また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

エレファントカシマシ アリーナツアー「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」

3月11日(土)神奈川・横浜アリーナ公演

横浜アリーナ 20230311

エレファントカシマシ、通称エレカシがデビュー35年を迎えました。

エレカシがデビュー30周年で47都道府県ツアーをして、さいたまスーパーアリーナでFinalを行ったのが2018年3月でしたので、ほんとあれから5年経っていたんだと実感。

そして、アルバム『Wake Up !』の発売、野音、レコ発Tourときて、秋に椎名林檎さんと東京スカパラダイスオーケストラから、fateされての楽曲参加があり、「おや?ソロ?」と思っていたら、暮れに“ソロプロジェクト”が発表され・・・エレカシ界隈はざわつきました。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

4年ばかりエレファントカシマシとしての活動はほゞなくなり、このブログも『ほゞエレカシ』縛りでやっていたのですが、ブログ名を変え、他の好きなアーティストのことも記録する物としてきました。

しかし、あの忌まわしい新型コロナがすぐさま、私の推し活を阻みました…。アーティストが活動できなくなり、推しのいる人皆がLIVEに行かれなくなって…“生きる糧”のような存在と行動がなくなり、ブログの更新もほとんどしなくなっていました。

ソロ宮本浩次としてもコロナでだいぶ方向転換させられたのかもしれませんが、私自身は宮本のソロにあまり心を動かされていなかったので、この辺はいい塩梅だったかも(笑)

音楽は即効性のあるエナジードリンクのようだと思っているのですが、自分の年齢も重なりますが、いろいろ一気に加速してクールダウンしました。

あたりまえだと思っていたことが、こうして制限されてしまい、あたりまえじゃなくなったので、行動制限が無くなった今もまだ、どこか警戒している自分がいますし、正直「やったー!!」とハチャメチャ喜んでいるわけでもない。

それでもですね、エレファントカシマシが35周年の記念ライブをアリーナツアーで行うと知った時は・・・「大丈夫か…?」と思いました(笑)いやいや、すごく嬉しかったですし、行くことは決めてました。

やっと、エレファントカシマシのメンバーのパフォーマンスが観れるのか!うぉぉぉーーー!!とはなりましたが、「でも、大丈夫?」っていう(笑)

単純に宮本がソロで掴んだ自信が、エレカシの35周年記念の企画に反映したんだと思う。そして、各会場が歓喜と感動に溢れた熱いLIVEだった。

私は初日の神奈川・横浜アリーナ(3/11)と東京・有明アリーナ3日目(3/21)に行きました。

去年、野音に行っているのでエレファントカシマシのLIVEは、半年ぶりではあるんですけど、大きな会場で多くのファンに祝福される彼ら・・・“THE 凱旋!”みたいな風格がありました。

横浜アリーナは1人で行きました。初日なのでドキドキするかと思いつつ、なんかそういう感じもしなくなってました(笑)

なんでなんだろうなぁ、冷めてるわけじゃなくソロから、スムーズにスライドしてきたなという、まだ、熱いうちに行われるLIVEだし、武者修行から戻った宮本に対し、なんの心配もなく、今まで以上の何かを聴ける予感しかなかったからかもしれない…ある種の予想ができていたからなんだと思う。

ところが登場で…「わっ!白いフード付きコート!」ってちょっとちょっと!ってなり、なによカッコイイじゃないって思った(笑)

3月21日(火・祝)東京・有明アリーナ公演

有明アリーナ 20230321

有明アリーナは2人の息子と一緒に行きました。2人とも白いフードのコート着て出てきた宮本に「え?どうした?」ってなったらしい(笑)

エレカシのライブも久しぶりですが、親子3人で行くのも埼玉スーパーアリーナ以来でした。次男はまだ、身長も私より少し高いくらいだったのに、5年で随分伸びました。

次男に関しては席が遠くて見えないっていうのはあったけど、人の頭で見えないというのは解消されたようです。こんなところにも時の長さを感じます(笑)

私は身長も縮む一方ですよ(涙)でも、3時間立ちっぱなしでも大丈夫だった!立ち仕事に変えて鍛えておいた甲斐がありました。

ライブの感想

肝心のライブの感想ですが、いやはや宮本浩次の声はかなりいい感じでした。野音の時にもエレファントカシマシの真骨頂に磨きがかかったと思いましたが、この周年LIVEはストリングスを加えてのヴァージョンで、進化した姿を魅せてくれたと思いました。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

感傷的になったファンも多かったと思うのですが、メンバーは何してたか分からないけど、宮本のソロ活は見てきたし、宮本の求めていることとかは理解し、でも、宮本本来の良さを出せるのは自分達・・・そんなことは思ったんではないか?と、想像したりしています。

ソロ前ではよくあった“パフォーマンスのムラ”は、その時まではまだエレカシ“らしさ”で収まっていたけれども、あのままでいっていたら、バンドとして危機があっただろうと思っていました。

だからこそソロ活があったことに意味があるし、35年以上のキャリアがあるバンドとして、ちゃんとした形にしたかった、それができたと証明したのが35周年アリーナツアーだったと思う。

宮本の声がね…イイ感じに最後まで保たれてて本当に素晴らしいと思ったよ。17曲目に『RAINBOW』で、『悪魔メフィストっていうのはチャレンジャーだわねぇ…。悪魔メフィストの方にもう少し改善の余地ありって気もしたけど(ハイ、偉そうにすみません)。

『悪魔メフィスト』の時の映像演出がめちゃくちゃかっこよかった!

