また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

エレファントカシマシ新春ライブ2022年in日本武道館@1月12日(水)

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彼らのワンマンLIVEを会場で聴くのは実に3年ぶりです。前回は2019年の新春で同じく武道館で行われた2Daysでした。

エレカシロス…なんてものはとうに超えて、カラカラの枯渇状態でこのままLIVEに行っても、はじいてしまうほどに乾ききっているんじゃないか?そのくらいに気持ち的にはガチガチに硬くなっていました。

ドキドキとかワクワクもなく、どことなくぎこちない感じで数年ぶりに友達と会う、そんな感覚に似ていました。

3年前の武道館のセトリとか感じたこととか読み返すと、あの日は彼らと私たちの「壮行会」みたいなものだったなと…。

 

思います。宮本はソロ活動を開始。

 

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

 

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エレカシ史上、最も有名な武道館コンサートは1991年の新春「3000席」だと思います。デビュー間もない彼らは分相応な会場の手配ができず、唯一抑えるのが可能だった武道館でコンサートをしたという歴史です。

私は2009年の「桜の花舞い上がる武道館」LIVEに初めて行き、この時エレカシにとっても数年ぶりの武道館で、緊張のあまり悪夢を見たと宮本は言ってました。

(その時の日記は「日本武道館」というカテゴリから探してください)

それがですよ?

座席360度全解放して行うとは!初ですよね?私は初だったんですけど(笑)私はありがたくも、アリーナ席の6列目でPA前という、宮本がほぼ真正面に見える位置の席が取れ、今まで日の丸を同じ目線で観ることが多かったのですが、今回は見上げるような形となりました。

ぐるっとエレファントカシマシを見守るファン…圧巻でした。時々、客席を見回すと本当に感動的な風景でした!振り上げる拳、ひらひら、きらきらする手…心の声がぐるぐると会場を巡り回っていました。

日本武道館 新春ライブ 2022 セットリスト

《第1部》

01.うつらうつら
02.奴隷天国
03.デーデ
04.星の砂
05.いつものとおり
06.浮雲
07.昔の侍
08.この世は最高!
09.珍奇男
10.月の夜
11.風
12.シグナル
13.生命賛歌
14.悲しみの果て
15.旅立ちの朝
16.RAINBOW

《第2部》

17.ズレてる方がいい
18.風に吹かれて
19.ハナウタ~遠い昔からの物語~
20.笑顔の未来へ
21.桜の花、舞い上がる道を
22.ガストロンジャー
23.俺たちの明日
24.友達がいるのさ
25.so many people
26.四月の風
27.ファイティングマン

《アンコール》

28.待つ男

第一部は日比谷野外大音楽堂のLIVEでやることが多い曲目だったように思います。「浮雲男」は今回初めてLIVEで聴きました。10年ぶりにやったようです。

さすがに感極まった私です…。鬼の目にも涙…エレカシのLIVEで泣いたことがなかった私ですが、「うつらうつら」でグッときて…「奴隷天国」でひっこみ(笑)

10.月の夜
11.風
12.シグナル

この流れで涙腺は崩壊いたしました。

2部の「24.友達がいるのさ」でもそうだったのですが、ピアノ&キーボードで入ってくださった、細海魚さんの演奏が耳に飛び込んできて、それが脳内の扁桃体を直撃して…何が何だかわからない涙が頬をつたいましたとも…。

セトリを見ておわかりのように、合いの手(ヨッ!とかオー!)は禁止ですし、手拍子できる曲がないので、集中して聴くわけですが、あの360度の空間がエグかったですね。

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そして、彼らのライブパフォーマンスはどうだったか?って話ですが、エレカシエレカシのままで「帰ってきたー!」という感想です。嬉しかったな。

彼らに予定調和はありません(笑)ホントに「いつものとおり」です。

新春ライブに合わせてリハは行われたとしても、ソロツアー真っ最中の宮本がどの程度、エレカシに比重を置いたか?切り替えできていたか?それが現れていたと思います。

2019年の新春ライブが「壮行会」の雰囲気だとしたら、2022年の新春ライブは「送別会」のような気分にもなりました。

何というか…頭の中で薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が流れてきた感じです。

サヨナラは別れの言葉じゃなくて、再び会うための遠い約束…

夢のいた場所に未練残しても 心寒いだけさ…

こんな雰囲気です。エレカシファンにとっては、待ちに待っていたのですから、新春LIVEがあったことはとてもよかった。

ただ、私は2部に入り、最近の楽曲で明るい雰囲気にも関わらず、宮本が心ここに非ずに見えてしまった。「気持ち切れた?」って感じていたら、アンコールの「待つ男」を歌い終わるとマイクをそっけなく落とし、メンバーを無視するように去るミヤジの姿。

まぁ、よくあるっちゃある行動ではあるのですけど、演出の一環なのだろうか?私はなんとなく不穏さを感じました。ファンはエレファントカシマシのLIVEで浮かれたけれど、宮本の心中は?

私は彼から「(新春LIVEを)やってあげた」感を感じてしまった。あの聴衆の中で歌えたことは、感動的だったと思う。でも、シンガーとして自信をあげてきた彼は、あのLIVEに満足していないだろうと思った。大物になったもんだ…。

「今宵の月のように」を歌う必要もなくなったかぁ?もう、輝いているもんね…。

それゆえに彼はあの風景を“ソロ”で実現しようとシフトするのではないか?そんなことを…私は感じてしまった。一度、華やかできらびやかな世界を体験した彼が、またあそこへ戻るのか?考えにくいからです。

メンバーとのコミュニケーション不足はあきらかであったし、これは考えすぎなのだと思うことにしよう…。

2022年初夏にはソロツアーも終わる…宮本はエレファントカシマシをどうするのだろうか…?彼はソロ活を始めた頃のインタビューで、エレファントカシマシは「余技」だったと話している。宝物的な存在みたいなことを聞いたこともない。

だから、なんというかファンが抱くエレカシへの思いと、宮本の感覚に温度差があって、それはもはや変えることなどできないのだろうと感じた。

30thの47都道府県ツアーがピークだったなっていう感じです。したがって、今回の新春では残念ながら、希望的な光は見えなかった。

けれども、兎にも角にもトミ、成ちゃん、石くんの姿と演奏が聞けたこと、ヒラマミキオのギターが聴けて笑顔が見れたことが最高に嬉しかった。

また、会う日まで…遠くならないうちに(笑)

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特別お題「わたしの推し

佐野元春&THE COYOTE BAND ZEPP TOUR 2021《東京公演2日目》

「銀の月」はかけがえのない時間に輝いた

2021年11月18日(木)Zepp DiverCity(TOKYO)

このブログはツアー中の為、セットリストは載せていません。

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何年かぶりのZEPP DIVER CITY・・・ZEPP TOKYOがあった時から、元春はこっちの会場でLIVEしてるなぁ。

3月の40周年の「ヤァ!40年目の武道館」から、8カ月ぶりの元春。今回は3月の時より気持ち安心して参加できる状況でしたが、私の気分は裏腹に沈んでいたので、行こうかどうしようか悩むほど、気持ちがLIVEに向かってなくて、でもこれは行動しないともっと悪化すると思って、行ってきました。

