また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

プロジェクトのこと

ロッキング・オン・ジャパン 2019年 02 月号 [雑誌] 

に、「宮本浩次ソロのはじまりを語る」というので非常に興味がわくのである。

そして、発売される前にどんなことが語られているのか?こうあってほしい的な私の個人的な思いを言葉で残しておきたいと思う。

と、いうかTwitterで備忘録的につぶやいておいたのでまとめですが…。

Twitterでファン達の間ではソロプロジェクトでざわついています。

・何故、今さらソロ?

・他のメンバーはどうなる?

・売れたらソロ、売れたいからソロ?

・よくわからないけど受け入れ難い

 

こんな声を見かけた。

感情は個人のものなので人の気持ちに物申すつもりはないが、宮本の選んだ道にとやかく言うのもどうなのか?と思う。

事務所やレコード会社(運営側)からの全面的な提案(策)であろうと考えている方も多そうだけど、昔からそういう提案はあって本人も興味はありつつ、でも自分は“バンドマン”だ。と、いう気持ちは常にあって、一歩踏み出せなかった。メンバー以外の音で歌うことが想像できなかった節があるから、それも大きかったのではないかと想像しています。

メンバーが宮本の歌や動きに合わせる演奏が主軸になりつつあった現状をまた、メンバーの演奏を信じて歌える関係になるためのソロではないかと思った。自ら提案したプロジェクトなのかもしれない…?とか(笑)

自分の『我』が通る、自分の誤りをリカバリーしてもらえる環境から、勝手の違うバンドの演奏で歌うことへの挑戦が“ソロプロジェクト”なのではないかなぁ~?(笑)などと私は勝手に思っているわけです。

だから他の演奏で歌う経験がエレカシに戻って歌うときにどう変わるのか?私には期待しかない。 そして、メンバーの更なるスキルアップにも大きな期待がある。

つまり、宮本が言っていた“原点回帰”ってこういうことなのかも?ってね。

「石森さん、なぜ私の方ばかり見て弾くんですか?」

あの言葉はわりと顕著に気持ちが垣間見れた気がする。そして、 「四人でやってヒット曲を出したい」 宮本の未来を見る目はこれしかないのではないか? 

そう考えていたら…彼にしてみたらソロ活動というのは、武者修行のような立ち位置なのかもしれないな。今まで感覚でやってきたバンドをもっといい形で具現化させるために、一人で立ってみよう他のミュージシャンともやってみよう…そんな前向きなものだと思えてきた。

どう語っているのかは読まなければわからないけど、意義としてはこういう要素もあると信じている。

そして、武者修行でインプットしてきたものをバンドに落とし込む。ブラッシュアップする…そういう意味のプロジェクトであってほしいと願う。

「エゴのない良い音楽」我の中だけでやってきたわけではないとは思うけど、やっぱり我は強かったと思うから、一人になってその我を取り払ってみるのはいいと思う。

だから、自分の自由に音楽をやりたいのとはまた違う…単純に “ソロ=自由” ではないだろうな…協調性のようなものも必要な場面も多くなりそうだし…。

 

兎にも角にも宮本がどう語っているのか…読んでみようじゃないか!

「エレファントカシマシ赤羽駅発車メロディ」スタート記念

映像先行上映会&座談会 in 北区赤羽会館

「エレファントカシマシ 赤羽駅発車メロディ」採用記念…こういう無料イベントに応募して当たったことがないので、

「チケットがご用意 できました」

の文言に一瞬「?」って思ってしまった(笑)一度、メールフォルダーを閉じてもう一度、見直したくらいです。

喜んで出席させていただきました。

北区の赤羽会館とか…区民でもなければ絶対に訪れないこの会場。

エレファントカシマシのファンだったとしてもエレカシが30年活動を続け、話題を作り人気を得て紅白に出場するまでになり、JR赤羽駅の発車メロディに決まらなければ絶対に来なかったであろう…そんな軌跡を経た奇跡であります。

開場になって中に入ると早速、清野とおる 氏の描いたポスターがお出迎え。このポスターが北区の赤羽を中心に掲示されるんですねぇ。

区や地元観光協会などによるシティープロモーション事業の一環に一役買った形のエレファントカシマシ。そして、熱心なエレカシファンでも知られている赤羽在住の漫画家、清野とおる 氏もその中に加わりいわゆる町おこしが展開されました。

