2011年9月17日(土)エレファントカシマシ 日比谷野外音楽堂
昨夜エレファントカシマシ2011年の日比谷野音ライブが行われ、今年もプラチナチケットとなったチケットを手に、長男と一緒に行ってきました。
長男が昨日から大学がはじまり出かけていたので、開演少し前の入場となりました。
座席はC1列101・102、
通路側で眼前にさえぎるものもなく、ステージがまんべんなく見えました。
私の視線の先には宮本浩次がしっかりと…
今回の野音は…LIVEで初聴きの曲が多く…っていうか、あまりLIVEではやらない?
そんな曲が多く演奏された気がします。
開演より10分ほど押して…エレカシの3メンバーが先に…
暮れゆく夕べに…ドゥンドゥンドゥドド…と成ちゃんのベースが渋く響き始め、
えーーーーーーーーっ!?ま・さ・か!!
※演奏年に関しては、EKDBサイトさんより参照しました。
1 歴史
ミヤジ白シャツで登場…
まさか、歴史が聴けるとは…私のカウントダウン日記①で出したのが、
その1曲目になったのが…めちゃめちゃ嬉しかったなぁ♪
声は絶好調!この曲を最初に歌って…会場が一気にピリリッとした感じもした。
エレカシの野音LIVEの歴史…と、宮本浩次の歴史。
この曲の中に登場する“森鴎外”…
青年期、あらゆる希望を胸にいきりたって 喧嘩ふっかけていた
森鴎外は官僚として権力闘争のなかに身を置いたが、
エレカシ(宮本浩次)は、音楽ビジネスの下剋上の中に身を置いてきた。
今、彼らは…昔で言うなれば晩年にさしかかっているというのか?
鴎外が凄味のある文章を書いていながら、穏やかな生活を送っていた。
それと同じような状況なのかな?などとそんな事を思いながら聴いた。
最近の宮本浩次、その姿も非常に穏やかですから…。
「人生は旅だぁ!」みたいなことを仰ったと思う。
2 孤独な旅人 2008年ぶり
3 悲しみの果て
悲しみの果ての前に「古い方の曲です…」と紹介(笑)
曲の歴史からっていう意味でも、古い曲の方になってくるのかなぁ?
でも、私的解釈で…オリジナルメンバー4人でやる「悲しみの果て」
ってことにも通じるよなぁって…感じた。
LIVEハウスツアーで4人だけの時もあったと思いますが…あった?(笑)
で、ここからの3曲が…まさかっ!まさかのっ!怒涛の初聴き曲(笑)
この辺のMCだったかな…
「智慧を絞って曲を選んできました!」
と、仰ってまして…毎回、いろいろ考えてやってくれているのは、わかっていて…
少なくともここ数年はステージにもストーリー性を持たせた構成になっていると…
私は感じているのであります。
前に「双子座の本」の話を書きましたが、双子座は物事にストーリー性を持たせるのが大好きなんですよね。
ミヤジがアルバムの曲順、ベスト盤の曲順にこだわるのと一緒で、LIVEの曲や順番に何かあるような気がしてしまうのです。
4 ふわふわ 2007年ぶり
5 勉強オレ 2003年ぶり
6 無事なる男 2006年ぶり
隣で聴いてる長男が“ふわふわ”聴けるなんて!と感動してましたね。
私は“勉強オレ”が聴けてうれしかったなぁ…
そして、気づけば“無事なる男”までエレカシオリジナルメンバー♪
次の“太陽の季節”前に、蔦谷好位置さんと昼海幹音さんがさりげなく登場。
7 太陽の季節
8 うれしけりゃとんでゆけよ 2005年ぶり
“うれしけりゃとんでゆけよ”…とんでいきたいけど、行きたい所へいけない…。
そんなジレンマもあって…世間の渦をぶちのめして…とんで行きたいな。
でも、それができないから一人涙流すんだよね…そう、満足してますよ。
ミヤジは私からのメッセージを読んでくれているのかな?
