【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン④
チャレンジ7日目:山崎まさよし『HOME』1997.05.21
《収録曲》
1.Fat Mama
2.アドレナリン
3.セロリ
4.ベンジャミン
5.スクリーミン'97
6.名前のない鳥
7.コペルニクスの卵
8.僕らの煩悩
9.昼休み
10.One more time, One more chance
11.ヤサ男の夢
12.HOME
私の音楽との出会いはほぼテレビからです。しかもCMが多いかと思います。
山崎まさよしとの出会いもテレビから流れてきた「振り向かない」という曲のプロモーションCMでした。
既に「One more time,One more chance」がヒットしていて、SMAPに楽曲提供した「セロリ」なんかで知名度はあったのですけど、私の心をわしづかみにしたのはこの曲のCMでした。
シングルも買いましたが直近で出ていたアルバム『HOME』と1stの『アレルギーの特効薬』を同時購入したのを覚えています。
確かあれは亀戸の今は無きサンストリート内のツ〇ヤです(笑)
「One more time,One more chance」がいつまでも別れた恋人の面影に引きずられている曲だとしたら、「振り向かない」は別れた恋人の幸せを祈れるようになったという曲です。
どちらも曲を聴くだけでその風景というか、場面が想像できる美しい曲です。
この『HOME』にはその「振り向かない」は収録されていないのですが、「セロリ」と「One more time,One more chance」はがっつり入っていて、華々しいアルバムでございます🎶
この表現はあまり好きではないのですが、捨て曲のないアルバムです。最初から最後まで通して聴いて気持ちのいいアルバムです。
山崎まさよしのアルバムのおすすめを聞かれたら、入門編は間違いなくこれです(笑)ミュージシャンの人達は曲順とかリミックスとかこだわってアルバムづくりをされているので、曲順通りに聴くのが一番気持ちがいいと私は思っています。
「振り向かない」は1997年11月に出したミニアルバム『STEREO 2』に収録されていて、2があるってことは1もあるんだね?ってことで『STEREO』も一緒に購入しました。そのくらいにドはまりしたミュージシャンです(もちろん今も好き)。
この『STEREO』の中に入っている「ツバメ」という曲がめちゃめちゃ好きで、私が味わったことのない故郷から遠く都会に出てきて暮らす心細さや寂しい感じを見事に歌っているなぁ…と、思えたのです。
LIVEへも足を運びます。たまにアラサーになった長男をつれてね(笑)長男の風貌が山崎まさよしとなんとなく似てます。
【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン③
チャレンジ6日目:佐野元春『THE CIRCLE』1993年11月
≪収録曲≫
1.欲望
2.トゥモロウ
3.レインガール
4.ウィークリー・ニュース
5.君を連れてゆく
6.新しいシャツ
7.彼女の隣人
8.ザ・サークル
9.エンジェル
10.君がいなければ
今日で6日目で折り返しました。
よく考えてみたらここまで、私の「人生に影響を与えたアルバム」っていうのが本当の表題だったと思います(笑)
自分の年譜と共に綴っているわけですが、忘れてしまったことが多い中でも聴いていた音楽を遡ることで、いろんなことを思い出させます。それってなかなか面白くて実に楽しい作業であります。
高校生の頃に聴いていたアルバムでは詩を書くことに目覚めました。元来、日記をつけたり文通することも好きだった私は、音楽を聴くことで創造するというよりは、作品に込められた真意なんかを考えるようになって、人の心の機微を探るようにもなった気がします。
私は1990年に結婚して今年の3月で30年になりました。
佐野元春の「THE CIRCLE」と出会った経緯は割とブルーな時で、結婚し長男が生まれて間もなくです。
このことは折に触れて何度もこうして書き残しているけど(笑)簡単にいうと育児疲れでしょうか。自分の存在意義について考えこむことが増えてきた時、自動車CMで流れてきた曲がこれでした。
新しい生活、新しい環境、新しい土地に身を置いて何年か過ぎた時、ふと「自分の存在価値」について考える自分がいたんです。