このお二人の貢献度は同じく赤羽在住の林家ぺー、パー子夫妻に継ぐ偉業ですよね。

開演に先立ちこの日の司会進行をされる雑誌「Rolling Stone 日本版」のライターとしてもお馴染みのジョー横溝 氏が登壇。

ジョーさんはラジヲDJもされているのでノリの温度が高め。反して会場に来ているエレカシファンの当選者の様子が若干冷静であるのに少し戸惑っておりました(笑)

エレカシのファンは礼儀正しい」と、微妙なフォローをしていただきましたw

さて、前半は11月21日発売の『エレファントカシマシ30th Anniversaryツアー “THE FIGHTING MAN” Finalさいたまスーパーアリーナ』公演(3/17)のDVD/Blu-ray発売のダイジェスト赤羽バージョン上映会から。 

=上映リスト=

3210

RAINBOW

昔の侍

桜の花、舞い上がる道を

今を歌え

俺たちの明日

RESTART

夢を追う旅人

Easy Go

so many people

ファインティングマン

楽曲のMV、CDジャケット等で使われた赤羽のロケ地となった曲、この日の座談会ゲストでMV、LIVE映像の監督をされた丹修一 氏の手掛けた曲が中心(赤羽バージョン)となったようです。

オフィシャルのダイジェスト版はこちら


LIVE Blu-ray / DVD「30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALさいたまスーパーアリーナ」ダイジェスト

ファインティングマンの時、ツアー中の演出と同様に30thのロゴ垂れ幕が曲に合わせて上がってくるシーンで、当時現場にいた時はステージが遠くよく見えなかったこともあるけど、思ったほどジーンとしなかったのに、映像化されるとその部分がクローズアップされ、ミヤジの横顔とかトミの汗だくの顔とか石くんのミヤジへの視線とか成ちゃんのひたむきな姿勢とか…交互に映し出されて何もかもがジーンと来てしまって…映像観て涙ぐんでしまった(笑)

続きまして座談会

Twitterで終了直後に詳細なレポが流れていたのでもうご存知でしょうが、備忘録的に箇条だししておきます。

最初にLIVE年譜を見ながらの進行。

「デビュー当時からのファンの人いますか?」(いませんでした)

エレカシのライブに1回以上5回以下行ったことある方?(半数くらい)。10回以上50回位行ってる方?(私含めチラホラ)」

「汐留PITのこけら落とし(1988年)「MUSIC WAVE SPECIAL」はスライダーズ、RCサクセションとの対バンで宮本さんがRCファンを煽って帰れ!コールされたという伝説が…このLIVEに行った人いますか?」(いませんでした)

「同年9月の渋谷公会堂 客殿点けっぱなしLIVEも伝説ですが、このころはかなりギラギラ…ヒリヒリしたイメージでしたが…宮本さんいわくもっとキラキラした演出で行きたかったと言ってました」

「1991年武道館3000人。このLIVEに行った方はいますか?」(チラホラ挙手)

「1995年下北沢シェルターで「風に吹かれて」が発表された伝説のLIVE。ここに行かれた方は本当に幸運でしたね(石原さん談)」

「2004年新春LIVE新宿コマ劇場 (石原さんがLIVEに行き始めた頃)」

「『どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ』と病気療養前の日比谷野音LIVE。これに行った方いますか?」(私を含めちらほら挙手)

「そして、復活の野音」(このあたりから挙手多めに)

丹修一氏は意外にも野音公演には行ったことが無いようです。

「2014年デビュー25周年さいたまスーパーアリーナ」(多数の挙手)

