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「冬の花」シングル配信ダウンロード“1位”になって

冬の花」がシングル配信1位を取った!宮本浩次、念願の1等賞です!

その1位を取れたのはドラマのタイアップ曲で広く「大衆」に向けた歌謡曲にしたからだと思う。歌謡曲の持つ浸透性はかなりの力。バンドではなかなか表現できない曲調。エレファントカシマシの楽曲は「玄人向」なサウンドなのだと思う。同じ作者でも大衆向けか否かだけの事。良さの優劣ではないと考えてる。

「今宵の月のように」「俺たちの明日が」ヒットしたのは(1位ではないけど)、大衆に向けた作品だったからでしょう。より共感されやすかったから。
冬の花」はあのベタなドラマ作品に書き下ろされた曲。大衆の中の大衆にうけないわけがないのだろう。

配信売り上げの1位になれた事は素直に「よかったね」とは思っているけれども、とりあえず…次はシングルCD売上1位をめざそう!って感じかな(笑)

自分の身に置き換えて考えてみたらわかるでしょ?良い曲だと思っていても、CDを買ってまで聴こうとは思わない。って、あなたは何度言ってきた?そして、200数十円なら買って聞いてみようかって人も多かったはず。だけど、ポチらせたっていうのも一つの勝利。ただ、まだまだこれからだよね。

私はあえて、「冬の花」をアナログ盤で出すというのはどうだろうか?って思ったよ。どうせCDとか売れない時代だし、配信で1位取れているし…。このソロシングル「冬の花」が、既存のファンの事とか以前にもっと身近な大衆にも受け入れられたなら、今度は既存のファンが特別な思いで買うとしたら…アナログがむしろ新鮮な気がする。『歌謡曲』の姿がジャーーン!って形になると思うんですよね。

CD化してくれという声も多いけれども、配信でダウンロードしたらCDはたぶん売れない。でも、レコードプレーヤーを持っていなくても、形として何かを持つのであればよりプレミア感の得られる、アナログレコードにしてくれたら私なら買うと思う。もちろんそこにはMVのDVDを特典に付けてだけどね(笑)

 

冬の花

冬の花

 

さて、これは私の勝手な想像ではありますが…。

何かで読んだんだけど、ミヤジのお母さんは歌手志望で?養成所(ビクター音楽学院)にもいたことがあるって。島倉千代子さんと同期だったとか…。

ミヤジがソロの第一弾に歌謡曲を選んだのは、『歌謡曲』がただ好きだからっていうわけではなくて、お母さんの夢も叶えたってことかな?とか…思っちゃった。

薔薇の花をトランクいっぱいにして暴走する姿もなんとなく、お母さんに見てほしかった悔しさの表れのような見方もできるような…ふと、そんなことが頭をよぎったんだよね。

MVに関しては誰がどういう風にストーリーを考えているかはわからないし、ただ言われるがままの演出なのかもしれないけど。

謡曲冬の花」で1位を取れたことは…ミヤジには取りたかった1位に過ぎないかもですが、歌謡歌手になりたかったお母さんへの思いがあったのなら、これはとても素晴らしい贈り物になったに違いないよな…って。

そんなことを「冬の花」が配信1位を取ってから考えてる…。