≪セットリスト≫

  • 第一部

01.Sky is blue
02.ドビッシャー男
03.悲しみの果て
04.デーデ
05.星の砂
06.珍奇男
07.昔の侍
08.奴隷天国

  • 第二部

09.新しい季節へキミと
10.旅
11.彼女は買い物の帰り道
12.リッスントゥザミュージック
13.風に吹かれて
14.翳りゆく部屋
15.ハナウタ~遠い昔からの物語~
16.今宵の月のように
17.RAINBOW
18.朝
19.悪魔メフィスト

  • 第三部

20.風と共に
21.桜の花、舞い上がる道を
22.笑顔の未来へ
23.so many people
24.ズレてる方がいい
25.俺たちの明日
26.yes.I.do
27.ファイティングマン

  • アンコール

待つ男

名古屋以降の公演に曲の追加や変更があったかもですが、横浜と有明のセトリは同じでした。

長男は『風と共に』が発表されたころ、なにか辛いことがあったらしく、だいぶこの曲で励まされ、涙したと言っていてこの日にこれが聴けて、涙腺崩壊したと言ってました。

私は『彼女が買い物の帰り道』ですね…これが何といっても、マイベストSONGです。チケット取れずに行けなかったLIVEでは、近年もやっていましたが、私的には数年ぶりだったので、まさかこの曲聴けるとは思っておらず、嬉しい気持ちになりました。

まだ、私がウザファンだったころにこの曲がカップリングで発表され、歌詞に自分を重ねて、萌えキュンしてたんですよね…(恥)

あの頃、自分的にはいろんな良き思い出がたくさんあります。そんなことを諸々思い出しました。

今後は・・・?

春フェス、夏フェスで「ただいまぁ~~~」って参戦LIVEやって、アルバムのレコーディングしながら、秋に野音やって、冬にニューアルバム出して、年末のフェスに出て来春以降にレコ発Tour・・・こんな感じでいかがでしょうか?(笑)

 

 

読売新聞1月13日付夕刊の宮本浩次のインタビュー

今週のお題「あったかくなったら」

エレファントカシマシが帰ってくる!

今年はバンド中心に活動して、たぶんソロはバースデーLIVEをやるんだろうと思う。ソロ活動は・・・良き経験になり、善きファンもできました。

ソロ活動に入る前に宮本が言っていた、「4人でしかできない、バンドでしかできないことをやりたい」という気持ちを、読売新聞のインタビューでも話してます。

バンド活動しつつ、今度こそ自分が考えていたソロ活動ができるといいね。“男歌”とか言って男性歌手の曲をカバーしてアルバム出しそうだけど(「恥をかいてでも」やりたいソロ)💦

ジュリーの曲をはじめ男性歌手とはコラボしてるから、どれを歌っても上手くこなせるよね。そう、こなせちゃうのよね歌上手いから。

『秋の日に』でロック調の曲を入れた方が・・・という、小林武史氏の助言かぁ・・・中森明菜は所望しなかった(私の希望は聞かれてないがw)。

葛城ユキの『ボヘミアン』とか、中村あゆみの『翼の折れたエンジェル』とか聞いてみたい気はする。

あと、ロック調ではないけど加藤登紀子の『百万本のバラ』とか、高橋真梨子の『五番街のマリーへ』とかも聴いてみたいとは思う。

『百万本のバラ』や『五番街のマリーへ』を歌ったらさらに、曲作りの世界が広がるんじゃないかな?とか・・・ふと考えちゃいました。

 

www.yomiuri.co.jp

「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」アリーナツアー

すでに武道館と大阪城ホール、埼玉スーパーアリーナでLIVEやってるから、アリーナツアーでもいけると思う!とは思っていたけど・・・4か所で有明は3日間、他は2日間・・・大丈夫かな?(笑)

私は横浜と有明に行く予定にしてます。つか、チケットは取れたので行きます!3月の中旬はまだ肌寒いかな?でも、アリーナツアーは春の暖かさを追いかけるように進みます。

春フェス、夏フェスとエレカシ再始動するよね!ニューシングル「yes. I. do」が3月8日にリリースされますが、この曲は2023年2月17日公開の映画『シャイロックの子供たち』の主題歌として書き下ろされているので、勢いに乗っていきたいところですねぇ。


www.youtube.com

「金か、魂か。」って・・・デーデ?っていう気がして、ストーリーのどこかにシレっと入れてたら面白いな(エレカシファンにしか特にならぬが)。

でも、映画自体が面白そうだな。池井戸潤作品で主演が阿部サダヲですもの、間違いない!予感しかない。観に行きますよぉ~~。

きっと、エレカシでアルバムも出るんでしょうけど、今まさにレコーディングしてる・・・とかかしら?でも、小林武史氏に休むことも大事っていわれたから、休養とっているのかな?