今回、会場にいた方は2013年復活の野音以降のファンが多めだったようです。

▼来場者に配られた、清野とおる 氏が描いたイラストのステッカーと石原夏子 氏の著作本のフライヤー。

f:id:yumcha_low:20181119111305j:plainジョー横溝 宮本浩次との思い出編】

  • 雑誌(RollingStone JAPAN)で2回、ラジオ番組で4回ほどお仕事させていただいた。
  • 年に1,2回食事をさせてもらってるが、去年の食事会の時がジョーさんの誕生日が近かったとのことで、「ネクタイしてきました!」とネクタイアピールがすごかったエピソード。
  • 最初は一定の距離でインタビューするが熱くなってくると、どんどん顔が近くなってくるんです(紆余曲折あった時代の話しの時)。
  • エレカシあるあるの話題で“マイクコードが絡まる”でジョーさんは「友達がいるのさ」が好きで、フェスとかでモニターに引っかかっても、肩にかけて引っ張って行こうとする姿が好き。「もがきながら進んでいるのがエレカシだと思ってるから」

【石原夏子*1  ファン歴20年のガチファン編】

30thツアー47公演中45カ所行った兵のガチファンで、業界の人目線が全くなくて私達一般のファンと同じ気持ちでエレファントカシマシを応援している人でした。

  • マイクが絡まるあるある。(ここでジョーさんの萌えポイント話し)
  • シャツのボタンをちぎり飛ばしながら開くあるある。

※ジョーさんがボタン拾った事のある人!と尋ねると数名挙手されてまして、「そのボタンどうしてる?」ときいたら「ジップしてます!(ジップロックに入れてるの意味?)と。最前だと汗まで飛んできますよね?と尋ねた後、「最前席になったことある人!?」私も含め数名手があがってました。

  • LIVE中のMCについて…あまりMCはされないけど最近は「みんなかっこいいぜー!よく見えないけど」は、最近あるある。

  【丹修一*2 現場でのリアルな目撃編】

  • 男椅子話し
ジョー:エレカシあるあると言えば男椅子がありますが、丹さんは座ったことがありますか?
丹:畏れ多くてそんなことできません。
ジョー:あのイスはいつからあるのでしょうね?だいぶ傷みが激しいですが…
丹:メンテナンスされてる方はいるようです。
ジョー:男椅子専門のメンテ係がいらっしゃるんでしょうか?
丹:さすがにいないと思いますけど、どなたかがされているのかと…(笑)
  • Easy GoのMV秘話
    あれは全編バンドで歌っているシーンなのですが、宮本さんはリップシンクは嫌いな方かなと、なんとなく思っていたのだけど宮本さんみずから「リップシンクでやってみたい」と言われて作りました。だけど、いわゆるただの口パクではなくて、現場では全力で歌っていました。
  • RESTARTのMV秘話
    MVを作る時の打ち合わせで宮本さんのイメージとなるキーワードがいくつか出て、そこから絵コンテを作成しています。RESTARTの時は「髪を切りたい」のですがと言われ、どのくらい切りたいのか聞いたら、その頃の丹さんの短かった髪の長さ(3センチ位)くらいにという返事で、ヘアメイクさんに切ってもらうシーンを撮るわけにいかないので、自分で切るというシーンになった。
    【石原さん談】
    髪を切って直のLIVEが長崎の島原文化会館であって、宮本さんが登場するなり会場がどよめきました(笑)「宮本さんどうした?何があった?」という無言ともいうどよめきでしたが、何事もなかったように「歴史」がはじまりました(笑)
  • LIVE映像秘話
    30th Anniversaryの大阪とさいたまスーパーアリーナに携わりました。
    カメラ20台ほど入れて撮影をしました。エレカシのリハーサルは常にピンと張りつめた緊張感の中全力でします。全曲、合間に確認する場面もあるから、時間にしたら本番より長いと思います。
続きまして、新星堂赤羽ヨーカドー店の店長さんが赤羽周辺の見どころ紹介で登壇。このお店のエレカシコーナーを担当しているカリスマバイヤー(女性)さんもマスクをして一瞬登場。
ところが店長さん(文京区在住)リサーチ不足で、とりあえずお店の宣伝しかしていませんでした(笑)
清野とおる 氏さんが登壇してくれたらもっと熱く紹介してくれただろう(笑)でも、会場に来ていた方の方がかなりレアな場所も知っているだろうし、無用なコーナーだったかもしれません。
私はもらい損ねたのですが、会場で北区の公式ガイドブック「北区時間」が無料配布されて、115頁にはエレファントカシマシも紹介されているようです。

