2011年5月22日(日)エレファントカシマシ“悪魔のささやき そして、心に火を灯す旅”@グランキューブ大阪:2日目
悪魔のささやき ~そして、心に火をともす旅~Tourその②
はぁ…チケット予約した頃はものすごく楽しみにしていて、
あぁ…大好きな大阪や人…と、想いを馳せていましたが、正直、震災がおきてからはLIVE自体に行く気が起こらず…大阪か…あぁ…ったるい…って感じるほどでした。
音楽すら聴く気にならず…特に申し訳ないけど、エレカシ…まず、ぜんぜん聴かなかった…。聴きたい曲がなかった…なんだったんだろう?って思う。
音楽って生活・心に直結しているものなんだな…って思います。
でも、トライセラのLIVEやJAPAN JAM、先日の悪魔ツアーin戸田を経て、徐々に気持ちがアップしてきて…でも、一人参戦…まぁ、これも修行!あえてアウェイ感を体感しようじゃないかっ!そんな意気込みをもって(笑)行きました。
この間の戸田でもドラマはありましたが、今回の大阪でもドラマがありました。
まぁ、一人参戦は決定してましていよいよ明日!って時に…
エレ友のMさんがLIVE同行者を募っているらしいつぶやき…
わぁ…前日か…大丈夫かな?と、ふと思いながら…
私の方はそれと並行して、もう一人のエレ友Pさん(PさんとMさんはエレ友関係ではない)と、心の交流があって…
その中でチラッと大阪のことも話題になり…でも、物理的に行けないってお互い思っていて、同時にMさんのつぶやきを見てPさん一緒に行けたらよいのになぁ…と思っていたところ…
突然、そのPさんから…Mさんという方から、大阪のチケットを譲っていただくことになりました!みたいなメッセージを頂き(Pさんはコミュの同行者募るコメをみたのです)
「はぁ!?」驚きと共に喜び?半信半疑!
東京公演までは絶対に逢えない!と、思っていたのが急きょ大阪で合流する事となったのでした。
最初は新幹線も別々になりそうな予定でしたが、私が早めに家を出た事で彼女の乗ろうとしていた新幹線と重なり、なんと行きの新幹線から一緒に旅することができました^^
まだ、知り合って間もない私達。
でも、なんていうかお互い話してみたい気になる人。ではあったのでしょう。
(私はそう思って逢える事を楽しみにしてましたが)
新幹線の中で初対面にも関わらず、終始楽しく会話も弾んであっという間の2時間でした私にとっては…貴重な…非常に貴重な(笑)お話が聞けて嬉しかったです。
大阪に着き、Mさんに連絡をして3人無事にご対面。相関図が明らかに、大阪に来るまでの経緯も明らかに…エレ友の多いMさん、今回もゆっくりお話できないのか?と、思ったけれど思いがけず、ライブまでの時間お茶しながらゆっくりお話もできて、土地勘のない私達を会場まで、最良のパターンで連れて行っていただきました。本当に感謝です。
セトリはDB氏のサイトより拝借m(__)m
あんなに聴けなかったエレカシサウンド…なのに、色々と重ね合わさる感情。
「悪魔のささやき」からは全曲やっているので同じですが、
戸田のセトリとでは「珍奇男」と「ファインティングマン」が同じなだけで、他は違っていたので嬉しかったな。
ちょっと寂しい事に、私の席の周辺に空席がいっぱいありまして…
Bエリアの前の方で埋まっていくはずの所なのに…
ちょっと残念でしたね…でも、ミヤジから見たら私がしっかり見えたかも
MCもかなり少なめでしたね…歌に集中?
「ようこそ〜」ってのもなかった。
粛々淡々とナンバーをこなす…そんな感じでした。
声は素晴らしくよかったと思う。
今回のツアーは全会場こんな素晴らしいコンディションでやってるんじゃ
ないでしょうかねぇ?ミヤジ腹筋復活したのかなw
1 moonlight magic
2 達者であれよ
JAPAN JAM 2010以来…また、聴くことができた…
「人にゃあ勇気とやさしさ 求むる定めあり 定めあり」
この歌詞全部…ズンっと心にのしかかった…
昨日は被災地にいるエレ友さんの誕生日だった。
私はこの人のことを想っていた。
この曲は彼女にぴったりとくる。
情に熱くそして涙もろい。
エレ友ではあるけど交流はすでに薄い…というか遠ざかる。
だから、この曲が心に沁みる。
3 脱コミュニケーション
「脱コミュニケーション 引き裂かれる俺の心
光と闇 泣かないで Baby 仕方ないさ…」
「達者であれよ」のあとにこれ聴くと…なんか、更にズズズンっと心にキタ…
4 悲しみの果て
で、しまいにゃこれですよ!!(笑)
笑うしかないこの展開!