野音でトミの姿にちょっと動揺し、2023年のカレンダー見てますます心配になり、彼らには生き急ぐような活動ではなく、じっくりじんわり良い仕事できますように・・・祈っております。

待ちに待ったエレファントカシマシが、あったかくなったら帰ってくる!今年は推し活が楽しくなりそうだ♬

Rockin' Christmas 2022 佐野元春 & THE COYOTE BAND

2022年12月20日(火)恵比寿The Garden Hall

コロナ禍で3年ぶりのロッキンクリスマスとなりましたが、行ってきました!

これこそドレスコードの夜*1です!

最高のパーティーでした💖

3年ぶりのロッキンクリスマスですから、何年ぶりかで・・・ロングスカートはいて行きましたよ!

それに今回ご用意されたお席が・・・2列目で中央寄りだったから、あまりいつものような恰好では行けない・・・そんな乙女心も働きました💦

しかし、なんと私の前のお席の方がこられなかったので、実質最前列となり・・・元春が前に出てくるたびに、「ヒーーーーー!」心の中でのけぞりながら、顔は😍🥰😍🥰となっておりました。

近くで見ると元春のなんていう色気なのか・・・なんという格好良さなのか・・・私の寿命は10年延びたに違いありません(笑)

そんな最高のお席で堪能できてしまったのですから・・・2022年頑張ってきて本当に良かったと心から思いました。

今年発売された今、何処に収録されている、“クロエ”がLIVEで初披露されました。このアルバムの中でも本当に感動的でしたし、『或る秋の日』に収録されている“私の人生”も心に沁みて泣きそうだったけど…今夜は元春に近いお席に恵まれたので、常にハッピーな気持ちで笑顔でいることができました♪

それから、ひさびさに言っちゃうけど、元春と!「目が合っちゃったし、私に微笑みかけてくれたし、私を指さして歌いかけてくれたのよ!」(笑)

勘違いと言われようが・・・いいの!これでいいの!なんという素敵な年末なのでしょう。

『再会は、光の前で。』と題された、恵比寿ガーデンプレイスのウィンターイベント!3年ぶりに行った、恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスイルミネーションと、バカラシャンデリア”・・・元春の曲にぴったりですよね。

シャンデリアの街で眠れずに
トランジスターラジオでブガルー
今晩ひとり 情熱だけほえて
ジェームスディーン気取りの
ティーンエイジ・ブルース
ネオンライトに誘われて
ささやく夜の小鳥たち
ブルル・・・エンジンうならせて
夜の闇の中 消えてゆく

今年は広場にクリスマスツリーはなく、『Music ball』というLIVEステージが設置されていました。

誰でも弾いてよいピアノがあり、私が見た時には小さなお子さんがお父さんに付き添われて、鍵盤を指で弾いてました(笑)

元春もここのピアノで一曲披露してくれたら、とても絵になったでしょうねぇ💖ホーボーキングバンドでの演奏でもしっくり素敵な場になりそうです。


www.youtube.com

「ロッキン・クリスマス 2022」セットリスト
  1. La Vita è Bella
  2. 銀の月
  3. クロエ
  4. ポーラスタア
  5. 世界は慈悲を待っている
  6. 虹をつかむ人
  7. みんなの願い叶う日まで
  8. エンタテイメント!
    <インターミッション>
  9. 私の人生
  10. この道
  11. 愛が分母
  12. 夜空の果てまで
  13. 純恋(すみれ)
  14. クリスマス・タイム・イン・ブルー
  15. ヤングブラッズ
  16. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
    <アンコール>
  17. ナイトライフ
  18. スターダスト・キッズ
  19. アンジェリーナ

今年の佐野元春&コヨーテバンドは幕張メッセで行われた、ロッキオンジャパンの“カウントダウンジャパン2223”で締めくくりのようですが、元春のお仕事は2022年のNHK紅白歌合戦まであります!!

LIVEのMCでも、元春が照れながら「国営放送がやってる?男性と女性が白と紅で分かれて歌う番組に出ます。よかったら見てください」って言ってました(笑)

2022年6月にリリースされた、桑田佳祐さんの楽曲に参加した『時代遅れのロックンロールバンド』で、特別枠出演です。そう!もう今夜です!

www.nhk.or.jp

2022年12月20日:恵比寿ガーデンホール

クリスマスサプライズ!

今年のロッキンクリスマスのサプライズは、サンタクロースが登場してコヨーテバンドのメンバーに元春からプレゼントがあったことですね(笑)

  • 藤田顕(Guitar)には足が冷えると言っていたので、フットカバー
  • 渡辺シュンスケ(Keys)にはお餅を食べるための、レンジで使う餅焼器
  • 小松シゲル(Drum)にはマッサージしてくれるので、ツボ押し器
  • 高桑圭(Bass)にはバイクに乗るから、毛糸の手袋
  • 深沼元昭(Guitar)にはシンガーだから喉のケアに、簡易加湿器

プレゼントを買いに、初めて100円ショップに行ったと話していました。本当か!?でも、品物を見るとメンバーを思い浮かべて選んだのか?と考えると、元春のその姿が不思議と目に浮かび、本当かも!と思えます♪