最後にジョー横溝さんが「さいたまスーパーアリーナの“今宵の月のように”を聴きながらのお別れです!」とDJらしい締めくくりをされ、スクリーンに「今宵の月のように」が流れました。

 

 今週のお題「読書の秋」

 座談会ゲスト、石原夏子 氏が書いた本です。エレカシのファンを続ける中で見えてきた、ファンを作るためのノウハウ本だそうです。尚、エレカシのことは一切出てこないと仰ってました(笑)

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

 

  ポスターデザインをされた清野とおる 氏の赤羽本はこちら

 

 

『要約』と“翻訳”…私の本音

YouTubeに…『獣ゆく細道』椎名林檎と宮本浩次ー絶賛感想

っていうのがアップされていて、twitterなんかで拡散されていたから聞いてみました。30分ものなので公開ラジオみたいな雰囲気。

この柿沼キヨシと、いうユーチューバーさん(ですよね?)の本職は制作会社かなんかの作家さんらしいので、お話がわかりやすくて30分聞いてても飽きません。

もともとエレカシのファンでらっしゃるようなので、エレカシデータから裏付けていたのでうなずけることも多いです。女性目線で聴いたのとは少し違った切り口でよかったです。

お隣にいる人は椎名林檎さんのファンなので、林檎さんのArtistとしての姿勢や視点も説明に加えてくれたので楽しめる動画だと思いました。

この曲について椎名林檎さんは、宮本浩次がこれまで作品に落とし込んだり、表現として用いてきた言葉を「要約」して詞を完成させたと解説していました。

それをこのユーチューバー柿沼キヨシ氏がどの曲のどの言葉を要約しているのか?名づけで「りん語翻訳」(笑)ってことで解説されていて、これはエレカシファンでないと全く頷けないだろうなーっていうものであるし、エレカシファンにとってはとても美味しい解説だったと思うのでありました。

この動画のおかげで私のモヤモヤした違和感がほぐれた…という、会心の解説だったと思います(笑)

まぁ正直、この曲を聴いた時は冷静でなんていられなかったわけですが、だけど私はもう歳も経験も重ねた大人だし、冷静を装おうんじゃなくて“冷静に振舞う”ことはするのよ。できうるかぎりね(笑)だから、思った事はブログにアウトプットをするって感じです。

Twitterでモヤモヤをネチネチつぶやくのは性に合っていないし、140文字では間に合わないのでブログというツールを利用してます(笑)

本音を言えば林檎さんの言った『要約』って言葉にすごく抵抗がありました。エレカシファンのつぶやきの中には…

「要約されてたまるかっ!」ってお怒りの言葉もあったりして。逆に肯定的な反応もありました。でも、多くの人はあまり言葉にはしていませんでした。感じること思うことは人それぞれだし、つぶやいたところで当事者に届くことも影響もない。

自由であれ!とは思うけど、なんとなく人と違う意見を発信することを憚られ、黙ってしまう風潮があるのも否めませんね。

さて、私が何故「要約」という言葉に抵抗があったのかと言う話ですが、昔、エレカシに出会う前の話し。
好きなミュージシャンの曲を題材に小説を書く女性の小説家がいたのですが、私はその小説家の作品を一切読む気にならなかった。

理由は人の作品に二次的な加工を施すなんて絶対に嫌だ!って思ったからです。二次加工を施し公に出版し収入を得ている…そう感じたものでその小説家に嫌悪感を抱いてしまったのです。

そのころ「二次加工で稼ぐんだ?最低!」って言ってましたもん💦まだ、こんなにネット(SNS)が一般的じゃなかったから、身近な共通のファンにリアルに吠えていただけだけど…(笑)そして、いまだにその人の小説は読んでいない…。

でも、音源に関してはこのご時世だし聴いちゃうよね、MVも観ちゃうよね…。だから…概要を読んで観て聴いた後、椎名林檎さんが宮本浩次の言葉を「要約」した、という扱いにものすごく抵抗があった。厭だった。 

曲は購入しましたが、聴いたのは2回位ですし動画も今は観ていません。MVはもともとそんなに見る方ではないですが、音源に関しても殊更に聴きたくはならない(笑)でも、購入したのは歌っている宮本にもロイヤリティーが発生するだろうと思ったからよいのです。

