また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

聖地、日比谷野外大音楽堂

エレファントカシマシにとって日比谷にある野外大音楽堂でのLIVEというのは、本人たち及びファンにとって特別な思いのある場所。

1990年09月29日(土)が 日比谷野外大音楽堂 での初の野音単独コンサート。この日から毎年の恒例行事となり、今年で27年連続の開催となる。これは日比谷野外大音楽堂としても、開園してから毎年連続でLIVEをするアーティストとして記録に残している。

私はこの27回の開催のうち、2009年から7年連続(9回)の参戦です。27年欠かさずに野音に足を運んでいるファンはいるのだろうか?まだ、そういう人には出会ったことはないが、初期の頃行った人。エピックとの契約が切れた頃に行った人。ポニーキャニオンでブレイクした時に行った人。そして、混迷期に入った東芝の頃に行った人。の、野音の話しを少しずつ聞いたことがある。また動画などに残っているものはそれを見ながらその話の断片を検証したり…そんなことをして長いこと日比谷野外大音楽堂での歴史を知らずに来た。
「今宵の月のように」の大ヒットにより一時期は野音も満席になることはあったものの、今日のようにプラチナチケットになるほど、満員御礼になってしまったことが嬉しくもあり複雑な気持ちもあるとエピック~東芝のファンの方はいう。
空席が目立ちヤケになっているようにも見えたコンサート。開催されても10曲やったかやらないかで終わってしまう年もあったという。そういう野音を経験してきたファンからしたら、不思議で複雑な心境にもなるだろう…。

私の初野音は2009年2daysからです。2007年11月にUNIVERSAL MUSICに移籍をし、2008年「俺たちの明日」がCMソングとして起用をされた時にテレビから流れてきたその歌声で、私はエレファントカシマシが活動を続けていたことを知る。
私のエレカシとの出会いは1997年9月頃に友人から、おススメアーティストとしてバンド名を教えてもらったことがきかっけ。その時、絶賛発売中だったのが「明日に向かって走れ」でした。この頃は現在のようにネットもあまり普及しておらず、エレカシに関する情報は紙媒体のみに近かったと思う。私自身、子育て真っ盛りで音楽に没頭できる環境ではなかったので、「ココロに花を」と「明日に向かって走れ」の2枚を聴くのみで、それ以上の発展はなかった。
それなのにそこから約10年後にCMで流れてくる宮本浩次の声に気がついて、興味をもって歴史をさかのぼりUNIVERSAL移籍後、第4弾のシングル「新しい季節へ君と」(2008年10月1日発売)を購入。その初回盤に入っていた特典映像が2008年6月の日比谷野外大音楽堂 。これを見て来年は必ずこの場に居合わせよう!と、結論したのでした。そして、2009年7月の野音…この年は2日間開催。1日は雨の中の野音。もう1日は月に見守られた野音。非常に思い出深い…DVDにもされたほどに完成されたLIVEとなりました。

 

エレファントカシマシ 2009年10月24,25日 日比谷野外音楽堂(完全初回限定盤) [DVD]

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 BSで生中継された年があったり、宮本浩次の左耳の病気(外リンパ瘻)で大阪野音が中止になり、それでも日比谷野外大音楽堂では

「どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ」と、強く希望し1~11曲まではアコースティックで、12曲目はメンバーも登場しバンドで演奏された。

1 夢のちまた
2 悲しみの果て
3 約束
4 リッスントゥザミュージック
5 月の夜
6 うつらうつら
7 見果てぬ夢
8 涙を流す男
9 花男
10 俺たちの明日
11 笑顔の未来へ
12 ズレてる方がいい

この12曲をやりきって無期限の活動休止。
しかし、それからわずか1年後に彼は日比谷野外音楽堂の舞台に戻ってきた…。エレカシ野音史上まれにみる悲喜交々の歴史的瞬間に立ち会えて、私の野音史は浅いけど濃密な時間を体験している。

 

復活の野音 2013.9.15 日比谷野外大音楽堂(初回限定盤) [DVD]

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私の野外音楽堂参戦史。

日比谷野外大音楽堂
2009/10/24(土)日比谷野外大音楽堂単独LIVE <1日目> 
2009/10/25(日)日比谷野外大音楽堂単独LIVE <2日目> 
2010/07/17(土)日比谷野外大音楽堂単独LIVE
2011/09/17(土)日比谷野外大音楽堂単独LIVE
2012/10/14(日)日比谷野外大音楽堂単独LIVE
2013/09/14(土)復活の野音LIVE 日比谷野外大音楽堂 <1日目>
2013/09/15(日)復活の野音LIVE 日比谷野外大音楽堂 <2日目>
2014/10/19(日)日比谷野外大音楽堂単独LIVE
2015/09/27(日)日比谷野外大音楽堂単独LIVE

大阪城野外音楽堂
2009/09/20(日)太陽と月の下の往来<2日目> 大阪城野外音楽堂
2010/08/01(日)エレファントカシマシ大阪城野外音楽堂単独LIVE
2013/10/14(月)エレファントカシマシ野音復活LIVE (大阪)2日目

今年(2016年)も日比谷野外大音楽堂でのLIVEは開催(2日間)をされます。その1日に参戦できることとなりました。エレカシのLIVEはLIVEごとに雰囲気や調子が違うのでできれば、二日間行きたいところですが今回はファンクラブも案を練ったのか、会員がなるべく行けるような処置をとったように思える。なので、欲張らずに感謝をしてこの一日に気持ちを集中したいと思っている。

 

2016年の決戦は9月17日(土)!!