特に何か取り得があるわけでもなく、特に何かキャリアがあるわけでもなく、ここ以外の居場所なんてなくて、ただ、日々を誰かの為に無償で奉仕し続け自分の好むと好まざるに関わらず、契約に組み込まれた生活を繰り返しいていくだけなんだなぁと漠然と
考えていたんです。
「私は誰の為に生まれ 誰の為に生きる?」
楽しいときにはいつも
君がそばにいてくれる
哀しいときにはいつも君の
くちづけに舞い上げる
こんな風に歌えちゃうミュージシャンって!?佐野元春?名前は知ってる!中学生の時、クラスに何人か好きだと言ってる男子がいた!とか思い出しました。
ですが、当時テレビで佐野元春を見た記憶が全くなくて、このCMで走っているのがご本人なのかどうかもわからないほどでしたが、この曲のCDを探しまくった記憶です。
子供にとって楽しい時、哀しい時寄り添える母親でいたいと思えたし、何よりも歌詞が自分の姿を見透かされている感じがして、こんな素敵な曲を作る人にいつか会ってみたい。と、思うまでになっておりました(笑)
佐野元春は今年でデビュー40周年ですが、私はそのうちの28年くらいのファンですが、溢れる思いは常に…稲垣潤一以来、ライブに足しげく通っているアーティストです。
あ、ちなみにこの曲はシングルカットされておらず曲名もわからず、収録されているアルバムを探すのも…自分の勘に頼っておりました。今みたいにググったり質問箱なんてなかったからね(笑)
【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】というバトン②女性アーティスト3人
私が好きになった女性ボーカリストは「女の子」らしい歌を唄う人か、背伸びして女性らしいイメージのする人が多いかもしれませんね。
アルバムをそろえたりLIVEに行くほどではないけど、何回もリピートして聴くのにはベスト盤でいいかも…という感じです。
チャレンジ3と4と5は自分にはない、女の子のかわいらしさがいっぱいで好きな3人を紹介します。
チャレンジ3日目:レベッカ『THE BEST of Dream』
≪収録曲≫
1.ウェラム・ボートクラブ
2. ヴァージニティー
3. ラブ イズ Cash
4. フレンズ
5. プライベイト・ヒロイン
6. ボトムライン
7. Maybe Tomorrow
8. RASPBERRY DREAM
9. WHEN A WOMAN LOVES A MAN
10. CHEAP HIPPIES
11. モノトーン ボーイ
12. MOON
13. Super Girl
14. LITTLE ROCK
2歳年下の弟がレベッカのファンでした。
彼が高校生くらいの時に聴いていたのだと思います。私は社会人1年生で弟に薦められて聴いたのがきっかけです。
弟はアルバムで何種類か持っていてカセットテープにダビングして、ウォークマンで聴きながら通勤しましたねぇ♪
カラオケで良く歌いましたし「Maybe Tomorrow」のサビとか息継ぎなしで歌う部分とか得意でした(笑)でも、好きな曲は「プライベートヒロイン」です。
同期の男の子を好きになったんだけど、その人は別の同期の子とつきあっててて、同期同士でディスコ行ったりした時に彼と彼女がチークタイムに踊っているのを何とも言えない気持ちで眺めてたなぁ…。
REBECCA PRIVATE HEROINE~プライベートヒロイン
とにかく擦り切れるまで聴いたので聴けなくなっちゃって、結婚してから私はこのベスト盤を購入しました。
考えてみるとCDという媒体を初めて買ったのがこのレベッカのベスト盤です!1990年の発売だからちょうどレコードからCDに変わってきたばかりの頃でした。
このアルバムは当時OLだった私の好きな曲の集大成で、全部がその時代のOLに捧げたような曲で毎日毎日聴きながら、満員電車に乗って会社に行ったのを思い出します。
新しい環境に慣れようと必死に自分を鼓舞させたアルバムで、NOKKOのはつらつとして踊りだしたくなるような歌声が大好きです。
ライブは最初で最後の一度きりレベッカの『BLOND SAURUS』ツアーの東京ドームへ行きました。今の夫と(笑)
チャレンジ4日目:CHARA 『CHARA THE BEST BABY BABY BABY xxx』1995/10
≪収録曲≫
1.愛の自爆装置
2.あれはね
3.いや
4.Sweet
5.Violet Blue
6.シャーロットの贈り物 (IN THE MIX)
7.罪深く愛してよ
8.Happy Toy
9.Break These Chain
10.恋をした
11.あたしなんで抱きしめたいんだろう?