そんなこんな、ハッピーな気持ちになったロッキンクリスマスライブ・・・。また、来年も行われますように・・・そう願いながら、家路にむかいました。

間近で見た元春の笑顔や表情が脳裏に焼き付いて、夢の中に出てきてくれたのがプラスアルファのハッピーでした♪

*1:某バンドのボーカルがソロでカバーライブをする際、ドレスコードでお越しくださいと、告知しておりました。

「名盤ライブ」Vol.3 佐野元春『Sweet 16』

『Sweet 16』との出会い

1992年7月にリリースされた『Sweet 16』は、「佐野元春の新章」となった記念碑的な作品だ。当時アルバムチャートの2位を記録。TV出演などもあって『Sweet 16』から佐野元春を知ったファンも多い。

その1人が私です(笑)

厳密に言うと次にリリースされた『The Circle』からなんですけどね。ファンになって最初に買ったアルバムが、『The Circle』とこの『Sweet16』の2枚で聴き始めたのが、『Sweet16』からでした。


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これはLIVEヴァージョンですけど、いきなり雷鳴が轟きどこかへ先導されていくような、パーカッション?(音楽や楽器に詳しくない💦)がなり始め、元春はいきなり「ミスター・アウトサイド償いの季節さ・・・」って歌い出すわけです(笑)

それまでの私は抒情詩のような曲ばかり聴いてきたので、風景とか場面とか想像しやすさがあって、いわゆるわかりやすいポップスしか知らなかったんですよね。

佐野元春の初期曲にはそういう感じの作品はあるんだけど、あくまで“そういう感じ”ってだけで、なんか・・・この曲の場所ってどこなんだろう?って(笑)

東京じゃないけど都会で、田舎なんだけど日本じゃないみたいとか(笑)そういえばMVを始めて取り入れたのも、元春ではなかったかな?それを見ると曲のイメージが具現化されてるのが伝わったりしました。

この「Mr.OUTSIDE」なんかもこのLIVE動画を見て、イメージにはまる感じがしました。言葉では説明のつかない、けれども心を見透かされているような、葛藤とか迷いとか救いとか・・・1曲目から「なんじゃこりゃー!」ってなった記憶があります。

 

「名盤ライブ」Vol.3 佐野元春『Sweet 16』

15:00 KT Zepp Yokohama
15:00 KT Zepp Yokohama

あれから1カ月経ってしまいました💦

私は初日の“KT Zepp Yokohama”15時の回に行ってきました。あの日は朝から冷たい雨が降っていました。

はじめて行くZeppで晴れていれば、いろんなところを見て周ろうと思っていたのですが、心折れて開場時間を少しずらして行きました。

同じことを考えていた方多かったのか?入場に手間がかかるからか?列はかなり長くなっていました。

名盤ライブ」は再現LIVE企画としてこれまでに3回行われていて、元春は2013年第1回目に『SOMEDAY』でも行っている。3回中2回も!

SONY Musicが主催だから、たくさん名盤は出ているでしょうが、“再現”となるとそう簡単にはLIVE化できない…と、思うのでこの2回開催っていうのはすごいことだと思います。

Sweet16』のリリースから30年・・・ですよ?なんかもう想像ができなくて💦最も想像つかないのがこのアルバムには、11曲目の「エイジアン・フラワーズ」にジュリアン・レノンオノ・ヨーコが参加しているし、12曲目の「また明日…」には矢野顕子が参加している・・・。

矢野さんはワンチャン日本に来てもらえたら実現可能ですが、ジュリアン・レノンオノ・ヨーコは無理ですよね(笑)

で、この2曲に関しては、コーラスの佐々木久美さんとTIGERさんが、とても素晴らしい仕事をしてくれたと感じます。

セットリストは再現ライブなので、『Sweet16』の曲順通り・・・です。

  1. ミスター・アウトサイド
  2. スウィート16
  3. レインボー・イン・マイ・ソウル
  4. ポップチルドレン
    (最新マシンを手にした陽気な子供達)
  5. 廃墟の街
  6. 誰かが君のドアを叩いている
  7. 君のせいじゃない
  8. ボヘミアン・グレイブヤード
  9. ハッピーエンド
  10. ミスター・アウトサイド(リプリーズ)
  11. エイジアン・フラワーズ
  12. また明日…

天使が陽気な声で笑ってる
ヒナギクはせつなげに風のなか
コマドリはセンチメンタルに唄ってる
悲しい気持ちが消えてゆく
それは君だった
それは君だった
ミスターアウトサイド

このアルバムは初めての育児をワンオペでしていた私に、希望を与えてくれました。

特に衝撃をうけたこのオープニングは、頭の中が生活の風景でぐるぐる渦を巻いたようになって、幸せなはずなのに“悲しい気持ち”に陥っていた私に光を見せてくれました。

そこからの!「スイート 16」のこの出だしから

日曜日は少しだけ涙をこらえて
彼女のために野バラの蜜を集めるよ
世界地図を広げて
行きたい場所に印をつけたら
すぐに出かけるぜ

って・・・、日曜日すら家にいない夫・・・まぁ、家族のために“野バラの蜜”を集めに出ていたと言えばそうですが・・・(笑)たまに家にいても疲れて動けないし・・・。そして終盤の

みえすいたこの幸せに
瞳を閉じてけりをつけたら
すぐに出かけるぜ

私に勇気をくれました・・・“夫なんてかんけーない!行ってまえ!”と(笑)。

そして、「レインボー・イン・マイ・ソウル」は私を後押ししてくれた曲で、子供と2人だけで動物園や遊園地にも行ったし、買い物もバスに乗って出かけました。行きたい場所にすぐに出かけました(笑)

