打ち上げ花火は宮本浩次に似てると思った夜
隅田川花火大会☆7月29日
「花火と花火の間の静寂も大切な演出の一つ」…
第二会場の中継で花火大会関係のおじさんが、言っていた意味がよくわかる。“次はどんな花火があがるの?”っていうワクワクとした期待がある。考えてみればLIVEとLIVEの間にも静寂(日常)があるし、LIVE中の曲と曲の間にある静寂も一つの演出で大切な時があるね。
“間合い”タイミングっていうのかな…今なら、「3210」から「RAINBOW」に入るまでの静寂。これも演出上とても必要な気がする。曲と曲の間のMCタイムの声援も…タイミングも大事にする。これって歌舞伎とかでもあるよね。意外と日本人はこういう“間”というものも大事にするよね。私は瞬間をものすごく大事に考えるタイプの方だから、宮本がMCで話してる時、話しだすタイミングがわからない時はジッとしている方(笑)話す声、話す内容を聞き逃したくないから。
ルールはないのだけど、歌(LIVE)もMCも花火と一緒で瞬間で終わってしまう。だから、余韻も合わせて楽しみたい。だから、間合いは大切にしてほしい。
さて、隅田川の花火は打ち上げカ所が第一会場(桜橋近く)、第二会場(駒形橋近く)と二つある。うちは第一会場に近い。でも、隅田川沿いの高いマンションが屏風になっていて、今は外に出たくらいでは見えない。知人の家に屋上があってそこで見せてもらうこともあったけど、第一も第二も見えてどっちを観たらいいか迷った。(笑)
LIVEも目の前が背の高いお客さんだと人と人の隙間から宮本を見る感じなる(笑)縦横無尽に動き回って歌っている時、どっちを観たらいいのか迷うこともある。宮本は隅田川の花火に似ている(笑)あっちでドカーン、こっちでドカーン。あっちでもこっちでも…(笑)
隅田川の花火は基本歩行しながら見るスタイル。花火の打ち上がる音、人のざわめき、誘導する警官の声…これもまた、季節の風物詩。
ミヤジは打ち上げ花火は好きなのだろうか…?(笑)隅田川の花火は観たことあるのかなぁ。花火は好きだといいなぁ。
『花火』を題材にした曲があってもいいよね…ないよね?
桜花も花火も一瞬だから美しい。花火に関しては職人の努力と工夫で年々進化して、見るものを楽しませてくれる。そして来年の花火も楽しみにさせてくれる。曲も同じだな…次はどんな曲作るのかな?そんな期待を持たせてくれるから。そういう期待が作り手の意欲にもつながるだろうし…。素晴らしい作品を生むと思う。
ツアーを花火大会に例えるならツアーが終われば、制作期間に入るだろうから…まさに花火職人に似ている(笑)
暑中お見舞い申し上げます
ちょっとだけ、弱音吐いてます。
「エレファントカシマシ~1988/09/10渋谷公会堂~のライブ・フィルム」のプレミア上映を観て、買ったBlu-rayも届いてるんだけど、7月26日(水)…西武新宿駅前ユニカビジョンにて放映されているのも観に行った。
雨が降り喧騒する西新宿に、若かりし日のエレファントカシマシ、宮本浩次の歌声が響き渡る。高音質で聴けるアプリをダウンロードしたけど、イヤフォン忘れた(笑)でも、このまま聴いてるのがよかった。今の日本で繰り広げられてるインチキな出来事にすごく合っている叫びだった。なんて、タイムリーな企画だったんだろう(笑)期間を延長してもいいくらいだ。
喫煙エリアでタバコをくゆらす人達の中には、ジッとモニターに眼をやりながら聴く人も…。雨だったから足を止めて聴く人は少なかったけど、それでもしばし聴き入る人もいた。雨音と喧噪は庶民のあきらめにも似て、宮本の声が今の時代に響いて共鳴していた。やらねばなるまい…。
