また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

【WOWOW生中継】エレファントカシマシ2020年新春ライブ

2020年1月9日(金)大阪フェスティバルホール

とうとう新春ライブも行けない年がきてしまいました(笑)

2019年には日比谷野音に行けなくなって、今年の新春は東京だけにこだわって、最後の最後までエントリーしましたがとうとういけませんでした。

でも、野音に行けなかったことが少しだけ免疫になって、2018年の新春も自力では取れなかったし…今年はテレビ中継もあるからそんなにショックはなかったな(笑)

そんなわけでWOWOW生中継でエレファントカシマシの2020年新春LIVEを観ました!家で生中継を観るとなんかいろいろとやりながらなので、自分自身の集中力とか変わってきちゃいますし、現場の音とかと聴こえ方ももちろん違うので個人的な感想として読んでいただけたら幸いです。

夕飯作りながら一生懸命メモは取っておきましたけど!聞き取れた範囲ですがまずは記します。

1.俺の道

2.平成理想主義

平成最後の新春でやればいいなーと、思っていた曲が令和2年の新春でやるとは…今度はLIVEで聴けることやら…ですな。この曲を聴けなかったのは非常に残念ではあります。

3.新しい季節へキミと

4.旅

5.悲しみの果て
(MC)※エレカシのメンバーの出会い、ストリングスの紹介

6.真冬のロマンチック

7.ふたりの冬
(MC)

8.昔の侍 ※余韻を残すようにくり返し歌った

9.自由

10.i am hungry ※この曲は息切れしちゃうね。声もあまりきれいではない。

11.ドビッシャー男
(MC)「音楽はお天気も作用する。晴れの日、雨の日(小学生の頃思い出す)…がんじがらめの今の自分にも当てはめて歌ってしまう。次の曲も若い頃、石くんと一緒に作った曲で…」

12.遠い浜辺 ※歌い方の感情がイイ感じになってきた

13.星の砂

14.桜の花舞い上がる道を ※息が続いてない…伸びがない

15.笑顔の未来へ ※ギターのチューニングを自分でやる宮本

16.涙 ※弾き語り(ストラト)で歌ってる予定なしでやってる?やっぱり、気持ちよさげに唄えてる

17.未来の生命体 ※飼い殺し…にならないように踏ん張って越えていってほしいところだが

18.旅立ちの朝

19.風と共に

20.俺たちの明日 ※最初、弾き語りでワンフレーズ歌う

一部終了 ※「なんとか盛あがりましたー!」ってw

21.デーデ

22.RESTART

23.ガストロンジャー

24.ズレてるほうがいい

25.悪魔メフィスト

26.風に吹かれて
(MC)「いろんな思いを持ちながら来てきてくれてると思います。ありがとう!」

27.今宵の月のように

アンコール

28.友達がいるのさ ※一小節歌うが音痴「フェイントした」と言い訳ww
エレファントカシマシに会いに来てくれてありがとう!」
※金原ストリングスチームの紹介

29.ファイティングマン

 

率直な感想ですが、テレビで生中継の新春LIVEを観たのは2度目です。もちろんテレビと現場で聴くのとは大違いではあります。

宮本もソロ活動で忙しく疲弊しているところでしょう。声の調子はこの何年も良い時と不調の時があって波があるので、それほど気にはならなかったけれども…しかも、他の日はどうだったのかは知らないが…今回の中継での宮本浩次の歌からは、

「心」ここにあらず…が伝わってきた。

なんだろう?慣例的にやっただけの新春LIVEだったのか?くらいの熱だった。いやむしろ冷めきってなかったかな?宮本の歌から何も刺さってこなかった…。

少なくとも30th全国ツアーのLIVEに行っていればその違いはわかる。疲れて歌えていない日もあったし、声のコンディションも万全とはいえなかったけど曲に対する気持ちと心はちゃんとそこにあったはず。

2016年の新春大阪フェスティバルホールの生中継を観た後は“羨ましさ”があって、あの場に居合わせなかった自分がちょっと悔しかった。けれど、清々しい気持ちで中継を見終わった記憶しかない。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

同じ生中継なのに今年は印象も感想も違う全く別物。宮本浩次から「魂」が抜けてしまったかのようなLIVEに感じた。観終わって率直に行けなかったことになんも感じないことが寂しかった。

行けなくて悔しい!という気持ちにさせてほしかったのに、どうしてこんなLIVEになったんだろう?ただ、その疑問しかなかった。

バンドとソロの二足の草鞋は宮本にとって難しいことだというのはわかっていた。本人も一つのことしかできないから、アルバム作りながらツアーはできないとも公言していた。だから、バンドもやってソロもやってソロで曲作ってアルバム出してソロでツアーやったら、エレファントカシマシはできないだろう…って、知っていたけども、せめて新春だけはもう少しエレカシにスイッチしてもよかったのではないか?と感じた。

だけど、エレファントカシマシのほかのメンバーだけはよかったよ。音に忠実だったと思うし宮本がちゃんとメンバーの音に合わせて歌っていたとも感じた。

そうか、宮本はメンバーの演奏に合わせて歌えるようになったって事か?だから、違和感があったのだろうか?それに、曲と曲との流れ方がよかった場面もあった。(何の曲の時かはメモし忘れた)

エレファントカシマシも進化しはじめているのかもしれない。宮本浩次がソロ活動をしている間…ちょっと距離をもたせている間に…「いつか落ち合うために」別の歩いているのかもしれない。っていうか、もうこう思うしかないよな…って思う。

 

衝撃の事務所移籍…ソロ活動から1年が経って、まぁまだ1年しかたっていない。ファンの数だけ望むこともあるけど、宮本浩次は一人しかいない…。自分のやりたいことをやるだけなんだよね…。

傍観して待ってます。