あせらずにゆくさ
何も迷うことはない
 
失くしてしまうたびに
君は強くなる
ああ...
輝き続けている いつの日も

あの頃の私にはこのアルバムは“幻想”のような世界観で、“生活感”が一切なくて、26歳だった私にとって、まだ記憶が新しい10代の思い出、別れた恋人の思い出そんなものを思い出させました。

それは美しいのだけど残酷で、“こんなはずじゃなかった”と考えさせもしました。ある意味、私を解放させた部分もあり、心の扉に鍵をかけた・・・そんな感じもありました。

今聴くと本当、いろいろあったからこそ“強くなれた”と実感します(笑)

「ポップチルドレン」

君は3個のダイヤモンドを掘りあてて
そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう
やがて眠たげな太陽が色褪せたとしても
君は大丈夫さ It's gonna be alright...

26歳の私を言い当てていた感じがして、まだ根拠のない“It's gonna be alright...”が生きていた時でした。

「廃虚の街」、「誰かが君のドアを叩いている」が、言い表せないあの頃の私の心境に近いリリックだとしたら、56歳になった私がこのアルバムの完全再現ライブを体験したら・・・。ライブで聴ける至福になっていました(笑)

でも、あまりの再現力に「君のせいじゃない」で涙がこぼれそうになりました。“大丈夫!十分、幸せになりました”と言えることと、その場にいられた幸せをかみしめて!

でも、さすがボヘミアン・グレイブヤード」で現実に引き戻してくれるというか、これがあったから見失わずに生きていけたというか、さすが!な流れです。

いつの頃からか
窓辺にもたれて
遠い君の記憶ばかり
追いかけて
雨の中
 
僕はどこにでも行けるさ
けれど僕はどこにも行けない
青空を見上げて
Gee Bop Do be Do...
冷たいブルーベリーワイン
シナモンチェリーパイ
まるで夢を見ていたような気持ちだぜ

今でも現実逃避しそうな時はあるけど、こうしてライブに出かけて発散して日常にもどれるメンタルになれたと、再確認できました。

「ハッピーエンド」はアレンジを変えて今でも演奏されますが、本当に好きな曲でこのボヘミアン・グレイブヤード」のあとに聴くことで、安心感を与えてくれたという感じです。

このアルバム『Sweet16』には“夢”というワードが18回出てきて、壊れた夢、こだわり過ぎた夢、きれいな夢・・・とにかく、16歳の少年少女は“夢”に溢れているっていうのが、アルバム全体に感じるのですが、どの年齢になっても感銘できる曲が「エイジアン・フラワーズ」「また明日...」だと思います。

この2曲は今では珍しくない“feat. ”曲ですね。世界進出している2人の女性、オノ・ヨーコ矢野顕子がfeaturingしています。

経緯はわからないのですが、佐野元春のお2人に対する「敬意」がこのfeaturingに繋がったのでしょう。そして、おそらく全女性に対しての「敬意」がこの曲に込められている気がします。

「エイジアン・フラワーズ」はまさにオノ・ヨーコのことを歌っていると感じ、当時はそういう“賛歌”なのかな?って思っていましたが、今聴くと女性が思い描く自由な発想が、世界を動かす時代になったと聴くことができました。

「また明日...」は好きすぎて、このブログ名にもしたくらいで(笑)心身ともに元気でいれば、明日はくるし“また明日...”って言える幸せを忘れちゃいけないと思った曲です。そして、男性が女性をエスコートするという風潮の時代から、共に歩いて行く時代を感じさせた曲でした。

“永遠の少年少女”達と私

Sweet16』DVD&BOOK

“再現”性が信じられないくらいに素晴らしいもので、まるで本当にCDを聴いているような感じでした。だがしかし、やはりプラス30年のキャリアが加わると、何か違うパワーが加わるんですよね。

リアルタイムでLIVEに行っていない私は、CDの再現力に絶賛を感じていましたが、当時を知っているファンは“再現以上のパフォーマンス!”と大絶賛でした。

たしかにそうです!本当にそうです・・・。まだまだ、私も浅い💦

特典のTHE BOOKにはアルバムの思い出を寄稿しました。書ききれない思いはこのブログ記事で補っています(笑)

“永遠の少年少女”が元春ファンには多くいますが、無邪気なままじゃいられない、世知辛いのが現実なので、元春の楽曲から元気もらったり、後押しされた人も多いでしょう。

私にとって『Sweet16』はちょっと辛かった時期から、進むきっかけをくれた大切なアルバムです。

そして、これからも“懐かしむ”アルバムではなく、その時の自分で聴くとどんなイメージになるのか、楽しみになる名盤です。

おそらくそれが“心の少年少女に。”というキャッチフレーズのアルバムなのでしょう。

『SWEET16 30th Anniversary Edition』スペシャルサイト

 

佐野元春 & THE HOBO KING BAND “Smoke & Blue 2022” 初日

9月12日(月)ビルボードライブ東京《第一部18:00~》

月曜からLIVEに行くという、なんとなく背徳心を感じなくもない贅沢な予定。

しかも、会場は六本木のBillboard Live 東京 !3年半ぶりに行われる、佐野元春 & THE HOBO KING BAND“Smoke & Blue”2022です。

