また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン⑥

チャレンジ9日目:TRICERATOPS『A FILM ABOUT THE BLUES』 1999.11

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≪収録曲≫

1. GOING TO THE MOON

2. VERTIGO

3. PRETTY WINGS

4. ANOTHER TRAVEL

5. SECOND COMING

6. if

7. CHILDHOOD

8. DANCE

9. YOU’RE MY GASOLINE

10. FUNKY TALK

11. UNIVERSE

 私が音楽的なものに夢中になり始めたのは、結婚して長男が生まれたあとです。それまでも嫌いではなかったし「特定」のアーティストに夢中になったりしましたが、生活スタイルやサイクルが目まぐるしくなって心のよりどころ以上の緩衝材になったのが音楽です。


片っ端から探して聴くってことはないけど、佐野元春の過去のCDを買いに出かけた時に、店内で流れていた音楽にグッとくることがあって買ったCDもあったりします。
このトライセラトップス『A FILM ABOUT THE BLUES』もその一枚です。

お店の人に「この曲は誰の曲ですか?」と聞いたのが「 GOING TO THE MOON」


TRICERATOPS <トライセラトップス>Going to the moon


私が感じたのは歌詞が少女漫画みたいだなぁってことですかね。CHARAが女の子の恋心を無邪気に歌っているとしたら、和田唱は少年が好きなことに夢中になってる様子を歌っているような気がしました。


お母さんが料理家の平野レミさんでお父さんがイラストレーターの和田誠さんと知ったのは随分と後のことだけど、東京生まれの渋谷区育ちっていう「東京」の子供が歌う軽快なRockが心地よかったのです。


そしたら「踊れるRock」を作るというコンセプトが彼にはあったらしくて、なるほど!と思ったんですよね。トライセラトップスのライブは2009年のサマソニが初だったと思います。


その後、対バンライブ…日比谷野音のワンマンなど何回か行きましたが、本当にバラードにならないと休めないくらいに、体が踊りだす楽曲が多くて元気になれるんですよね~。


和田君も今はソロでやれる曲も模索研究実験中みたいで、インスタとかでその様子を良く見てますが、充実しているようですね。私は1998-2001くらいの楽曲が好きでベスト盤を聴くことが多いけど、元気がほしい時に聴くと裏切らないのがトライセラトップスです。

 

最近行ったこのライブ!そうそう、動画撮影OKだったんですけど、もったいなくて聴いていましたよ(笑)


FALL AGAIN / TRICERATOPS 20141230@赤坂BLITZ

 

 

 

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン➄

チャレンジ8日目:エレファントカシマシ『ココロに花を』1996.08

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1.ドビッシャー男
2.悲しみの果て
3.かけだす男
4.孤独な旅人
5.おまえと突っ走る
6.四月の風
7.愛の日々
8.うれしけりゃとんでゆけよ
9.流されてゆこう
10.Baby自転車
11.OH YEAH!(ココロに花を)

私の中のトップ3に入るアーティストです(笑)
エレファントカシマシとの出会いは1997年頃で『ココロに花を』の次のアルバム『明日に向かって走れ-月夜の歌』が出たころです。

佐野元春のファンになったばかりで佐野元春HISTORYばかりをかき集めていた時、当時はまだインターネットもパソコンも家庭には普及していない時代でした。

どうやって情報を得たらいいものかと…当時あった雑誌にじゃマールというものがありまして、そこにバンド仲間とか友達、サークル仲間、交際相手、文通などを告知募集する雑誌があって、そこに「求む!佐野元春フリーク」って文通してくれる人を募って、その告知を唯一発見してくれた人が一人いて、しばらくの間佐野元春関連の話しをいろいろと教えてもらっていました。

で、前置きが長くなってしまったんですけどその人に「他にどんなミュージシャンの音楽を聴くの?」と質問したらエレファントカシマシを教えてくれたんですよね。

おすすめのアルバム名を聞いたら『奴隷天国』って言われたけど、それはやめた方がいいと言われて、私が選んだのがこの時発売されたばかりの『明日に向かって~』と『ココロに花を』の2枚を聴いてみたのです。

