2013年「エレカシ復活の野音」9/14(土) 日比谷野外大音楽堂
「何事もなかったかのように」
その時間はやってきました。
この日までの経過については周知のことなので、特に注釈は入れません。
ただ、彼らは約1年という間「LIVE活動を休止」していただけなのです。
宮本がLIVE中のMCで
「1年くらいLIVEやってなかったんだけど、なんかあまりそんな感じがしない」
と、話した。
そのくらいになんだか、いつもの通り・・・?
いやここまでサラっと自然体で彼らはステージに登場したことは、私が野音に来はじめてからは初めてのような気がする。
エレファントカシマシと日比谷野外大音楽堂はある意味『同化』しているのだね。
そこにいるのが当たり前的に・・・。
-------これより以下、セトリ掲載(閲覧注意)------
私はチケットを譲ってくれた、エレ友さんと一緒に立ち見で鑑賞しました。石くん側の最前を取ってもらって二人並んで聴きました。
この日は各都市の映画館でも同時中継されていたし、カメラがいっぱい会場に入っていたなぁ。
中継用、DVD用、記録用・・・色々とあったんだと思う。一昨年の野音もテレビ中継されましたが、ミヤジはテレビカメラが入ると意識しすぎるのか?ちょっと緊張していたかもしれませんねぇ。
MCの中でも
「最近は何処に行ってもカメラがあるのよ。俺は商売上仕方ないけど、家でポテトチップスぼりぼり食べてるとこ、見られたら恥ずかしいよねえ」
とか、話したり、面白いですよね。静止画だとビシッと決めるけど、動画だとどこか照れくさいのかもしれないね。たぶん、メンバーの中では石くんが一番張り切るタイプだろうと思う(笑)石くんのロン毛に金髪がほんとうにウケタ\(^o^)/
1.優しい川
2.ハロー人生
3.四月の風
4.悲しみの果て
5.東京からまんまで宇宙
6.大地のシンフォニー
7.めんどくせぇ
8.デーデ
9.星の砂
10.涙を流す男
11.(新曲)
12.翳りゆく部屋
13.風に吹かれて
14.シグナル
15.(新曲)
16.明日への記憶
17.あなたへ
18.旅
19.笑顔の未来へ
20.ズレてる方がいい
21.俺たちの明日
アンコール①
22.今宵の月のように
23.友達がいるのさ
24.so many people
25.ガストロンジャー
26.ファイティングマン
アンコール②
27.花男
「耳は良く聴こえるんです」と、耳を保護するためのイヤモニターのことを説明。まだ、使い慣れていないのだと思う。気になるんだろうなぁって思った。
あと、実際野音で音出して歌うのもこの日のリハからだったろうし、感覚を戻すのと音を拾うのに多少苦戦したのかもしれない。イントロを長めにとったりする場面も多かった。
でも、歌声は素晴らしかった。若かった頃の無理なく出ていたパワーのある声も感じたし、経験で積み重ねてきた技と表現力もプラスされて、今まで感じてきた圧倒される声だけでなく、包み込まれるような優しさも感じた。こういう感覚は初めてじゃないかな・・・。
サポメンに蔦谷好位置さんとヒラマミキオさんが入っていたけど、石くんのギターがなんか良くなってる気がしました(笑)私の耳に入ってきたのは、ミッキーのギターじゃなくて間違いなく石くんのギターの音!見た目だけでなくギターでも存在感を感じましたよ!ウッシッシ
さて、既曲の中では2曲目の「ハロー人生」が初聴きでした。
3曲目の「四月の風」が流れ始めたとき、蒸し蒸しする会場にサァーーーっと涼しい風が吹き抜けました。自然をも味方につけ演出♪
新曲「めんどくせえ」は、等身大のミヤジを感じたし、「あなたへ」は“個人の想い”な部分も感じるけど、今まではそれをストレートに伝えてこれなかった・・・ファンへの“感謝”が素直に曲になって、歌うこともできたのではないかな?
「大地のシンフォニー」の時に
人生はいつもページェント 自分が主役の
そして誰かをしあわせにするため生き抜く
大地のシンフォニー
この部分で会場の一人ひとりを指差しながら、腕を大きく広げた姿に今まで以上にファンへの想いが深まったのだな・・・って思ったんですよね。
と、いう感じで初日は戻ってきた嬉しさに心が浮かれる反面。
私の内心はハラハラしていました。
「言いたいことはいっぱいあるけど、大勢人がいるから・・・だから、曲を歌います!」
と、矢継ぎ早に歌を歌い続けるその姿に、
「本当に大丈夫なの?」という気持ちにもなってしまった。
アンコールまで入れたら全27曲、復活していきなりのこの曲数・・・最後まで安定した声を保っていたけど、15日は大丈夫なのか・・・アンコールを望む気持ちと、明日に備えて欲しいという気持ちが複雑に入り混じって、アンコールの手拍子ができなかった(^_^;)
私の「エレカシ復活の野音」1日目はこんな感じで終わりました。