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【宮本三十三景其の③】「静勝寺」

「宮本三十三景」の散歩シリーズを復活させて、まだ行った事のない場所をピックアップしている中で見つけた。


『静勝寺』ここへもまだ行った事がありませんでした。

令和元年!最初のブログ記事はこの“静勝寺”についてです。

 

宮本浩次の地元、北区赤羽にあります。どこにでも地元の神社や寺院ってあるので、この静勝寺にどういう由来があるのか?なんて、宮本浩次が紹介しなければ絶対に訪れないし、知る由もないからいろいろ調べていていろんなことに繋がっていて、本当に楽しいし面白いなぁって思いました!

“静勝寺”赤羽駅から徒歩4分、赤羽台団地から東南に位置(地図参照)する丘陵にあります。この丘陵一帯には室町時代頃に「稲付城」というお城があったようです。

goo.gl

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太田道灌”という人が、この静勝寺のあるこの丘陵に『稲付城』を城築した記録があり、静勝寺に参るまでの石段のところには「稲付城跡」の石碑があります。

稲付城自体は廃城となっているので今はありません。道灌の死後この場を静勝寺として建立したようです。

清勝寺境内の一角に太田道灌の木像が安置してあるお堂があって、毎月月命日の26日に開帳されているようです。太田道灌は戦国時代の江戸氏という人の領地(皇居周辺)に(後の江戸城の基礎となる)、城を築城した人でもあります。

ちなみにこの日(訪れたのは令和元年5月3日)は、野良ネコちゃんには出くわしませんでしたが(笑)見学に来てる人、お参りに来る人など数名の人と出くわしました。閑静な住宅街の中ですのでお参り散歩するにはとても良い場所です。

 

さて、私は令和元年5月1日に埼玉県川越市まで日帰り旅行をしました。

この川越には太田道灌と道灌の父(道真)の城築した「川越城本丸御殿」があります。

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この川越城の城主でもあった太田父子のことは、のちに出す宮本三十三景の場所とも縁が深くて更に興味深く面白いです。

また、エレファントカシマシが主題歌(ズレてる方がいい(初回限定盤)(DVD付))を歌った映画『のぼうの城 』は、埼玉県行田市にある「忍城」がモデルになっていたと思います。

この“忍城”の成り立ちは割愛します(“のぼうの城”を観ましょうw)。忍城の城主は成田氏ですが、その経緯の中で太田道灌の仲介があり城主になれたと残っています。

 

どうでしょう?ざっくりとした内容になってしまいますが、地元の小さなお寺からここまででも調べ進めると、いろいろなつながりなどもわかって非常に面白い!と、思いませんか?