この前にこの日は長引く咳で診てもらった病院に、心臓のエコー撮りに行って、CTの結果聞きに行った。咳の原因になっているものが解らない。心臓は肥大だけど、ほぼ平常でした。レントゲンに写ったモヤッとした霧みたいのは1週間後のCTにも残っていて、軽く肺炎だったみたい。その他は怪しい影なんかはなかった。ただ偶然、疑わしきもの発見。急を要するものではないけど、甲状腺に腫瘍があった。一ヶ月後にエコー検査。
更年期もあるんだと思うけど、時々些細なことで気分が沈む…イライラもする。倦怠感もでやすい。寝汗はエアコンかけててもすごい…。甲状腺のこと調べてみた。できていた腫瘍とは直接関係ないけど、甲状腺の機能が低下するとホルモンバランスが崩れて、気分の落ち込みやらイライラ、動悸、倦怠感、寝汗があって…手も細かく震えるとか…私、これ全部当てはまる(笑)
甲状腺が弱ってるのかな…?加齢と共に…なんか「風と共に」に似てるけど(笑)全然違う。なんで、咳は止まらないんだろう…聞けばよかったのに聞くの忘れた。甲状腺のエコー撮るのは8月の下旬。ネガティブには考えてないけど…キモチ的にはモヤモヤだよね。
今年の夏はロッキンオンフェスにも行かないし、他のLIVEの予定もない。おとなしくココロと身体を休める一ヶ月なんだな…。でも、ココロは休まらないな…いろいろとストレスの要素がありすぎて💦新しい扉開けて、どこか知らないマチへ行きたいな…
今日からエレカシも外回り営業だ。つまり、夏フェスの出演が始まった。一発目は「ap bank fes 2017~Reborn-Art Festival~」豪雨の中のパフォーマンスとなったようですが、その雨をも演出にしてしまう宮本の迫力は、その場に居合わせたファンでない聴衆の心さえもつかんだようです。
思い出してもみればツアーの初日、北区も雨だった…。エレカシは晴れ男集団で降水確率80%でも降らせないバンド。そりゃ雨が降る日もある。でも、降った後は虹がかかったように彼らの旅は順調になる気がする。だから、今夏のフェスも無事に終えてまた、ツアーの後半戦に晴れ晴れと帰ってくるのだ!
ベイベー…抱きしめたい
ホーミタイは想像したよりサラッと言ってたね(笑)
ほんと、抱きしめたい。女神になって抱きしめたいよ。
泣いてるあなたを見た時、ずっとそう思ってた。
でも、もう涙を拭いて走り出したね! かけっこ遅いけど追いかけるさ!
そして、どうせなら私は笑っていたいのさ!
あ~っはっはっは!
yumcha-elekashi.hatenadiary.com
お兄さんとは4歳違いなのだね。
週刊誌『週刊現代』の“私の地図”というコーナーに、自分の足跡をたどる話をしていた。いつもお兄さんと競っては負けてばかりで悔しかったと…。
前回のブログで私にも二人息子がいて12歳離れてると書いた。これはちょっと離れすぎ(笑)でも、現在26歳と14歳…トレーディングカードやテレビゲームでようやく対等に競えるようになってきた。小さくてもお兄ちゃんにアタックしては撃沈されて、メソメソといつも泣いてた次男が懐かしい。
私の主人にも兄がいる。歳は4歳か5歳離れているのでミヤジと一緒。主人からお兄さんとのエピソードを聞くとどこの兄弟も一緒って笑ってしまう。
兄って可愛さからか?わざと構うし程よく無視もする。小さい弟だからと言って甘くない(笑)でも、次男って父親よりも兄のことを慕っていてある意味尊敬している。だから、下僕のように扱われても文句も言わずしたがって、あとからちょこちょこついて行く。次男の友達が来た時、兄が一緒に遊んであげると自慢の存在になるのだ。
長男:15歳、次男:3歳
長男の顔は11年経っても変わらないので隠します(笑)
ベイベー明日は俺の夢
前向きで明るい曲でよかった(笑)
フォークROCKかな?路上でジャガジャガギターかき鳴らして歌ってるようなイメージ。
神様は何も叶えちゃくれないけど、叶えられる試練を与えるんだよ。しかも、それを知っててあなたは歌にしてるよね。ココを越えれば新しい世界があることも知ってる。『勝利』か…勝利は勇気で手に入れられる!