生まれて初めて電車の中、不安でお腹が痛くなりました(笑)でも、台場に着いたら腹ごしらえのことも考えてるっていう(笑)

佐野元春は裏切らないなぁ・・・と、私はいつも思っていたし、いい意味で裏切ってくれたぁと思うこともあった。

それでも数年前まで、古参ファンの人にとっては、いろいろ受け入れられない部分が、あったように感じていました・・・。

「育まれるってこういうことなんだなぁ・・・」

帰宅してふと、こんなことを思った。

この日のLIVEは“100%COYOTE BANDのLIVE”で、古いファンも新しいファンもこの“コヨーテバンドのファン”として、盛り上がっていたと心から感じて、すごく嬉しい気持ちと感動がありました。

HEARTLAND、HOBOKING BAND、と渡ってきてCOYOTE BANDが一番長い活動期間で、16年を経てファンもバンドもがっちり固く成長したと感じた。

声が心配な時期もあったけど、この夜は若い頃の声も出ていたと思う!何したらあんなに若返るんだ!?いやぁ・・・ホント不思議。パワフルに歌って演奏して・・・あれ見て元気でないわけがない💦

「なぜ若返っていく?なんであんな顔して笑うん?」

www.facebook.com

私にとって落ち込んでる時、苦しい時、悩んでる時、どんな時でもエネルギーをくれるのが、佐野元春です。

佐野元春は“エナジーミュージシャン”です!

2022年も色々楽しみがありそうなので、どんな時でも寄り添ってくれる、元春とその仲間達を応援したいと思います。

 

『宮本浩次縦横無尽』東京ガーデンシアター@2021年6月12日

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東京ガーデンシアター

最近、葛飾北斎の映画を観ました。

5月28日に劇場公開された『HOKUSAI』と、それに先駆けて動画サイトで観た『北斎漫画』です。

映画を鵜呑みに北斎の人物像は語れませんが、両方の葛飾北斎を照らし合わせ、共通項を探ると、一生を自問自答し夢を追い求め、旅に出かけ、90歳になってもなお絵を探求し続ける生き様が、実に不器用でじれったくも感じました。

しかし、それがあったからこそ世界に名を馳せた、世界屈指の名絵師となる由縁だと実感させられます。

北斎は机上の空論で旅をしたのでなく、精神の中の旅でもなく、本当に自分の描きたい世界を求めて旅に歩いた男でした。

北斎は大器晩成だったため記録的な物があまりなく、世界的に有名でありながらその半生は実に謎に満ちています。

LIVEレポを記録する前に、なぜこれを書いたかというと…宮本浩次をご存知の方でしたら、言わんとしていることはなんとなく汲んでくださることでしょう。

葛飾北斎が「北斎漫画」を発行したのが、ちょうど55歳の頃かと思います。これは画手本集のような冊子で、庶民の営みや動植物、職業や道具などを描いたもので、大ベストセラーとなりました。

宮本浩次も54歳でソロ活動の一端、カバーアルバム“女歌”「ROMANCE」を発売し、彼の念願であったヒットチャート1位を獲得しました。

さて、本来であればソロアルバム「独歩」のリリースツアーが、行われるはずだった2020年でしたが、コロナ禍で中止を余儀なくされました。

この間も「P.S. I love you」「sha・la・la・la」とソロ曲を増やし…ある意味、ソロライブに必要な曲数がまとまった段階で、6月12日(土)に『宮本浩次縦横無尽』ソロライブが実現しました。

私は「独歩」ツアーにはエントリーしていませんでした。LIVEをやるにはソロ曲数が少なく、エレファントカシマシでの楽曲をやらざるを得ないだろうと、予想できたからです。

エレカシメンバーでないバンドで再現されても、自分には全く響いてこないと容易にわかったし、そんな気持ちでエントリーし仮にチケットが取れたとしても、演者や純粋な宮本ファンに申し訳ない気持ちがあったからです。

そして、今回の縦横無尽ですが、カバー曲と新曲を合わせればソロライブとして成立しそうでしたし、歌手・宮本浩次はどんなライブステージを目指したのか?それを検証する好機と考え、まさか当選するとは思わずに(笑)一応、FC先行にエントリーしました。

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宮本浩次縦横無尽

東京ガーデンシアターは初めて行く会場でした。収容人数8000人という大型施設ですが、客席の配置に工夫がありどの席からも見やすい設計でした。

2F部分がアリーナ席、3Fがバルコニー1、4Fがバルコニー2、5Fがバルコニー3となっています。私は4Fのバルコニー2の中央左側ほぼ最後尾の席でした。偵察感で来た私にとっては好都合な席ですね(笑)

私はソロ曲をほぼ購入していません。MVなどで数回聴き流しているだけでした。つまり、事前学習ゼロで行ったので、生歌がどこまで響くかが勝負といえました。

歌手・宮本浩次のデビューコンサートです!(ロッキンの渋谷社長も言ってましたw)まぁ、それにしてはバンドメンバーには小林武史(key・バンマス)、名越由貴夫(Gu)、キタダ マキ(Ba)、玉田豊夢(Dr)という、ツウの人たちに言わせたら、かなりの豪華メンバーを引連れてのデビューコンサートです。

【セトリ】

  = 第1部 =

  1. 夜明けのうた
  2. 異邦人 [久保田早紀]
  3. 解き放て、我らが新時代
  4. going my way
  5. きみに会いたい-Dance with you-
  6. 二人でお酒を [梓みちよ]
  7. 化粧 [中島みゆき]
  8. ジョニーへの伝言[高橋真梨子
  9. あなた [小坂明子]
  10. shining
  11. 獣ゆく細道
  12. ロマンス[岩崎宏美
  13. Do you remember?
  14. 冬の花
  15. 悲しみの果て [エレファントカシマシ]
  16. P.S. I love you

    = 第2部 =
  17. passion
  18. 明日以外すべて燃やせ
  19. ガストロンジャー [エレファントカシマシ]
  20. 今宵の月のように [エレファントカシマシ]
  21. あなたのやさしさをオレは何に例えよう [エレファントカシマシ]
  22. 昇る太陽
  23. ハレルヤ
  24. sha・la・la・la

  =アンコール=

 新曲

ソロ歌手・宮本浩次の歌謡ショーでした。

バンドマンは粛々と演目を演奏し、歌手は歌うというしっかりとした流れの構成です。そもそもエレファントカシマシのライブではないので、それと比較するつもりは毛頭なく、歌係がその役目を果たすコンサートというものを一度、体験するべきだと考えていました。結果、行ってよかったと思いました。

感想は一流のバンドは岩のごとく動きません。歌手はそれに合わせて唄うのみです。その日の気分や忖度は一切ありません。これは宮本にとって楽なのか?苦行なのか?(笑)でも、修行であることには違いないです。

演出は歌謡ショーらしく、ド派手でゴンドラも登場し、花吹雪、ミラーボールもでました。ゴンドラに乗ってせり上がってきた時は、ちょっと可笑しくて笑っちゃいましたが、「なるほどなぁ~」と感じました。

スクリーンに映し出される曲に合わせたデジタル画像にも、そうとう費用が費やされたでしょう…。舞台演出は児玉裕一さんだったね!これまた豪華。とてもかっこよい演出でした。

そして、あえて言わせてもらうなら…。

唄は…唄う癖やこれまでの歌唱法から抜けていない感が否めませんでした。歌唱法はもっと変化があってほしかった…。バンドの音が際立つほどに唄が追いついていない…そんなイメージです。

選曲に小林武史さんがプロデュースしたアルバム『ライフ』から「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」をもってきたことには、腑に落ちる部分はありましたが、エレファントカシマシの代表曲を3曲入れてきたのには、意図があったとしても何も響いてきませんでした。

あの「ガストロンジャー」でさえ、パブロフの犬にならなかった。むしろ脱力したし(笑)頭の中はクエスチョンだらけでした。

あの3曲を入れてきたことで、宮本の勝負する気持ちが、弱腰だったと感じてしまったのです。あれはいったい何アピールだったのだ?

