また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

涙ぐましいほどエレファントカシマシの宮本浩次のファンなんだ…

昨夜(2019年2月19日)は、今年2度目?のスーパームーンが観れる日。と、いうことで期待していたのですが、生憎の雨空でした。夜半過ぎには見えた地域もあったようですが、雑務に追われそのまま就寝してしまいました。

でも、今朝のウォーキングの時にスーパームーンをお見送りいたしましたよ(笑)

夜に観えたとしても高く昇ってきて、良く観えるころには小さくなっていたと思うのですが、戻っていく月は再び大きくひときわ輝きも強く…幻想的でした。

 

さて、直近に発売された音楽誌2冊を読み終えたので、感じたことを少しだけ記しておこうと思います。※発売されたばかりの雑誌なので内容の詳細は書きません。

今回の表題には記事で語った内容からつけてみた。

雑誌には宮本浩次が30年以上の年月日々を、エレファントカシマシ宮本浩次として過ごしてきたということからの解放を堰を切ったように話していた。

それが、一人のミュージシャン宮本浩次としての第一歩。

JAPAN 2月号で「ソロの始まりについて語る」というインタビュー記事が出たけど、そこにはエレファントカシマシへの展望展開、宮本浩次の未来へのビジョンについては特に語られなかった。

発売前のブログに私はこう記していた。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

そして、読み終わった後の感想が…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

こんな感じでした。

宮本浩次が言っていた、四六時中エレファントカシマシ宮本浩次だった。私はその宮本浩次が四六時中好きだ。と、いうことです。きっと、他のエレファントカシマシのファンも寝ても覚めてもエレファントカシマシ、そしてエレファントカシマシ宮本浩次のファンだと、いう人が多いはずですよね。

今回の雑誌インタビューでは改めてソロに向けての気持ちや活動の一端を経験したメンバーの様子、自身のエレファントカシマシへの展望?などにも触れられていて、ずっと自分だけの憶測だった部分が少し明解になった気がします。

“MUSICA”を読み終えた直後のつぶやき…

MUSICA読み終わった。 ようやく、ソロ活動の先に新しい“エレファントカシマシ”への期待が込められている言葉が出ていて、スッとしたよ。

21:59 - 2019年2月16日

MUSICA(ムジカ) 2019年 03 月号 [雑誌]

MUSICA(ムジカ) 2019年 03 月号 [雑誌]

 

 “CUT”を読み終えた直後のつぶやき… 

CUT読み終わり!MUSICAと重なる部分もあるけど、よりいろんなことが宮本の口から明解に語られていて、自分の思っていた事と繋がって…そうだねぇ、安心したというか(別に不安ではなかったから)ちゃんと知ることができてよかった。「うん、だよね」っていう感じ。

8:55 - 2019年2月20日

Cut 2019年 03 月号 [雑誌]

Cut 2019年 03 月号 [雑誌]

 

ソロになってもう、エレファントカシマシ宮本浩次ではなくなる…という、わけでは全くないがソロはあくまでソロ活動。

エレファントカシマシではやらないできない曲で歌う事の挑戦。それがバンドに戻った時にどう反映するのかなんて、予測不能なのだ。

ただ、歩み始めたことがけしてマイナスに作用することはないそういう自信に満ちた、非常に前向きなインタビューだったと思う。ビジョンがはっきりしてくるまでにはまだまだ始まったばかり、ソロ宮本浩次の魅力が全開にもまだまだなっていないと私は思っている。

 

一人になってもついて来させてほしい(笑)
まぁ、勝手についていくか(笑)

 

それから、2誌読み終えて改めて感じたこと。

普段のしゃべり言葉というのは相手によって変わってくることはあるけど、基本的に宮本浩次の話し方、言葉はそこにはきちんとした礼節が備わっている。言葉使いや言葉選びというのは読書した分、言葉を仕事や生活の中で多く取り入れてきた分長けてくるかもしれないけど、育ちというものもにじみ出ている。

付き合う人との会話とか好きな人の言い回しとかからも影響をうけるから、私は善き人と関わるというのは自分にとってとてもプラスだな…そんなことをこの20年位で学んだ気がします。そして、これからも自らを律しながらコミュニケーションを取っていきたいと思う。

大げさだけど私はこうしてブログもやっているから…エレファントカシマシ宮本浩次、他にもキレイな言葉を教えてくれたアーティストのファンとして、恥ずかしくない話し方、言葉遣いは心がけたいと思った(雑誌なのに辞書引き引き読んだからw)。

【東京の空③】日本武道館

ブログをあげるのに久しぶりに「東京の空」のこの章を読んだ。

初めての武道館公演は1991年1月の新春「日本武道館3000席ライブ」です。私は同年3月に出産予定の長男を身ごもってました(笑)エレファントカシマシの“エ”の字もない頃です。