しなやかに愛を…語りたいもんだね(笑)
で、次の曲からミヤジを残して他のメンバーがいなくなる。
ギターが!!新しい!!えっと…このギターは
「次に歌う曲を作った時に○○さんからお借りしたもので…」(笑)
たぶん…“リゾフォニック・ギター”…だと思う…
(※ドブロギター、エンジニアの寺田氏から借用と言ったようです)
「45歳になってほとんど散歩しなくなってしまって、電車は乗るんですけど
昔はお弁当持っていったりして(お弁当の大きさ?手で形を作るww)
どうしてでしょうねぇ?歩きながら見る風景があんなに美しく、
キラキラ見えて…今は街は変わっていなと思けど…自分が変わってしまって
“邪気”が自分の中に漂ってしまって…まぁ、そんな散歩の美しい曲です」
9 月夜の散歩
「21か22くらいの時、散歩するのが…」なんて言っていたのか聞きとれなかった“サラリサラサラリ”。
ここから14曲目の“ハローニューヨーク”まで初聴き。
10 サラリサラサラリ 2004年ぶり
ここで、メンバー再登場。
で、このタイミングだったかな?
「なんか今日は…真剣に聴いてくれて本当にありがとう!」
って言っておりましたね…
真剣に聴いていたり、目が♡で聴いていたりいろいろだったと思います。
今年ももちろん、外聴きで来てる人もいて…日記をあげるならできるだけ、
忠実に書きたいんだけど…文章力が及ばないこともあるし…
でも、真剣に聴いて私も伝えたいって思うんですよね…うん…
11 ラスト・ゲーム 2003年ぶり
12 Tonight 2008年ぶり
13 秋−さらば遠い夢よ− 2002年ぶり
「単身ニューヨークに行って作った曲です。9.11の同時多発テロがあって
10日後くらいに行って…あ、石森さんなんか余計な事言っちゃいましたかね?」
よく見えなかったけど、石くんは首を振ったと思いますw
14 ハローNew York! 2002年ぶり
15 風に吹かれて
16 翳りゆく部屋
17 明日への記憶
18 新しい季節へキミと
19 男は行く
−アンコール1−
「なんなのでしょう?このやさしさに溢れた雰囲気は…」
と、開口一言目そしてそのやさしさに応えるような曲。
20 武蔵野
21 生命賛歌
22 幸せよ、この指にとまれ
23 友達がいるのさ
−アンコール2−
24 笑顔の未来へ
25 ガストロンジャー
26 ファイティングマン
「男も女もファインティングマンだーーー!!」
ヘロヘロヨレヨレになりながら最後の力を振り絞るように…
ミヤジ三度登場…
−アンコール3−
27 今宵の月のように(アンコール3)
ギターがひっくり返っているのにも気づかず?戻す気力なくすくらい?
フラフラしながら歌いきったミヤジでした…。
その姿にまさに感動してしまった…。
今回のセトリは派手さを抑えた、落ち着いた曲が中心で渋めだったと思う。
虫の音がする秋の野音にピッタリで…最初からウルウルしていたんだけど、
息子がいる手前、泣く事はなかったけど(笑)そのくらいに感動的でした。
野音は特別ですね…来年も来れるといいな…。
そして、今年来れなかった人こそ来年は来れるといいな…そう思う。
某音楽情報会社のY氏が言っていた“プロジェクト”の事が気になったまま
終わったのですが…会場を出る時に配布された1枚のコピーチラシ…
そこには“新曲”と“LIVE DVD”発売の事と新春ライブの告知が!!
このことなのでしょうか?
そういやこの野音ではその新曲は披露されませんでした…だとしたら…
また、FC限定で何か?それとも大阪野音でそのベールが!?
ウーーーヌ…謎だ…小出しのエレカシめっ(笑)