きっと、また泣いてしまうことはあると思うけど…それはうれし涙であってほしい。勝利の美酒か…私も一緒に泣いて一緒に飲みたいものだ!
さて、「勝利」と言って思い出した曲がありました。
前半省略、後半のみ抜粋…
望みはたったひとつ
自分自身でいたいだけ
この魂よ 舞い上がれ
そこに空がある限り
この世界を信じたい
うまくいかなくてもかまわない
君を愛しながら満ちてゆく
黄昏の兵士になりたい
俺たちきっと
きっとまたどこかで会えるはず
目指せよ、海へ
目指せよ、海へ
そうさ、
ここから先は
勝利ある、勝利ある、勝利ある
そうさ、ここから先は
勝利ある、勝利ある、勝利ある
勝利あるのみ
Show Real..
何と戦って何に勝利すればいいのか…わからなくても
いつも、ココロにあるのは愛する人の笑顔だったりする。その笑顔のために戦っている…そこに勝利があると思う。
心のシャツ着替えて…
ココロに薔薇を…
さぁ!出かけようぜ!明日へ
『今日はドーンと行くぜ!』
チケット代はけして安くないのよ。
エレカシももう約7000円だから…そこに集ってくれる人は皆意識を高く持ったエレカシファンだって、宮本はもう自信をもって自覚してほしい。
そりゃ、温度差はいろいろだけど単純に通りすがりに入れるわけもないし、一寸行ってみるかっていうカジュアルな気持ちで払える額でもない(中にはたいしたことない額だと思う人もいると思うけど)。
物価も違うしね。地方の人がこの7000円のチケットを買ってコンサートに来てくれるって言うのは、かなり尊いよ。
今ツアーのお客さんは尊い存在よ!
『風と共に』の私なりの解釈はほぼほぼ間違ってなかったようだ。
お母さんの話しがここでも出たね。このインタビューのあとに岩手公演があったのかな?私も属性「お母さん」になって早26年。二人の息子を持つ母。宮本にはお兄さんがいて少し歳が離れている。私の息子も12歳歳が離れている。二人の息子に抱く思い…もちろん生活形態とか環境とかいろいろ違うけど、母としての思いはそんなに違わないだろう。だから、宮本が合唱団を辞めたいと言った時のお母様の気持ちは多少理解できる。母親は息子に限らず子供の才能や可能性に期待もするし、そこから夢を切り開いてほしいとも願う。特に宮本のお母様は彼に歌の才能があるってわかりすぎるくらいわかっただろうし、辞めてしまうのは本当にもったいないって思ったに違いない。
宮本がエレカシのボーカルにとトミと石くんから誘いを受けエレファントカシマシに加入した時、まだ中学生だったけどお母様は彼の将来に何を見たのかな?宮本は両親に心配かけないように大学にも行った。将来は普通にサラリーマンになるだろうとも思ってた。でも、あれよあれよという間に大学に在学中デビュー。
玄関の前で奮い立って笑顔を作った
母は喜びと心配をない混ぜた表情でみていた「お母さん この通り元気でやってるよ。おまけに強い男だから僕は大丈夫さ(云々)」
意味もなく得意げに上っ調子で母親に語り続ける
お母様は「おまえは大器晩成型だから」って、言ったことがあるらしい。お母さんって 予言者であり良き理解者であり、いつでも子供の味方で…でも、やっぱり特別でありながら普通の優しい女性で…お母さんってすごいのだよ(笑)
シングルジャケット…イラストは、はじめて…って言ってるけど、「愛すべき今日」もあれイラストだよね?(笑)メンバーをモチーフにしてる。