当時は「日本武道館」というものに思い入れもなかったと語られていて、適当な会場が取れず、当時のマネージャー綾部和夫氏からの武道館で3000席使ってやろう!と、いう斬新な提案で行われたという。

とがりまくっていた時代のエレカシでしたから、「武道館?だからどうした!」みたいな感じだったようです(笑)インタビューでは抑え気味で回想していますが、当時は割と荒れていたとは思いますけど。

その後、「今宵の月のように」がヒットしたことをきっかけに、再び武道館公演そしていきなり2days!動員が一気に増え満席にすることはできた。だけど、それが逆に「この状態を維持して行けるのか?」と、いう恐怖にも変わったとの事。その後、数年間は武道館公演を2daysでやったけれども次第に動員数が減ってきて、2001年の新春を最後に2009年の4月まで行われなかった。

今年の武道館新春LIVEの日記にも記したけど、やはり宮本浩次にとって日本武道館とは憧れの場所というものではなく、伏魔殿のようなイメージだったのかもしれません。

さて、私にとってのエレファントカシマシ日本武道館LIVEはその2009年4月から始まった。宮本浩次にとっても再びあの頃の緊張がよぎる瞬間だったのかもしれない。

武道館で再び新春LIVEが行われたのは2011年。

2012年は震災の影響で取れなかったのかな?2013年は活動休止中。2014年はさいたまスーパーアリーナ。2016年は東京国際フォーラム大阪フェスティバルホール各2days、2018年はNHKホール、大阪フェスティバルホール

2011年以降の新春も武道館でやっていない年もありますが、それには売れなくなったからという要素はまったくない。意味があっての会場選びだったということがわかる。

宮本浩次にとって日本武道館は自分のアーティストとしての力量を計る、そんな場所でもあるが、30周年ツアーを機に「もう大丈夫」という自信もついたから、逆に武道館という伏魔殿を恐れることはもう無くなっただろうと想像します。

そして、これからも「新春は武道館」という形をとるかとらないかも、もはやそういう縛りからも解き放たれたかもしれない。

 

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宮本浩次(エレファントカシマシ)『東京の空』

宮本浩次(エレファントカシマシ)『東京の空』

 

 

【宮本三十三景其の①】「公団赤羽台団地」

公団赤羽台団地へはファンになりたてのころ2回行ったきりです。初めて行ったのは2010年の7月でした。

扉の向こう [DVD]」を観ていたので、映し出された辺りだったところと気づき、「桜の花、舞い上がる道を」のロケ地もみつけた。と、いう感じでした。

その次は同年10月にエレ友さんと一緒に行ってました。

その後は団地のあたりには行くこともなく、2010年の野音の日にエレ友さんとデアで待ち合せ…し、25周年のたまアリライブのあとの打ち上げが赤羽駅前の居酒屋。数年後となる最近赤羽には2回行ったかな?紅白の出場が決まった時と赤羽駅の発車メロディに「今宵の月のように」と「俺たちの明日」が決まって、それを記念した無料イベントに行った時。

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北区や赤羽に格別な思い出もないし、エレファントカシマシの縁の土地という他に訪れる目的がみつからなくて、それって大切な人の思い出の地にヅカヅカと行くようで、なんとなく行く気になれないでいます。

今もメンバーが訪れたり住んでいたりするのかはわからないけど、もしそうだったら尚のこと行ってはいけない気持ちになるんですよね。

そんな数少ない赤羽訪問ですので…。

 2010年07月13日19:43

気がついたら京浜東北線に乗ってた。 駅についてもどうしていいのやら・・・とりあえず改札を出て思いつくキーワードを探す。

イトーヨーカドーがあったな?そこに行ってみると、何かに導かれるように足が・・・赤羽団地のある赤羽台に・・・ 動画で見た事のある光景が目に飛び込む・・・。

赤羽トンネル・・・そして、団地に続く階段・・・。

上りきって迷わず左側へ歩みを進めると、そこには「桜の花、舞い上がる道を」のPVで使われたロケ現場が・・・

こんなにも簡単に見つかるとは!

