音楽とアーティストの繋がりと広がり
『THIS! 2016』8.10 東京国際フォーラムホールA
昨夜、20年ぶりにこのRockイベント「THIS!」が開催をされ、私も足を運びました。冒頭の佐野元春のあいさつの中で
このTHISというイベントは、僕佐野元春がナビゲートするロックンロールショーケース、国内第1級のロック・クリエーターを紹介しています。
最初に行ったのは、1996年。このイベントTHISには、そのころレコーディングアーティスとしてデビューした、新しい感覚をもったソングライターやバンドが集まってくれました。
Dragon Ash、コッコ、山崎まさよし、UA、エレファントカシマシ、フィッシュマンズ、ピローズ、他、たくさんのアーティストが素晴らしい演奏をしてくれました。
こう紹介をした。私は20年前から佐野元春のファンで当時ファンクラブにも入っていた。ただし、コンサートには足を運ぶもこのイベントには行っていない。しかし、ファンクラブの会報が残っていて、中を確認してみるとありました!当時の「THIS!」のレポが!
ちょうどこの時期に一度、友達の推しでエレファントカシマシのファンになったのでした!でも、まだLIVEに行くほどにはなっていなくて、CDを聴く程度の…
この時のエレカシのセトリは
- ドビッシャー男
- デーデ
- 孤独な旅人
- 悲しみの果て
- Baby自転車
- うれしけりゃとんでゆけよ
そして、このときのQ&Aで
①出演のきっかけ
タワーレコード及びディスクガレージからの出演依頼
②イベントに参加した感想
未回答
③佐野元春への印象
非常に高潔で誠実な印象の方でした。我々にも大変気を使っていただきました。本当に音楽を愛している方という印象でした。同時に人懐っこい感じさえしました。
俺が言うのは変だろうか?聞かれたから答えました。
④今後の活動予定
年内はシングル・アルバムなどのレコーディングです。
曲は「ココロに花を」からが中心で、この時のレコーディングは「明日に向かって走れ」があったころでしょうかね?貴重な資料が残っていて我ながらエライ!(笑)
他のアーティストの多くが元春からの声かけで出演をしているのに対し、エレカシはタワレコ&ディスクガレージからのオファーという(笑)これは想像でしかないけど接点がなさ過ぎて声をかける術がそれしかなかったんだろうな…と思った。で、あるならばそこまでしても出演してほしいアーティストということだと思え嬉しい。
佐野元春への印象。最後の部分がツンデレ?尖ってる(笑)
こうしてみると音楽と人は時を超えていろんな形で繋がっていて、広がっているな…と感じました。音楽をたゆまずに長く続けていくことは非常に難しいと思うが、一流と呼ばれる人は今も活躍しているという証にもなっている。そんな、貴重なイベントであると感じた。
「THIS!2016」にはこの2組のミュージシャンが参加。
中村一義さんは佐野元春の「THE SONGWRITERS」にも出演していて、彼は佐野元春を師匠と呼んでいる。彼の作品は聴いたことがないのですが、今回披露された楽曲はBANDを率いての元気のある作品でした。元春の“約束の橋”や“VISITORS”をオマージュしている楽曲もある。
GRAPEVINEは私自身が20年前にCD屋の店内に流れているのを聴いて、一聴き惚れしてアルバムを購入した思い出のあるBAND。その頃は子育て真っ盛り中でCD1枚を買ってその後はフェードアウトしたBANDであったが、こうして20年後に元春のイベントで再会し、心を揺さぶられるとは…あのCD屋で聴いた時の衝撃と同じで今回は覚醒した感じ。少しづつ聴きたいアーティストとなった。
佐野元春は最後のあいさつの中で
みんな僕のことを先輩とかパイセンって言ってくれるけれど、そんなんじゃないよ。ただロックンロールが好きでここまで続けてきて、みんなより少し先をいってるだけだ。
僕も含め あまり表舞台には出ないミュージシャンもいる。ですが、中村一義くんと田中和将(GRAPEVINE)くんのように日々努力をして、常にいい曲を作って長く音楽活動をしているミュージシャンがいることを知っておいてください。また、これからも応援をよろしくお願いします。
感動の他に何がありますでしょうか!?
今後も継続をしていきたいと約束をしてくれた元春。また、10年20年後に参加したアーティストがどういう風になっているか?そこも楽しみなイベントでした。
ありがとう!