12.Heaven
13.Family
14.Tiny Tiny Tiny
このアルバムを買ったきっかけは1996年に公開された映画『スワロウテイル』を観て、CHARAの歌う『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』に魅了されて、シングルと一緒にベスト盤でどんな歌を唄うのか聴いてみたくて買いました。
Chara - Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ ap Bank fes 11Bank Band LIVE
CHARAの出演した映画は他に『PiCNiC』もWOWOWかなんかで観て知っていて、最初は女優さんだと思っていました。
不思議な感性の女性だなぁ…って気になっていましたが、『スワロウテイル』で歌手だったと知って聴き始めました。このアルバムに収録されている曲はCMとかでタイアップされているものもあって、聴いてみたら「あ、この曲知ってるわ」と思った曲が多かったです。
LIVEには行った事がないけれども、2010年5月に富士スピードウェイで行われた、「JAPAN JAM FES」でエレファントカシマシからのオファーで客演として出たときに生で『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』を聴きました。
CHARAは女の子の恋心を無邪気に歌っているところがいいですね。変な男女のかけひきはなくて「好きすぎてじれったい」思いをストレートに歌っているイメージが可愛いなぁって思ってます。
特に「あたしなんで抱きしめたいんだろう?」なんかはそういう、スキスキ大好きがだだ漏れしてますよね(笑)
チャレンジ5日目:今井美樹『IvoryII』1993年
≪収録曲≫1. retour
2. 夢の夜
3. カ・ケ・ヒ・キ・27
4. 幸せになりたい
5. 雨にキツスの花束を
6. Tea For Two
7. 半袖
8. PIECE OF MY WISH
9. Bluebird
10. The Days I Spent With You
11. Lluvia
12. amour au chocolat
13. 雪の週末
14. Blue Moon Blue(Re-Mix)
15. flow into space
今井美樹 Piece of my wish & 「あしたがあるから」
私は1991年には結婚して長男も産んでいて、まだ子供を預けて仕事するママとかもそこまで多くない時代で、いろいろと大変に感じてしまうときでした。
そんな時に「PRIDE」も「PIECE OF MY WISH」も自分を信じて行こう!と思わせてくれる励ましてくれた曲でしたし、カラオケで良く歌いましたねぇ♪
【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】っていうバトン
脱!緊急事態宣言…ですがまぁCOVID-19がこの宣言と共に消え失せるわけでもなく…予防薬とか特効薬もないからまだまだ、慎重に生活はしなくてはならんのよね。
そんなさなか、某SNSでのお友達が私にリレーのバトンをくれたのです。ステイホーム期間中いろんなバトンが出回っていましたが、私には無縁と思っていたんだけど(笑)
奇特なその方が私に「やってみない?」と優しく誘ってくれたものだから、「うんやってみる」と軽く受けてしまったんだけど(笑)私はそんなに言うほど音楽的なことに詳しくないし、ツウでもなかった…(笑)しかも次に回す相手もいない(笑)
でも、なんか「音楽的に…」とは違う路線になってしまうのですが、このバトンのルールに…
音楽的に影響を受けた10枚のアルバム、大好きなアルバムを10日で10枚投稿し素晴らしい思い出を取り戻す!
その都度、次の方へバトンを繋ぎ、毎日誰かに挑戦するように頼んで、みんなで音楽への愛の輪を拡げましょう!