 雨の赤羽団地は静かで、近くで水泳指導をしている声が聞こえたり、カラスが「カァー」と鳴くくらい。私の足音も響いていた・・・。

「雨の日に」って曲こういう風景なんだね・・・。もっと、写メを撮りに団地の奥まで行ってもよかったが、 何故か「今日はこの辺でいいだろ?」と、誰かが囁いたような気がして私の足は元来た道を戻っていた・・・

団地のベランダには雨降りだというのに洗濯物も干されていたり・・・

PVには映っていなかった、新しい建物も建っていたり・・・児童公園の遊具が草むら越しに見えたり・・・。

私は傷だらけの旅人だったんだな・・・たぶんね・・・そんな感じだ。

東京はかつて木々と川の地平線・・・
武蔵野の坂の上 歩いた二人・・・

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ミヤジの生まれ育った街、北区赤羽は、そんな武蔵野台地にかかっている。荒川に程近く、川向こうは埼玉県。彼が暮らした団地は小高い丘になっていて、坂道があるようなところ。

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まだ、エレファントカシマシをよく知らない頃、一度だけ赤羽団地を訪れ歩いた事がある。母の知り合いが赤羽台団地の“スター棟”に住んでいて、会いに行きたいというので車で連れて行ったのです。今思うと、訪れたのは日曜の午後だったのに、静かなところだった。 雨が降っていたのも覚えています。たぶん、ミヤジが子供の頃にはもっとにぎやかで子供達の騒ぐ声が沢山聞こえただろうな・・・そんな事を思った。高度経済成長の頃には、団地と言うものが夢の住まいで沢山の若い家族達が入居し、そこで子供を生み育てていたと想像できる。ミヤジはそこで、恋もしていたのだろう・・・。

 2010年10月02日16:54

この丘に立つのは2度目、前回は雨の降りしきる日で・・・やっぱ、私の心は落ち込んでましたね・・・(苦笑)

で、今回も・・・でも、空は憂鬱なくらい蒼く晴れ渡り・・・(笑)でも、今日は一人ではなく優しい妹分が一緒にいてくれて・・・ 本当に癒されました・・・。

昨日はミヤジが歌った「坂を上って、商店街を抜けたら・・・」の 舞台となった?通りまで連れて行ってもらいました。

商店街のシャッターはほとんど下りてました。
かつては賑やかであっただろう・・・私の子供のころ育った街の商店街は今はもうないけど、かつて賑やかだったように・・・。

郷愁を誘うそんな風景・・・歩いていると「動物公園」を通り過ぎながら、仕事の話、人間関係・・・まぁ、ほんと色々話したね。

私とRちゃんを繋いでいるのは「エレカシ」でエレカシがいなかったらこんな風に私が元気付けられる事もなく・・・ありがたいな・・・って、二人で丘から街を見下ろせるベンチに腰掛けながら。

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mixi時代の懐かしい日記でした。探し出すのに時間がかかった…(笑)記憶もあいまいになって来ていたのでスッキリしました!2010年は色々悩み多き年だったんだな…などということもわかりました(笑)

最近は“せんべろ”できる街ということや、人が暮らすのに便利の良い商店街や人とのふれあい人情味にあふれるところとして、住みたい街の1位に輝いています。

一度くらい夜の赤羽の商店街回りながら思う存分飲んでみたい気もします! 

エレファントカシマシ新春ライブ2019年武道館@1月18日(金)

東京2日目・新春ライブ最終日

エレファントカシマシの新春ライブ武道館。

武道館に「月」なんて粋な!(笑)

16日水曜日は南西2階のお席でしたが、18日金曜日は南スタンドの2階でした。 ほゞほぼ正面。この日も目の前に柵があってスタンディングしても怖くはなさそうでしたが(笑)ファインティングマン以外は着席して聴きました。


1月16日(水)の感想はこちらです。

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18日はこれがまた16日とガラッと印象が違っていました。

16日の新春を有機体、不純物ゼロ」エレカシって表現しました。ところが18日のエレカシ有機体、取扱注意」エレカシでした(笑)

16日は感情を抑えたライブだなぁと感じました。

18日は1曲目の「脱コミュニケーション」2曲目「Wake Up」のフィニッシュでギターぶん投げる、珍奇男でギタートラブルがあって放り投げる…。と、少々苛立ち紛れな雰囲気が漂っていた。

珍奇男のアコギからストラトにチェンジするお馴染みのところで、ストラトの音がでなかった…これは予期せぬ事態ではあったでしょうけど、序盤から宮本の雰囲気はピリピリしていた。

ピリピリしているのかと思わせておいて、16日には見せなかった合いの手をレクチャーして見せたり、手拍子を要求したり(笑)お客さんとコミュニケーションとってるし…ようわからん。

16日との違いを見せるための演出的なものなのか?

