でやってヒット曲を出したい」 宮本の未来を見る目はこれしかないのではないか? 

そう考えていたら…彼にしてみたらソロ活動というのは、武者修行のような立ち位置なのかもしれないな。今まで感覚でやってきたバンドをもっといい形で具現化させるために、一人で立ってみよう他のミュージシャンともやってみよう…そんな前向きなものだと思えてきた。

どう語っているのかは読まなければわからないけど、意義としてはこういう要素もあると信じている。

そして、武者修行でインプットしてきたものをバンドに落とし込む。ブラッシュアップする…そういう意味のプロジェクトであってほしいと願う。

「エゴのない良い音楽」我の中だけでやってきたわけではないとは思うけど、やっぱり我は強かったと思うから、一人になってその我を取り払ってみるのはいいと思う。

だから、自分の自由に音楽をやりたいのとはまた違う…単純に “ソロ=自由” ではないだろうな…協調性のようなものも必要な場面も多くなりそうだし…。

 

兎にも角にも宮本がどう語っているのか…読んでみようじゃないか!

「エレファントカシマシ赤羽駅発車メロディ」スタート記念

映像先行上映会&座談会 in 北区赤羽会館

「エレファントカシマシ 赤羽駅発車メロディ」採用記念…こういう無料イベントに応募して当たったことがないので、

「チケットがご用意 できました」

の文言に一瞬「?」って思ってしまった(笑)一度、メールフォルダーを閉じてもう一度、見直したくらいです。

喜んで出席させていただきました。

北区の赤羽会館とか…区民でもなければ絶対に訪れないこの会場。

エレファントカシマシのファンだったとしてもエレカシが30年活動を続け、話題を作り人気を得て紅白に出場するまでになり、JR赤羽駅の発車メロディに決まらなければ絶対に来なかったであろう…そんな軌跡を経た奇跡であります。

開場になって中に入ると早速、清野とおる 氏の描いたポスターがお出迎え。このポスターが北区の赤羽を中心に掲示されるんですねぇ。

区や地元観光協会などによるシティープロモーション事業の一環に一役買った形のエレファントカシマシ。そして、熱心なエレカシファンでも知られている赤羽在住の漫画家、清野とおる 氏もその中に加わりいわゆる町おこしが展開されました。

このお二人の貢献度は同じく赤羽在住の林家ぺー、パー子夫妻に継ぐ偉業ですよね。

開演に先立ちこの日の司会進行をされる雑誌「Rolling Stone 日本版」のライターとしてもお馴染みのジョー横溝 氏が登壇。

ジョーさんはラジヲDJもされているのでノリの温度が高め。反して会場に来ているエレカシファンの当選者の様子が若干冷静であるのに少し戸惑っておりました(笑)

エレカシのファンは礼儀正しい」と、微妙なフォローをしていただきましたw

さて、前半は11月21日発売の『エレファントカシマシ30th Anniversaryツアー “THE FIGHTING MAN” Finalさいたまスーパーアリーナ』公演(3/17)のDVD/Blu-ray発売のダイジェスト赤羽バージョン上映会から。 

=上映リスト=

3210

RAINBOW

昔の侍

桜の花、舞い上がる道を

今を歌え

俺たちの明日

RESTART

夢を追う旅人

Easy Go

so many people

ファインティングマン

楽曲のMV、CDジャケット等で使われた赤羽のロケ地となった曲、この日の座談会ゲストでMV、LIVE映像の監督をされた丹修一 氏の手掛けた曲が中心(赤羽バージョン)となったようです。

オフィシャルのダイジェスト版はこちら


LIVE Blu-ray / DVD「30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALさいたまスーパーアリーナ」ダイジェスト

ファインティングマンの時、ツアー中の演出と同様に30thのロゴ垂れ幕が曲に合わせて上がってくるシーンで、当時現場にいた時はステージが遠くよく見えなかったこともあるけど、思ったほどジーンとしなかったのに、映像化されるとその部分がクローズアップされ、ミヤジの横顔とかトミの汗だくの顔とか石くんのミヤジへの視線とか成ちゃんのひたむきな姿勢とか…交互に映し出されて何もかもがジーンと来てしまって…映像観て涙ぐんでしまった(笑)

