2019年…師走の回顧録①竹原ピストル
竹原ピストル「It's My Life」ツアー2019年ラストライブ@代々木国立競技場
竹原ピストルの弾き語りツアー2019-2020「It's My Life」は同名のアルバムCD発ツアーでもあるわけですが、私はこのツアーの初日にも行っております。でも、その初日にはCDがまだ発売されておらず、生で先行聴きできるというレアなものでした(笑)
そして、私は自分の仕事納めの12月27日(金)に、2019年のツアー最終日にも参戦することができました。
この日は竹原さんの43歳のお誕生日でもあり、Birthdayライブという意味合いも含んでおりました。会場につくと今ツアーのラッピングトラックが代々木競技場をバックに駐車されていて、初日には存在すらしらなかったので見ることができず、インスタで見つけた時から代々木に行ったら見れるといいな…と、密かに期待してましたが、堂々と撮ってください!というように鎮座していました(笑)
今年の歌い納め。
— 竹原和生 A.K.A. 竹原ピストル (@G1WzlOb8admT2Zt) 2019年12月27日
それでいて43才初日。
いつも通り頑張りますので、遊びに来てねー💨💨 https://t.co/IyZLnrT2qD
こうおっしゃてた通りでした。
代々木競技場のメイン体育館の広い会場で誠にシンプルなセットで、バンドもなく本当にピストルさんのアコースティックギターと声だけの真っ向勝負なライブでした。
この先、もっともっと売れたら何か演出も変わって来るのだろうか?このままのスタイルで貫き通すのか...わからないけれども、ピストルさんの中には沢山聴かせたい新曲がいっぱいあって、意欲も情熱もほとばしっていました‼️
最後の曲に入る前にギターの弦が切れて、サブギターがあるのにも関わらずこの晩の相棒と最後までやりたかったのでしょう。その場で弦を張り替えながら「ドサ回り数え歌」を歌いました。
歌詞を見ていただくとわかるように張り替えながら歌う歌としてなんともあっている曲で、私はもちろん初めて聴いたのですがいろんな土地に唄って回って、こういうシチュエーションもいくつかあった中で生まれた曲とわかると、この日も私の眼には涙があふれました。
まだ、ツアー中なのでセトリなどは公開しませんが、ご本人が公開している範囲ですと最後のアンコールの時に、以前ユニットを組んでいた「野狐禅」の ハマノヒロチカさんがゲストで登場し、ハマノさんのピアノの弾き語りでピストルさんが野狐禅時代の曲「ぐるぐる」を披露してくれました。
久しぶりの共演ということでした。私はこの光景をどこかで見たような気がしました。それは私が初めて竹原ピストルさんを知った日の光景です。
竹原ピストルさんとの出会いは2010年1月でした。山崎まさよしの“ONE KNIGHT STAND TOUR 10-11”というツアーライブで大宮ソニックシティに行った日、前座というスタイルで登場し数曲歌ってくれたのです。丁度、竹原さんが野狐禅を解散して竹原ピストルとして活動を始めたころと重なります。
最後、山崎まさよしの「未完成」という曲を竹原ピストルバージョンで歌ったあとに、ピストルさんはこんなことを言って締めくくっていました。
音楽のことを人に教えるって言うのは難しいです。
音楽と言うのは歌う人によって、それぞれの世界が生まれます。
カラオケとかもそうですし…そうやって歌い継がれるものでもあるし…。
そんな歌い継がれる曲を作っていきたいと思っています。
山崎まさよしと同じ事務所だったこともあったからでしょうが、自分のライブ時間を割いて歌う場所を提供し「竹原ピストル」というアーティストをお披露目したのには、そんな単純なことではなく世に出るべきアーティストだからそうしたのだと私は信じています。
話しは戻りますが竹原ピストルさんがこの晩、元相方のハマノヒロチカさんを呼んだのも、似たような思いがあったからではないかと思います。なんだか10年かけてジワジワと竹原ピストルさんのことを追い始めましたが、知ってよかった!と心から感じるのであります。
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