どちらのアルバムが好きかと言われたら『ココロに花を』なんです。この1曲目の「ドビッシャー男」に目も耳も釘付けでした(笑)


ドビッシャー男 / エレファントカシマシ

 

だいたいなんですか?ドビッシャーって…っていうね(笑)しかも、この野太い声で歌ってる人がわりとヤサ男風でそのギャップにもちょいと惹かれました(笑)

エレファントカシマシもデビューして7年くらいたっていて、最初のレコード会社エピックソニーと契約が切れ、次のレコード会社のポニーキャニオンに移籍して、「今宵の月のように」がヒットしていた時です。ちなみに私は全く知らなかったけど(笑)

ボーカルの宮本浩次が「フレンズ」ってドラマに出ていたのはなんか偶然見てました。和久井映見さんが好きで相手役だったのですが、この役どころの男にイライラさせられてましたよ(笑)

このアルバムには知名度をあげるきっかけになった「悲しみの果て」「四月の風」も入っていて名盤だと思います。私は「かけだす男」「Baby自転車」が好きでしたけどね。

エレカシブレーク時にファンになりましたが、これは私の第一次エレカシブームでこのあとすぐにブームが去って(;^ω^)佐野元春山崎まさよしに戻っていき、10年後の2008年に第二次エレカシブームが到来して、今はツアーに遠征するほどに好きです!


【LIVE Y】エレファントカシマシ / かけだす男

 

 

2020年6月12日…宮本浩次54歳

本日はBirthdayLiveがあってWOWOWで無料生配信されたのですけど、パソコンの画面で観ようとしてセットし、ログインして待機したにも関わらずシステムエラーでほとんど観れず、諦めてスマホに変えた時は終わりの2曲しか聴けませんでした(笑)

ソロ活動も順風満帆できてアルバムが発売されて、さぁ!ツアーって時にコロナ禍…これもひとつの試練なのでしょうか?

ツアーがあっても私は行く予定にしていませんでした。何故ならエレカシ以外のバンドで歌う宮本浩次は観たくなかったから。でも、今夜は弾き語りだっちゅうんで観ようと思ったんですけど…残念です。

最後の2曲しか聴けなかったけどアコギだけでも、Twitterではソロでも充分LIVEできていたというコメントがあったので、今度はソロでもできる曲作って弾き語りツアーしてほしいな。

それよりも私はまたエレファントカシマシの活動を楽しみにしてますけどね。

 

 

 

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン④

チャレンジ7日目:山崎まさよし『HOME』1997.05.21

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《収録曲》
1.Fat Mama
2.アドレナリン
3.セロリ
4.ベンジャミン
5.スクリーミン'97
6.名前のない鳥
7.コペルニクスの卵
8.僕らの煩悩
9.昼休み
10.One more time, One more chance
11.ヤサ男の夢
12.HOME

 

私の音楽との出会いはほぼテレビからです。しかもCMが多いかと思います。

山崎まさよしとの出会いもテレビから流れてきた「振り向かない」という曲のプロモーションCMでした。

既に「One more time,One more chance」がヒットしていて、SMAPに楽曲提供した「セロリ」なんかで知名度はあったのですけど、私の心をわしづかみにしたのはこの曲のCMでした。

シングルも買いましたが直近で出ていたアルバム『HOME』と1stの『アレルギーの特効薬』を同時購入したのを覚えています。

確かあれは亀戸の今は無きサンストリート内のツ〇ヤです(笑)


振り向かない

 

「One more time,One more chance」がいつまでも別れた恋人の面影に引きずられている曲だとしたら、「振り向かない」は別れた恋人の幸せを祈れるようになったという曲です。

どちらも曲を聴くだけでその風景というか、場面が想像できる美しい曲です。

この『HOME』にはその「振り向かない」は収録されていないのですが、「セロリ」と「One more time,One more chance」はがっつり入っていて、華々しいアルバムでございます🎶

この表現はあまり好きではないのですが、捨て曲のないアルバムです。最初から最後まで通して聴いて気持ちのいいアルバムです。

山崎まさよしのアルバムのおすすめを聞かれたら、入門編は間違いなくこれです(笑)ミュージシャンの人達は曲順とかリミックスとかこだわってアルバムづくりをされているので、曲順通りに聴くのが一番気持ちがいいと私は思っています。