続きまして座談会

Twitterで終了直後に詳細なレポが流れていたのでもうご存知でしょうが、備忘録的に箇条だししておきます。

最初にLIVE年譜を見ながらの進行。

「デビュー当時からのファンの人いますか?」(いませんでした)

エレカシのライブに1回以上5回以下行ったことある方?(半数くらい)。10回以上50回位行ってる方?(私含めチラホラ)」

「汐留PITのこけら落とし(1988年)「MUSIC WAVE SPECIAL」はスライダーズ、RCサクセションとの対バンで宮本さんがRCファンを煽って帰れ!コールされたという伝説が…このLIVEに行った人いますか?」(いませんでした)

「同年9月の渋谷公会堂 客殿点けっぱなしLIVEも伝説ですが、このころはかなりギラギラ…ヒリヒリしたイメージでしたが…宮本さんいわくもっとキラキラした演出で行きたかったと言ってました」

「1991年武道館3000人。このLIVEに行った方はいますか?」(チラホラ挙手)

「1995年下北沢シェルターで「風に吹かれて」が発表された伝説のLIVE。ここに行かれた方は本当に幸運でしたね(石原さん談)」

「2004年新春LIVE新宿コマ劇場 (石原さんがLIVEに行き始めた頃)」

「『どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ』と病気療養前の日比谷野音LIVE。これに行った方いますか?」(私を含めちらほら挙手)

「そして、復活の野音」(このあたりから挙手多めに)

丹修一氏は意外にも野音公演には行ったことが無いようです。

「2014年デビュー25周年さいたまスーパーアリーナ」(多数の挙手)

今回、会場にいた方は2013年復活の野音以降のファンが多めだったようです。

▼来場者に配られた、清野とおる 氏が描いたイラストのステッカーと石原夏子 氏の著作本のフライヤー。

f:id:yumcha_low:20181119111305j:plainジョー横溝 宮本浩次との思い出編】

  • 雑誌(RollingStone JAPAN)で2回、ラジオ番組で4回ほどお仕事させていただいた。
  • 年に1,2回食事をさせてもらってるが、去年の食事会の時がジョーさんの誕生日が近かったとのことで、「ネクタイしてきました!」とネクタイアピールがすごかったエピソード。
  • 最初は一定の距離でインタビューするが熱くなってくると、どんどん顔が近くなってくるんです(紆余曲折あった時代の話しの時)。
  • エレカシあるあるの話題で“マイクコードが絡まる”でジョーさんは「友達がいるのさ」が好きで、フェスとかでモニターに引っかかっても、肩にかけて引っ張って行こうとする姿が好き。「もがきながら進んでいるのがエレカシだと思ってるから」

【石原夏子*1  ファン歴20年のガチファン編】

30thツアー47公演中45カ所行った兵のガチファンで、業界の人目線が全くなくて私達一般のファンと同じ気持ちでエレファントカシマシを応援している人でした。

  • マイクが絡まるあるある。(ここでジョーさんの萌えポイント話し)
  • シャツのボタンをちぎり飛ばしながら開くあるある。

※ジョーさんがボタン拾った事のある人!と尋ねると数名挙手されてまして、「そのボタンどうしてる?」ときいたら「ジップしてます!(ジップロックに入れてるの意味?)と。最前だと汗まで飛んできますよね?と尋ねた後、「最前席になったことある人!?」私も含め数名手があがってました。