「俺たちは何も変わってないぜ?」

そんな風に言ってるような…しかし、脱コミュニケーション Wake Upでギター(タンゲマン)を放り投げるとは…Twitterの目撃者によるとネックから折れていたとか…。

ネックから折れた…ソフトバンクの野武士姿を思い出したよ。あの背中に背負ってたギターネック…あれはタンゲマンのネック…イヤ違いますけどねアコギのギターネックでしたから(笑)

セトリ

第一部

01. 脱コミュニケーション
02. Wake Up
03. 新しい季節へキミと
04. 星の砂
05. 悲しみの果て
06. ワインディングロード
07. リッスントゥザミュージック
08. 昔の侍
09. 大地のシンフォニー
10. 絆
11. too fine life
12. 珍奇男(やり直し有)
13. 今をかきならせ
14. 風に吹かれて
15. 桜の花、舞い上がる道を
16. 笑顔の未来へ
17. ズレてる方がいい
18. 俺たちの明日
19. マボロシ
20. 朝
21. 悪魔メフィスト

第二部

22. Easy Go
23. デーデ
24. かけだす男
25. 旅立ちの朝
26. 風と共に
27. 風
28. 四月の風
29. so many people
30. 今宵の月のように

アンコール

31. ファイティングマン

セトリはこんな感じでした。

珍奇男のやり直しがあったからアンコール曲は1曲になったかも…ただ、新春4日間のうち最終日に「風と共に」を入れてきた。

「風と共に」では遠目からでも泣いてるとわかった。どんな感情があったというの?

風と共に、風、四月の風で「風」3部作か…風と共に自由に旅立とうとしているけど、結局は元の場所に巡り戻ってくるだけなのかな?これで本当にいいのかな?でも、この風が誘いにくるとじっとしていられない気持ちの方が勝るんだよ…何かいいことがあったら、また皆に届けたいと思っているからさ!

「旅立ちの朝」からの「風と共に」の流れはとてもいいなぁ!って思う。好きです。この流れの中で宮本の中にこみ上げる何かがあったんだろうなぁ?そんなことを考えました。

「今をかきならせ」のあとワンフレーズだけ「花男」を歌ってくれた。

「風に吹かれて」は新春バージョン(金原さん、笠原さん、村山さん、みきおさん)で披露。

個人的には、四月の風、絆、桜の花舞い上がる道を…かけだす男、風と共に…はツボでした!


私がライブで初めてエレカシに会えたのは、2009年の4月の桜の花舞い上がる武道館でした。

四月の風に吹かれて桜の花びらがヒラヒラ舞っていました。このライブには当時18歳の長男と一緒に行きました。その事とその長男が布団の中で「絆」をよく歌っていることを、ミヤジがテレビ出演していた時の番組にメッセージし読んでもらえたことがありました。その時、ミヤジが

「僕も高校生の時、試験前なのに布団の中で歌詞ばかり考えて書いてました。」

と、教えてくれたのを思い出しました(笑)

「かけだす男」は単純に大好きな曲(笑)

「風と共に」は大切なフォロワーさんとの繋がりのある曲だし、長男がこの曲が大好きで自転車通勤の時に「風と共に」が流れてくると涙が出てくる、がんばろう!って思うんだよ。って言ってたくらいそんな思い入れのある曲です。なので「風と共に」の感想をファンレターに書いて送りました。

…この5曲だけで私のMEMORY、HISTORYが集約されている!その他の曲もこじつければいろいろ思い出深い…エレカシの曲は自分の生活にあてはめることのできる大切な宝物。

そこに今回はLIVE初聴きの「マボロシ」が感慨深い曲となりました。

一部のマボロシ、朝、悪魔メフィストの流れは本当に美しい物語になっているなぁって感動しました。『ファウスト』に出てくるシーンに感じます。

その一部の後半3曲と二部の風三部作から、宮本浩次がソロとしても活動をすることに、一寸の不安もあることがこの流れからも読み取れる気がしました。

まぁ、本当のところはわからないけど、ソロに関する雑誌のインタビューとか読んだことを総合してそう感じたんですけどね。

 

私の新春2days…この先の予定…音沙汰のないことなんて、エレカシあるあるで慣れっこですけど、2019年のエレファントカシマシほど予想不可能な年はないな。

また訪れた…「待つ女」状態(笑)これもまた懐かしい感覚。でも、今のエレカシのプロモスタッフのことだから、意外と早く何か情報くれるかもね(笑)

エレファントカシマシ新春ライブ2019年武道館@1月16日(水)

先日、日曜の朝にやっている「ボクらの時代」に出ていた、由紀さおりさんがこんなことを言ってた。

音楽って耳で聴くものだけど、音楽はやっぱり体全体で受け止めてほしい。だからライブは重要。
歌手っていうのは、ライブでお客さんから〝ここにこなきゃ、この人の歌は聴けない〟って思われないと残れないのよ。

エレファントカシマシのライブもまさにこれ。

 

=朝=

いつもの顔で旅立ちの朝…
とか、緊張も興奮も不思議なくらいしていない。ボーっとしていたら今日がLIVEだってことも忘れちゃいそうだ…。そのくらいに無に近い、意識したわけなく暮れからポータブルオーディオで音楽も聴いていない。
今夜はスポンジのような気持ちでエレカシを聴きに行けそうだ!

