また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

夏夏夏、ここ夏!ここが夏!私の夏!ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019

<5日目>2019年8月12日(月)inひたちなか海浜公園

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前日の11日は福島県猪苗代湖畔で行われた「オハラ☆ブレイク」に行き、そのまま郡山で宿泊してひたちなかにやってきました。 

私の夏休み第二弾!

まぁ、私の夏の恒例行事ですけど今年は台風の心配もあって、どうなることやら?でしたが、真逆の大晴天で暑すぎるフェスでした!楽しかったわぁ~~。これだからやめられない…。

今年は聴きたいアーティストがGRASS STAGEに集中していたので、最初から向かうはGRASS STAGEへ!

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GRASS STAGE モンパチ、スキマ、スカパラエレカシ、ポルノ、スピッツ。PARK STAGE フジファブを堪能してきました!

先に到着していた長男と合流してとにかく一杯目!MONGOL800待ちです。

今年は特に東京スカパラダイスオーケストラエレファントカシマシ、ポルノグラフティの流れは一番楽しみにしていました。

ところが前日の猪苗代湖で砂地に足をとられてひねってしまい、傷みを感じながらそのまま長時間立っていたので、足首が腫れてしまいまして…歩くのがやっとな感じになってしまってました💦

そんなわけで今年はモッシュゾーンは避けて少し下がった場所で!

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MONGOL800はサマーシーズンにぴったりのサウンドだし、WANIMAのメンバーがサポートで入ったり、結局WANIMA全員きちゃったり、ピンクのキャミソール着たモンパチのリアル先輩がダンサーで参加したり、とにかく初っ端から飛ばして楽しかったわー🎶

スキマスイッチは早めのランチを兼ねてご飯食べながら木陰でまったり聴きました。

東京スカパラダイスが始まる少し前に写真の場所まで戻りました!炎天下でもちろん暑いのだけど、時折吹く風が本当に涼しくて直射日光さえ避ければ苦じゃない感じです。とにかく爽やか!

スカパラは無条件でフェスで聴くだけでも踊れて楽しい。そんな彼らも今年、デビュー30周年!ゲストアクトに奥田民生モンパチの上江洌清作が登場するなど、交友の広さを発揮してステージを盛り上げました。

そして、14:15いよいよイチオシのエレファントカシマシの登場!

キーボードには蔦谷好位置、ギターにヒラマミキオを携えた、エレファントカシマシS(エス*1での出演!

蔦谷好位置さんの参加は今年の日比谷野外大音楽堂でのLIVEから復活していた。本当に久しぶりの共演。2019年になってエレファントカシマシとしてのLIVEも新春、日比谷野音ときて夏フェスに出演するのもこのロック・イン・ジャパンのみ。

私は新春ぶりのエレカシだ。今度はいつエレカシサウンドが聴けるかメンバーの姿を見れるのかわからない…そんな、緊張からもうなんのアクションもできなかった。

久しぶりのエレカシ、もうメンバー一人一人を、目に耳に焼き付けるくらいの気持ちで聞き入った。昨日のオハラはやっぱり練習の一端だったような(笑)

宮本浩次は天性の唄歌いなんだよね。たぶんアカペラでも充分なのだけど、演奏あっての宮本浩次。で、オハラ☆ブレイクと合わせて聴いて感じたのは、一流だったり、テクニックのある演奏ならよいっていうものでもなくて、宮本の下手くそなギターでもいい彼の奏でる音であったり、宮本が納得してなくてもトミ、成ちゃん、石くんのサウンドが一番、ミヤジを活かしているんだよね。

耳がそう慣れてしまっているだけかもしれないけど、とにかくミヤジの歌はエレカシサウンドで一番輝く!!かつエレファントカシマシが一番絵になる男!!総じてエレファントカシマシの音、その音で歌う宮本浩次が大好きなんです!

それが結論!