「振り向かない」は1997年11月に出したミニアルバム『STEREO 2』に収録されていて、2があるってことは1もあるんだね?ってことで『STEREO』も一緒に購入しました。そのくらいにドはまりしたミュージシャンです(もちろん今も好き)。

この『STEREO』の中に入っている「ツバメ」という曲がめちゃめちゃ好きで、私が味わったことのない故郷から遠く都会に出てきて暮らす心細さや寂しい感じを見事に歌っているなぁ…と、思えたのです。


霞の向こうに見える街 ツバメ

LIVEへも足を運びます。たまにアラサーになった長男をつれてね(笑)長男の風貌が山崎まさよしとなんとなく似てます。

 

HOME

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【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン③

チャレンジ6日目:佐野元春『THE CIRCLE』1993年11月

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≪収録曲≫

1.欲望
2.トゥモロウ
3.レインガール
4.ウィークリー・ニュース
5.君を連れてゆく
6.新しいシャツ
7.彼女の隣人
8.ザ・サークル
9.エンジェル
10.君がいなければ

今日で6日目で折り返しました。

よく考えてみたらここまで、私の「人生に影響を与えたアルバム」っていうのが本当の表題だったと思います(笑)

自分の年譜と共に綴っているわけですが、忘れてしまったことが多い中でも聴いていた音楽を遡ることで、いろんなことを思い出させます。それってなかなか面白くて実に楽しい作業であります。

高校生の頃に聴いていたアルバムでは詩を書くことに目覚めました。元来、日記をつけたり文通することも好きだった私は、音楽を聴くことで創造するというよりは、作品に込められた真意なんかを考えるようになって、人の心の機微を探るようにもなった気がします。

私は1990年に結婚して今年の3月で30年になりました。

佐野元春「THE CIRCLE」と出会った経緯は割とブルーな時で、結婚し長男が生まれて間もなくです。

このことは折に触れて何度もこうして書き残しているけど(笑)簡単にいうと育児疲れでしょうか。自分の存在意義について考えこむことが増えてきた時、自動車CMで流れてきた曲がこれでした。


caldina佐野元春

新しい生活、新しい環境、新しい土地に身を置いて何年か過ぎた時、ふと「自分の存在価値」について考える自分がいたんです。

特に何か取り得があるわけでもなく、特に何かキャリアがあるわけでもなく、ここ以外の居場所なんてなくて、ただ、日々を誰かの為に無償で奉仕し続け自分の好むと好まざるに関わらず、契約に組み込まれた生活を繰り返しいていくだけなんだなぁと漠然と
考えていたんです。

「私は誰の為に生まれ 誰の為に生きる?」

 楽しいときにはいつも
 君がそばにいてくれる
 哀しいときにはいつも君の
 くちづけに舞い上げる

こんな風に歌えちゃうミュージシャンって!?佐野元春?名前は知ってる!中学生の時、クラスに何人か好きだと言ってる男子がいた!とか思い出しました。

ですが、当時テレビで佐野元春を見た記憶が全くなくて、このCMで走っているのがご本人なのかどうかもわからないほどでしたが、この曲のCDを探しまくった記憶です。

子供にとって楽しい時、哀しい時寄り添える母親でいたいと思えたし、何よりも歌詞が自分の姿を見透かされている感じがして、こんな素敵な曲を作る人にいつか会ってみたい。と、思うまでになっておりました(笑)

佐野元春は今年でデビュー40周年ですが、私はそのうちの28年くらいのファンですが、溢れる思いは常に…稲垣潤一以来、ライブに足しげく通っているアーティストです。

あ、ちなみにこの曲はシングルカットされておらず曲名もわからず、収録されているアルバムを探すのも…自分の勘に頼っておりました。今みたいにググったり質問箱なんてなかったからね(笑)


佐野元春「レイン・ガール」(フルバージョンPV)

 

The Circle

The Circle

  • アーティスト:佐野元春
  • 発売日: 1993/11/10
  • メディア: CD
 

 

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン②女性アーティスト3人

お題「わたしの宝物」

 

