また、あした…

私が好きな音楽のことを綴るブログ

そして、2017年の盛夏は湿った重たい空気の中、暑かった

お題「フェス」

2017年夏の私もまた、ココロが湿って重かった。 

大大、大好きなフェス。今夏はどこにも行かなかった。春先から体調がすっきりとよくなく、がっつり悪いわけでもないけど、今までとは違う倦怠感が取れなくて…キモチがあまり盛り上がらなかった。

エレファントカシマシ”の周年ツアー前半が終了して、夏は外回り営業(夏フェス)が始動していた。2017年は

この6本かな?体調が万全なら間違いなくオハラ、ロッキン、サマソニは行っていたと思うので、とにかく残念でしかたがない。特にオハラブレイクに関しては選曲が憎い。

2017/08/05(土) オハラ☆ブレイク’17夏 セットリスト

01.悲しみの果て
02.今宵の月のように
03.はじめての僕デス
04.いとしのエリー
05.君が僕を知っている
06.風に吹かれて
07.デーデ
08.風と共に
09.俺たちの明日

二度と聴けることはないであろう…「はじめての僕デス」(フルバージョン)。途中、歌詞を忘れたというので、もしかしたらいつか別の機会にリベンジするかもしれない「いとしのエリー」。そして、これも機会があれば聴けるかもしれない「君が僕を知っている」でも、後2曲も二度と聴けない気もする。そんなレア感…。

Rock in Japan Festival は一番行ってるフェスなので、単純に行けなかったことが残念。

SUMMER SONIC 2017(東京) は他に好きなアーティスト(佐野元春)が初出場というのもあって、行けなくて残念だった。

まぁ、フェスには行っていないので感想は語れないのだけど、行かれた方々の感想や現場の様子をピックアップして感じたことを少し記しておこうと思う。特に8年ぶりの出場となった、SUMMER SONIC 2017に関してTwitterでのつぶやきを編集しながら…。

2017/08/19(土) SUMMER SONIC 2017 セットリスト

01.ドビッシャー男
02.悲しみの果て
03.今宵の月のように
04.デーデ
05.風と共に
06.RAINBOW
07.ガストロンジャー
08.俺たちの明日
09.ファイティングマン

私はその8年前のサマーソニックに行っている。当時の様子も日記で残してあったので参照までに…

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

これを踏まえて…

2009 ではbluedaysやったり結構、勝負したところもあったけど、今回は保守的な?安定のフェスメニューだったようだね。

雨が降ってきた。雷…も。幕張は大丈夫かな?2009年もすごい夕立があったけど。

はじめてエレカシのLIVE(宮本のパフォーマンス)を見た人の感想から…その場のノリはあるけど、適当ではない。練習量と「あ、うん」的な呼吸が、他のバンドとは比較的にならないくらいに多く高い。それは宮本浩次という絶対的な主導権(牽引力)を持ったボーカリストに対する、信頼度と忠誠心の高さからくるもの。

あ、しかも結構、計算されている演出もある。状況によって演奏パターンもいくつか用意されているようだ。確かにメンバーのその対応力はすごいよね。

今日(8/19)のミヤジ、1曲目からの声つぶしたってみたけど…結構、ひどかったらしいが、持ち直しもすごかったとか…。どうした?逆に心配じゃん。寝冷えでもしたんでしょうかね?

 

それにしても、8年前のセトリ…攻めてたよなぁ…

1 おはよう こんにちは

2 悲しみの果て

3 BLUE DAYS

4 Sky is blue

5 ジョニーの彷徨

6 ハナウタ〜遠い昔からの物語〜

7 今宵の月のように

8 待つ男

9 ガストロンジャー

 少しだけ音源を聴いた。声…出てないなぁ…音量でかろうじて響いてる感じかも…それでも、現場にいる聴衆の心を引き寄せている…。でも、それは50過ぎたおじさんが声つぶしてもガムシャラに歌っているその姿からであって、本来のベストな声、パフォーマンスからではない。 

たぶん「そんなもんじゃないだろう?もっとあるだろう?」てな、調子だったんだろうなーって気はするんだけど…力でねじ伏せて圧倒はさせたんかな?(批判してるわけじゃないよ?行ってないしw)みんな褒めてるし(笑)

それからサマソニの最大の特徴である、海外アーティストや洋楽ファンが集まる祭典という部分で、彼らに向けた“攻め”の部分が2009年に比べたら、私にはよくわからなかった。国内フェスならかまわないサービスMCも、サマソニは少な目で歌で楽曲で勝負してほしかった。2009年はそういう意味では選曲もパフォーマンスも良かったと思う。

例えば佐野元春のLIVEレポでは… MC無しノンストップ11曲。まぁ、こういうことだと思う。元春は説明しようと思えば英語も堪能だし、解説も端的にできる。しかしそんなものは『必要ない』ということがわかってる。61歳アーティストが勝負する姿勢…大事だなと思った。 元春、サマソニ初参加…意外な気もしたけど…。行かないで後悔したのは元春の歌を聴きに行かなかったことしかない。

佐野元春の楽曲に『悲しきレイディオ』と、言うのがある。その歌詞の一節に

RADIO RADIO
おしゃべりなDJ もういいから
RADIO RADIO
いかしたミュージック 続けてもっと
RADIO RADIO
この気持を わかってDJ
RADIO RADIO
いかしたミュージック 続けてもっと

音楽で伝えてくれよ!音楽で分かり合おうよ!まぁ、そんなニュアンス…。

エレカシに来年のサマソニチャンスがあったら、もっと攻めでいってほしい。そんなことを思いながらTwitterのTLを眺めていました。