その後、ポスターが発表されてそのポスターが椎名林檎さんの映像商品の特典に…別に…って感じですね(笑)エレカシファンをポスターで釣ろうと思ったのかな?とか、そんなことも思ったりして(笑)DVD,Blu-rayを買っても宮本浩次にはなんの得にもならないわけだから買いませんww

まぁ、そんなエレカシファンも多いのではないかな。林檎さんサイドもちょっとだけ「策士策に溺れる」になったかもしれませんね(笑)

来月は東京スカパラダイスとの共演作がでます。こちらの情報の方が先だったので楽しみが大きいです。

 

 

『風と共に』…風よわたしをどうか導いて

最近、何気に撮る写真に飛んでいる鳥が一緒に写り込んでくれます。

この一枚も何気なく撮ったスカイツリーの写真ですが、奇跡の一枚です♪私は連写しないので本当に一期一会の風景。

撮影:2018年2月14日

 

エレファントカシマシ 風と共に 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

 

風と共に(通常盤)

風と共に(通常盤)

 

 
「風と共に」風に乗って飛ぶ鳥。良い風をひろって好きな場所へ飛んでいく…そんなイメージです。

「おまえも飛ばないか?」と、見せつけられてるような気もしたりして…エレファントカシマシの曲で「飛べない俺」っていう曲がありますが、その曲が頭をめぐったりします(笑)

何処まで行っても飛べない俺(私)が
雨の中 今日も探している

「風と共に」は長男が転職して試行錯誤していた時に、通勤で自転車のペダルこぎながら泣きそうになった…と、言った曲。そんなわけで私も余計にこの曲には思い入れがある。

さて、話題は変わりますが…「Wake Up」の曲名をテーマに綴ったブログもこれが最後です。相応しい何かを書きたいと思っていました。

そこで…

9月14日(金)初めてひらまみきおさんのライブ(対バン)三者会談」に行ってきました。朝は雨ふりでしたが職場を出るころには雨も上がり、空から陽もさしてました。

会場は東新宿にある「新宿レッドクロス」というライブハウス。20年ぶりくらいに小さい箱のLIVEに行くので内心ドキドキでした(笑)

ひらまさんの事はいつもはエレカシの頼れるサポーター!っていうことで勇姿を拝聴していますが、ずっとひらまみきおさん(通称ミッキー)の歌う姿、声を聴いて見たかったのです。

まだ、北海道の地震が起きる前にひらまさんのFaceBookで告知を見て、今までも行くチャンスはあったのに強く導かれた感じでチケットを購入し楽しみにして行きました。

当たり前ではありますがそこにいたのは、エレカシのサポートメンバーなどではなく、一人の一流ミュージシャンで一人のSINGERSONGWRITER、Artist Mikio Hiramaでした。

弾き語りの英詩の曲(Blues)を数曲。全部、オリジナルなのか?カバーなのか?何も予習していかなかったのでわかりませんが、「新曲です」と歌った曲もありました(リリース予定があるようです!)。

当然のことながらギターは上手い。ちゃんと歌声を聴くのは初めて…渋い…。大人の男の色気が…しかも、めちゃくちゃシャイだし♬目をつむって歌声に聴き入る。そして、目を開けてる時は弦をつま弾く手元を見る…。

いつも遠くのステージで見てる人が目の前でギターを弾いて歌ってるのが、不思議な感じがしました。且つ新鮮!

口数少ないひらまさん。「ミッキーがしゃべった!」とか心の中でドキドキ(笑)MCは少なかった。イントネーションで“あぁ北海道の人”って感じました。

地震のことで心を痛めていましたが、

「不安や怖がってばかりだと、そういう空気がたまって重くなるから、元気でいた方がいいですよ。みんな元気に行こう!」って、なんか励まされた(笑)

最後の曲で「Clapping hands」と促され手拍子がはじまるけど、どこか曲と合わず…

「誰かはずれてる人がいる」つぶやき苦笑い(笑)
「いつの間にか裏拍になってるし」(笑)
「いいんだよ。僕なんでも一人でできちゃうからさー」って周りの音になんとなく調子を合わせてくれている感じでやってくれました(笑)※私は外してなかったと自負してるけど(笑)

ミッキーがトリで終わってすぐに帰ってきちちゃったけど、あのあとも何かやったかな?他の出演者と即興で🎵今度は誰かと行きたいです。

参加バンドもいくつかあるようですし、サポートとして沢山のバンドにも参加している。しかし、ひらまさんもまた風と共に飛びたい人なのだと思う。

ライブに行ってみて感じたのは、正直ひらまさんはエレカシのLIVEで欠かせない人となっているけれども、自分の音楽活動の中で実際に何か得られたものはあったのかな?