小林武史プロデュースタイムで、アルバム『ライフ』の曲をやったほうが、まだ自然だし聴きたかった。「普通の日々」「暑中見舞─憂鬱な午後─」で、よかったのでは?ちょうどライフの頃も宮本はソロのような活動をしていたらしいので、違和感はこれほどまでに抱かなかったでしょう。バンドの演奏は素晴らしくてもそこに注入される、ボーカルの魂は正直何も感じなかった。

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終演1

エレファントカシマシのライブには「今日は一体、何がおこるんだろう」という期待感でワクワクドキドキしますけど、今後もソロコンサートが開催されるのであれば、おそらく“安心・安定”のコンサートが期待できます。

回を重ねるごとに何か進化があるのか?演出の変更はあっても進化には期待度は低いでしょう。なので、一度行けばいいかな…という結論に達しました。

但し、このソロ活動をエレファントカシマシにどう還元するのか?と考えた場合、やるのかどうかわかりませんが、彼らのライブには大きな進化が期待できます。というか、エレカシメンバーはそのくらいに、スキルアップと対応力が必要です!

宮本がメンバーを信頼して歌える演奏が求められるでしょう。私は安定してほしいなどこれっぽっちも思っていません。なぜなら宮本がエレカシに戻れば、その日の気分が炸裂するでしょうし、そこが魅力の一つであり、醍醐味のようなものですから。

ソロ活動は宮本浩次が描いた芸能人“歌手”の華やかな部分を、体験したかったのか?歌手としての力試しがしたかったのか?エレファントカシマシを立て直すための活動なのか?エレファントカシマシが解散せず残してあるのは、そういう意図があればこそと信じます。

今は「今だから」彼がやってみたかった「夢」のひとつを実現したということです。彼の人生に他人がとやかく言えません。

私は宮本浩次のソロ活動も“有り”だと思っていた方です。想像していたのとは違うけど(笑)なので、全く否定的ではありません。

ただ、エレカシファンはそこに、エレカシでの活動に還元した姿を期待してしまうのは、致し方のないことでしょう。

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終演2

冒頭で葛飾北斎の話を出しましたが、北斎もまた55歳から稀代のパフォーマーぶりを発揮し、72歳で『富嶽三十六景』を発表するまで、精力的に旅をして、画力に探求した創作をします。富士山が大好きで75歳で『富嶽百景』を刊行しています。

北斎は描写が得意で、人のアイデアを上手にパクるのも得意でした(笑)。本来、絵の才能に長けていましたが、世の中でヒットしたアイデアを自分の作品に落とし込んだ作品が多かったのです。

やっぱりなんとなく宮本浩次と重なりませんか?(笑)宮本は自分を“世界屈指”の歌手だと信じて疑っていません。北斎のように探求心と努力を失わなければ、名実ともに世界屈指になれるでしょう。

彼が72歳になるころに誰もが唸る“名作”を生みだすのかもしれません。そんな妄想劇場が私の頭の中では展開しています。

宮本浩次のBirthdayソロコンサート宮本浩次縦横無尽』は、大成功で終演しました。会場に来た人、配信で視聴した人、さまざまな感想や思いが見受けられましたが、そのどれもが各々の正解ですよね。

ただ、その全部は宮本浩次の本意ではないでしょう。だから、ファンとしては今後の活動は見守っていきたいし、多くの期待を寄せて行きます。

佐野元春「アニバーサリーツアー・ファイナル 'All Flowers In Time' 東京」

2011年06月19日東京国際フォーラム

東京国際フォーラム16:00開演…
いったいどんな素敵なパーティーが待っているんだろう…ワクワク度がハンパなかったです。

今回のFinal公演で配布された、佐野元春のAnniversary book!!

さすが、30周年です!そして、冒頭にはロッキンオン社長、渋谷陽一氏の「30周年に寄せて」とメッセージが載せてあった…。

氏のブログによると前日の18日に来ていたらしく、19日はエレカシのFinalに行っていたようだ…。

rockinon.com

さて、この会場にははじめて足を運びましたが、ものすごく広いのだけど、ステージまでの距離が遠く感じない…とても良くできた設計の会場でした。

私はFC枠でとったのであれば間違いなく、1Fの良席だったかもしれなかったのですが、一般のプレオーダーで予約し2F席、センターエリア前から3番目とステージをまんべんなく見る事のできる席…そして、ファン心理でいくとちょっと複雑な心境だけど、私の両サイドは空席で私がぽっかりと浮く感じw

これが開演と同時にヤバかった…私を完全に一人の世界に誘った…(笑)

ひとつ前の日記にも書いたけど、この日は本来であればエレファントカシマシのTour Finalに行ってるはずでした。

3.11の震災で3月13日の振替で行われると発表された時には、マジか…と少し肩を落としたが、そんなのすぐに払拭できた。

宮本浩次エレファントカシマシ)も佐野元春も私に大きな影響、刺激をくれるアーティストではあるけど、宮本は私とほぼ等身大的な人。

しかし“佐野元春”というアーティストは『別格』なのです。

恩師であり反面教師でもあり、兄の様であり恋人のようでもある。

開演…幕があがるとそこには豪華なシャンデリア、サテン風のカーテン。本当にパーティー会場へ来た!そんなセッティング…思わず「わぁ…」と声が出るほど…

HOBOKING BANDによる…1曲目

01. CHANGES

次の曲からすでに私は感極まっていた…ポロッポロ涙がこぼれる。

02. 君をさがしている(朝が来るまで) (album『Heart Beat』)
03. ハッピーマン (album『SOMEDAY』)
04. ガラスのジェネレーション (album『Heart Beat』)

そして、トゥナイト…LIVEではほとんど披露されていない…そんな、貴重な1曲が聴けたとあってまた泣く…

怒涛の『VISITORS』が続き…

05. トゥナイト (album『VISITORS』)
06. カム・シャイニング (album『VISITORS』)
07. コンプリケイション・シェイクダウン (album『VISITORS』)

そして…

 夢を見た 昨夜の事
 ブルーな夢
 But it's all right
 But it's all right
 電話して欲しい
 見知らぬ夜
 誰れかの声が聞きたい

