『今日はドーンと行くぜ!』
チケット代はけして安くないのよ。
エレカシももう約7000円だから…そこに集ってくれる人は皆意識を高く持ったエレカシファンだって、宮本はもう自信をもって自覚してほしい。
そりゃ、温度差はいろいろだけど単純に通りすがりに入れるわけもないし、一寸行ってみるかっていうカジュアルな気持ちで払える額でもない(中にはたいしたことない額だと思う人もいると思うけど)。
物価も違うしね。地方の人がこの7000円のチケットを買ってコンサートに来てくれるって言うのは、かなり尊いよ。
今ツアーのお客さんは尊い存在よ!
『風と共に』の私なりの解釈はほぼほぼ間違ってなかったようだ。
お母さんの話しがここでも出たね。このインタビューのあとに岩手公演があったのかな?私も属性「お母さん」になって早26年。二人の息子を持つ母。宮本にはお兄さんがいて少し歳が離れている。私の息子も12歳歳が離れている。二人の息子に抱く思い…もちろん生活形態とか環境とかいろいろ違うけど、母としての思いはそんなに違わないだろう。だから、宮本が合唱団を辞めたいと言った時のお母様の気持ちは多少理解できる。母親は息子に限らず子供の才能や可能性に期待もするし、そこから夢を切り開いてほしいとも願う。特に宮本のお母様は彼に歌の才能があるってわかりすぎるくらいわかっただろうし、辞めてしまうのは本当にもったいないって思ったに違いない。
宮本がエレカシのボーカルにとトミと石くんから誘いを受けエレファントカシマシに加入した時、まだ中学生だったけどお母様は彼の将来に何を見たのかな?宮本は両親に心配かけないように大学にも行った。将来は普通にサラリーマンになるだろうとも思ってた。でも、あれよあれよという間に大学に在学中デビュー。
玄関の前で奮い立って笑顔を作った
母は喜びと心配をない混ぜた表情でみていた「お母さん この通り元気でやってるよ。おまけに強い男だから僕は大丈夫さ(云々)」
意味もなく得意げに上っ調子で母親に語り続ける
お母様は「おまえは大器晩成型だから」って、言ったことがあるらしい。お母さんって 予言者であり良き理解者であり、いつでも子供の味方で…でも、やっぱり特別でありながら普通の優しい女性で…お母さんってすごいのだよ(笑)
シングルジャケット…イラストは、はじめて…って言ってるけど、「愛すべき今日」もあれイラストだよね?(笑)メンバーをモチーフにしてる。
さて、『風と共に』のジャケットデザイン見た時、びっくりした。あのイラストの男の子、女の子にそっくりなお子さん(兄妹)を知ってるから(そのお子さんのお母さんもエレカシのファン)。私は興奮気味に彼女にメールした。
“見た!?シングルジャケットのイラスト!似てるよね!?”…って(笑)
彼女も驚きながらも感慨深げな返信をくれた。なんだか自分の事のように嬉しくて…彼女の喜びの波動も伝わった…。いろんなエピソードがあって…いろんなことがね。彼女には彼女のエピソード。私と彼女が出会ってからのエピソード…なんか、それらがあの一つの画になったって気がしました。
偶然って言ってしまうのは簡単。でも、これが偶然ならそれは出来過ぎた偶然だと思うくらいに、いろんなことがつながった。そう、私たちのエピソードの中ですべてがつながった気がした。
このシングルは沢山の悲しみ苦しみを乗り越えてきた人に希望を与えているし、これから長い人生を歩む人にも希望を与えている。そんな凄い楽曲。売れなきゃ嘘だ…多くの人に届いてほしい。
そして、カップリングの曲もすごく話題になっている。でも、私はまだ聴いていない。Download盤…買うより、まずCDで聴きたいから発売日の26日を待ちます。
さて、47都道府県ツアーの前半戦も昨夜の沖縄公演で一応区切り。沖縄は唯一スタンディング、しかも時間がゆったり流れる沖縄…さぞ、他の会場以上の盛り上がり?っ思ったけど、沖縄だけが異常に盛り上がったってことでもないって、誰かがつぶやいていた。確かに…今のエレカシは何処に行っても60~70%でやってるって語っていたから。地域性を活かしながら熱量は変えずどこに行っても最高!でも、みんな同じじゃない!って思えるLIVEができるようになったのだな…って、思った。
それってエンターテナーとして素晴らしい成長ではないかな?って、少し上から目線で思うのよ。
ツアー後半戦も楽しみであります!毎回、一期一会の「今日はドーンと行くぜ!」で、挑みたい。