  • LIVE中のMCについて…あまりMCはされないけど最近は「みんなかっこいいぜー!よく見えないけど」は、最近あるある。

  【丹修一*2 現場でのリアルな目撃編】

  • 男椅子話し
ジョー:エレカシあるあると言えば男椅子がありますが、丹さんは座ったことがありますか?
丹:畏れ多くてそんなことできません。
ジョー:あのイスはいつからあるのでしょうね?だいぶ傷みが激しいですが…
丹:メンテナンスされてる方はいるようです。
ジョー:男椅子専門のメンテ係がいらっしゃるんでしょうか?
丹:さすがにいないと思いますけど、どなたかがされているのかと…(笑)
  • Easy GoのMV秘話
    あれは全編バンドで歌っているシーンなのですが、宮本さんはリップシンクは嫌いな方かなと、なんとなく思っていたのだけど宮本さんみずから「リップシンクでやってみたい」と言われて作りました。だけど、いわゆるただの口パクではなくて、現場では全力で歌っていました。
  • RESTARTのMV秘話
    MVを作る時の打ち合わせで宮本さんのイメージとなるキーワードがいくつか出て、そこから絵コンテを作成しています。RESTARTの時は「髪を切りたい」のですがと言われ、どのくらい切りたいのか聞いたら、その頃の丹さんの短かった髪の長さ(3センチ位)くらいにという返事で、ヘアメイクさんに切ってもらうシーンを撮るわけにいかないので、自分で切るというシーンになった。
    【石原さん談】
    髪を切って直のLIVEが長崎の島原文化会館であって、宮本さんが登場するなり会場がどよめきました(笑)「宮本さんどうした?何があった?」という無言ともいうどよめきでしたが、何事もなかったように「歴史」がはじまりました(笑)
  • LIVE映像秘話
    30th Anniversaryの大阪とさいたまスーパーアリーナに携わりました。
    カメラ20台ほど入れて撮影をしました。エレカシのリハーサルは常にピンと張りつめた緊張感の中全力でします。全曲、合間に確認する場面もあるから、時間にしたら本番より長いと思います。
続きまして、新星堂赤羽ヨーカドー店の店長さんが赤羽周辺の見どころ紹介で登壇。このお店のエレカシコーナーを担当しているカリスマバイヤー(女性)さんもマスクをして一瞬登場。
ところが店長さん(文京区在住)リサーチ不足で、とりあえずお店の宣伝しかしていませんでした(笑)
清野とおる 氏さんが登壇してくれたらもっと熱く紹介してくれただろう(笑)でも、会場に来ていた方の方がかなりレアな場所も知っているだろうし、無用なコーナーだったかもしれません。
私はもらい損ねたのですが、会場で北区の公式ガイドブック「北区時間」が無料配布されて、115頁にはエレファントカシマシも紹介されているようです。

最後にジョー横溝さんが「さいたまスーパーアリーナの“今宵の月のように”を聴きながらのお別れです!」とDJらしい締めくくりをされ、スクリーンに「今宵の月のように」が流れました。

 

 今週のお題「読書の秋」

 座談会ゲスト、石原夏子 氏が書いた本です。エレカシのファンを続ける中で見えてきた、ファンを作るためのノウハウ本だそうです。尚、エレカシのことは一切出てこないと仰ってました(笑)

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

 

  ポスターデザインをされた清野とおる 氏の赤羽本はこちら

 

 

『要約』と“翻訳”…私の本音

YouTubeに…『獣ゆく細道』椎名林檎と宮本浩次ー絶賛感想

っていうのがアップされていて、twitterなんかで拡散されていたから聞いてみました。30分ものなので公開ラジオみたいな雰囲気。

この柿沼キヨシと、いうユーチューバーさん(ですよね?)の本職は制作会社かなんかの作家さんらしいので、お話がわかりやすくて30分聞いてても飽きません。

もともとエレカシのファンでらっしゃるようなので、エレカシデータから裏付けていたのでうなずけることも多いです。女性目線で聴いたのとは少し違った切り口でよかったです。

お隣にいる人は椎名林檎さんのファンなので、林檎さんのArtistとしての姿勢や視点も説明に加えてくれたので楽しめる動画だと思いました。

この曲について椎名林檎さんは、宮本浩次がこれまで作品に落とし込んだり、表現として用いてきた言葉を「要約」して詞を完成させたと解説していました。

それをこのユーチューバー柿沼キヨシ氏がどの曲のどの言葉を要約しているのか?名づけで「りん語翻訳」(笑)ってことで解説されていて、これはエレカシファンでないと全く頷けないだろうなーっていうものであるし、エレカシファンにとってはとても美味しい解説だったと思うのでありました。