私が好きになった女性ボーカリスト「女の子」らしい歌を唄う人か、背伸びして女性らしいイメージのする人が多いかもしれませんね。

アルバムをそろえたりLIVEに行くほどではないけど、何回もリピートして聴くのにはベスト盤でいいかも…という感じです。

チャレンジ3と4と5は自分にはない、女の子のかわいらしさがいっぱいで好きな3人を紹介します。

チャレンジ3日目:レベッカ『THE BEST of Dream』

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≪収録曲≫
1.ウェラム・ボートクラブ
2. ヴァージニティー
3. ラブ イズ Cash
4. フレンズ
5. プライベイト・ヒロイン
6. ボトムライン
7. Maybe Tomorrow
8. RASPBERRY DREAM
9. WHEN A WOMAN LOVES A MAN
10. CHEAP HIPPIES
11. モノトーン ボーイ
12. MOON
13. Super Girl
14. LITTLE ROCK

2歳年下の弟がレベッカのファンでした。
彼が高校生くらいの時に聴いていたのだと思います。私は社会人1年生で弟に薦められて聴いたのがきっかけです。

弟はアルバムで何種類か持っていてカセットテープにダビングして、ウォークマンで聴きながら通勤しましたねぇ♪


カラオケで良く歌いましたし「Maybe Tomorrow」のサビとか息継ぎなしで歌う部分とか得意でした(笑)でも、好きな曲は「プライベートヒロイン」です。


同期の男の子を好きになったんだけど、その人は別の同期の子とつきあっててて、同期同士でディスコ行ったりした時に彼と彼女がチークタイムに踊っているのを何とも言えない気持ちで眺めてたなぁ…。


REBECCA PRIVATE HEROINE~プライベートヒロイン

とにかく擦り切れるまで聴いたので聴けなくなっちゃって、結婚してから私はこのベスト盤を購入しました。


考えてみるとCDという媒体を初めて買ったのがこのレベッカのベスト盤です!1990年の発売だからちょうどレコードからCDに変わってきたばかりの頃でした。


このアルバムは当時OLだった私の好きな曲の集大成で、全部がその時代のOLに捧げたような曲で毎日毎日聴きながら、満員電車に乗って会社に行ったのを思い出します。


Bottom line

新しい環境に慣れようと必死に自分を鼓舞させたアルバムで、NOKKOのはつらつとして踊りだしたくなるような歌声が大好きです。


ライブは最初で最後の一度きりレベッカの『BLOND SAURUS』ツアーの東京ドームへ行きました。今の夫と(笑)

 

The Best of Dreams

The Best of Dreams

  • アーティスト:REBECCA
  • 発売日: 1990/08/01
  • メディア: CD
 

 

チャレンジ4日目:CHARACHARA THE BEST BABY BABY BABY xxx』1995/10

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≪収録曲≫
1.愛の自爆装置
2.あれはね
3.いや
4.Sweet
5.Violet Blue
6.シャーロットの贈り物 (IN THE MIX)
7.罪深く愛してよ
8.Happy Toy
9.Break These Chain
10.恋をした
11.あたしなんで抱きしめたいんだろう?
12.Heaven
13.Family
14.Tiny Tiny Tiny


このアルバムを買ったきっかけは1996年に公開された映画『スワロウテイル』を観て、CHARAの歌う『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』に魅了されて、シングルと一緒にベスト盤でどんな歌を唄うのか聴いてみたくて買いました。


Chara - Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ ap Bank fes 11Bank Band LIVE


CHARAの出演した映画は他に『PiCNiC』もWOWOWかなんかで観て知っていて、最初は女優さんだと思っていました。


不思議な感性の女性だなぁ…って気になっていましたが、『スワロウテイル』で歌手だったと知って聴き始めました。このアルバムに収録されている曲はCMとかでタイアップされているものもあって、聴いてみたら「あ、この曲知ってるわ」と思った曲が多かったです。


LIVEには行った事がないけれども、2010年5月に富士スピードウェイで行われた、「JAPAN JAM FES」でエレファントカシマシからのオファーで客演として出たときに生で『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』を聴きました。