ですが、バトンを受け取って頂いた方が自由に決めて進めても良いようです。アルバムとリンクを貼るだけでもゆっくり10枚投稿するとかでも。
とあって、じゃあ自分の年譜にあわせてやってみようかなぁという感じで始めました。
ずっとブログもご無沙汰だったので、備忘録でこちらにも転載しておきます。
≪1日目と2日目のまとめ≫
【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】チャレンジ1日目
『Twist』
世良公則&ツイスト
≪収録曲≫
1. 男と女
2. 愛の嵐
3. 「心いやして……」
4. 夜明けの恋
5. あんたのバラード (第8回世界歌謡祭より)
6. 酒事 さかごと
7. 宿無し
8. マギー
9. 知らんぷり
10. 燃えつきぬ
1978年小学6年生くらいのときに、ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)のつま恋で決勝戦が行われていたと思うんだけど…その番組をみていて知ったのかもしれません。
当時は歌謡番組、ベスト10番組が多かったのでテレビ世代の私もテレビ媒体で、世良公則&ツイストの存在を知ったのです。
12歳の少女がこの歌詞にしびれていたんですよね(笑)お小遣いを貯めて初めて買ったLPレコードが、世良公則&ツイストの1stアルバム「TWIST」でした。
この頃、テレビに出ないミュージシャンとメディアにジャンジャン出るアーティストと二分していた気がしますが、ツイストはテレビにもよく出ていたし、「平凡」や「明星」といった当時のアイドル誌にも出ていて、取り上げられては購入をしてました。
付録にポスターとか入っていると、二段ベットの上だった私は天井に貼って寝ころびながらニヤニヤしてました(笑)
世良公則&ツイストはのちにツイストと改名したのですが、1981年に解散をしてしまいます。今でも世良さんは音楽活動をしていますが、たまにテレビでみかけたりすると柔和な笑顔がダンディーで素敵です。
本来は1枚に一人バトンを回すのですが、あまり友達もいないのでバトンを回さない日もあるかもしれません
- アーティスト:世良公則&ツイスト
- 発売日: 2017/05/03
- メディア: CD
【音楽的に影響を受けた10枚のアルバム】チャレンジ2日目
1982年、高校生の時に横浜ゴムのCMで流れていた「ドラマティックレイン」がきっかけでファンになりました。
男性ボーカリストでこんなに澄んだ声で歌う人をはじめて聴いた…そんな印象でした(稲垣さんの前が世良さんだったのでw)。
中学生の頃はフォークとかテクノが私の周りでは流行っていて、あとは普通にたのきんトリオとか聖子ちゃんとか明菜ちゃん…そんな感じが人気で、私は特に何かにはまってはいない時代です。
高校生になってツイストにはまって以来で好きになったミュージシャンで、初めて自分でコンサートチケットを取って行ったのが、稲垣潤一さんでした。
稲垣さんは高校卒業後に横須賀や立川の米軍キャンプで演奏し、歌っている時にスカウトされてデビューしました。
担当楽器はドラムでドラムを叩きながら歌うスタイルだったため、最初は「誰が歌っているんだ?」とわからず、ドラマーが歌っているということでも目立ったようでした。
確か…ラジオ番組かなんかでBobby Hebbの「Sunny」をドラム叩きながら歌っていたと仰っていて、その番組で一度聴いたきりでYouTubeもない時代ですからずいぶん経ってから、もう一度聴き直したりしました。
STAY HOME ②佐野元春と松本隆
お題「#おうち時間」
「この道」(Social Distancing Version) 佐野元春 & ザ・コヨーテバンド
ハートランドからの手紙 2020.4.6
外出を控え、距離を保ち、健康に気をつけて、支えあう。
たとえ離れていても絆は壊れない。僕はそう思っている。引用:佐野元春オフィシャルサイト「この道」特設ページ
コロナウィルス禍の影響で日本中が自主待機するようになってまもなく、多くのアーティストや芸術家も予定されていた公演等が中止になり、死活問題を共有する事態になった。
私のような一般人は日ごろの生活のうっ憤を音楽を聴いたり、Liveに行ったり映画を観たりして紛らわせている。
なので、アーティスト達が活動できないということは、心身のバランスを保つ術を奪われたようなものなのです。
それでも多くのエンターテイナー達はいち早く、この混沌とした状況を少しでも和ませようと、ソーシャルメディアを通じて発信を開始してくれた。
本当にありがたく頭の下がる思いさえしました。
私の敬愛する佐野元春もまたその一人です。THE COYOTE BANDのメンバーとリモートで演奏してくれた「この道」。
難しい言葉は一つもない、優しいメロディーライン。メンバーのお家の様子を観ながら元春の歌声で私もリビングでリラックスしてます。
友情出演のゾーイくんがめっちゃ可愛い♪
『瑠璃色の地球』chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう
さて、先日作詞家の松本隆さんもこのコロナ禍の事態に際して、「『瑠璃色の地球』chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう」というプロジェクトを立ち上げました。
2011年の東日本大震災の時に被災地の人達に向けて「瑠璃色の地球」を贈ったことがきっかけとしてあったようです。
多くのヒット作品を生んだ松本隆さんですが、大衆に広く伝えたのには歌手松田聖子の存在が欠かせない。
彼女が歌うことで曲がヒットし歌い継がれ、松本さんの50年のキャリアを網羅するようにあらゆる年代に愛されている作品ばかりなのです。
佐野元春のTHE SONGWRITERS Part2 松本隆編
佐野:松田聖子プロジェクトで一番苦労した点はなんでしょうか?