さて、『風と共に』のジャケットデザイン見た時、びっくりした。あのイラストの男の子、女の子にそっくりなお子さん(兄妹)を知ってるから(そのお子さんのお母さんもエレカシのファン)。私は興奮気味に彼女にメールした。
“見た!?シングルジャケットのイラスト!似てるよね!?”…って(笑)
彼女も驚きながらも感慨深げな返信をくれた。なんだか自分の事のように嬉しくて…彼女の喜びの波動も伝わった…。いろんなエピソードがあって…いろんなことがね。彼女には彼女のエピソード。私と彼女が出会ってからのエピソード…なんか、それらがあの一つの画になったって気がしました。
偶然って言ってしまうのは簡単。でも、これが偶然ならそれは出来過ぎた偶然だと思うくらいに、いろんなことがつながった。そう、私たちのエピソードの中ですべてがつながった気がした。
このシングルは沢山の悲しみ苦しみを乗り越えてきた人に希望を与えているし、これから長い人生を歩む人にも希望を与えている。そんな凄い楽曲。売れなきゃ嘘だ…多くの人に届いてほしい。
そして、カップリングの曲もすごく話題になっている。でも、私はまだ聴いていない。Download盤…買うより、まずCDで聴きたいから発売日の26日を待ちます。
さて、47都道府県ツアーの前半戦も昨夜の沖縄公演で一応区切り。沖縄は唯一スタンディング、しかも時間がゆったり流れる沖縄…さぞ、他の会場以上の盛り上がり?っ思ったけど、沖縄だけが異常に盛り上がったってことでもないって、誰かがつぶやいていた。確かに…今のエレカシは何処に行っても60~70%でやってるって語っていたから。地域性を活かしながら熱量は変えずどこに行っても最高!でも、みんな同じじゃない!って思えるLIVEができるようになったのだな…って、思った。
それってエンターテナーとして素晴らしい成長ではないかな?って、少し上から目線で思うのよ。
ツアー後半戦も楽しみであります!毎回、一期一会の「今日はドーンと行くぜ!」で、挑みたい。
自然発生という凄まじいPower!
このダ・ヴィンチのインタビュー記事もよかったですね。
これは好みの問題ですが、ライターもラジオのパーソナリティーも「好き」っていう気持ちを60%くらいに抑えてインタビューしていると、ファンの知りたいことを自然と聞いてくださってる気がします(笑)
この記事もそういう感じが伝わってくる。
ミヤジが旅に哲学の本、新書本、軽い読み物の三冊を持って行くと書いてあった。哲学に興味をもったのは今に始まったことではないけど。
私も基本、哲学するのは好き。新書ばかり読んで知識を深めた気にもなってる。小説も長編よりは短編が好きだ。哲学書は読まないけど…ゲーテやニーチェ、ブッダ、論語の超訳本は持ってる(笑)これがちょうどいいです。
私の思考やいろんな事象には理由があったり、何かあった時の物事の捉え方とか…哲学的に考える…クセがあって、ミヤジもたぶんそんな思考だと思う。
最近のリラックス法は“ドライブ”…そういえばSONGS(7月13日NHK)でも渋滞にはまると、こんなポーズをしてる…って、タバコを指で挟みながらハンドル握るような(笑)なんでもよいです。スイッチを切ってリラックスできるのであれば。羽田からの帰りにRAINBOWブリッジを渡っているのかな…?