CHARAは女の子の恋心を無邪気に歌っているところがいいですね。変な男女のかけひきはなくて「好きすぎてじれったい」思いをストレートに歌っているイメージが可愛いなぁって思ってます。


特に「あたしなんで抱きしめたいんだろう?」なんかはそういう、スキスキ大好きがだだ漏れしてますよね(笑)


Chara 『あたしなんで抱きしめたいんだろう?』

 

THE BEST - Baby Baby Baby xxx

THE BEST - Baby Baby Baby xxx

  • アーティスト:CHARA
  • 発売日: 1995/10/10
  • メディア: CD
 

 

チャレンジ5日目:今井美樹『IvoryII』1993年

≪収録曲≫
1. retour
2. 夢の夜
3. カ・ケ・ヒ・キ・27
4. 幸せになりたい
5. 雨にキツスの花束を
6. Tea For Two
7. 半袖
8. PIECE OF MY WISH
9. Bluebird
10. The Days I Spent With You
11. Lluvia
12. amour au chocolat
13. 雪の週末
14. Blue Moon Blue(Re-Mix)
15. flow into space
 
1996年に今井美樹の『PRIDE』がヒットして好きになったタイミングで買ったベストアルバムです。
これは1991年の今井美樹が主演で出ていた金曜ドラマ「あしたがあるから」を観ていて、その主題歌「PIECE OF MY WISH」も入っていたので、気に入って良く聴いていました。


今井美樹 Piece of my wish & 「あしたがあるから」


私は1991年には結婚して長男も産んでいて、まだ子供を預けて仕事するママとかもそこまで多くない時代で、いろいろと大変に感じてしまうときでした。
そんな時に「PRIDE」も「PIECE OF MY WISH」も自分を信じて行こう!と思わせてくれる励ましてくれた曲でしたし、カラオケで良く歌いましたねぇ♪


Pride - ap bank fes 06 - 今井美樹 with Bank Band LIVE

 

IvoryII

IvoryII

  • アーティスト:今井美樹
  • 発売日: 1993/11/10
  • メディア: CD
 

 

 

 
 

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】っていうバトン

お題「わたしの宝物」

 

脱!緊急事態宣言…ですがまぁCOVID-19がこの宣言と共に消え失せるわけでもなく…予防薬とか特効薬もないからまだまだ、慎重に生活はしなくてはならんのよね。

 

そんなさなか、某SNSでのお友達が私にリレーのバトンをくれたのです。ステイホーム期間中いろんなバトンが出回っていましたが、私には無縁と思っていたんだけど(笑)

 

奇特なその方が私に「やってみない?」と優しく誘ってくれたものだから、「うんやってみる」と軽く受けてしまったんだけど(笑)私はそんなに言うほど音楽的なことに詳しくないし、ツウでもなかった…(笑)しかも次に回す相手もいない(笑)

 

でも、なんか「音楽的に…」とは違う路線になってしまうのですが、このバトンのルールに…

音楽的に影響を受けた10枚のアルバム、大好きなアルバムを10日で10枚投稿し素晴らしい思い出を取り戻す!

その都度、次の方へバトンを繋ぎ、毎日誰かに挑戦するように頼んで、みんなで音楽への愛の輪を拡げましょう!

ですが、バトンを受け取って頂いた方が自由に決めて進めても良いようです。アルバムとリンクを貼るだけでもゆっくり10枚投稿するとかでも。

とあって、じゃあ自分の年譜にあわせてやってみようかなぁという感じで始めました。

ずっとブログもご無沙汰だったので、備忘録でこちらにも転載しておきます。

 

≪1日目と2日目のまとめ≫

 【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】チャレンジ1日目

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『Twist』

世良公則&ツイスト

≪収録曲≫
1. 男と女
2. 愛の嵐
3. 「心いやして……」
4. 夜明けの恋
5. あんたのバラード (第8回世界歌謡祭より)
6. 酒事 さかごと
7. 宿無し
8. マギー
9. 知らんぷり
10. 燃えつきぬ


1978年小学6年生くらいのときに、ヤマハポピュラーソングコンテストポプコン)のつま恋で決勝戦が行われていたと思うんだけど…その番組をみていて知ったのかもしれません。
当時は歌謡番組、ベスト10番組が多かったのでテレビ世代の私もテレビ媒体で、世良公則&ツイストの存在を知ったのです。


