また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

30th ANNIVERSARY デビュー30周年記念ライブ 大阪城ホール

”さらにドーンといくぜ!”

2017年3月20日(月)あまりソワソワしてワクワクを表面に出さぬよう、

「明日元気に生きるために行ってきます!」

そう言って家を出ました。時間は計ったつもりでしたが、羽田に着いたのが搭乗時間締め切られたあとで、急に嫌な汗がブワっと噴出した。

航空会社の方に「大丈夫ですよ。乗れますから、間に合いますからね」と、たしなめられて(笑) 「でも、少しだけ急いで搭乗口へ向かってくださいね」と、にこやかに言われた💦小走りで搭乗口へ今回、初めてタッチアンドGOを使ってみたが、慌てているのでなかなか画面が出せず…テンパりすぎ…💦

でも、無事に搭乗完了!

しかし、離陸準備が整わず約10分遅れての出発。

13:30頃に大阪城ホール前に到着!

物販に並び買えないものもありつつ、買いたい物は購入。特にエビバデ達と落ち合う約束もせずにいましたが、いつもの面子にはいつものように会える。

お目当ての「集印帳」が目の前で売り切れて、記念すべき大阪城ホールのスタンプはこちらへ…

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冒頭、メンバーの懐かしい写真のスライドショーから始まって、それを見ながらまだファンになっていなかったあの頃ですが、同じ時代を生きていた自分の見てきた風景ともリンクしとても懐かしい気持ちになりました。
この日のためにあつらえたと言う4人お揃いの黒のスーツで登場!
「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」を中心の選曲にファンから「やってほしい!」という要望の多い選曲だったように思います。
曲の解説も交えながらの進行、非常に丁寧に歌われて会場の空気感、時間もゆったり流れていました。細かいMC、エピソードなど…今はそのことを思い出そうとするよりも、あの場にいた時間を反芻しながら余韻に浸っている。

ミヤジの声は本当に調子がよかった!

ガムシャラにバンドを続けてきて本人たちも気がつかない時を経て、周りの関係者やファンから言われて、思えばここまで来ていたのか…そんな、デビュー30周年だったようですね。ビジネス的に考えたらこの30周年を盛況で終わらせることが、40周年への礎になるでしょう…大阪城ホールは11000人収容可能、ステージ裏の席は入れなければ9000人は入る…この日は8000人弱の動員だったようだ。
キャパ数が違うので単純に比較にはならないけど、デビュー25周年のさいたまスーパーアリーナの動員がエレカシ史上最高だったらしいので、ミヤジの目標はそのくらいあっただろうな…そう思う。今度は城ホールで2daysやりたいと意気込みを語っていたらしいので、5年先10年先もエレカシは時間や数も忘れ駆け出していくだろう。


私は終演後エビバデと打ち上げをするわけでもなく、そのまま大阪から東京へ夜行バスでとんぼ返り…ほどよい興奮を胸に!

セトリ

01.ファイティングマン
02.デーデ
03.新しい季節へキミと
04.悲しみの果て
05.今宵の月のように
06.戦う男
07.ふたりの冬
08.翳りゆく部屋
09.リッスントゥザミュージック
10.風に吹かれて
11.ハナウタ~遠い昔からの物語~
12.桜の花、舞い上がる道を
13.3210
14.RAINBOW
15.ガストロンジャー
16.やさしさ
17.四月の風
18.ズレてる方がいい
19.俺たちの明日
20.奴隷天国
21.珍奇男
22.Under the sky
23.コール アンド レスポンス
24.笑顔の未来へ
25.TEKUMAKUMAYAKON
26.so many people
27.夢を追う旅人
28.花男

=アンコール=

29.友達がいるのさ
30.おはよう こんにちは
31.待つ男

 21日の朝、東京に到着。
漠然とこんなことをつぶやいていた。

なんでエレカシ宮本浩次が好きなのかって…薄々わかっていたけど、プロだし素人じゃないけどやっぱ、たたき上げの職人バンドだから私達により近い感じだから好きで、あとはその才能に憧れがあるんだよね…ほんと、好き尊敬してるのよ
5:43 - 2017年3月21日

自分にはない才能っていっぱいあるけど、知識が豊富で技術も長けてる人への憧れの他に、宮本浩次のように人生そのものが宝物になる原石持って生まれた人っていうのも素晴らしい。磨かれて削られて輝く宝石だよね。そんな人はそうそういないよ
6:18 - 2017年3月21日 

私はそんなに色々と聴くわけではないけど、他にも好きなミュージシャンはいる。私は技術面で長けてることよりも、何かに唯一無二な才能、個性があるミュージシャンをこのんでいるようだ。そこに技術や知識が加わっているミュージシャンもいるけど、エレカシには誰よりも強い“ミラクル”がある。ミヤジの歌の才能が見いだされたのもミラクル。トミと石くんに中学の時に出会い、トミと石くんがバンドを始めた事…ミヤジを誘ったこと、トミと成ちゃんが高校時代に出会ったこと、成ちゃんもバンドをやっていた事…全部不思議な運命の力…。
その彼らが元から持っているミラクルと、人としての魅力や各々が感じている信頼関係の絆でどこよりも強かったことが、他人(協力者やファン)を引き寄せるパワーとなったんだと。そのパワーはあるときには裏目に出たこともあるけど、どんな時も“信じる”気持ちと何とかしてやる!という強い闘争心が強運を引き寄せたんだろう。

彼らはずぶの素人で夢見る少年のまま、試行錯誤、練習に次ぐ練習のたたき上げでプロの道を成功で飾った。それがあらゆる立場で運命と戦うファンに勇気と希望を与えているのだと思っている。

すごいよね!

さあ!いよいよ47都道府県ツアーの出発だ!約束通り、「ついてこさせてやるぜ!」有言実行男の証明のはじまりだ!