松本:何もない
佐野:何もない?そうですか!
松田聖子というのは1980年代をある意味象徴する
ディーバだったのでは?
作曲家たちは直感的にそれをわかっていたのではないですか?
松本:80年代ではないね…。戦後を象徴している。
やっぱあの人の表現力…。
歌っている時の歌なんだけど全身で表現するの。
「嬉しい」っていったら頭のてっぺんから指先、足のつま先の
爪まで「嬉しい」と、表現できる。
そういうことできる人が今はいない…。
佐野:ただの歌手ですね。
松本:聖子のすごいところは、あの難解なことをサラッとやって
しまう。だから、ただのヒット曲に聴こえるわけ。
詞も曲も全く易しくない、それをポンッと消化する瞬間がある。
あの人のやることは全て瞬間芸(笑)
(レコーディングの当日、その場で曲と歌詞を渡しても3回歌って覚える)
一般人にはできない消化力の速さ。
メロディも覚えて歌詞も覚えちゃう。平たく言うと「天才」
佐野元春は松本隆から松田聖子プロジェクトの依頼を受けています。
1984年に発売された「ハートのイアリング」の作曲をHolland Roseのペンネームで手がけました。
松本氏から直接オファーがあって顔合わせの時に
「佐野君、松田聖子プロジェクトというのは“ナンバーワン”でなければならないんだ」
と言われて、当時まだナンバーワンヒット曲がなかった元春は、そんな自分がナンバーワンソングを!?と、非常にプレッシャーを感じた。と、この番組で語ってました。
でも、それは松本氏にとっても強いプレッシャーだったと話しています。
それまでのヒット曲にはなかった“憂い(ブルース)“の要素を入れて作曲したという元春でしたが、そう思って聴くと聖子ちゃんの目の表現は、まさに別れの憂いを表現していますね。
当時、松田聖子と佐野元春は同じレコード会社(エピックソニー)だったので、その点でも縁がありましたね。
松本隆さんの瑠璃色の地球プロジェクト記事で、ウィルスという見えない敵と国民が戦っているさ中、松本さんも音楽の力で戦っていると言ってます。
活動ができない仲間達に「心配するなそれでも歌はなくなりはしない」と言いきれる松本さんに更なる偉大さを感じます。
阪神淡路大震災、東日本大震災…近年の大きな自然災害のあと、さまざまなプロジェクトでアーティスト達は応援をしてくれています。
こういうときにアーティストの真価が問われるというか、ただ生業としているだけではない、そんな人間性の部分が浮き彫りになってくるなと思いました。
STAY HOME ①
うるめ’s Instagram photo: “薔薇も蕾がいくつか出てきました🎵楽しみだなぁ💕🌹”
お題「#おうち時間」
今週のお題「カメラロールから1枚」
すっかりご無沙汰になてしまったブログ…いやはや、なるほど…文章を書くのが好きでそれを仕事にすると、自分のことをアウトプットする時間がなくなるよね。
やっとコツはつかめてきたけれども…。
#新型コロナウィルス のおかげで今はSTAY HOME月間だし、ブログを更新する時間もできたから、ちょっと溜め込んだ自分のことを備忘録から書き写しておきます。
2020年3月18日
私の16歳の次男は今月に入って間もなくコロナウィルスの影響で学校が休校です。毎日、まぁ…こもってます(笑)夜遅く明け方までネットゲームやSNSでフォロワーと遊んでます。不健康極まりない感じだけど(笑)でも、荒むこともなくむしろ平和で楽しそう。
その次男が大好きだというフォロワーの人が「獣ゆく細道」をカバーして音源を配信していた。それがなかなか上手で感動したのだけど(宮本風味強め)、次男はそれに影響されて歌ってみたいけどムズイ!と、嘆いている(笑)
その次男、自分のことを「ボク」とか「オレ」ではなくて何故か「ワタシ」とか「ワタクシ」というの。服もモノクロを好むし…私は子供には自分の趣味を押しつけないので、宮本の影響ではないと思うが…なんか、風味がそんな感じ(笑)
体が細いところまで(笑)
2020年3月28日:桜の花舞い上がる道を
2020年4月3日
最近の宮本浩次のテレビ番組出演は宮本浩次のFanには励ましになったけど、他の視聴者にはどう映ったのだろう?