誰もがArtistとして己の表現は自分のもので影響されるものではないとは思うけど、エレカシから何か刺激されたことはあるのだろうか?とか…きっと、音楽のことはミヤジよりずっと詳しいと思うし技術も…。

エレカシが再起したのはメンバーが42歳の時。ひらまさんは今、42歳だ…どんな音楽人生がこの先に待っているのだろう…?とか、ミッキーの楽曲をミヤジが歌ったらどんなふうになる?とかふと考えてみたり…してしまった。

帰り道はまた雨が降りだしていました…。

いずれにしても…行く先は自由…ひとかけらの夢。
ミッキーも出かけていくのだろう今日も…ミッキーもまた風の旅人だよね。年内にまたLIVEするらしい。時間が合えばまた行きたいと思います。

『いつもの顔で』…おはよう、こんにちは…

写真は今年撮った花の写真では一番のお気に入り。

にこやかに笑っているように見えるから、この花のようにいつも笑顔でいたいって思っております。

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エレファントカシマシ いつもの顔で 歌詞 - 歌ネット

 

2018年9月11日(火)のZeppNagoya振替公演をもって、「Wake Up」ツアーも終了しましたねぇ。私は名古屋を行く予定にしてなかったのでFC先行はスルーしましたが、振替になったので再販には一応エントリーしてみました。ですが結局は最初の予定通りに(笑)

レコ発ツアーを札幌で終えて、夏フェスの出演(スペースラブシャワー)でとりあえず一区切りの予定が、奇しくも振替公演がツアーファイナルになりました。

10日の初日は色々と波乱が入り混じったようで、11日は録画用のカメラも入ったらしく、ファンの間ではサプライズ的な何かを期待しています(笑)どう、扱う映像なのですかね?WOWOWのカメラだという情報です。

エレファントカシマシ…2017年の新春から…周年ツアー、紅白、2018年に入り新春、周年フィナーレ、レコ発ツアー…合間にテレビ出演、メディア対応、年末フェス、春フェス、夏フェス、野音…駆け抜けてきましたが、ひとまずお疲れさまでした!

やりたくてもできなかったことがギュッと詰まったそんな時間でしたね。

去年の9月10日は私、何していたんだろう?と、遡ってみたら日比谷野音に行けないことが確定した日でした(笑)そっかー!めちゃくちゃ早いよね…てか、去年それで初外聴きしたけどそれから1年もたたないで6月の日比谷野音。これにはお陰様で中に入れたからなぁ…私も駆け抜けてる感がしています(笑)

私的にはツアーLIVEは7月で終わり、フェスも8月に行って終わっているので今朝、昨日の名古屋レポを眺めながら、相変わらずな空気感の中にも何となく憂いだ空気も感じつつ…「とりあえず」終わったねぇ…(お茶をズズっとすする)みたいな気持ち(笑)昨夜は参戦した人の一報も見ないまま、久しぶりの涼しい夜に眠気が勝り寝てしまったし…なので、「いつもの顔で」おはよう…な、目覚めでした。

毎日が生きているだけでも“特別”な朝ではありますが、でも普段はそんなことも思わない本当に“いつもの”なんですよね。その何も不安のない“いつもの”ことが幸せなのだと思います。

6月の野音公演、レコ発ツアーが始まったあとにおきた災害。大阪城野音公演の次の日に大阪の地震、9月西日本を襲った台風…そして、北海道の地震と…たてつづけに起きて、台風以降はその被害の大きさにエレカシは聴く気持ちにもならずにいましたが、名古屋公演前日に久しぶりに「Wake Up」を聴いて、「いつもの顔で」しみじみと沁みて聴こえました。

