ほゞ、エレカシ漬

私が好きなエレファントカシマシの事を軸に音楽のことを綴るブログ

23rd ALBUM「Wake Up」発売まで…1週間

 「Wake up !」と、言えばアニメ『ワンピース』の主題歌になったこの曲を思い出してしまう私です(笑)


AAA / 「Wake up!」Music Video

この曲が大好きで歌詞もまた好くて、冒険に繰り出す者に希望や期待を沢山与えて、何にも恐れない勇気と絆を信じさせてくれる、「ワンピース」という漫画の内容にピッタリはまっている。

歌詞の一部を抜粋しても…

いくぜ Shining! Running! Forever
前へ突き進むのさ
変わることのない絆はきっと “夢の果て”照らし出す
Wake up! Wake up! Wake up! Wake up heart beat!
We are the one! Go ahead!

自由だけが羅針盤さ We are best friends
俺たちの航路(ルート) これからも 俺たちで切り開くぜ
全力疾走の日々は Go east, Go west
次々見つかる やりたいこと全てクリアして

朝が待ちきれなくてうずき出す (I can’t wait)
それならいっそ 太陽 空へと 引きずり出してゴーインGo!

 なんか、めっちゃ眩しい(笑)

さて、我らがエレファントカシマシのNew ALBUM『Wake Up』の発売まであと1週間となりました!

公式さんからは「今一度ご準備の程、何卒宜しくお願い致します。」

と、…なんの準備?(笑)

  • 「すっげー良いCDだから、心の準備して聴かないと度肝を抜かれて命の保証できませんぜ?」ってことかしら?(笑)
  • 「え?まさか予約まだだとか?そういうことですか?いけませんねぇ…購入の準備は怠りませんように!」ってことかしら?(笑)

CDが売れなくなってきた昨今、一曲を購入させることさえ苦慮を強いられているのが音楽業界であろう。

5年前、その現代の音楽界における状況について『佐野元春のTHESONGWRITERS』で語られていたので、少し長くなりますが転載しておきます。

2013年01月04日23:04 現代の音楽社会は“世界戦争”

佐野元春のTHE SONGWRITERS』 seasonⅣが去年の暮れ(2012年12月)に終了した。

5回目のゲストはライターとしては重鎮のなかにし礼さんがゲストだった。
なかにし礼*1さん・・・聴講生の中にこの人を知っている人が何人いただろう?
名前を知っていたり、作詞家だってことくらいは私も知っている。
たぶん、聴講生も講義を受けるにあたり同じような情報くらいしか持ち得なかっただろう。

私はこの番組が人気アーティスト目当てにくる若者になるつつある?もし、そうなら純粋にクリエイティブライターを目指す若者にとって、有意義な『講義』であることが必要であると、元春が軌道修正したシーズンだったのではないか?そんなことを感じた。

何故そう思ったのかと言うと、我が息子(長男)を山崎まさよしの回に行かせたくて応募した気持ちには、多少なりともミーハーな下心があったからだ。もちろん長男には、“言葉”“感性”ということへの興味と向上を願ってもいたけれどね。
ただ、そこへ来ていた大半の学生は「“クリエイティブライター”を目指している人ではない」と、いう現実があったんだろう・・・と、推察できたのです。

元春はこの番組に誇りを持っていたし、『詩』の持つ言葉に力が失われつつある現代に危機感も抱いていた。そのために『詩』に力を呼び戻す・・・その意味を継承するために始めた番組だろう。でも、番組自体に何らかの疑問を抱いたのではないだろうか?

だからこそ、なかにし礼さんをゲストに招き、最終回では佐野元春本人がソングライティングについて、教鞭を取ったのだと思う・・・。少なからずそこに集った学生は『詩』、『言葉』について探求したいという思いが強い人たちでは?と、賭けたのかもしれないと・・・。


なかにし氏は、もしここに集っている人が作詞家を目指しているのなら、相当な『覚悟』が必要だと語った。そして、現代の作詞家に必要な要素は・・・

99%の“作家魂”と
1%の“ひらめき”だと


1960年代~80年代のヒットメーカーと呼ばれてきた作家は、

99%の“技術(テクニック)”(訓練して築かれるもの)と
1%の“ひらめき”でよかった・・・と言う。

それは街中に流れる曲(テレビやラジオ)を偶然に聴いて、「いいな」と思ったらレコード屋へ行き買う。というアクションを起こさせた。

たぶん、時代が言葉とメロディーを欲していた・・・と、いうこともあるし、音楽というものがまだ特別な文化で、大衆の心をがっつり掴む時代だったから、数百万枚というセールスも出せたのだろう。