でも、うん…ひとつ悲しみが終わった後には素敵な出会いが待ってた。
これを体験できました。
5 彼女は買い物の帰り道
この曲はほんとに丁寧に歌ってくれています。
ミヤジも大切な曲ですっていつも言う…なんだか、嬉しいですよね。
6 歩く男
7 九月の雨
「“ヨロレイン”って曲です」と紹介してました(笑)
8 旅
9 いつか見た夢を
10 so many people
ここまで会場は掛け声も少なく、なんとなくおとなしめな雰囲気で来ていたのが…皆はじけました。
歌ったあとに
「みんなが楽しそうにしてくれて、嬉しく思います」
と、言ってましたね。
11 珍奇男
戸田では「お金」を連呼してましたが、今回は…
「私はアナタより偉いの〜偉いの〜偉いの〜どう考えても偉いの〜」と歌ってました(笑)
私、大いに共感しましたよ。どう考えても…だよ!ってさwww
12 お前の夢を見た(ふられた男)
2005/07/09日比谷野外大音楽堂、以来…
ダイジェストに出るような予感しますが…と、思ったらやはりダイジェストに出ました!
「一人暮らしはじめたり、彼女にふられたり重なった時期で
自暴自棄まではいかなかったけど…そんな時に作った曲です」
寂しさが溢れる歌ではあるけど…聴き方で、仲間といても、恋人といても結局、生きているって一人の時が多く、「ひとりぼっち」っていう感覚をぬぐえず、日々暮らしてるものだなと…
13 明日への記憶
14 赤き空よ!
15 夜の道
16 幸せよ、この指にとまれ
17 朝
18 悪魔メフィスト
♪アンコール①
19 Sky is blue
20 生きている証
肩から全身がガタガタと震えました…今月は父の命日があって、 父が死んでからアルバム「扉」を正面から聴くことができて、この「生きている証」が父への贈る歌でしたから… 体の震えが止まらず、涙があふれて…ミヤジの歌っている姿…直視できず眼鏡をはずし…聴き入りました…
生きていればこそ逢える人、出来る事… 無理やりにでも逢っておけばよかった…今、そんな風に思う。
大阪の人達…最初で最後になるかもしれない…日々、そうやって大切に生きるんじゃなかったのかな?…ちょっと後悔したりもした…。
でも、私は生きぬきますよ…生きていればまた、巡ってくるかもしれない。
求め抜くかぎり…
トモよ あなたは思ったことが無いか?
「死ぬまでにどこまで たどりつけるだらう?」
生きて生き抜くココロ
おのれの中へ
喜びを求むるココロ
それが生きている証
21 ハナウタ〜遠い昔からの物語〜
22 さよならパーティー
その時が巡りくるまで…
もう抜けるよこんなのつまんない…
消えないココロの古キズに染みるぜ。
立ち尽くす 賑やかなこの町(大阪)で
なんどもなんども繰り返してきた さよなら
オレの未来へとつづく道
こころから そう言える日が…来たよ!ミヤジ♪
23 ファイティングマン
♪アンコール②
24 新しい季節へキミと
そうさ!新しい季節へ行く出会いがあったのだもの!
出かけますよ!これからも沢山ね!
「変わりゆく東京の〜」を大阪の街〜とちゃんと歌ってました(笑)
25 ガストロンジャー
私にとって大変にドラマのある、
“悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅”LIVE in 大阪でした。
あっという間の25曲…25曲もやったんだ…と今、驚いた。
だって、17:00開演ではあったけど外に出たらまだ明るい(笑)
なんだか…まだまだ、これから…これから始まるんじゃないか?って思うくらいに…
Mさんが言った
「やっと温まってきた!って感じやのに」って(笑)
確かにそんな感じでした…。
Pさんも久しぶりの遠征…でしたが、生きていればこそ出逢える、出来事に感慨深いものを感じておられるようでした。
PさんMさんと3人で新大阪まで出て、私は少しでも早く東京に戻りたく、すぐ出発する「のぞみ」に乗り込むため、その場でお二人とはさよなら。
席についてしばし一人で余韻に浸り…缶ビールの栓を開けました。
今回もサントリープレミアは最高の味でした!