MCも…何か話したかもしれないけど…覚えていない(笑)「脱ぐ予定のなかった靴を脱いだら、靴下に穴が開いてた。穴の開いた靴下を履いてる53歳のおじさんをどう思いますか!?」

この話が全てになってしまった💦

そう言えば石くん、相変わらずミヤジの下僕シーンはあったけど、自信に満ちてる感じはしたなぁ…。トミは例の靴下の話しで苦笑した顔がドアップで出て…まぁ、トミはかっこいい。成ちゃんも相変わらず職人感のあるプレイでミヤジにハット取られたけどすぐに戻してもらえてよかった(笑)ダンディーでしたよ。

 

◆セットリスト◆

M1 ズレてる方がいい
M2 悲しみの果て
M3 デーデ
M4 ハナウタ~遠い昔からの物語~
M5 翳りゆく部屋
M6 桜の花、舞い上がる道を
M7 笑顔の未来へ
M8 俺たちの明日
M9 今宵の月のように
M10 ファイティングマン

ひたちなかのあのだだっ広いGRASS STAGEで歌う、ズレてる方がいいが大好きでそれが1曲目にきたことで、「うぉぉぉーーっ!!」ってなる。 

蔦谷さんとやってきた曲を軸にしたセトリだと思うけど、よくみるとどの曲も詞がとてもいい曲ばかりだなぁ…って思った。ここ5年間位は“言葉”に苦悩してる?感じしかしてなくて、とうとうSONGWRITERじゃないって言い出しちゃうし💦

ただ、今年のリボーンアート・フェスティバル「転がる、詩」に出演した、宮本浩次は詩人としてもう一度、言葉と向き合わなきゃならないのでは?そんなことを思った。

「転がる、詩」『アートからの視点で捉えると、日本の音楽、歌の中で最もオリジナルなものは、歌詞、言葉ではないだろうか。』と、いうコンセプトのもと招致されたのだから…。

さてさて!つづきまして、ポルノグラフティ

今回で2回目の出演らしいけど、また出てほしいわ。あんなにメジャーなのに場違いな感じしていたって...私はロックだなーって聞いていたから、アンケートの出てほしいアーティストにポルノグラフティって書いたこともあって、念願叶ってだったよ。

フェスならではのシーン…タオルを振っているシーンをこのステージから見たかった!と言って促されたけど、その壮観を見ている二人の顔が本当に嬉しそうで眩しそうだったのが印象的だった。

いよいよ、足がどうにも辛くなってしまったので、休憩を兼ねてミナトヤエリアへ。冷やししらす茶漬けを食べながらスピッツを聴いて、パークステージへ移動しフジファブリックを初めて聴いた。

スピッツ前々前世をカバーしたり…すばらしく完コピだった(笑)フジファブリックはファンからものすごく愛されて見守られているバンドなのだなぁ…って感じた。

私のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019はこれにて終わったんだけど、なんだかんだROCK IN JAPAN FESが好きなんだなー私。楽しみ方は年々変わるけどね。いろいろ思い出があってこれからもできうる限り行きたいフェスです。

そして、帰ってきたらフェスのありかたについていろんなつぶやきがあったので…(私もオハラ☆ブレイクに行っていろいろ思うことはあった)。

ROCK IN JAPAN FESは国内の3大フェスの中に入る大規模なフェス。あの規模であのキレイさクリーンさはすごいと思う。

また、シートゾーン、テントゾーンがきちんと整備されていることで、本当に聴きたいノリに行きたい人の権利も守られている。規制されたフェスは自由さがない。と、いう意見もあるが、必ずしも自由を奪うものではないと私は思った。

ゴミの問題も目に余る光景がない。移動も混雑はいたしかたないのに皆、誘導に従って動いていた。トラブルも少なそうだ。ストレスのない環境で音楽を楽しめる自由が、ロックインジャパンにはある。そう、感じた次第です。

「運営力=チケ代の高さ」(笑)かもしれないけど、私は大満足なフェスだと思う。

本当は人間力が基本だし、やって良いこと悪いことの常識的な判断とか、譲り合い助け合いの気持ちが発動してこその「音楽フェスティバル」であるのが本来の形であるとは思う。

いろんな場面に出くわして“落胆”したことは事実としてありましたが、音楽などのArtにはそれを上回る力もあると信じているので、一人一人の楽しみ方が活きるお祭りになればいいなって思います。

まぁ、“最低限のマナー”くらいは守ってほしいものだけどね💦

 

 

*1:“Special”のSです