3年前というと・・・私、行ってるはずなんですが、このブログがまだエレカシ縛りの時期だったからか?行った日時以外、何も記録を残していないという失態💦

Smoke & Blue 2019/03/15

Smoke & Blue 2019/04/04

ただこちらはDVD化されております♪Twitterでは散々、つぶやいた記憶はあります(笑)FBにはDVDを観て思い出にふけっていました💦

写メは撮ってありましたね♪4月は桜が満開で、始まる前と公演の途中でカーテンが開いて、お花見しながらのLIVEでとても素敵でした。

そういえば今回の‘Smoke & Blue 2022’ではカーテンが開くことはなく、夜景は観ませんでした。

その3年半ぶりに行われたBillboardツアー‘Smoke & Blue 2022’の初日、1部(18:00開演)に行ってきました。

今回は3FのR指定席で堪能いたしました。8会場16公演あるのでもう一カ所行けばよかったと、少し後悔しております。

Smoke & Blue 2022年9月12日

書きかけたまま3カ月も放置してしまいました・・・

しかし、3カ月もたっている感じもしない。白のスーツで登場して「わぉ!」と心で叫びました(笑)とてもスタイリッシュ❤

コヨーテバンドもいいけど、ホボキンもね♪っていう感じ。コヨーテは音に忠実なんだけど、こなれ感はない感じがする。

ホーボーキングバンドはこなれ度が最高なので、実はアドリブもちょいちょい入れてるんじゃないか?という遊び心をもった、大人の余裕を感じる演奏。

セットリストが迷える現代社会の大人達に、優しく諭してるような・・・気がしてます。「こんな世の中だけど、君たち大丈夫?」って励まされた感じがしたり、若い頃の自分と対峙してみたり・・・。

1曲目に『ハッピーエンド』って、もういきなり

いつも
いつもそばにいるよ
悲しまないで もう
傷つかないで もう
約束さ
 
いつも
いつもそばにいるよ
言葉だけじゃ伝えきれない

と、歌いかけてくるって!察してる・・・みたいな驚きからの、「いつもそばにいるよ」と約束した以上・・・僕にできることはみたいに自問自答してみたり、その答えは『夏草の誘い』の「これが君への想い、いつでも君のために闘うよ」って歌っちゃうなんて・・・!!私の脳内で巡ったのはこんな感じのストーリーです。

youtu.be

地図のない旅はアルバム『THE SUN』(2004)に収録されていますが、私は・・・というか、元春自身も1999年の『Stones and Eggs』以降『THE SUN』までは、Anniversary editionや再ミックスしたコンピレーション・アルバム、スポークン・ワーズしか出てなくて、佐野元春から一時離れていました。

あてのない旅をして
どこにたどり着いたんだ
さまよう君の魂 今日も

“君”とは元春のことなのかなぁ?とか思ったりした。そして、私も“あてのない旅”と言えばそうなりますが、生活に追われる日々だった気がします。

『THE SUN』がリリースされたことも、EP『星の下 路の上』が出たことも全く知らずに、『COYOTE』(2007)がリリースされたころ、SNS佐野元春コミュニティーに参加して、元春熱が再燃したんです。

それでも、SNSという顔の見えないコミュニティーで、徐々に自分の心と折り合いがつかなくもなってくるわけで・・・『C'mon』の

この世界はときどき残酷すぎて
君を嘆かせてしまう
よくあることさ
まともでいることが
つらいときもあるだろう

そして、『ブルーの見解』に苛まれ、仮想空間の中で自分が試されてるような・・・『COME SHINING』って、まだ輝けるのだろうか?みたいなね。

この記事が滞ったのは、というかブログの更新もままならなくなったのは、2019年からWEBライティングの仕事も始めたからです。もともと、何かあればブログや日記をあげていて、下手ですが文章を書くのは好きで、何か活かしたいと思って、星の数ほどあるローカルなWEBサイトで記事を書き始めました。昼間はパートでデスクワーク、家にいる日と夜はライティングという感じです。

『月と専制君主まぁ、夫や息子たちが眠ったあとに、没頭するんですよね。記事を書くために調べものとか・・・そうやって、好きな文章で少しばかりの収入を得る、それが私にとって輝きを取り戻したことにもつながりました。

『日曜の朝の憂鬱』はまさにリアル!今日しか休めない・・・と思った瞬間ブルー(笑)“心が凍てつく”っていうのは、今も時々あります・・・そう、この曲の歌詞のように。私は頻繁にあるかもしれなくて、信じては恐くなり疑うよりは離れようと、心を隠してしまう・・・親しくなればなるほど・・・。

そんな気の触れた世の中をすり抜けて、“Smoke & Blue 2022” にも出かけたのですが観覧車の夜は、今は音信不通になってしまった、元春を通じて知り合った人を思い出す曲で、この曲を聴くと「どうしているだろう?」と思うし、