東京の首都高、湾岸をドライブして画になるのは…佐野元春*1と宮本浩次の二人だけだろうって私は勝手に思ってる(笑)
今度は東京の街を運転して走るMVを作ってほしいな(^^♪
さて、私はブログ書くとき、過去のを読み返すこともあるんだけど、時々自分の思っていたことが後々に答えとしてインタビューとかで載っていたりして、妙に安心するというか…確認できたみたいで嬉しくなったりする。
これはTwitterでのやり取りでのことだけど、ここでも同じことがある。
posted at 23:32:12
と、「歴史」のイントロで手拍子が起こることについて、フォロワーさんと話していました。そしたらこの記事の中で、1曲目から手拍子…つまり「歴史」の成ちゃんのベースイントロから起きてる手拍子のことだと思うんだけど、このことにちゃんと答えが返ってきた。やっぱり、宮本はもちろんメンバーもスタッフも吃驚しながらも喜んでいたんだな…って記事を読んでわかったことが嬉しい。
く、苦しくまとめたな…肉ゴー(笑)
おばちゃんネタ出されて即反応するで?ワシはマジのおばはんやからね(笑)
だんだん、自然発生的に盛り上がって近隣から集まってる空気が嬉しいね。満席で嬉しそうなメンバーとか見たら、ファンも意地になってるみたいな(笑)愛が深くて…ほんと感動する。posted at 21:51:31
宮本が「気楽においでよ」って思えるようになったのは、コアなファンが口コミでエレカシのツアーの宣伝したり、感動をつぶやいたりしているから、“なんとなく”とか“あぁ、エレカシか懐かしいな”って、気楽にチケット買って来てくれてる人も沢山いるってことで、結果的にあのLIVEのグルーヴ感が起きているのだと思った。
もちろん、宮本やメンバー、スタッフの努力も大きいけど、ツアーが始まって蓋をあけてみたら!ファンもスタッフの一員みたいになってて(これはツアー前から)、みんなで作ってるツアーになっているんじゃなかろうか?
とにかくほぼ毎週末にLIVEがあって、その夜は行った人もお留守番してた人も一体となって喜びあっている時間が生まれて…すごい事だな…って感動してるのです。
今日は前半ラストの沖縄公演。後半は9月からで夏はフェスに繰り出すエレファントカシマシ。私は今年、夏フェスには行かないつもりでいる。体に留意してのこと。でも、行かなかったことを後悔させる、そんなパフォーマンスを魅せてくれるんだろうな…って今から想像できる(笑)
「風と共に」
SPICEの記事、読了!あ~…良いインタビューだ…。最高だよ…ミヤジの言葉ひとつひとつがスパーーンと入ってくるし、思っていたことの答え合わせできた…。いちいち頷きまくって涙出たわ本当に…
ツアー先で最近よく口にしているという、NHK東京放送児童合唱団にお母さんが入れてくれて、はじめてソロで「はじめての僕デス」を歌うことになった時、「いつか私に感謝する時がくるわよ」って言われたエピソードを話しているようです。
お母さまも歌手の玉子だったことを今回のベストアルバムのプロモーションの中で知って、歌の上手い宮本に合唱団のオーディションを受けさせたのは、自分の夢を託す気持ちが少なからずあったのではないかと思います。
中学からバンドに加入してそのままデビューするまで、お母さまは反対することもなくいてくれたというのも、何かの取材で見聞きしました。心配する気持ちはもちろんあったでしょうが、そういう道筋を作ったのもお母さまだし応援する気持ちの方が大きかったと思う。
「はじめての僕デス」から40年、再び歌いませんか?と、オファーがあったときの喜びは如何ばかりかと…。
『風と共に』歌詞を見た時は、THE宮本節!ってだけの感じがしたけど、メロディーとその歌を聴かなきゃ意味がなくて…郡山のコンサートではじめて聴いて…「みんなのうた」で聴いて…フルで聴いたのは郡山と横浜と八王子の3回。LIVEでフルを聴くという、珍しいパターンで今日、MUSIC VIDEOが解禁になって映像と音源をはじめて聴きました。聴けば聴くほど良い曲で“心よ自由であれ そうさ私は風の旅人”・・・“風”というワードは宮本が得意とする素材であるけど、“自由”っていう言葉はあまり記憶がない。また、今まで“風”というのは気まぐれで吹かれるまま、自分はどこに飛ばされてしまうんだろう?という不安な思いも含んでいた気がするのですが、今回の“風”は自分で操れる“風”をイメージしました。“行く先は自由”っていうのは解釈が難しい部分もあるけれども、鳥が風に乗って飛ぶように、目的ないように飛んでいるようで実は目的に向かって行けるよう風を選んでいるわけで…人も夢という目的をもって風を選んで乗って行こう!そんな風に解釈しました。