あんたのバラード


12歳の少女がこの歌詞にしびれていたんですよね(笑)お小遣いを貯めて初めて買ったLPレコードが、世良公則&ツイストの1stアルバム「TWIST」でした。


この頃、テレビに出ないミュージシャンとメディアにジャンジャン出るアーティストと二分していた気がしますが、ツイストはテレビにもよく出ていたし、「平凡」や「明星」といった当時のアイドル誌にも出ていて、取り上げられては購入をしてました。
付録にポスターとか入っていると、二段ベットの上だった私は天井に貼って寝ころびながらニヤニヤしてました(笑)

世良公則&ツイストはのちにツイストと改名したのですが、1981年に解散をしてしまいます。今でも世良さんは音楽活動をしていますが、たまにテレビでみかけたりすると柔和な笑顔がダンディーで素敵です。

本来は1枚に一人バトンを回すのですが、あまり友達もいないのでバトンを回さない日もあるかもしれません

  

Twist【Blu-spec CD2】

Twist【Blu-spec CD2】

 

【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】チャレンジ2日目

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『SHYLIGHTS』
≪収録曲≫
1.ドラマティック・レイン
2.風のアフロディーテ
3.(揺れる心に) フェード・アウト
4.コインひとつのエピローグ
5.SHYLIGHTS
6.ロンリー・ガール
7.恋のテクニック
8.ロング・バージョン
9.LONG AFTER MID-NIGHT

 1982年、高校生の時に横浜ゴムのCMで流れていた「ドラマティックレイン」がきっかけでファンになりました。

男性ボーカリストでこんなに澄んだ声で歌う人をはじめて聴いた…そんな印象でした(稲垣さんの前が世良さんだったのでw)。

中学生の頃はフォークとかテクノが私の周りでは流行っていて、あとは普通にたのきんトリオとか聖子ちゃんとか明菜ちゃん…そんな感じが人気で、私は特に何かにはまってはいない時代です。

高校生になってツイストにはまって以来で好きになったミュージシャンで、初めて自分でコンサートチケットを取って行ったのが、稲垣潤一さんでした。

稲垣さんは高校卒業後に横須賀や立川の米軍キャンプで演奏し、歌っている時にスカウトされてデビューしました。

担当楽器はドラムでドラムを叩きながら歌うスタイルだったため、最初は「誰が歌っているんだ?」とわからず、ドラマーが歌っているということでも目立ったようでした。

確か…ラジオ番組かなんかでBobby Hebbの「Sunny」をドラム叩きながら歌っていたと仰っていて、その番組で一度聴いたきりでYouTubeもない時代ですからずいぶん経ってから、もう一度聴き直したりしました。


Bobby Hebb - Sunny

 
デビューしてからはヒット曲の「ドラマティックレイン」ではドラムを叩きながら歌ったけど、他はスタンディングスタイルでしたね。コンサートでは何曲かやったかもしれない…。のぼせていたので記憶が薄いです(笑)
 今でもボーカリストとして活躍を続けている稲垣さんですが、もう一つ違った一面として、確かレーサーとしてのA級ライセンスも取ったんですよね。私が社会人になってもしばらく夢中でした。

 

SHYLIGHTS(紙ジャケット仕様)

SHYLIGHTS(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:稲垣潤一
  • 発売日: 2016/06/29
  • メディア: CD
 

 

