また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

30th ANNIVERSARY TOUR THE FIGHTING MAN FINAL

2018/03/17(土) さいたまスーパーアリーナ

もう、10日も経ってしまったので何も書くことはないです(笑)

この日は息子2人を連れて3人でエレファントカシマシ30周年を祝いました。
席はスタンド200レベル成ちゃん側の後方。前から2列目でした。ステージも花道もドーンと遠かったけど、目の前に遮る物もなく全体は良く見えました。

このところ席運があまり良くないので、息子にはエレカシの臨場感をたっぷりとは味合わせてあげられず…💦

とは言え、次男も終始ノリノリで自ら拳振り上げ楽しんでいたな…北とぴあの時には座ったままではにかんでいたのに、一年で随分男らしくなった(笑)親子で行けて幸せだ!

 

=== 第1部 ===

01.3210
02.RAINBOW
03.奴隷天国
04.今はここが真ん中さ!
05.悲しみの果て
06.星の砂
07.i am hungry
08.夢のかけら
09.風に吹かれて
10.ベイベー明日は俺の夢
11.昔の侍
12.さらば青春
13.笑顔の未来へ
14.桜の花、舞い上がる道を
15.ズレてる方がいい
16.今を歌え
17.風と共に
18.ガストロンジャー
19.俺たちの明日

=== 第2部 ===
20.男餓鬼道空っ風
21.この世は最高!
22.RESTART
23.夢を追う旅人
24.今宵の月のように
25.Easy Go

=== 第3部 ===
26.あなたのやさしさをオレは何に例えよう
27.so many people
28.友達がいるのさ
29.涙
30.ファイティングマン

=== アンコール ===
31.四月の風


エレファントカシマシと歌おう」
のコーナーが今回は無かったね。寂しかったよww

なんか、感想というか日が経ちすぎて今更感があるので詳しくは記さない。レポはもうとっくに広まってるしね。 

なので、新曲の事を書く。

新曲「Easy Go」の第一印象は初老の青臭さが出ているなぁって思った。 52になる(宮本浩次)が…エレカシ史上なんつう青臭い曲!だがエレカシだから新鮮!みたいな感じ。

ぶっちゃけ「WANIMA」っぽいな…って思ったんだけど、MUSICA(ムジカ) 2018年 04 月号 [雑誌]を読んで、その謎が解けたような気がした。別に模したとかいうのではないと思うけど、今回はドラマの主題歌で書き下ろして、そのドラマの主役のイメージだとこうなる…だからこういうスタイルの曲になったんだろう。

広く人の心に届く音楽とは?を考えた時に…(ネタバレになるので詳細には書かない)こうあった方がいい…というイメージがわいたというニュアンスの話しがされていたんだけど、「WANIMA」にしても「竹原ピストル」にしても作品を通して演じているわけでなく、“素”自らの本音で歌うから伝わるんだよね。これはファンでなくても感じる。“今宵の月のように”がヒットしたのも宮本自らの本音、宮本の本音なのに多くの人から“共感”を得られた歌だから届いたんだと思う。

宮本はそこを全力で歌う…圧倒的な“歌唱力”でそれを伝えているとは思う。今回の新曲も自分ではない誰か(ドラマの主人公)の事を歌っている。そんな感じで聴く分には新しいカテゴリーができたと言える。

それにしても新曲「Easy Go」は息継ぎが…「RAINBOW」の時もかなり息継ぎなくて、大変な曲だなぁ…って思ったけど、野音で初めて聴いた時はそれでも歌詞がスッと入ってきた。ところが今回は「何言ってんだか、ぜんぜんわかんない」だった(笑)熱だけは伝わったけど。

宮本いわく「この曲には“息継ぎ問題”がある」という事だ(笑)

★フォロワーさんとの会話★

私、MUSICAの記事はまだ読んでないんだー。歌詞もチラッと出てるのはわかったけど、今日やるかも…と、思って読まなかった。 ミヤジの良いところはどんなテンポの歌でも言葉がドーンと入ってくるところだと思ってるので、今日は非常に残念だった…。

 