 

エレファントカシマシの新春ライブはライブの中でも、比較的明るい雰囲気の選曲で年代を問わずお客さんが楽しめるものとなっている…そうしている気がする。

ですが、私も2010年の新春ライブから開催されたものには足を運んでいるが、その中でも2017年と今年の2019年の武道館ライブはなんとなく趣が違っている気がした。

2017年の感想は…

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セトリに「はじまりは今」「東京ジェラシー」と普段のライブではあまりやらない曲があったりと…その他は今年のセトリとかぶる曲が多めです。

2017年の時の印象は「はじめまして、エレファントカシマシ」っていう感じだった。そして、2019年…今年の新春ライブを形容するなら…

エレファントカシマシ有機*1。不純物ゼロ」

話しは遡りますが、10年前の2009年4月11日

私はエレファントカシマシのライブに初めて行きました。それが武道館公演「桜の花舞い上がる武道館」

この日のライブはエレカシにとって8年ぶりの武道館ライブだった。

この日を迎えるまで宮本浩次は悪夢を何度も観たという。緊張して眠れない日もあったという。彼にとって武道館というのはどういう存在の会場なのか?って考えた時、良く聞かれるうようなミュージシャンの憧れの聖地…と、言うよりは『伏魔殿』のような場所ではないか?そんな気がした。

悪魔の巣窟に戦いを挑む場所のような…

2009年の武道館ライブはとにかく宮本もメンバーも浮足立っていた。空席にシートがかけられている…そんな過去が常に脳裏に浮かんでいたが、アリーナから2階の最後尾までぎっちり埋まった客席を見て、桜の花のように舞い上がったのは宮本であろう。

UNIVERSALに移籍して初めての武道館で今思えばこの頃は、新しいファンに向けて常に「届け!」の思い念を込めて歌っていた。たぶん、2016年の暮れまでは「届け!」「聴いてくれ!」って、私たちやそのほかの人に向かって歌っていた。

それが2017年の新春武道館を境に少し変わってきた。

30周年ツアーで自分の歌がみんなに届いていることが実感でき、ある種の結果を手に入れた手応えで

「もう、叫ばなくてもいいんだ…」

くらいに肩の力が抜けた…そんなライブだったのが今年2019年の新春ライブだった。と、私は感じた。

3分の1(心のスポンジに)吸収した(笑)まだまだ満ち足りねー(笑)

ベテランの落ち着きが醸し出されていました。ここ二年の経験が与えたスキルだと思う。
でも、まだまだ違う!足りない!と、満たされないのがエレカシなんだよね。

以下、セトリの掲載あります。

有機体。不純物ゼロ」エレファントカシマシ…すごまない、がならない、叫ばない、懇願も祷りもない…。天性のボーカルが自然のままの声で飾らず歌っている…。情緒とか感情とか一旦無しにして、素の声だけ上手さだけで歌っていたように聴こえた。

2017年は「はじめまして」っていう古いのに新しいエレカシを感じて、2019年はもう何も飾っていない自然体で生命の源を観たような聴いたような気がした。

私はほとんど…今までのように腕を振り上げない、今までのように踊らない…ただ、ジッと聴いていた。エレファントカシマシの音と宮本浩次の歌声を…。

そして、47都道府県ツアー頃から感じ始めていたけど、エレファントカシマシのライブはもう変わってしまった。私は実感させられました。

ファンの一人一人に求めるエレカシのLIVEってあるんだけど、昨日、行って私が感じたのは…森羅万象とか情緒とか空気とか湿度とかを含め、最後の一音、宮本の息遣いにいたるまで聞き逃すまいという、暗黙の空気感をまた感じたい…って思った。

数年前まではまだ感じられたあの瞬間をまだ私は探している。…もう、無理なんだろうなぁああいう感覚。

セトリ

第一部

01.脱コミュニケーション
02.Wake Up
03.新しい季節へ君と
04.星の砂
05.悲しみの果て
06.ワインディングロード
07.リッスントゥーザミュージック
08.昔の侍
09.大地のシンフォニー
10.絆
11.too fine life
12.珍奇男
13.今をかきならせ
14.風に吹かれて
15.桜の花、舞い上がる道を
16.笑顔の未来へ
17.ズレてる方がいい
18.俺たちの明日
19.マボロシ
20.朝
21.悪魔メフィスト


第二部

22.Easy Go
23.デーデ
24.かけだす男
25.旅立ちの朝
26.風
27.so many people
28.ファイティングマン


アンコール

29.今宵の月のように
30.ゴクロウサン

この鬱屈したコミュニケーションから抜け出すため、悪魔メフィストに魂売ったのか?