この動画のおかげで私のモヤモヤした違和感がほぐれた…という、会心の解説だったと思います(笑)

まぁ正直、この曲を聴いた時は冷静でなんていられなかったわけですが、だけど私はもう歳も経験も重ねた大人だし、冷静を装おうんじゃなくて“冷静に振舞う”ことはするのよ。できうるかぎりね(笑)だから、思った事はブログにアウトプットをするって感じです。

Twitterでモヤモヤをネチネチつぶやくのは性に合っていないし、140文字では間に合わないのでブログというツールを利用してます(笑)

本音を言えば林檎さんの言った『要約』って言葉にすごく抵抗がありました。エレカシファンのつぶやきの中には…

「要約されてたまるかっ!」ってお怒りの言葉もあったりして。逆に肯定的な反応もありました。でも、多くの人はあまり言葉にはしていませんでした。感じること思うことは人それぞれだし、つぶやいたところで当事者に届くことも影響もない。

自由であれ!とは思うけど、なんとなく人と違う意見を発信することを憚られ、黙ってしまう風潮があるのも否めませんね。

さて、私が何故「要約」という言葉に抵抗があったのかと言う話ですが、昔、エレカシに出会う前の話し。
好きなミュージシャンの曲を題材に小説を書く女性の小説家がいたのですが、私はその小説家の作品を一切読む気にならなかった。

理由は人の作品に二次的な加工を施すなんて絶対に嫌だ!って思ったからです。二次加工を施し公に出版し収入を得ている…そう感じたものでその小説家に嫌悪感を抱いてしまったのです。

そのころ「二次加工で稼ぐんだ?最低!」って言ってましたもん💦まだ、こんなにネット(SNS)が一般的じゃなかったから、身近な共通のファンにリアルに吠えていただけだけど…(笑)そして、いまだにその人の小説は読んでいない…。

でも、音源に関してはこのご時世だし聴いちゃうよね、MVも観ちゃうよね…。だから…概要を読んで観て聴いた後、椎名林檎さんが宮本浩次の言葉を「要約」した、という扱いにものすごく抵抗があった。厭だった。 

曲は購入しましたが、聴いたのは2回位ですし動画も今は観ていません。MVはもともとそんなに見る方ではないですが、音源に関しても殊更に聴きたくはならない(笑)でも、購入したのは歌っている宮本にもロイヤリティーが発生するだろうと思ったからよいのです。

その後、ポスターが発表されてそのポスターが椎名林檎さんの映像商品の特典に…別に…って感じですね(笑)エレカシファンをポスターで釣ろうと思ったのかな?とか、そんなことも思ったりして(笑)DVD,Blu-rayを買っても宮本浩次にはなんの得にもならないわけだから買いませんww

まぁ、そんなエレカシファンも多いのではないかな。林檎さんサイドもちょっとだけ「策士策に溺れる」になったかもしれませんね(笑)

来月は東京スカパラダイスとの共演作がでます。こちらの情報の方が先だったので楽しみが大きいです。

 

 

『風と共に』…風よわたしをどうか導いて

最近、何気に撮る写真に飛んでいる鳥が一緒に写り込んでくれます。

この一枚も何気なく撮ったスカイツリーの写真ですが、奇跡の一枚です♪私は連写しないので本当に一期一会の風景。

撮影:2018年2月14日

 

エレファントカシマシ 風と共に 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

 

風と共に(通常盤)

風と共に(通常盤)

 

 
「風と共に」風に乗って飛ぶ鳥。良い風をひろって好きな場所へ飛んでいく…そんなイメージです。

「おまえも飛ばないか?」と、見せつけられてるような気もしたりして…エレファントカシマシの曲で「飛べない俺」っていう曲がありますが、その曲が頭をめぐったりします(笑)