チラッと見たミヤジのMCレポで「いつまで歌えるかわからないし…」的なことも言ったとかね。喉の不調で休止延期にしてしまったからだとは思うけど、改めて本人たちも感じたことなんだろうね。

さて今度、エレカシのワンマンに行けるとしたら2019年平成最後の新春コンサートってことなんだなぁ…。これまた、しみじみしちゃうねぇ~(笑)今回は当たってほしい!2018年の新春は人の情けに絆され行くことができた。これも嬉しい事ではありましたが是が非でも新春自力で行きたいです。

あ、そういえば…シレッとFCから通知が来ていたなぁ…奉納せよと(pao更新)。はいはい納めますとも(笑)平成最後のPAO会費。

 

 

いつもの顔で

いつもの顔で

 

 

『オレを生きる』…陽は東から昇りやがて西を照らす

西からROCKが東の国「日本」に渡って来て、まだ50数年。

やがて、日本で生まれたROCKは西へ戻って行くのか?邦ROCKはまだ欧米の歴史には及ばないけれども、最近全米ツアーに参加したり、人気のあるバンドも目にするようになりましたよね。それに近隣アジア諸国への進出は目覚ましくファンも多いことがわかります。

いつか、邦ROCKが洋ROCK発祥の欧米を照らす時代はくるのでしょうか?

前回の『RESTART』の記事で書きたかったことだったのですが、RESTARTの歌詞の中に…

御日様は東から昇り月は西から…

と、いう部分でTwitterでも「え?どういう意味?」という声があったんですよね。実はどこかで見聞きしたことがあるフレーズだったので、私も気になっていたのですがふと思い出しておりました。

これはとある日本仏教の開祖が説いた説法の中に出てくる言葉「月は西より出でて東を照し日は東より出でて西を照す」と似ているなと…。

解釈としては仏教は月に例えられ、仏教の発祥国と言えば日本より西に位置するインド。インドの釈迦の教えです。月は西の空から日本を照らし(渡り)て来たけれども、いつか日本仏教が太陽となり西の国を照らす教えとなるだろう。そういう説法でした。

現にインド仏教の現在は衰退していて、逆に日本で生まれ変わった仏教の教えが西に戻って広まり、仏教がまた見直されつつあるという時代になっているようです。

このことを知ってか知らぬか…わからないけど、私はこの説法を調べ直した時に宮本は日本のROCKシンガーとして、自分の作品が西で認知されることを夢見ている…それが宮本のRESTARTなのかな?そう、感じていたのです。

さて、『オレを生きる』からイメージした写真はこちら(2018年1月29日撮影)

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エレファントカシマシ オレを生きる 歌詞 - 歌ネット

RESTARTの歌詞読んでそんなことを思っていたんだけど、『Wake Up 』の最後に収録されているこの『オレを生きる』を読むと…まだまだ、先のことなんかどうなるかわからない…先行き不安なオレが見え隠れしているのが宮本らしいなぁって思ってしまった。

2017年は久しぶりにサマソニに参加して、2018年はFUJI ROCKに初出場しYouTubeで生配信されたから、世界発信も実現した。エレファントカシマシは海外ではどのような評価をされたのだろう?

相変わらずオレはオレのまま行くだけで…いいのかな?とか、いらぬ心配したりして(笑)

偶さか(たまさか)感ずる 最高な瞬間(とき)を…

オレはオレを生きる

“たまさか”というのは、滅多にない稀なという意味だから…この曲を最後に入れることを最後まで逡巡したというのは、Wake Up !覚醒!とは言ったけど…実は保守的になっている“オレ(宮本)”があまりに顕著に出ていたからでしょうか?ちょっと今後の活動の行方に布石を置いた曲だな…って今はそう思いながら聴いています。

オレを生きる

オレを生きる

 

この写真の川は隅田川です。陽が西の空へ戻る時間帯で下流東京湾)に向かって船がすすんでいます。また、東から昇るために…Wake Upするために…。

余談ですが、永井荷風 「すみだ川」この小説に描かれている場所に近いところです。この写真は1月の夕刻に撮ったものですが、今はちょうどこの小説の冒頭に出てくる季節と同じ8月。帆掛け船が風を受けて川面を走っているシーンがあります。