思い描いていた未来と違ってたけど
信じたいものに沿って好きに行けばいい

この気持ちが届くといいな・・・って思っています。

【セットリスト】

  1. ハッピーエンド
  2. 僕にできること
  3. 夏草の誘い (SEASON IN THE SUN)
  4. 地図のない旅
  5. C'mon
  6. ブルーの見解
  7. COME SHINING
  8. ルル(新曲)
    ※boogie-woogie & Blues
  9. 月と先制君主
  10. 日曜の朝の憂鬱 (SUNDAY MORNING BLUE)
  11. 観覧車の夜
  12. 7日じゃたりない
  13. Doctor
  14. トーキョー・シック
  15. 最新マシンを手にした子供達

7日じゃたりない』『Doctorはアルバム『THE BARN』(1997)の収録曲ですね。会いたい人がいても、会えなくなってしまう寂しさ・・・、その時もっと話を聞いてあげていれば・・・、個人的なメッセージを感じる曲です。私からしたら佐野元春が主治医みたいな存在なんだけどね。

『トーキョー・シック』雪村いづみさんとの生デュエットを聴けたのが、2012年の“Smoke & Blue”でした。本当に貴重な機会に恵まれました。3年前の“Smoke & Blue”で元春は東京オリンピックのテーマソングにおすすめって言ってたな(笑)

『最新マシンを手にした子供達』・・・子供たちはいつでも「It's gonna be alright」なんだけど、最新マシンを手にした大人達は・・・あまり大丈夫じゃないし、「It's gonna be alright」って言いにくい(笑)日々、いろいろ感じて学ぶことは必要だよ、気取り続けるためには♬

セットリストをみて歌詞を読み返しながら、私の中に広がったお話はこんな感じです。時間が経つとジワジワきますね。あのブルージーな大人の世界で自分の人生を遡ってみる・・・というね。

 


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2023年に思いを馳せて・・・

おそらく来年も “Smoke & Blue Billboard Live”は行われると思うのですが、ソロ・アルバム的な要素のある『或る秋の日』(2019)のLIVEって、実現してないですよね?

Billboardでやることはないかしら?(この記事を書いているのは12月23日)先日、これまた3年ぶりとなった、恵比寿ガーデンホールでのロッキンクリスマスで、収録曲『私の人生』が披露されたので、LIVEでの再現も可能ってことがわかりましたし、これは2023年の秋・・・あるかもしれない♪と、期待と希望を込めた予想をしました。

『もう憎しみはない』も再現できないかなぁ?デュエット曲だけどLIVEで聴いてみたい。

 

 

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

お題「好きなシリーズもの」

エレファントカシマシ 「日比谷野外大音楽堂 2022」

2022年9月25日(日)快晴、野音日和

前回、私がエレファントカシマシ日比谷野外大音楽堂のライブに行ったのが、2018年6月24日でした。この日の天気は雨でした。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

今年の野音は台風直撃かっ!?と危ぶまれましたが、なんとか回避でき写真のような青空でした。台風回避の野音は私にとって2度目で、秋開催は台風の懸念もあるので、なかなかスリリングであります(笑)

さて、エレファントカシマシのデビュー30周年以降、この日比谷野外大音楽堂でのLIVEはプラチナチケット化しております。私は幸運にも4年ぶりに行けましたが、今年もダメだった・・・という方が多くて、やはりここは特別感あるなぁって感じですね。

2020年はコロナ禍で外聴きもNGとなり、それでも配信もあって嬉しかった。今年も配信あってよかったです。毎年あるといいなぁって思います。

だいぶ日が経ってしまい、配信もあったので今さらレポは書きませんが、終演後にTwitterでつぶやいたことを、記録として編集して載せておきます。

日比谷野外大音楽堂 2022 セットリスト

=== 第1部 ===

1.過ぎゆく日々

2.地元のダンナ

3.デーデ

4.星の砂

5.ふわふわ

6.偶成

7.月の夜

8.珍奇男

9.昔の侍

10.I don’t know たゆまずに

11.未来の生命体

12.なぜだか、俺は祷ってゐた。

13.この世は最高!

14.悲しみの果て

15.RAINBOW

=== 第2部 ===

16.東京の空

17.武蔵野

18.風に吹かれて

19.赤い薔薇

20.ズレてる方がいい

21.俺たちの明日

22.so many people

=== アンコール ===

23.星の降るような夜に

24.友達がいるのさ

25.ファイティングマン

 

9月26日につぶやいたこと

ゆっくり、野音を反芻する時間もなく(笑)

備忘録的に・・・(まだ、アーカイブは観ていない)昨日はBエリアの最後列。しかし、目の前をさえぎる高身長の人はおらず、視界良好♬

1部の選曲はソロからあるいは野音初の人には、ちと高度だった?もちろん私も中期ファンなので・・・初聴き有り!「過ぎゆく日々」はLIVE初聴きでした・・・。

選曲の考察はあとでゆっくりするとして*1、「過ぎゆく日々」「偶成」とは・・・激渋(笑)歌詞がねこういう時代を経ていまがあるんだよと、ソロのきらびやかな歌手しか知らない新しいファンに語りかけてる。是非とも歌詞を読んでほしい。

たぶん、シンガーとしては一流のバンドで歌った方が、やりやすいに違いないのだけど、曲がりなりにも宮本浩次は、エレファントカシマシのボーカルでフロントマン。バンドとしても昇華させたいそんな欲はあるはず。