 いつも本当に欲しいものが
 手に入れられない
 あいかわらず今夜も
 口ずさむのさ
 99 Blues

 今の国政を表現している…そんな気がする…っていうか、昔からこの国は「こうなんだ…まったく変わってない」と、絶望感を与える…

08. 99ブルース (album『Cafe Bohemia』)
09. 欲望 (album『The Circle』)


この曲がこの夜一番の収穫!私の元春との出会い曲「レインガール」が収録されていた『THE CIRCLE』の1曲目…ものすごい重厚感がある。

これってLIVEで表現できるのか?と、考えたくらい…しかし、そんな素人心配は無用…見事に再現されて…この曲の詞を抜粋しながら、ショートストーリーを考えていた。

 5月のSanta Cruzは仲間と昼間から酔い潰れていた
 街の喧騒を忘れ 君を想いながら佇んだ
 人々は憎しみあい痛みさえも感じていなかった
 ふと、アナタの幸せを願うよりいっそショットガンで
 アナタを打ち抜いてしまいたい…そんな妄想が私を支配した

 病んでいる

 私の陽気なJesus Christはそれでも祷り続ける
 雨に打たれながら歌う“生きぬいていこう”と…
 私は欲望だけがふくれあがり絶望を感じながら
 ありふれた言葉を何度も何度も繰り返す…
 「愛してる」
 アナタがほしい アナタがほしい

 君に話しかける
 「これからどこへゆこう?」
 誰も答えられない
 「これから何をしよう?」
 誰にも見えない

 アナタがほしい


偶然18日のエレカシのライブで「どこへ?」が披露されたが、いったいどこへ向かって行けばいいのか…わからぬまま歩いている。

大きな「欲望」を抱えて、行進している…表現はちがえど、こうした感情は皆、同じに持っていて強く感じる“時”もリンクするのだなってつくづく思うのです。


10. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 (album『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』)

セルフカバーされた『月と専制君主』から…

11. ジュジュ (album『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』)
12. 月と専制君主 (album『Cafe Bohemia』)
13. レインガール (album『The Circle』)

レインガールでは涙腺が崩壊…とめどなく溢れて止まらない…album『The Circle』のポップな表現とは違って、『月と専制君主』のversionはとにかく優しく、柔らかい語りかけの曲調…それが更に心に沁み渡らせる…。

14. SPIDER CODE
15. ヤングブラッズ (album『Cafe Bohemia』)
16. 観覧車の夜 (album『THE SUN』)
17. 君を連れてゆく (album『The Circle』)

先日の元春セッションで、ロックンロールナイトの最後のピアノソロを弾いた。某女史の緊張感が甦るww

この夜はもちろん、Dr.kyonだったから何もそんなに緊張しなくてもいいのだけど(笑)なんとなく嫌な汗をかいた(爆)

こう感じたのが私だけでなかったのは、言うまでもない。すごく、ロマンチックで私も元春と一緒に絶叫しましたわ…

18. ロックンロール・ナイト (album『SOMEDAY』)
19. 約束の橋 (album『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』)
20. ヤング・フォーエバー (album『The Barn』)
21. ニュー・エイジ (album『VISITORS』)
22. 新しい航海 (album『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』)

どんなに良い曲であっても誰かが見つけ出してくれなきゃそれは、なんの意味ももたない!

この曲は半年くらいかけてやっとできた曲。どうしてもサビの部分に入る言葉が決まらず…アルバム『Heart Beat』に収録予定だったが間に合わず、シングルカットされました。

この曲は僕が作った曲であるけど、沢山の人に歌われ演奏されて…いつしか僕の手から離れて、「みんなの曲」になった…(大拍手)

あ、でもちょっと待って!違う!でもやっぱりこの曲は僕の曲だよ!

 (場内笑)
みんな一緒に歌ってくれるかい?一緒に歌おう。
(大拍手)

23. サムデイ (album『SOMEDAY』)

そして、LIVE鉄板SONG…元春のスライディングプレイは健在だっ!

24. 悲しきレイディオ (album『Heart Beat』)


「愛することさえ分け合えば」
I Love You・・・You Love Me I Love You・・・You Love Me

30周年だから何か気の効いたことを話そうと思うんだけど、まともな事を話そうとすると、おかしなことを言いそうなのでメモをしてきた。

(場内笑)と、おもむろに…メモをとりだした。

そのメッセージはまるでspoken wordsするように…詩的な言葉でファン、これまで携わってきたミュージシャン、スタッフへの感謝が綴られていた…最後にこのTourFinalのスタッフ全員の名前を紹介した。

--encore--
25. アンジェリーナ (album『Back To The Street』)


歌唱方法は変わったし、一時期声が出しにくい?と思わせた事もあったけど、この日は、今の佐野元春の全てが出ていた素晴らしいステージでした。

何もかもが恰好良くて、おしゃれで知的でお茶目で…もう、メロメロです(笑)良いコンサートだから訳もなく涙が出る…それもあるでしょうが、私は違っていて…やはり、この佐野元春のコンサートは私の心の「琴線」に触れたのです…。