しかし、それでも作家としての「技量(テクニック)とひらめき」がないと売れる曲は作れない。そんな時代だったのだと思う。

なかにし氏は満州終戦を迎え、命からがら両親に連れられ帰国。帰国してからも日本人でありながら差別のような仕打ちを受けたりする・・・しかし、なかにし氏は腐ることはなくむしろ、他の人が体験できなかったことを体験した。という誇りでその後の人生、作家としての人生もおくっている。お金がなかったので、シャンソンの訳詞(バイト)をしながら大学(立教大学)を卒業した。バイトも一所懸命だったけど勉強も頑張ったという。(なかにし氏だけではなくこの時代は苦学生が多かったと思う。)シャンソンの訳詞をすることは、詞が訴え掛ける思いを忠実に理解する必要があったから、表現力などはそこから学ぶことができたと、話していた。

人生のしかもクリエイティブライターの大先輩が、このような話をしてくださっても多分、学生にはあまりピンとこない話だったかもしれない。しかし、なかにし氏は最後にこう話した。

YouTubeを開けば、百花繚乱にいろんな音楽が溢れている。ガガもいればマリア・カラスもいるし素人もいる。一瞬にしていろんなジャンルの音楽があって気に入ればそれをチョイスし“ピッ”と、ダウンロードして聴けてしまう。つまりは、国内で自分の曲が売れる売れないを考えて作っている世界ではなくなっている。

そんな中(たくさんの音楽があふれる中)で

“買う(ダウンロードクリック)させるアクション(行為)”をさせることは、並大抵のことではない大変なことなんだ。

佐野元春という人はそんな中で闘って戦い抜いて今ここにいるんだ。これはすごい事なんだ。』

こう話した。更に

『文学的な詩と新しい音楽を取り入れながら、今も世界と戦っている。だから、尊敬しているんだ。』

とも…。

ヒット曲を何曲も出している重鎮に、ここまで称えられるということは、相当すごいことだと思う。元春もかなり感激した様子であったけど、私も佐野元春のファンでとても誇りに思う。


なかにし氏は最後に学生に『本気で作家を目指すなら』かなりの覚悟をもって挑みなさい。と、いうニュアンスのことを伝えました。
これから(今)の歌は“世界戦争”世界を相手にしているという自覚が必要だということなのでしょう。この戦いに必須なのは

99%の“作家魂” と 1%の“ひらめき”

人生とはどう自己表現するか・・・死ぬまで自分探しの旅である。そこを肝に銘じて・・・と締めくくり、自分の孫ほどであろう聴講生に

「ご清聴ありがとう」と、頭をさげて帰られた・・・。

やっぱ、苦労して特化した世界で地位を築いた人には、【品格】があるし説得力もある。

ただ、売れている…っていうだけならば、沢山の曲があるけれども前回の記事に書いたような、永遠の命になりうる曲(ヒット曲)がどのくらいあるのか?私はそこに着目したいのです。

なかにし礼さんの仰っていた「売る」事とはそういう次元の話しだと、私は解釈しています。

「Wake Up」に収録されている、「Easy Go」(テレビ東京系ドラマ「宮本から君へ」主題歌)が先行配信されて、売り上げも上々らしい… 

Easy Go

Easy Go

 

ドラマとのタイアップという売り要素はあるけれども、それだけで売れる時代ではない。2017年のアニバーサリーツアー、ベストアルバムの発売プロモーションの甲斐あって、勢いそのままで春フェスで披露したり、ラジオ等でもフルで曲紹介されているのも功を奏していると思う。

アイドルでもなんでもない50代のおじさんバンドがCDを『売る』『買わせる』って並大抵のことではない。

配信開始のスタートダッシュは好調でした。今は100位圏内という感じ。

mora.jp

recochoku.jp

CDが売れない昨今、レコード会社や所属事務所、プロモーターだけでは戦い抜けない本当に音楽社会は戦国時代だね…。
思わずだれかが「宮本無双」ってつぶやいていたけど(笑)音楽戦国時代において宮本浩次は暴れまくって、売りまくってほしいわけです。
私達ファンはその家臣であり奴隷であり(笑)SNSやブログなどを通じて、節度ある宣伝はしたいものです!

ちなみに私が管理人をしているfacebookエレファントカシマシFun Pageでアンケートをしたところ、22名の方が協力してくれました。ありがとうございます。

デラックス版を予約した方が77%、初回限定版を予約された方が22%。アンケートが2択性だったのでこのような集計でしたが、両方とも予約したよぉ~という方が2名、私を含め3名です(笑) 

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

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