「あんたわかるかい?オレの気持ち」

愛の塊、愛の塊…「ワインディングロード」も久しぶりに聴いたな(笑)4年ぶり?「絆」は7年ぶりか~~い。ライブでの初聴きは「マボロシ」でした!

まぼろしぃ~~~(IKKO風)w」

選曲はいつものな感じの中にもミヤジのソロも含めた、真っ新なエレファントカシマシのはじまりを象徴するような感じがしました。


途中、成ちゃん側の花道にあるライトで遊び始めるミヤジ💦客席…二階に向けたまま放置…立って聴いてた私のところに光る度に直撃で眩しかったぞ!(笑)

 

あぁぁ…また、日をまたいでしまった💦

いよいよ、今日は新春2日目!なにか良い事ありそうな気がするぅ~

*1:生命現象をもっている個体、つまり生物。有機体においては各部分が互いに関係をもつとともに全体との間に内面的な必然的連関をもち、単なる部分の寄せ集めではない一つの統一体をつくる。広義には、こうした有機体の本質に類比させて社会・国家・民族をもいう。

2019年は「しばられるな!やっちまえ!」で行きましょうか

2019年明けましておめでとうございます

年末の紅白歌合戦
椎名林檎宮本浩次『獣ゆく細道』ご覧になりましたか?諸事情でみることができなかった。録画し忘れた等ある方はオンデマンド配信(31日間無料)もあるようですのでご確認を!

椎名さんリハの時の写真でマスクされていて、きっと本番までの用心でしているのだろうと思いましたが、本番の歌声は少し残念な感じでしたね。宮本も私の個人的な感想というか他の出場歌手たちの歌声が素晴らしくて、少し霞んでしまったな…という気がしました。

特に私が感動したのは

【前半】

2. 坂本冬美 / 夜桜お七
17. YOSHIKI feat. HYDE / Red Swan
18. YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン / Miracle

【後半】

13. <特別企画> 北島兄弟 / ブラザー・北島三郎 / まつり
16. Superfly / Gifts
19. 松田聖子 / SEIKO DREAM MEDLEY 2018
22. 松任谷由実 / 私が好きなユーミンのうた〜紅白スペシャル〜
24. 米津玄師 / Lemon
25. MISIA / アイノカタチ 2018
27. 石川さゆり / 天城越え
29. <特別企画>サザンオールスターズ / 勝手にシンドバッド希望の轍

Twitterつぶやき】

石川さゆり…やっぱカッコイイわぁ…坂本冬美も良かったけど石川さゆりの「天城越え」は不動だなぁ…林檎ちゃんも坂本冬美石川さゆりの艶には負けるのよ(笑)まだまだ、本物じゃあない(笑)これは無意味なんて言わせない通ってきた路がちがうんだから。

MISIA!!すごい!!歌唱力ってこういうのだよなぁ…圧倒的すぎてびっくり

米津玄師、喜怒哀楽を心で感じているから礼儀とか感謝とか当たり前に言葉に出る。そういう人が作る作品だからいろんな人の心に感動を与えるんだろうなぁ。見た目のインパクトではなくしっかり気持ちで歌えるかどうかなのだろう…。

ユーミンは言うまでもなく偉大だよぉ!大好きさー!

ミヤジ聴いていたら感動しているに違いないよ。てか、私が感動したけど(笑)サラ・ブライトマン「Miracle」

ユーミンが紅白のステージにサプライズ登場したり、サザンオールスターズの時に桑田さんと絡んだり、もう最高の紅白歌合戦だったね!

『日本音楽の祭典』ってミヤジも言ってましたが、演歌であっても現代的な演出で全体的に全く浮いてないし、バランスよく老若男女が楽しめたのではないかなー。本当に楽しかった!