7月16日(日)の盛岡公演で「みんなのうた」のエピソードの中で、お母さまは既に故人になっていると話したらしい。改まって言ったというよりサラッと自然な話し方で、お客さんもサラッと聞き流してしまうほどだったらしい。
お客さんのほとんどがまだ、ご健在だと思っていたと思うから今回の『風と共に』40年ぶりのみんなのうたに喜んでおられると思っていましたね。
それをうけて誰かがTwitterでは「あなたへ」はお母さんにあてた歌では?と、話し出すとみるみるそれが広がり始めた…。私も「あなたへ」はお母さまへのレクイエムだと思っている。
「あなたへ」リリース時にこんな日記つけてた #エレカシ あなたへ(初回限定盤)(DVD付) - ほゞ、エレカシ漬 https://t.co/IF1Nw0wTrm
私はこの曲の中から、「何にでもなれる、どこにでも行けるそんな可能性」を感じていた。「あなたへ」のリリースが復帰1作目であり、デビュー25周年の第一弾だった。「風と共に」は30周年シングル第一弾。「風と共に」は「あなたへ」の思い出から旅立った曲にも捉えられないかな?
2016年の東京国際フォーラムで行われた新春での「あなたへ」のMCは「今日でこの曲も完成を見たような気がする」と言っていました。それが宮本の予感だったのかはわからないけど、
お母さまに贈る花束ができた…そんな、30周年になったのではないでしょうか?私はそう思います。
47都道府県ツアーも乗りに乗ってきましたよね。お客さんもメンバーも肩の力が抜けた感じで、とてもいい雰囲気。
最初、歴史のイントロで手拍子が起きた時、ちょっとだけ違和感があった。でも、そのうち自然発生的に出てるんなら、それはそれで良いことと思えるようになってて、ミヤジも最初ビックリしてはいたみたいだけど、やっぱり喜んでるみたいでヨカッタ。
いつぞやに「MCでご当地ネタ挟んだらいいのに…」ってつぶやいたらその後、自分の知ってることや行ったことのある場所をご当地ソング風に歌い出した(笑)
カラスが二羽、阿保ぉ~と啼いた
SONGS | 第428回 エレファントカシマシ @7月13日
http://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=170713
昨夜、NHKの『SONGS』という番組でエレカシ・宮本浩次 × 爆笑問題・太田光の対談企画。
過去に太田光の自叙伝「カラス」の中でも対談してる。対談ではないけど最近の記憶で新しいところでは、爆笑問題のラジオ番組にゲスト出演している。
太田光がエレファントカシマシ(宮本浩次)のファンであるらしい。宮本が爆笑問題のファンであるかはわかんない。っていうか、漫才とか好きかどうかも知らない。
出会いは爆笑問題がMCをしていたNHKの音楽番組“ポップジャム” 。動画サイトで何度か見たことあるけど、普通歌ったらすぐにはけるところ必ずMC席で何かやらかして帰るという(笑)太田さんは、“サービス精神”って言ってくれてたけど、あれは単に目立ちたがり屋だよね。タダじゃ帰らないっていう(笑)
お互いの売れない時代のVTRが出た。エレカシは伝説の渋公LIVE。爆問はNHKの新人演芸大賞。お笑いの見せ方についてレクチャーしていた太田さんを見て、真似てみる宮本(笑)どこかでこういう手法が活かされそうで楽しみ(笑)
ターニングポイント、エレカシの「奴隷天国」が合宿先のコンビニで流れてきたエピソードと爆問のネタ「進路指導室」で、大衆ウケしない内容に気づけたこと。大衆に受け入れられなければ、やってる意味がない…大衆を相手にできなければ…。
