孤高にして普遍的。過激にして包容力有り。最新にして懐かしい。そして最強のロックスピリッツ。
それが、エレファントカシマシ。
すなわち俺だ。
タイトル:『宮本語録集』264頁
※『bridge』2000年2月号より
「東京の空」も連載3回目ですね。
さて、“ガストロンジャー”が発売されたのをうけてのインタビューだったのですが、ポニキャニ時代の思い出やら、佐久間正英氏との思い出などが語られてます。
“悲しみの果て”や“今宵の月のように”のヒットを出して、更に楽曲作りに意欲的になって、しかし更に迷走し始めてる感じです。
この時のインタビュアーは渋谷陽一氏。 “愛と夢”でメロディアス路線に行ったミヤジに対して、不満やら実はこんな風にしたくなかったんだろ?的な質問をぶつける。メンバーに対する不満が少しぶりかえし、イライラする中で“愛と夢”は佐久間氏と二人で作りあげた形。そんな(後に師匠だったと回想する)恩師でもある佐久間氏に、全面的に頼っていた自分とそこを鋭く突いてくる渋谷氏とのはざまで、どこか自分の思いを押し通せなかった自分に自虐している。
※“ガストロンジャー”のプロモ写真。
“ガストロンジャー”はメンバーにも教えていなかった秘蔵の楽曲だったようです。『愛と夢』で打ち込みを覚えその中で生まれた曲なのだと思います。
何で読んだのかは忘れましたが、ちょうどこの2000年頃にヒップホップやラップが流行り出して、自分も作ってみようと思ってできたのが“ガストロンジャー”だったと話していた気がします。今ではフェスやLIVEでもおなじみの曲になってますね。
最近、自分は影響されやすい発言がされてましたが、いろんな音楽・ミュージシャンからの影響をうけていたのでしょうね。何にでも挑戦したい。やってみたいという意欲が膨らむけど、メンバーの演奏とかなかなか追いつかず・・・ミヤジとメンバーの格差が感じました。
私はこの頃、長い育児休暇に入っておりました。このあと、UNIVERSALに移籍し「さあ、がんばろうぜ!」と、言われるまでエレカシファンをおやすみしてました(笑)
ファンに返り咲いて時間等に余裕ができて、色々エレカシを知るようになり・・・今に至る・・・そんな感じです。
さて、いよいよあと1回でCOUNTDOWNも終わり・・・。気合い入れていこう!