さて、椎名林檎さんが歌う前のインタビューで「今年の紅白を見越して作った曲ですので…」宮本浩次との共演に「大変に光栄です」って言ってましたね。

ただ、実際は不完全燃焼な感じがしてしまったのは私だけではなかったようです。紅白出番後にファンのこんなつぶやきを見かけた。

「こんなもんじゃない!もっとすごいのに!」

って、これってエレファントカシマシが他のテレビ番組で歌ったあとにつぶやかれることが多い時がある。

私はいつも思う。どんな場面、状況であってもベストなパフォーマンスを見せ聴かせられるのがプロじゃないか?って、歌い終わったあとに

「こんなもんじゃない」って、言われるのって…って思うし、他の歌手の方の完璧さを目の当たりにして、せめてこうあってほしかったと私は感じていた。

 

そして、年が明けて…民放を見ていて気がついたtwitterユーザーの人がつぶやきました。

「え?ミヤジがソフトバンクのCMに出てる!?」って少し半信半疑的な(笑)

 

 


♬ いきものがかり|SoftBank TVCM 「しばられるな」篇

公式からなんの告知もなくこうしてTwitterで知るという、あるあるなんだけどこれはCMが流れるまでのシークレットだったのかな?

このCMディレクター(宮本浩次バージョン)は椎名林檎さんの夫(内縁?)、児玉裕一。「獣ゆく細道」のMVも手掛けてましたね。

CMでは野武士をイメージした演出でした。「獣ゆく細道」に続く感じもしましたが(笑)ギターネックを背負ってたので思わず

ギター侍?」ってつぶやいてしまった(笑)

このソフトバンクの新CMキャッチフレーズが「しばられるな」

ソロ活動を始動している宮本浩次にあてがわれたようなフレーズだ。メイキングでのインタビューでもその部分に触れていて、自分と重ね合わせているようだった。

2016年の暮れ、「ALL TIME BEST ALBUM FIGHTING MAN」の収録曲をテーマに綴った記事の「大地のシンフォニー」で書いたもの…

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30周年目前の宮本の心情についても妄想していて面白い(笑)

この「ALL TIME BEST ALBUM FIGHTING MAN」をテーマにしてブログ記事上げてたものを読み返したり、47都道府県ツアーの記事を読み返していたら、ミヤジがソロ活動に至った決心が自分なりにわかった気もした。

いろんなことにしばられすぎてきたし、そこから逃げたいということではなくて自分を解き放つことに必要性を感じたり、残りの命の使い方とかも考えたんだろうなって…。

「悲しみの果て」や「風に吹かれて」から以降のエレカシが余儀だったとのコメントに動揺しているファンがいて、その気持ちがよくわからなかった。

そのことに似た感覚を2016年11月に記していた。

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あの野武士姿のCMはシリーズ化していくのだろうか?(笑)私は宮本浩次のソロ活動を武者修行と位置付けて見守っているけど、まさに修行中の姿のように見えてしまった。

私からも宮本浩次に言ってやりたい。

「しばられるな!やっちまえ!」

ってね。

2018年ブログ納め!今年も大変にありがとうございました!

2018年も残り数時間となりました。去年の大晦日の朝は…雪が舞っていました。

今年は快晴であります。

まずは2018年参戦したLIVEとフェス一覧

  1. 1月14日(日)エレファントカシマシ新春LIVE NHKホール
  2. 1月16日(火)佐野元春 Album「THE BARN」20周年記念!ライヴ・フィルム Zepp Tokyo
  3. 2月 2日(金)佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド 「MANIJU (マニジュ)」ツアー 日本青年館ホール
  4. 3月17日(土)エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”FINAL さいたまスーパーアリーナ
  5. 3月18日(日)エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN”SPECIAL さいたまスーパーアリーナ
  6. 5月 5日(土)VIVALA ROCK 2018(3日目)さいたまスーパーアリーナ
  7. 6月14日(木)竹原ピストル 全国弾き語りツアー“GOOD LUCK TRACK”NHKホール
  8. 6月23日(土)エレファントカシマシ 東京・日比谷野外大音楽堂
  9. 7月 5日(土)エレファントカシマシ TOUR 2018 "WAKE UP!!" Zepp Tokyo
  10. 7月 6日(金)エレファントカシマシ TOUR 2018 "WAKE UP!!" Zepp Tokyo
  11. 8月 4日(土)ROCK IN JAPAN FESTIVAL(1日目) 2018茨城・国営ひたち海浜公園
  12. 9月14日(金)ひらまみきお 三者会談 新宿レッドクロス
  13. 10月 4日(木)佐野元春 & THE COYOTE BAND「禅BEAT 2018 TOUR」Zeep DiverCity
  14. 10月 5日(金)佐野元春 & THE COYOTE BAND「禅BEAT 2018 TOUR」Zeep DiverCity
  15. 12月25日(火)佐野元春 Rockin'Christmas 昭和女子大学人見記念講堂
  16. 12月26日(水)山崎まさよし String Quartet "BANQUET"カルテットツアーFinal! オーチャードホール

全16回でした。クリープハイプのチケットも取れていたのがありましたが、体調不良で行けなくなったり、佐野元春も取れていたものがありましたが、家族の所用でいけなくなったりと残念な日もありました。