文末に追記有*2

(何かを見た・・・)ソロの宮本しか好きになれない人もおれば、エレカシの宮本しか好きじゃない私もおる。それで全然OKだと思う。

シンガーとしてソロで成功するのは、正直わかりきったことだった。重要なのは30年やってきた、エレファントカシマシ”というバンドの昇華だ。

もしかしたら、めんどくさくて見てみぬふりしたかったかも(笑)でも、ソロ活することで中だるみを回避した・・・と、思うことにする。

だってね。宮本はエレファントカシマシに対する理想についても、ちゃんと語っていたしね・・・*3

そう、仕上げるためには自分のモチベも大事だから、ソロ活ってそのための期間だった・・・そう、思うことにする(笑)

私はソロのライブは一度しか行っていない。待ちに待ったエレファントカシマシのLIVE!2022の新春はちょっと肩透かしだった。

しかし、2022年の日比谷野音はバンドの方向性を模索している・・・それが見えた気がしている(まぁ、いつも模索してるけど)。

現場のなりゆきで作りあげるLIVEもありですが、ちゃんとLIVEとして編曲しようとした、そんなジタバタ、爪痕を感じた。「良い曲を良い流れで聴かせたい」という意気込みなのではないか?と思えたのです。

9月28日のつぶやき

やっと野音アーカイブ視聴開始!トミのミヤジを見つめる視線に、すでに泣けてくるわ…。

アーカイブあった幸せをひしひし感じてる。今、まさに至福の時間。いろいろ復習オレ(笑)でも、復習よりやはり魅入った。

「東京の空」はマジ、ガチで最高な出来映えだったわね。そこからの「武蔵野」で涙腺崩壊だった*4…。スカイツリー登って武蔵野台地眺めたくなった!

アーカイブ観れて嬉しさはもちろんあるんだけど、トミ…トミがなんだか心配になる。宮本は進んでいくうちにエネルギーわいているけど(笑)トミ、元気に叩いているけど、大丈夫なのかなぁ…「俺たちの明日」。

はぁ…最後、ストーンズ式?お手手つないで挨拶の時、トミに笑顔があってよかった🎵(アーカイブよかったけど、違う意味で心配なところも見えた)

野音2022はエレカシにまだあるのか!?伸び代!をくっきり見た気がした…。とてつもなくこの数年に意味があったと感じる。新春の時は不安しかなかったけど(笑)

野音でもよくやる「今宵の月のように」「笑顔の未来へ」などがなくて逆によかったね。セトリが最高!

想像でしかないことをつぶやくのは、はばかりますが・・・今年の野音は久しぶりの緊張感とソロツアー中にやった新春とは違い、エレファントカシマシを未来へ繋げる勝負のLIVEだったのだろうと・・・。当たり前ですがこれまでの調子でやってはならん・・・そんな気迫すら感じました。

それからエレカシもすごかったけどお客さんもよかった。正直、ソロからのファンも多かっただろうし、拳振り上げるとかしたことないお客さんが多いのではないか?そんなことも思った(笑)

でも、歓声も掛け声もないのに、最高の熱量を感じました。日比谷野音には今回で8回目くらいの参戦ですが、演者もお客さんも素晴らしかったです。

つぶやいといてよかった(笑)以下、追記。

今回、石くんがけっこう積極的に前に出てプレイしてたのが、若い頃のエレカシ野音動画を思い出した。

「この世は最高!」のコーラスも胸アツでしたね…。「星の降るような夜に」で成ちゃんに向かって歌うミヤジの姿も・・・。

「珍奇男」のアコギギターがチューニング合わなかった件、そもそもアコギのチューニング狂ったまま始めちゃってたし(笑)私は単純にエレキとのチェンジ場面で、タイミングが上手くいってないのか?って思った。

宮本浩次の歌は猛烈によかった。ソロツアー明けと思えぬほどに、声が出ていたしがなっていなかった印象です。

「RAINBOW」はちょっと絞り出すようなところはあったけど、それもフリのひとつに思える。ただ、野音で初披露したRAINBOWは超えていない。

とにかく宮本浩次のボーカルは生まれ変わった感があって、かなり感慨深い野音公演だった。

さて、去年は宮本浩次がソロツアー中で恒例といわれた“野音”がなかった。宮本の耳の病気の時ですら、ちょっとでも野音で歌わせてくれとやったのに・・・。

だからというわけじゃないけど、ソロ活動明けの野音は格別なのもになった。もしかしたら、このまま新譜の製作期間に入るかもしれない・・・。そんな予感はしますが、カウントダウンの出演は、期待できるかもしれませんよね。もし、出演するなら何年かぶりにカウントダウン行っちゃおうかな(笑)

*1:結局、考察してない(笑)

*2:今年の新春LIVEに行ったとき、終演後、ソロからファンになった人が「私はソロの方だけでいいわ」と連れ合いの人と話してて、この野音終了後もTwitter上では、バンド否定するのもみかけた。バンドを否定されるとそこはちょっとモヤモヤする(笑)

*3:ストーンズのように)佇まいからして“エレファントカシマシ”というオーラを発するバンド

*4:エレカシのLIVEで泣くことが少ない私も「なぜだか、俺は祷ってゐた。」「悲しみの果て」でホロリときたわ