なんとなくこの写真の風景と荷風の描いた風景が重なります。

 

すみだ川・新橋夜話 他一篇 (岩波文庫)

すみだ川・新橋夜話 他一篇 (岩波文庫)

 

 

『RESTART』…夏はいろんな意味で心機一転ですね

私の夏季休暇も明日の月曜日で終了します。

8月は「原爆の日」や「終戦記念日」もあり、ここ数年は暑い事もあるけど偲ぶ月という感じで過ごしている気がします。この国が過ちを犯した時代を悔いてやり直し始めた日。

それから、東京などでは7月がお盆ですが全国的にはどうなのでしょう?8月のお盆の方が多いのではないかな?私も両親や夫の故郷が8月がお盆なので、お盆と言えば8月なのですけど住まいが東京だし私の両親も他界し、夫の両親も他界しているのでお盆に帰省することがなくなりました。

心の中でこの時期になると偲んでいる…そんな感じです。夏は魂の交流をするような気持ちになります。 

子供の頃、そうですね…小学生高学年の頃。夏休みが終わって久しぶりに教室へ行くと、日焼け自慢をしたり旅行の話しや自由研究の宿題を見せ合ったりするほかに、急に背が伸びた男子や体つきが女性らしくなった女子なんかもチラホラいたりして、それまで雑多に遊んでいた男女が何となく意識しあうようになってみたり…。

そんな、大人への転換期でもあったような気がします。

「RESTART」をイメージした写真はこちらです(2018年6月19日撮影)。

良く晴れた日の十間川にかかる源森橋にて、川面に逆さスカイツリーがキレイに映っていたので撮りました。

光の加減や風でユラユラと揺れる水面。それによってスカイツリーもユラユラ揺れる。人の心や感情も瞬間で変わる変わり続ける…。

だから、やり直して行ける。とも言える。

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エレファントカシマシ RESTART 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

RESTART/今を歌え(初回限定盤)(2CD+DVD付)

RESTART/今を歌え(初回限定盤)(2CD+DVD付)

 

最近、映画専門チャンネルでいくつか映画を観た。

あとは夏なのでホラー系を数本(笑)

「あん」は若い頃にハンセン病を患い隔離施設で暮らし、やりたいことも自由にできず、世間からは差別を受けてきた高齢の女性が主人公。

病は完治しているものの高齢になっていた主人公。そこに訪れた一つの出会いによって、少しの間人生で「やり残したこと」をとり返す。彼女は未来を見失いつつあった関わった人達に、やり直しのきっかけを残し静かに命を終えた。と、言う話。

「あん」の主人公の名は吉井徳江。しかしそれは本名ではない。施設に来た時に付けられた名前だという。つまり、ハンセン病ということで戸籍から外され身内からも捨てられたのだということです。この役を演じた樹木希林さんもこれは本名ではない。だから、この時樹木さんには4人の人物が存在していたのだな…と、気がついた。人は誰にでもなれるし自分次第でいろんな人生がおくれる。それには年齢とかあまり関係がないのだと改めて思った次第です。

健さん高倉健さんが俳優になっていてからの人生、生活の全てで高倉健を演じていた。と、いう視点のドキュメンタリー。本名:小田 剛一が世間に出る事のない完璧な生涯だったことが紹介されていた。

高倉健さんは高度経済成長期には「任侠映画」の大スターで、やくざ役が定番だったのだけど、ある年を境に自分のプロダクションをたたみフリーとなって、任侠映画の関係者と決別し、新しい映画作品への挑戦に踏み出す。

この2本の映画にもそれぞれの「RESTART」があった。人にはきっかけや気持ちがあればいつでもやり直しや、新たなスタートができるものだ。

ビストロスマップに出演された時、高倉健さんの「幸せになりたいですね」…と、言った会話の内容がなんか…宮本浩次とかぶるな…とか思ったりしてね。この時の健さんの思いに近いものがミヤジにもあるような気がする(気になった方はYouTubeで探してみてください)。

 

私もこの夏を機に小さなRESTART、心機一転をしてまた、自由を手に入れたいとは思ってます。物理的な自由ではなくて心の自由。心の自由をこの手に!

おー!おー!おー!おー!

(笑)