初めて行ったアーティストはひらまみきおさんの対バン、竹原ピストルさんのワンマンです。

ひらまさんのライブに行った時のブログでひらまさんもまた、一人のアーティストとして飛び立ちたいのでは?的なことを綴りましたが、奇しくも2019年からはそういう時間も増えて行くのだな…と、あの時にそんな予感が漂っていたんだね。

もしかしたら、本当にひらまさんの楽曲を宮本浩次が歌うことがあるかもしれないね。

そして、「JAPAN」読みましたよ~。

ロッキング・オン・ジャパン 2019年 02 月号 [雑誌]

読む前に思った事は…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

読んでも尚これは素直に受け入れられない人は多いだろうなぁ。

受け入れられないというか…理由はわかって納得しても、自分がファンになったきっかけや好きな理由や理想がどうしても大事になるだろうし、「エレファントカシマシ“の”という枕詞が付いてこそのファンが多いのは確かでしょう。

宮本浩次が単体でステージに立って歌う。歌唱力の素晴らしさは十二分に知っているけれども、「ソロ」で活動をする大義名分としては、このインタビューの内容だといささか弱いというか、シンプルすぎる感じが否めない気はしました。

そういう意味でいえば、私は読む前からソロとバンド分けて考えて応援するつもりでいてエレファントカシマシ」のためになるなら応援するよ!ってスタンスです。

あのインタビューを読んだあと思ったのは、やはりエレファントカシマシ4人でしっかり良い曲をやっていきたい気持ちは伝わった。ここ最近はアレンジャーやサポートメンバーがエレカシのメンバーのようになってしまい、実質6人メンバーみたいになって意見を出し合いながらなってやってきた。しかし、これからもアレンジャーは必要不可欠だとしても佐久間さんや亀田さんのようにあくまでスタジオアレンジャーという役割に戻し、「オリジナルの4人で勝負したい!」という気持ちだということでしょう。

でも、どうしてソロをやりたいかの理由は人の楽曲を作り手の指示で一度歌ってみたかったと、いうことだった。つまりそれがこの先のバンド活動にどうの…ってことは語っていなくて、とにかく一度ニュートラルになって自分の歌だけで勝負してみたい気持ちがずっとあって申し出たことだとわかった。

バンドに抱くロマンや夢もあるけど、ボーカルとして好きな歌を歌わず人生が終わるのも…という葛藤があったんだね。

バンドに向けた情熱の方も強いのはインタビューで語っていたのでわかるけど、ソロ活動がこの先どうつながっていくのか…その辺の展望のような話が強調してあまり語られていなかったので、ソロをやって結果的に良い効果が出たら支持されるパターンになるのね。武者修行だと思いたいわ。

私の思いはソロでやった宮本浩次が私の好みでなければ、ソロの彼のファンにはならないだろうな…って思う。なので「ソロもいいね!」って思わせるそんな仕事を成し遂げてほしいなって願う。

基本今はエレファントカシマシ宮本浩次のファンであり、エレファントカシマシのファンだから。

さて、今日は3本もブログ記事上げたけれど(笑)大好きな佐野元春もクレジット名は“佐野元春”ソロだけどバンド形態は崩していない。彼もバンドが大好きだから。ただ、自分の楽曲をバンドで表現したりやれることは、その時代の感性でできるミュージシャンが必要で今まで4つのバンド(THE HEARTLAND、THE HOBOKING BAND、THE COYOTE BAND)を組んでやってきた。

山崎まさよしは時には弾き語り、時にはベースとドラムを入れて3ピースバンド風。でも、「with」ではない。楽曲表現に必要なミュージシャンと共演いう形態。

宮本浩次はこのソロプロジェクトに関しては自分個人の集大成の一環という面が強いけど、結果バンドに戻った時(どのくらいの頻度の活動になるかわからないけど)にプロデューサーとしても成長して、メンバーに明快な指示ができるアーティストになっていたらいいなと思う。

サザンオールスターズの桑田さんが桑田佳祐でやるソロが理想なのかも?でもまだまだ到底及ばないし。でも、目指すはやっぱりそこなんだろうなぁ…。プロデューサー宮本浩次になりたいのかも(笑)

兎にも角にも解散してソロ活動になったバンドもある中、エレファントカシマシについてはそういう事ではない。解散してソロになったら…ファンでいられるか?正直、自信はないのが現状ですね…。

だけど、解散ではなのにネガティブにとらえてしまったファンの心理とはどういったものなのだろう?最終的に解散ありきで考えたからかな?

 

今年のブログはこれにて書き納めです。

この1年も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。2019年も沢山記すことがある年でありますように…。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。来年も何卒よろしくお願いいたします。