エレファントカシマシで出演してくれたらもっと今の現状の中、視聴者に届けられるものがあったのではないかな?自分の利己的な手段にしかなっていないんじゃないかな?
宮本浩次はいったい何を考えているんだろう?FNSの時のエレカシ以外、彼の出演したテレビ一切見てないけど…自分の話題性をとれたらそれでいいの?そんな感想しかない…。
2020年4月20日
2007年元春50歳かな?未来を見据えて今を歌っている感じ…いつもどこかに懸念がある。
毎日、風景を見つめ続け変化に敏感で…「勝利あるのみ…勝利ある…」絶対に負けるわけにいかない!
「コヨーテ、海へ」佐野元春 & THE COYOTE BAND
2020年4月24日
10年前の対談でこのあと「佐野元春のザ・ソングライターズ」にも出演されましたね。
自ら「詩人」であることを自覚し日々、言葉と格闘していた後藤さんの実直な姿勢に清々しさを感じた。
10年経って今も後藤さんは某SNSでの配信を通じて、言葉にスピード感を持たせている。
これも一種の武者修行なのかな?私も某SNSでつぶやくとき、いかに140文字以内に言いたいことを伝わるように表現するか…そこを意識してやっていたことがあります。
素人ながらにもね(笑)でも、素人だから心が折れるんだよね。いろんな人が読むからね。それに立ち向かう強さやスルー力がやっぱり必要。
だから、後藤さんのメンタルもすごいなぁ~って常々思いながら某SNSのつぶやきをフムフム言いながら読んでる(笑)
2020年5月4日
佐野元春は未来を予見して作品を作ってるわけではないけど、結果予見していたかのような曲を私たちに届けていた。
起きてしまった過去を歌うんじゃなく、その時はわからなかったことが、時がくるとわかる…みたいな。
元春もそれがどうしてなのかわからないと言っているけど、胸騒ぎは感じやすいのかもしれないなって思うし、いつでも“準備を怠らない”人だと思っている。
コヨーテバンドが結成15年にして彼らの絆を「この道」で示してくれた。15年はあっというまであり長い時間ともいえる。
濃密で充実したバンド活動だったということがわかる。メンバーはそれぞれに別の音楽活動もしているから、四六時中一緒というわけではない。つまり時間の問題ではなくてどういう活動をしてきたかで、バンドとしての味や風味が増すのだと思う。
そう、年数の問題ではない(笑)
「この道」のMVを見ていえると、バンドっていいなぁってつくづく思う。
もちろんソロアーティストの演奏動画もとても好きだけど、竹原ピストルなんてコード表まで出してくれるし、皆でうたって元気になろう!っていう姿勢が大好きです。
某ソロシンガーとは大違いだ(笑)←嫌いなわけではない(笑)
それでも某あのバンドがこんな形でも出てくれたらどんなにイイだろう…って思う。
当人たちにその気がないならしかたがないけど、まぁ、何となく醒めるよね…いろいろとね。
もう、彼は本当に何も感じない人間なのかな?「俺」だけなのかね?もしそうなら終わってるなぁって思う…いろいろと。
produced by 武部聡志「SONGS & FRIENDS」 第3弾「佐野元春」
佐野元春80年代の名盤『カフェボヘミア』セッション・ライブ
「100年後も聴き続けてほしいアルバム」というコンセプトで行われている、音楽プロデューサーをされている武部聡志氏が主宰する『SONGS & FRIENDS』というトリビュートライブがありまして、その第3弾として佐野元春の『 Cafe Bohemia 』が取り上げられました。
運よくチケットを手に入れた私は16歳の次男と共に行って参りました!