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twitterのつぶやき★
  • 着席!200レベルだけど前から2列目…こんな前。だけどステージは遠い(笑)
  • “遠い、遠い、とお~い”「さらば青春」やってくれたことで許すわ(笑)
  • 桜の花びらもテープも飛んでこない距離( ;∀;)
  • 「奴隷天国」で風船が降ってきた瞬間、次男のテンションがあがる。「スゲー!!」
  • 風船は次男がやけになって5個持ってきた(笑)
    ※あの風船は「奴隷天国」の歌詞のやばさをカムフラージュして、煙に巻く作戦なんだね?って、25thのたまアリから思っていたけど(笑)
  • ファイヤー🔥が出たらファイヤーダンスしてくれないとなー💃
    ※城ホールで銀テープが登場したと思ったら今度はファイヤー!で…35周年はいよいよ競技場レベルで花火ですかね?
  • 15歳の時に作った「星の砂」 隣の席にいた次男に「15歳だってさ」って言ったら苦笑い(笑) 次男はもうすぐ15歳。
  • アンコールが終わった瞬間、長男が
    「もぉ終わりかよ!あっという間だな…」ってつぶやいた。一緒にこれてよかったよ。母ちゃんは嬉しい。
  • 息子二人と🍶😆🍺打ち上げ 

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    ▶19:32 - 2018年3月24日

  • 録画を観始めました🎵 奴隷天国始まって次男が「これカラオケで歌うなら音程とるの難しそうだね」って(笑)
  • 1回目の反芻…完了(笑) やっぱ、4人だけのファインティングマンで、あのたまアリを〆たのが泣けるわね…うん。私のツボはあれに集約されてる。

エレファントカシマシもLIVEでの魅せ方がわかってきたし(オヤジっぽい小学生レベルのおふざけも増えたがw)、私がファンに返り咲きエレカシのLIVEに行くようになってから、9年経っているわけだから慣れとか最初の頃の衝撃とか薄れつつあるけど、今更あれを再現するようなわざとらしいLIVEはしないだろうし(笑)

このまま慣れて落ち着いて行くのだな…って、感じ始めている。2009年の私と初期からのファンとの温度差がわかってきた(笑)

エレファントカシマシはこの30thツアーで、安定したLIVEができるスキルも手には入れたけど、やっぱり次のツアーは本能でやるLIVEになるかもしれないし、追いかける気持ちはまだまだ変わらない。

 

宮本の泣きポイントがMUSICA(ムジカ) 2018年 04 月号 [雑誌]で語られている。このFINALでもアンコールでついに泣きましたが、録画観るとアンコールだけでなくそのポイントでウルっとしている。やっぱ、自らの気持ちを本音で歌っている時にはいろいろ思い出して、泣けてくる…それはわかる。

ただ、宮本もどこかのインタビューで言ってるけど「人の辛さや悲しみがわからない」(たぶんその他の諸々の感情も)、私も宮本の悲しみや諸々の感情はわからない…だけど、経験値で類似した感情は経験をしているから言える。

宮本には沢山のファンが寄り添ってくれている。だから、多くのファンは宮本の歌声に感動し心が共鳴し涙を流すのだ。でも、私はそれとはどうも違うと最近、わかってきた。私は宮本には寄り添ってはいない。たぶん、例えて言うなら私は宮本から寄り添ってきてほしいくらいに思っているのだ。

つまりもっともっとオーディエンス側の方に来てほしいと、いう感情なのかもしれない。“共鳴”するのではなく“共感”してほしいという欲求なのでしょう。

しかし、涙が流せるというのは…なんというかまだ、未完であるからという理由もあるのだと思う。未完というのはマイナス要素じゃなくて、まだまだ何かを生み出せる可能性の方。だから私は、世間ではこういう音楽が皆から支持を受けている…と、いう分析から作品を作ってほしくない…と、いう本音がある。

ミヤジが何も感じなくなってしまっているのなら、何かヒントが必要なのかもしれないけど、何か感じとっているのならそれを作品に落とし込んでほしいと願っている。

なので、6月6日に発売予定の23枚目のアルバムが楽しみでならない。期待をして待っている!

 

www.elephantkashimashi.com