STAY HOME ②佐野元春と松本隆

お題「#おうち時間


「この道」(Social Distancing Version)  佐野元春 & ザ・コヨーテバンド

ハートランドからの手紙 2020.4.6

外出を控え、距離を保ち、健康に気をつけて、支えあう。
たとえ離れていても絆は壊れない。僕はそう思っている。

引用:佐野元春オフィシャルサイト「この道」特設ページ

コロナウィルス禍の影響で日本中が自主待機するようになってまもなく、多くのアーティストや芸術家も予定されていた公演等が中止になり、死活問題を共有する事態になった。

私のような一般人は日ごろの生活のうっ憤を音楽を聴いたり、Liveに行ったり映画を観たりして紛らわせている。

なので、アーティスト達が活動できないということは、心身のバランスを保つ術を奪われたようなものなのです。

それでも多くのエンターテイナー達はいち早く、この混沌とした状況を少しでも和ませようと、ソーシャルメディアを通じて発信を開始してくれた。

本当にありがたく頭の下がる思いさえしました。

私の敬愛する佐野元春もまたその一人です。THE COYOTE BANDのメンバーとリモートで演奏してくれた「この道」。

難しい言葉は一つもない、優しいメロディーライン。メンバーのお家の様子を観ながら元春の歌声で私もリビングでリラックスしてます。

友情出演のゾーイくんがめっちゃ可愛い♪

瑠璃色の地球』chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう

さて、先日作詞家の松本隆さんもこのコロナ禍の事態に際して、「『瑠璃色の地球』chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう」というプロジェクトを立ち上げました。

jocr.jp

2011年の東日本大震災の時に被災地の人達に向けて瑠璃色の地球を贈ったことがきっかけとしてあったようです。

多くのヒット作品を生んだ松本隆さんですが、大衆に広く伝えたのには歌手松田聖子の存在が欠かせない。

彼女が歌うことで曲がヒットし歌い継がれ、松本さんの50年のキャリアを網羅するようにあらゆる年代に愛されている作品ばかりなのです。

佐野元春のTHE SONGWRITERS Part2 松本隆

佐野:松田聖子プロジェクトで一番苦労した点はなんでしょうか?

松本:何もない

佐野:何もない?そうですか!

   松田聖子というのは1980年代をある意味象徴する

   ディーバだったのでは?

   作曲家たちは直感的にそれをわかっていたのではないですか?

松本:80年代ではないね…。戦後を象徴している。

   やっぱあの人の表現力…。

   歌っている時の歌なんだけど全身で表現するの。

   「嬉しい」っていったら頭のてっぺんから指先、足のつま先の

   爪まで「嬉しい」と、表現できる。

   そういうことできる人が今はいない…。

佐野:ただの歌手ですね。

松本:聖子のすごいところは、あの難解なことをサラッとやって

   しまう。だから、ただのヒット曲に聴こえるわけ。

   詞も曲も全く易しくない、それをポンッと消化する瞬間がある。

   あの人のやることは全て瞬間芸(笑)

   (レコーディングの当日、その場で曲と歌詞を渡しても3回歌って覚える)

   一般人にはできない消化力の速さ。

   メロディも覚えて歌詞も覚えちゃう。平たく言うと「天才」

 佐野元春松本隆から松田聖子プロジェクトの依頼を受けています。

1984年に発売された「ハートのイアリング」の作曲をHolland Roseペンネームで手がけました。

松本氏から直接オファーがあって顔合わせの時に

「佐野君、松田聖子プロジェクトというのは“ナンバーワン”でなければならないんだ」

と言われて、当時まだナンバーワンヒット曲がなかった元春は、そんな自分がナンバーワンソングを!?と、非常にプレッシャーを感じた。と、この番組で語ってました。

でも、それは松本氏にとっても強いプレッシャーだったと話しています。

 


松田聖子/ハートのイアリング

それまでのヒット曲にはなかった“憂い(ブルース)“の要素を入れて作曲したという元春でしたが、そう思って聴くと聖子ちゃんの目の表現は、まさに別れの憂いを表現していますね。

当時、松田聖子佐野元春は同じレコード会社(エピックソニー)だったので、その点でも縁がありましたね。

 

松本隆さんの瑠璃色の地球プロジェクト記事で、ウィルスという見えない敵と国民が戦っているさ中、松本さんも音楽の力で戦っていると言ってます。

活動ができない仲間達に「心配するなそれでも歌はなくなりはしない」と言いきれる松本さんに更なる偉大さを感じます。

阪神淡路大震災東日本大震災…近年の大きな自然災害のあと、さまざまなプロジェクトでアーティスト達は応援をしてくれています。

こういうときにアーティストの真価が問われるというか、ただ生業としているだけではない、そんな人間性の部分が浮き彫りになってくるなと思いました。