間違いなく…だからこそ涙がとめどなく溢れ…笑顔も溢れ喜びに満ちたのだと思います。

今、再び佐野元春という素晴らしいアーティストに『最敬礼』します。

伊藤銀次さんがブログに書いていました。
涙なくして読めない内容です…

ameblo.jp

~~~~~~~~~~~~~

終演後…

元春コミュの仲間が「FanMEETING」と称した打ち上げを企画した。

当日、参加表明の人を数名含めると74名?程の元春ファンが大集結した。各々が元春の思い出や好きな曲、アルバムの話などに花を咲かせていた。

家族や親子で参加してくれた人も…そして、世代を超えて若いファンも!なんて、素敵な時間。

初めての人もそうでない人も…ここに集まった人にやな奴なんて一人もいないぜ!そう誇らしく言えるのが嬉しい。

あっという間の2時間強のFan Meeting…
お疲れさまは言わない。
御苦労さまとも言いません。
皆さんに、たった一つ言えるのは最大の感謝

「そこにいてくれてありがとう!」

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佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA「ヤァ!40年目の武道館」

2021年1月3日、お年玉が届いた!

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佐野元春、デビュー40周年を迎えた一度きりの歴史的コンサートを開催!!」

「デビュー40周年を迎えた一度きりの歴史的コンサートを開催。ふさぎこんだ魂、飛翔する準備を。コロナ禍を超えて」

2021年の幕開けと共にオフィシャルから、お年玉が届いた!正月早々、コンビニに行って新聞を買ってきて、独りで感慨にふける…。

2020年に開催される予定だった、40周年の企画が全て無くなった。私にとって佐野元春の周年LIVEは20年、30年、40年Anniversaryで武道館は20周年のLIVE以来です。

2020年の暮れに元春は意を決して「SAVE IT FOR SUNNY DAY」と銘打った、佐野元春&THE COYOTE BAND TOUR 2020を決行しました。

このツアーは40周年のファイナルとして予定していた、この武道館と城ホールでのライブを行うのが可能なのかどうか、イメージを掴むための予行練習だったのかもしれない。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

疲弊し元気をうしないかけた私たちを励ますように、元春もいつまで我慢したらLIVEができるのか?“NO!!”は出ていない。政府のガイドラインを遵守してやってみればいいじゃないか!?

 たぶん、元春自身もしびれを切らしたんだと思う(笑)私達、ファンのことを信頼し趣旨を理解してくれるだろうと・・・。

但しこれは正式発表ではなく、いつまた中止を余儀なくされるかわからない、そんな告知でした。

“守って”、“祈って”
準備ができたら知らせてほしい
門は開けっぱなしにしておくよ
一緒に過ごそう

やばーーーーい!!泣ける!!つか、泣いてる。

と、私はつぶやいてた。

開催が正式に決定されるまで、これまた悲喜こもごもいろいろあった・・・。チケットのエントリーから当選発表・・・エントリーすらできない立場の人から、悲痛な声もあがった。

それぞれの立場や環境でみんなが我慢したり、制約された中で暮らしている。 おそらく快く思わない人も出るだろう・・・そんな予想はしていたけど、自分の中では誰からも褒められず労われることもない、小さな世界での努力が踏みにじられた気持ちになった。

「私だって努力し我慢してきたんだ!」っていう気持ちと、このLIVEには医療従事者への“支援チャリティー”が含まれているんだと、いう意識・・・に冷や水を浴びせられた気分だった。

黙って見えないところで喜び、はしゃいでいればそれでいいのか?私はそれは違うと思った。上辺で同情や共感をしたところで、楽しむときには忘れるんだろう?

そんな優しさになんの意味があるのだろう。それよりもみんなよく我慢してきたね!って喜び合うひとときにしてもいいじゃないかって・・・コロナとの戦いが終わったわけではないのだから・・・。

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SNSでは50日間、有志によって佐野元春の40周年を精一杯に祝って、工夫を凝らして盛り上げようとイベントが行われた。本当に暖かく素敵な試みだった。

2021年3月13日 佐野元春生誕65周年

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あいにくの雨・・・というレベルではなく、春の嵐となったこの日💦

15:00頃、地元では小雨で晴れ間も見えたので、“やった!”と心の中で思ったのもつかの間、九段下に到着したら大荒れに荒れて、ビニール傘は無残にも壊れてしまいました😢

記念Tシャツの引き換えの列は長蛇となり、最後尾もよくわからない感じになっていて、なかなか厳しい試練のLIVE日和でした(笑)

振り返れば30周年記念ライブは東日本大震災直後で、会場となる東京国際フォーラムが避難所にもなった。ライブは延期・・・延期といっても本当にできるのか?そんな危惧があった。3カ月後の6月に無事開催でき、号泣したことを覚えている。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

まさか、40周年にこのような事態が起きようとは・・・たかがライブと言う人、また落ち着いたらいつでも行けるという人、本当にそうだろうか?

私は30周年の時から生きていればこそ行ける。そう思って優先順位はあるけど「行こう!」と決めたものは参戦してきた。それが私の生きる証なのです(大袈裟w)。

 

さて、公演前にSNSでは“1曲目”は何?という予想イベントもありました。

という結果でしたが…見事にその予想を裏切る(←喜んでる♪)、この曲を選んだ人もいなかったという曲でした(笑)

ちなみに私は「エンタテイメント!」を推していたのですが、これはコロナ禍で発表された代表曲ですから、重要な作品の一つに違いないですね。

で、実際は以下の通りでした。「ジュジュ」!

アップテンポで明るい曲だけど、歌詞はなかなか悲哀がこもっている。最近、私はこの曲の誕生秘話をテレビ番組のインタビューで知った。

ジュジュは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」の、レコーディングスタッフの奥さんの名前で、彼女が火事で落ち込んでる様子を描いたと・・・、それでもそんな“君”に会いたいって歌う・・・。

落ち込んでる私たちに、何かを届けるためのLIVEなのか!?落ち込んでLIVEに来れなかった人たちへのメッセージなのか?いろいろと深読みできます(笑)

 

【セットリスト】

  1. ジュジュ
  2. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
  3. 新しい航海
  4. レインガール
  5. ダウンタウン・ボーイ
  6. レインボー・イン・マイ・ソウル
  7. ハートビート(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド
  8. ワイルド・ハーツ
  9. 愛が分母
  10. 合言葉~SAVE IT A SUNNY DAY~
  11. ヤァ!ソウルボーイ
  12. ロックンロール・ナイト
  13. ヤング・フォーエバ
  14. 朽ちたスズラン
  15. 禅ビート
  16. ポーラスタア
  17. バイ・ザ・シー
  18. 東京スカイライン
  19. La Vita è Bella
  20. エンタテイメント
  21. 純恋(すみれ)
  22. 誰かの神
  23. 空港待合室
  24. 優しい闇
  25. ニュー・エイジ
  26. 悲しきレイディオ
  27. SOMEDAY
  28. アンジェリーナ

 アンコール.約束の橋

 

