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【宮本三十三景其の②】「岩淵水門」

水辺を学ぶシリーズ・河川整備の今昔「吾妻橋から岩淵水門」

「宮本三十三景」の散歩シリーズを復活させて、まだ行った事のない場所をピックアップしている中で見つけた。

『岩淵水門』ここへはまだ行った事がありませんでした。

宮本浩次が JAPANの取材で、少し離れた宮城地区という場所で撮った写真があって、その辺りへは行った事があったのですが。

今回はいつ行こかなぁと思案していた時に、春先から秋にかけて地元から水上バスに乗って岩淵水門までいける便があるので、そろそろ申し込めるかな?と、思って調べてみたところ、まだその船はスケジュールが出ておりませんでした。

ただ、イベント便というコンテンツがあったのでのぞいてみると、“水辺を学ぶシリーズ・河川整備の今昔「吾妻橋から岩淵水門」”というツアー参加の募集があったので、迷わず申し込んでみました。

下の写真の赤い橋が「吾妻橋」です。

吾妻橋 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

この水上バス隅田川を上り、岩淵水門へと行きます。

赤羽に出てから歩くと27分くらいかかるのですが、今回のこのクルーズは1時間少しで到着。先ほどの春から出航するクルーズは途中で止まる発着所がいくつかあるので、2時間くらいかけて遊覧します。

行きは隅田川周辺の地盤についての説明とその地形によってもたらした、川の氾濫と洪水被害について。その隅田川には『橋の博物館』とも言われるほど、様々な形状の橋がある。構造や歴史などの解説がありました。

そして、いよいよ…これは現岩淵水門(青水門)をくぐる動画です。


岩淵水門 往路


岩淵水門 往路2

青水門をくぐって赤水門まで貴重な経験でした❗

水上バスから観る旧岩淵水門(赤水門)

この通称赤水門は1916年(大正5年)着工、1924年大正13年)完成。

江戸時代から昭和初期まで荒川・隅田川は、台風や大雨による河川の氾濫にともなう水害が多発しました。旧岩淵水門は荒川放水路と旧河道(隅田川)との分派点に設けられ、隅田川に荒川の洪水が流入するのを制限していました。

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 岩淵水門 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

昭和48年に荒川の基本計画が改訂されたことに伴い、水門の高さの不足が生じたことから、全面改築されることとなり新しい岩淵水門(青水門)がつくられました。

現在、荒川だけでなく隅田川沿岸もスーパー堤防や河川の整備事業の推進や計画がされています。庶民を災害から守る意味もありますが、遊歩道(テラス)を整備することで憩いの場にもなります。


岩淵水門 復路

行ってみてしみじみ感じたのは、生きてきた時代は一緒でも暮らす場所は別々だった私とエレファントカシマシがこうして、1本の川を通じて繋がった感じがして少し嬉しく思いました。

また、暖かい頃に行ってみたいと思います。

あの小島に上陸してみたい(笑)今回は上陸して辺りを散策するということがなかったので、アンケートにそういった行程を加えてほしいと書いて出しましたよ。