何処まで行っても飛べない俺(私)が
雨の中 今日も探している

「風と共に」は長男が転職して試行錯誤していた時に、通勤で自転車のペダルこぎながら泣きそうになった…と、言った曲。そんなわけで私も余計にこの曲には思い入れがある。

さて、話題は変わりますが…「Wake Up」の曲名をテーマに綴ったブログもこれが最後です。相応しい何かを書きたいと思っていました。

そこで…

9月14日(金)初めてひらまみきおさんのライブ(対バン)三者会談」に行ってきました。朝は雨ふりでしたが職場を出るころには雨も上がり、空から陽もさしてました。

会場は東新宿にある「新宿レッドクロス」というライブハウス。20年ぶりくらいに小さい箱のLIVEに行くので内心ドキドキでした(笑)

ひらまさんの事はいつもはエレカシの頼れるサポーター!っていうことで勇姿を拝聴していますが、ずっとひらまみきおさん(通称ミッキー)の歌う姿、声を聴いて見たかったのです。

まだ、北海道の地震が起きる前にひらまさんのFaceBookで告知を見て、今までも行くチャンスはあったのに強く導かれた感じでチケットを購入し楽しみにして行きました。

当たり前ではありますがそこにいたのは、エレカシのサポートメンバーなどではなく、一人の一流ミュージシャンで一人のSINGERSONGWRITER、Artist Mikio Hiramaでした。

弾き語りの英詩の曲(Blues)を数曲。全部、オリジナルなのか?カバーなのか?何も予習していかなかったのでわかりませんが、「新曲です」と歌った曲もありました(リリース予定があるようです!)。

当然のことながらギターは上手い。ちゃんと歌声を聴くのは初めて…渋い…。大人の男の色気が…しかも、めちゃくちゃシャイだし♬目をつむって歌声に聴き入る。そして、目を開けてる時は弦をつま弾く手元を見る…。

いつも遠くのステージで見てる人が目の前でギターを弾いて歌ってるのが、不思議な感じがしました。且つ新鮮!

口数少ないひらまさん。「ミッキーがしゃべった!」とか心の中でドキドキ(笑)MCは少なかった。イントネーションで“あぁ北海道の人”って感じました。

地震のことで心を痛めていましたが、

「不安や怖がってばかりだと、そういう空気がたまって重くなるから、元気でいた方がいいですよ。みんな元気に行こう!」って、なんか励まされた(笑)

最後の曲で「Clapping hands」と促され手拍子がはじまるけど、どこか曲と合わず…

「誰かはずれてる人がいる」つぶやき苦笑い(笑)
「いつの間にか裏拍になってるし」(笑)
「いいんだよ。僕なんでも一人でできちゃうからさー」って周りの音になんとなく調子を合わせてくれている感じでやってくれました(笑)※私は外してなかったと自負してるけど(笑)

ミッキーがトリで終わってすぐに帰ってきちちゃったけど、あのあとも何かやったかな?他の出演者と即興で🎵今度は誰かと行きたいです。

参加バンドもいくつかあるようですし、サポートとして沢山のバンドにも参加している。しかし、ひらまさんもまた風と共に飛びたい人なのだと思う。

ライブに行ってみて感じたのは、正直ひらまさんはエレカシのLIVEで欠かせない人となっているけれども、自分の音楽活動の中で実際に何か得られたものはあったのかな?

誰もがArtistとして己の表現は自分のもので影響されるものではないとは思うけど、エレカシから何か刺激されたことはあるのだろうか?とか…きっと、音楽のことはミヤジよりずっと詳しいと思うし技術も…。

エレカシが再起したのはメンバーが42歳の時。ひらまさんは今、42歳だ…どんな音楽人生がこの先に待っているのだろう…?とか、ミッキーの楽曲をミヤジが歌ったらどんなふうになる?とかふと考えてみたり…してしまった。

帰り道はまた雨が降りだしていました…。

いずれにしても…行く先は自由…ひとかけらの夢。
ミッキーも出かけていくのだろう今日も…ミッキーもまた風の旅人だよね。年内にまたLIVEするらしい。時間が合えばまた行きたいと思います。