ハートランド時代と現コヨーテバンドからバランスよく選曲され、活動期間の短かったホーボーキングバンドから2曲ですね。ホボキンは今でも活きてるバンドだし、また別枠扱いなんだろうなぁ。

もっと、感傷的になって泣くかと思ったけど、「流す涙もなくなった」って感じ?(笑)感傷的なんてこれっぽちもなくて、逆に“楽しい!!”そんな気持ちでずっと踊ってた♪

それでも私の周りは男性率高くて、初期曲では数人の男性が涙を拭っていて、私はもらい泣きです😢とてもいいライブでした。

私ここ1年で足を痛めてしまい、痛いけど途中で何回か5センチ位ジャンプしちゃった(笑)そのくらいに終始楽しいライブでした。

今回も一緒に歌を歌ったり、コール&レスポンスはできなかったけど、空気感はずっと騒がしかった(笑)幻聴?心の歓声がずっと聞こえていました。鳴り止まぬ拍手と手拍子にあわせて、心の中の言霊が会場の中を弾け飛んでる感じです。

ものすごく不思議な感覚でした。昨年、暮れのLIVEで感じたことが武道館サイズになると、音響機器にも不具合起こすのか?(ハウリングがたびたび起きたw)

アンコール曲が終わると同時に、背景に「Happy Birthday Moto, We Love You」のメッセージが、中国語、韓国語、日本語、英語で表示されました。

元春は気がついていない・・・お客さん心の中で「元春!誕生日おめでとう!」と叫んでいたはず!もどかしい・・・もどかしすぎた(笑)

しばらくして元春も気がついて、場内から大拍手が沸き起こる!感動的な瞬間でした。

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バトンは4月4日に大阪城ホールで行われる、グランドフィナーレの「ヤァ!40年目の城ホール」へとつなげられた。

それは「約束の橋」であり「レインボー・イン・マイ・ソウル」でした!

開演と同時刻、東京の嵐はおさまり奇麗なダブルレインボーが出ていたと、一般のニュースで流れ、留守番組の元春ファン内で大盛り上がりが起きていました。

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素晴らしい奇跡であり、大阪へのバトンタッチができました。本来の私なら大阪のチケットもエントリーして、駆けつけたところですがここは理性的な判断で、東京から向かうことは控えました。

「開催までいろいろとあったけれど今は大阪でいつもどおり良いコンサートをやるんだと心に決めています。100%正解のない中、自分なりに、ある光を照らすようなコンサートにしたいと思っています」。

オフィシャルFace Bookより引用

大阪公演が終わって2週間後、LIVE参戦者から感染者が出ないことを祈り、全てが大成功で終わった時にブログをあげようと思いましたが……現状、大阪の感染者数が増えてきて、不安な気持ちになっています。

「大丈夫!」という気持ちを込めて…そして、佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA の皆さん、関係スタッフの皆さん、心からありがとうございました!私はあなた方の放った光りをちゃんと受け止めました。

また、どこかの会場で会える日まで!再び私なりの努力で生き抜きます♪


www.youtube.com

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なかにし礼 さんを偲んで

現代の音楽社会は“世界戦争”「佐野元春 THE SONG WRITERS seasonⅣ」

中村一義
星野源
大木伸夫(ACIDMAN)
山崎まさよし

と、世代もキャリアも近い感じのアーティストが続いたが、5回目のゲストはライターとしては重鎮の“なかにし礼”さんがゲストだった。

これは何か意図してのことだったのか?

再放送も含めて、seasonⅠ~seasonⅣまで見れるものは見てきた。特にseasonⅢは欠かさずに見た。3・11の後だったので『言葉』の持つ意味と癒しを見つけたかったのかもしれない。

さて、今回のseasonⅣはこれまでとは少し違って感じた。はっきり言って前回までは多少、華のあるアーティストが揃っていた気がする。

今回はもちろん優秀なアーティストではあるけど、“山崎まさよし”以外は知る人ぞ知る・・・そんなメンバーだったような気がするのです。

でも、共通して言えるのは割と現代の若い人たちの日常に近い感覚であって、メッセージ性を押し付けるというよりは、より「普通」に近い感覚で共有出来る作品を作っている人たちでは?そんなことを思った。


その中において、なかにし礼さん・・・聴講生の中にこの人を知っている人が何人いただろう?

名前を知っていたり、作詞家だってことくらいは私も知っている。たぶん、聴講生も講義を受けるにあたり同じような情報くらいしか持ち得なかっただろう。

私はこの番組が人気アーティスト目当てにくる若者になるつつある?もし、そうなら純粋にクリエイティブライターを目指す若者にとって、有意義な『講義』であることが必要であると、元春が軌道修正したシーズンだったのではないか?そんなことを感じた。

何故そう思ったのかと言うと、我が息子(長男)を山崎まさよしの回に行かせたくて応募した気持ちには、多少なりともミーハーな下心があったからだ。もちろん長男には、“言葉”と“感性”ということへの興味と向上を願ってもいたけれどね。

ただ、そこへ来ていた大半の学生は「“クリエイティブライター”を目指している人ではない」と、いう現実があったんだろう・・・と、推察できたのです。

元春はこの番組に誇りを持っていたし、『詩』の持つ言葉に力が失われつつある現代に危機感も抱いていた。

そのために『詩』に力を呼び戻す・・・その意味を継承するために始めた番組だろう。でも、番組自体に何らかの疑問を抱いたのではないだろうか?

だからこそ、なかにし礼さんをゲストに招き、最終回では佐野元春本人がソングライティングについて、教鞭を取ったのだと思う・・・。

少なからずそこに集った学生は『詩』、『言葉』について探求したいという思いが強い人たちでは?と、賭けたのかもしれないと・・・。

なかにし氏は、もしここに集っている人が作詞家を目指しているのなら、相当な『覚悟』が必要だと語った。そして、現代の作詞家に必要な要素は・・・

99%の“作家魂”と1%の“ひらめき” 

1960年代~80年代のヒットメーカーと呼ばれてきた作家は、99%の“技術(テクニック)”(訓練して築かれるもの)と1%の“ひらめき”でよかった・・・と言う。

それは街中に流れる曲(テレビやラジオ)を偶然に聴いて、「いいな」と思ったらレコード屋へ行き買う。というアクションを起こさせた。

たぶん、時代が言葉とメロディーを欲していた・・・と、いうこともあるし、音楽というものがまだ特別な文化で、大衆の心をがっつり掴む時代だったから、数百万枚というセールスも出せたのだろう。

しかし、それでも作家としての「技量(テクニック)とひらめき」がないと売れる曲は作れない。そんな時代だったのだと思う。

なかにし氏は満州終戦を迎え、命からがら両親に連れられ帰国。帰国してからも日本人でありながら差別のような仕打ちを受けたりする・・・しかし、なかにし氏は腐ることはなくむしろ、他の人が体験できなかったことを体験した。

という誇りでその後の人生、作家としての人生もおくっている。お金がなかったので、シャンソンの訳詞(バイト)をしながら大学(立教大学)を卒業した。

バイトも一所懸命だったけど勉強も頑張ったという。(なかにし氏だけではなくこの時代は苦学生が多かったと思う。)シャンソンの訳詞をすることは、詞が訴え掛ける思いを忠実に理解する必要があったから、表現力などはそこから学ぶことができたと、話していた。

人生のしかもクリエイティブライターの大先輩が、このような話をしてくださっても多分、学生にはあまりピンとこない話だったかもしれない。しかし、なかにし氏は最後にこう話した。

YouTubeを開けば、百花繚乱にいろんな音楽が溢れている。ガガもいればマリア・カラスもいるし素人もいる。

一瞬にしていろんなジャンルの音楽があって気に入ればそれをチョイスし“ピッ”と、ダウンロードして聴けてしまう。