新しくなった銀座線の渋谷駅の様子と会場の旧渋谷公会堂「LINE CUBE SHIBUYA」は写真の通りです。
ネタバレになるから言えないけど…WOWOWでも最後の元春の挨拶部分は流すかなぁ。(※3月28日午後0時30分にWOWOWでオンエア)
あの元春の冒頭の言葉を私なりに解釈するなら、元春の曲を自由にセッションしてくれている様子を見て、
※以下、ネタバレ内容なので反転させないと文字が見えなくなっています。また、一字一句正確なわけではありません。オフィシャルに正解がでてます!(笑)
「まるで誕生日会みたいだね。」
「個人的には皆で手と手を取り合って歌うのは好みじゃないじゃないんだ」
「でも、このアルバム“CaféBohemia”のコンセプトは、そのカフェに音楽好きが集って各々が音楽を楽しむこと!それが体現できたことは嬉しく思う」
「まるで誕生日会みたいだね。」と、言ったのは、
お祝いの席に主役が出てきて一緒にセッション…というシチュエーションには結びつかないというか、そういうニュアンスはあったのでしょう(笑)
それに元春はステージに立つときは、常に自分が中心にいたいんだろうなぁ💕って思いました(笑)
佐野元春をリスペクトしているアーティストが「Café Bohemia」の曲を中心に、歌いたい曲も歌うというスタイルでした。選曲は元春がして参加アーティストを指名し出題したようです(笑)
プロデュースはDr.kyOnで演奏はTHE HOBO KING BANDなので音の再現は緻密かつ素晴らしいです。その演奏に合わせるだけではない出演アーティストの独自の表現力がこれまた秀逸で、これは行った者にしかわからない感動とお得感がありました。
個人的に好きだったのはオープニングアクトのGLIM SPANKYが歌った「ストレンジ・デイズ」と、参加アーティストの中で最年少の28歳が表現した「ハッピーマン」は、彼女が歌ったことで再び若くて瑞々しい曲として再現されたと思うし、「ストレンジ・デイズ」も実際、元春が歌った歳と近い彼女が歌うことで「再現した!」というふさわしさがあったと思います。
あとは、ザ・ピロウズの山中さわおが歌う「ワイルド・ハーツ」はさわおさんの元春愛が炸裂したワイルド・ハーツで、その喜びは私達ファンとなんの差もない素の愛で共感しまくりました。
このあとの小坂忠さんがアルバム「THE BARN」から「ロックンロール・ハート」と山口洋さんと二人で歌った、アルバム「THE CIRCLE」から「君を連れていく」は、元春のそのオリジナルからはみ出し、お二人の積み重ねてきた表現と声の重厚さで渋みがでて、全く別物の曲となっていてあの機会がなければ聴けない珠玉でした!
本編で個人的に好きだったのはこんな感じです。
▶今週のお題「元気の秘訣」はLIVEです!
さてさて…
元春が出てきて歌ったのは最後で、「99ブルース」「インディビジュアリスト」「ヤングブラッズ」の3曲とアンコールの「約束の橋」でした。
コミュニティでは少し不満げな声もみられました。私ももう少し聴きたかったという気持ちはあったけど、これは元春サイドの主催ではなく構成等は番組の企画です。どんなステージになるのかを事前に詳細説明するなんて野暮だし、行ってみてからのお楽しみじゃないかな?と思いました。
いろんな人がいるので感じたことはそれぞれですが、そういうことをふまえ今思い返しても、あのステージは希少性の高い機会だったと思うので、楽しめなかった人には「残念だったね。」としか言いようがない。
アンコールの「約束の橋」だけとってみても、あの場にいれたことはLIVE史上自慢するに値する奇跡の時間だったし感謝したい。