仕事に対する姿勢・・・「オレはこれで行く!こうやる!こうなんだ!」という考え方から、いろんな人と仕事をして、人と関わっていく中で気づきがあり、広がりが得られ磨かれた。最近のLIVEでのMC、雑誌のインタビュー、専門サイトからの取材でも語られてる。クライアントから「カッコいい曲にしようと思っていても、宮本さんと言えば“THE ドーン!”じゃないですか!?そんな感じでお願いしたいんですよ!って言われて15種類くらいのドーンがあるらしくって…」このくだりがおかしくて笑えたけど、沢山コミュケーションをとりながら自分の本領を発揮できているんだな…と、嬉しく思う。
ふと思い出したのは「さよならパーティー」。
つまらないパーティーから抜け出して、輝く太陽の外に飛び出した。自分の殻を破って飛び出した。何度も繰り返してきたサヨナラの先に未来へ続く道があると、心から信じて歌った曲。この思いが今、新曲の「風と共に」につながっている気がする。
太田光の自叙伝「カラス」の中でも自分たちの仕事について語っている。33、4歳くらいの模索の中で葛藤している時期の二人。文章の中の二人は太田さんは宮本を探り探り、宮本は問いかけられる質問に時に食いつき、時に興味なさげに対応してる。まだ、尖がってる感じが強い。太田さんが「わかる部分とわからない部分が混在する。大メジャーとなる途中・・・なのだと感じた」と、感想を言っている。
番組の中の二人はお互い紆余曲折を通って、今のポジションに立っている。でも、その道の険しさはそれぞれで違う。
太田さんは、エレカシの曲は歩いてる感じがする。また、うたは歌い継がれて育っていくけど、漫才のネタは語り継がれて育つものではない。そこがうらやましい。エレカシの曲は聴くけど、そのときの気分で聴こえ方が違う。等々…
私もSTARTING OVERからとわりに長い事、居場所を転々としながらエレカシブログを続けている。この10年でもエレカシは何回か脱皮をしているけど、UNIVERSALに移籍した時の気持ち、思い描いた活動が一つづつ形になっているのではないかな。と、感じた。何年か前に
「作品は飾られて見られて成長する…音楽も演奏して聴かれて成長する…」
もっと、旅に出てコンサートをやったほうがいい!と、ブログで書いていて、このことは折に触れて何度か書いていたけど、「ファインティングマン」が、LIVEの中の十八番でやっているうちにみんなの中でも愛される曲になっていた。と番組の中で言っていた。
NHKで“ファイティングマン”が演奏されたことには、本当の意味で祝福された気持ちになれた。誰かがTwitterでつぶやいていた。
エレカシと言えば「今宵の月のように」というように出演するたびに、これさえやっていれば間違いないみたいに使われるけど、良い曲はこれだけじゃないってことの証明になったと思う。
その通りなんだよね。確かにミュージシャンにとってヒット曲が一つでもあれば、代表曲として取り上げられるし、音楽番組でバンドが紹介され認知される機会も増えるからきっかけとして大切にしたい曲だけど、ファインティングマンが電波に乗って、国営放送で流れて嬉しかったなぁ。
宮本も「レコード売りたいからテレビにも出たい」って言ってた(笑)
太田さんの「カラス」の中で「紅白の出場を辞退するミュージシャンがいるけど、ああいうのを見ると本当に悔しいよね。こっちは出たくても出れないのに」って語ってた宮本。この番組では最後に「賞というものをもらったことがないから、一度でいいから賞がほしい!」と、言ってた(笑)
それは表現者として認められたという、極めて分かりやすい指標で結果としての証だからだと思う。紅白に出ることも賞を取ることも、自分のやってきたことの証明としてわかりやすい形だからほしいんだなって…。メジャーで活躍してるという実感がそれで得られると考えているのかもしれない。
「7月14日は 【ひまわりの日】 1977年のこの日、日本初の気象衛星ひまわりがアメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられた。」そうです。
ひまわりの 花言葉は 「私はあなただけを見つめる」 「情熱」「崇拝」「あこがれ」だそうです。私が育てているミニひまわりが咲きはじめて、プランターの中が賑やかになってきました。