つまりは、国内で自分の曲が売れる売れないを考えて作っている世界ではなくなっている。そんな中(たくさんの音楽があふれる中)で『買う(ダウンロードクリック)』させるアクション(行為)をさせることは、並大抵のことではない大変なことなんだ。

佐野元春という人はそんな中で闘って戦い抜いて今ここにいるんだ。これはすごい事なんだ。」

こう話した。そして、

「文学的な詩と新しい音楽を取り入れながら、今も世界と戦っている。だから、尊敬しているんだ。」とも

ヒット曲を何曲も出している重鎮に、ここまで称えられるということは、相当すごいことだと思う。元春もかなり感激した様子であったけど、私も佐野元春のファンでとても誇りに思う。

なかにし氏は最後に学生に『本気で作家を目指すなら』かなりの覚悟をもって挑みなさい。と、いうニュアンスのことを伝えました。

これから(今)の歌は“世界戦争”世界を相手にしているという自覚が必要だということなのでしょう。この戦いに必須なのは

99%の“作家魂” と 1%の“ひらめき”

人生とはどう自己表現するか?死ぬまで自分探しの旅である。そこを肝に銘じて・・・と締めくくり、自分の孫ほどであろう聴講生に

「ご清聴ありがとう」と、頭をさげて帰られた・・・。

やっぱ、苦労して特化した世界で地位を築いた人には、【品格】があるし説得力もある。

佐野元春の曲に『ザ・サークル』という曲がある。

さがしていた自由はもうないのさ
本当の真実はもうないのさ
もう僕は見つけに行かない
もう僕は探しに行かない
時間のムダだと気づいたのさ

今までのようには悲しまない
今までのようには叫ばない
今までのようには踊らない
今までのようには迷わない
今までのようにはあせったりしない
今までのようにはドジったりしない
今までのようにはふり向かない
今までのようには雨に打たれない

さがしていた自由はもうないのさ
本当の真実はもうないのさ
もう僕は見つけに行かない
もう僕は探しに行かない
時間のムダだと気づいたのさ

今までのようには争わない
今までのようには暴れたりしない
今までのようには地図にたよらない
今までのようにはカギを使わない
今までのようには隠れたりしない
今までのようには逃げ回らない
今までのようには壁を叩かない
今までのようには傷つかない

君を愛してゆく
今までのように君を愛してゆく
今までのように君を愛してゆく...
Like the way I used to be

少しだけやり方を変えてみるのさ

引用:「ザ・サークル」words & music 佐野元春

最後の 「少しだけやり方を変えてみるのさ」

佐野元春は繰り返し繰り返し、時代にあった言葉と音楽を探しソングライティングをしてきた。(このことは最終回の『佐野元春特別講義』でも語っている。)

私は改めてそれを理解し佐野元春の偉大さを再確認した。


ザ・サークル

2011年 COUNTDOWN JAPAN 11/12

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この年のメインイベントである!思えば2009年から3年連続となる、
COUNTDOWN JAPAN 11/12 に行って参りましたよぉ~~~。

2010年のCOUNTDOWN参戦の経験を活かして(笑)
2011年も同じ手法で鼻っから作戦を練り練り(笑)

今年は長男を引き連れて!長男は2010年のROCKS TOKYO以来のフェスで、どんなシステムなのかもようわからん状態でしたが、タイムテーブルを見せると…。俄然、回る気満々で意気込んでたのが、あぁ血は争えん…と、感じたよ(笑)

2010年も快晴でしたが、2011年も快晴の大晦日晴れこの縦看板?を観るとまた、キターーー!!って興奮しますねw

開場と同時くらいに入場しました。リストバンドを交換し…このゲートをくぐりぬける…。

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CDJF1112

クロークに荷物を預け、この日一発目のアーティスト“グループ魂”を聴きにEARTH STAGEへ…と、その前にMちゃんと合流しました!

 EARTH STAGE 15:15 グループ魂 ※次の怒髪天があるので後ろで鑑賞途中退場

なんですかねぇ?この集団はっ!(笑)
聴いてみたくて仕方なかったバンドでやっと念願かなった!
マジでわぁ…公共の電波にはのせられんのじゃ?的な、MC港カヲル氏の下ネタ連発あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)開演前の渋谷社長の前説で「日本一の前説バンド」と紹介されておりましたが、その理由がのっけから炸裂!

阿部サダヲちゃん、クドカンちゃん見てくれはカッコイイのに曲の内容がヤバすぎ危なすぎ!でも、やっぱこの人達は天才やなぁ…って思った。サラリと歌ってのけちゃうんだから!!

 GALAXY STAGE 16:10 怒髪天

前から4列目くらいをキープで聴けました!

「WORK TO EAT SING TO LIVE」とロゴの入った真っ赤なシャツで登場!増子兄ぃ!いつも通り櫛で髪をひとなでふたなでし会場へポーンと投げる!

「よく来たあ!」と第一声から“北風に吠えろ!”“キタカラキタオトコ”“労働CALLING”と、怒涛のシャウト続き!

「よくもまあこの野郎、こんなに集まりやがって!」とか、愛ある毒もかましww
「今年は本当にいろんなことあった!さよなら2011年! いや『二度と来るな2011年』だ!」

とか、増子節が炸裂でもう泣きそうだったよ!イチイチかっこいい兄ぃだった!
“オトナノススメ”“ニッポン ラブ ファイターズ”“喰うために働いて 生きるために唄え”
と、たたみかけて、

「来年も、生きて、生きて、生きて、また会おうぜ! ありがとう!」

そう言って去っていきました…。もう、最後の最後まで惜しむかのように手を振ってくれる兄ぃが、たまらなく好きだーーー!

なんといってもオーディエンスとの掛け合い、拳、お手振り(笑)一体感がたまらなく良いんだよね!

 GALAXY STAGE 17:20 佐野元春

セトリは…

“星の下 路の上”
“Us”
“愛のシステム”
“驚くに値しない”
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日”
“約束の橋”
“太陽”
“アンジェリーナ”~メドレー…call&response

 「愛のシステム」とか!「驚くに値しない」とか!「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」とか!
わぁ!わぁ!何何ぃ~~~嬉しすぎる選曲♪FESで聴くことなんてそうそう無いでしょ?結構、元春も実験的な挑戦?そんな気がしましたなぁ…。

迷うことなく最前列で拝聴しましたとも!最近の元春のファッションはものすごく洗練されて、ドレッシーでステキ♪この日もセンスの良いスーツ姿で登場♪

会場から「元春、カッコイイ!」と、男性の声が(笑)いやはや、本当にカッコよかったんですけどね。

聴きなれた曲もCOYOTE BAND仕様にアレンジされ、まったく新しい雰囲気。元春の歌声は時折、苦しげな場面もあったけれども…それを包み込む、オーディエンスのクラップと歌声が優しくて、感動的でございました。

時々、会場をジッと見つめるように目を見開いたり…元春自身の大人な柔らかい空気感が一層会場を良い雰囲気にしてましたね。

アンジェリーナからメドレーに転調する時

「ロックンロールが世界を変えてくれると教えてくれたのは、サンボマスターだった。」と、ちょっぴり笑いをとったり、call&responseの掛け合いも「もっと景気良くいこう!」と、言いながら

“I LOVE YOU ! YOU LOVE ME !"

いつもながらの一体感も味わえました。

  =休憩(夕食・温存タイム)=

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 EARTH STAGE 19:15 吉井和哉

リクライニングシートエリアのシートで横になりながら、すぐ隣のEARTH STAGEから聴こえてくる吉井さんの生歌聴いて…しばし仮眠をとりました。でも、歌に集中しちゃって眠れなかったけどww

  =休憩(温存タイム)=

