まだ見ぬ道を開き、夢をつかむための名曲
1995年12月9日に発売された『ドラゴンクエスト6』は2010年にDS版、2015年にスマホ版でリメイクされました。スマホ版では“夢のカケラ”を集めると新しい世界へのルートが開かれ、仲間も増えるという設定が施された。このゲームの特徴は“現実の世界と夢の世界を渡り歩く”というところ。そこを踏まえて…
さて、1998年にエレファントカシマシの「夢のかけら」がリリース。
夢のかけら 僕らは
いつまでも追いかけているのさ
男女の別れを描いた歌ですね。めざす夢が違う二人に訪れた別れ…終わった恋。現実に生きる彼女と夢の世界を旅する男。その二人は「はざまの世界」に陥っていたのだろうな…。
ゲームの終盤で「はざまの世界」という新たなフィールドができる。ここの魔王の幻術を解くと、仮の姿だった自分の真の姿があらわれるのだけど、この二人は別れたあと…お互い真の姿になれたってことかな？本来あるべき姿に…。二人にかかっていたた幻術こそが「夢」だったようにも思う。
夢のかけら 僕らは追いかけるのさ
今なら僕は言える
君のこと愛していると
「夢のかけら」に出てくる癒しあった小さな部屋。
お風呂のない小さなアパートに住んでいた彼。二人の夢は単純で目指してるものも同じだった。だけど、二人の目の前にいた魔王に私は優柔不断になり、彼は私の前から消えてしまった。もちろんお互いにずっと「愛してる」気持ちだったけど、彼も私も嘘に思えてきたんだね。私は彼を失くしてはじめて真の「愛してる」だったのにと後悔しました。
この歌の男も同じ気持ちなのだと思う。彼女を失ってから気づいた真の「愛してる」が言えると思ったのだね。
スマホ版ドラゴンクエスト6－幻の大地ーでは「夢のカケラ」を、16個集めると“裏庭”へのルートが開かれる…。
実は「夢のかけら」をリリースしたあとの16枚目のシングルは、UNIVERSAL MUSICという新しいフィールドが開かれ発売された「俺たちの明日」でした。すごい偶然ですけど(笑)そして、新しい仲間*1も手に入れたのです！(笑)
では、本日のLyric Speaker