 EARTH STAGE 22:00 岡村靖幸

リアルタイム…名前は知っていましたが、曲はほとんど知りません。何やら不祥事でこの世界から姿を消していたことも…知ってるような知らないような…。

でも、彼が音楽活動に復帰したニュースが流れると、友人の何人かが嬉しさと不安をない混ぜた、そんな反応をして、いったいどんなアーティストなんだろう?と、YOU TUBEを見たり音楽チャンネルでたまたまトークを見て、少し興味をもって聴きに行きました。

いきなり私世代…1980年代生まれの30代位の子たちにはたまらんでしょう!エレクトロニックサウンド

私は「あぁ、こういう事か…」となんとなく認知しました(笑)

岡村靖幸登場!29日のDJイベントでも彼の曲がかかり、レコードジャケットを見たのですが、その頃にくらべるとちょっとふくよかに?光沢感のあるグレーのスーツに黒ぶちの眼鏡…(実際は黒のスーツだったらしい)

元春も同じようなスタイルで歌っていた時期ありましたが、そんな出で立ちで登場。
集まったオーディエンスにどことなく挑発的な視線を投げたり、MCもほとんどないノンストップなパフォーマンスが圧巻でした。

バンドもホーンセクションが入って豪華な雰囲気だったが、何よりも彼が披露するキレッキレのステップダンスが妙に懐かしく、かき鳴らすギター、歌声に彼のカリスマ性を垣間見た気がしました。

 EARTH STAGE 23:25 Dragon Ash

結構、前の方だったんですけどオーディエンスの男率の高さに?ほとんどKJの姿も見えず、ダンサーたちも全員は見えず…でも、すごくよかったのはベースのIKÜZÖNEさんを間近で見れたこと!凄く妖艶であの独特な演奏が見れてすごく嬉しかったなぁ。

で、なんとDragon AshCOUNTDOWN JAPANは初出演だったらしい…なのにこの日、
2012年の幕開けをするCOUNTDOWNの任を命ぜられた、Doragon Ash!!

私も実はエレカシ目当てで行ったフェスに、何度もDoragon Ashが一緒に出てる日があったにも関わらず、ライブで聴くのは初めてで(笑)正直ワクワクしていたし、でもかなりビビってもいました…。

モッシュは当然すごいでしょうし、ダイブ禁止…っつうても…なんでもアリでしょ?的なノリですから(笑)

スタートの祝砲と共に眠気がぶっ飛ぶ(笑)左エリアの柵をしっかりつかんで、大波に持って行かれんよう必死でしたw

KJが「跳べ!」と叫べば場内は大揺れにジャンプ!踊る!前に日記にも書いたけど、彼らのオーディエンスを牽引する力や、オーディエンスが彼らを求心する気持ちの強さはハンパがない。

KJが話した印象的だったMCに
「俺らは好き勝手にこんな事してるだけだけど、ここにきてる奴らは普段、すごく嫌な思いもしながら働いてその金払ってきてるんだろ?すげぇ…ありがたいよな…」

っていうのと

「超可愛い嫁さんもらって、愛しい息子を授かって…俺、今が一番幸せで、あんな酷い事(震災)があったあとに言うべきことではないけど…その位に幸せで、今死んでも幸せなまま行けるんだって思える」

こんなようなこと言ってまして…私も似たような感覚で…まぁ、見てくれはカッコイイ旦那をゲットしたとは言えないけど(笑)

でも、人として社会人としては誰も裏切らない人で尊敬してると思える人。可愛い息子二人を授かって、今はこうして自由に動けて…一番幸せな時だ。

そんな風に思えるんですよね…。だから、KJの言ったこともよくわかった。

知ってる曲のひとつ“百合の咲く場所で”が披露され、歌いきるとバスドラの音が…モニターを見るとCOUNTDOWNが始まっていた!

会場が一体になって「5・4・3・2・1」!!ニューイヤーのテープが発射され、一気に会場が盛り上がる!そして、

「間違いねえよ。今、2012年、一番盛り上がってるのはここだと思うよ。俺らにできるのはロックンロールしかないから、やります」と、

ROCK BAND”“Fantasista”と、締めくくった!炎が噴きあがったり、ジャンプするたびに誰かのペットボトルの水が降ってきたり、とにかく凄い空間を体験しちまいました!

 EARTH STAGE 25:00 エレファントカシマシ

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いよいよ、グランドフィナーレ…大トリ。

私達はジリジリと前進していてとうとう左エリア(成ちゃん側)の最前列をゲットしましたぜ!

EARTH STAGEは若干、高い位置なのでしかもカメラのレーンが引かれている分、遠く感じます。

そのカメラ隊のスタッフの一人(アシスタント)の若い子が、どことなく黒ぶち眼鏡をかけた時のミヤジに雰囲気が似ていて、待っている間その子をジッと見てしまった(笑)セトリは

“今宵の月のように”
“新しい季節へ君と”
“悲しみの果て”
“ワインディングロード”
“俺たちの明日”
“東京からまんまで宇宙”
“パワー・イン・ザ・ワールド”
“so many people”
“ガストロンジャー”
“朝”
“悪魔メフィスト
“生命賛歌”
アンコール
“笑顔の未来へ”

2011年は終わった…もう2012年なんだ!っていうイメージを浮かべた。今宵の~東京からまんまで、までは新春らしさが感じられる選曲。

でも、歌っている宮本はかなり攻撃的だった。歌全体が荒々しい感じがした。過去の事は過去、未来永劫何があるかわからない。いろんな事がある…その繰り返しだ!とでも言うかのように。

“俺たちの明日”の時は、カメラマンの乗った台車?を引っ張ったり、押したりするアシスタントやカメラコードを伸ばしたり、集めたりするミヤジ風味のアシスタントくんが、ものすごく健気に見えちゃって、ここにも頑張って夢に向かってる若者がいる!その事になんだか感動してたりしました…(笑)

いや、ホントマジで…ミヤジはこの日、あまり縦横無尽に動くってのはありませんでした。でも、私らの方に向かって2度もお尻ペンペンをかましました!(笑)

1度目は“so many people”の時だったかなぁ?(笑)

“パワー・イン・ザ・ワールド”の時は石くんを私らの方へ引きずり出し、「石くん、がんばれ!」と声をかけてました…。

石くん何かあったのでしょうか?思わず私も石くんに「石くん!頑張れ!」って叫んでました。いやぁ…GG11のときも石くん私らの方へ引っ張りだされましたが、あの時よりもこの日のほうが、石くんの顔が非常に引き締まっていて、ギタープレイも冴えていたように感じましたね…。

なんていうか、正直言って…下手したら昼海さんに頼りきって、日陰の身になりかねない…そんな心配をしていたので、そろそろ、昼海さん抜きでやっぱ“エレファントカシマシS”じゃなくて、エレファントカシマシのギタリスト「石森」でやってほしいな…って、あらためて思いましたね…。

アンコールで出てきた時、ミヤジはSTAGEの端から端を走ったのですが、私らの目の前を走りぬけるとき、私は思わず「ミヤジ!がんばれ!」と叫んでました。

あれは絶対に聴こえたはず、顔がちょっとニヤけてました(笑)

で、アンコール歌い終わって引ける時に2度目のお尻ペンペン…ヌーーーーー…なんか、挑発的な意味を感じてしまうんだけど!と、勝手に思わせておいてください(笑)

去年のCOUNTDOWNの時と比べて、この日の会場はそんなにひしめきあう感じもなくて、何となく余裕すら感じましたが、それなりに会場は盛り上がってました。

私だけが感じていたことでしょうが、宮本自身のテンションがなんとなく、いつものフェスの時とは違って感じたのよね…。

ご機嫌ってわけではない。かといって、不機嫌って感じでもない。グァァーーっと襲い来る感じはあれど、無機質な空気も感じた。なんだったんだろうなぁ…あの感覚。だから「ミヤジ、がんばれ!」って叫んじゃったのかな(笑)まぁ、気のせいにすぎませんけどね。

全ての行程が終了し…EARTH STAGEを出る…。

長男は途中からフラワーズユニオン→中川翔子に行ってて、エレカシは後方で鑑賞してました。息子と地球の下で落ち合い…帰り支度の為にクロークへ…でも、COUNTDOWN JAPANの夜はまだまだ続くわけで、荷物はまだまだいっぱい残っていましたね。

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