25 years of the fighting men’s chronicle 劇場版 エレファントカシマシ ディレクターズカット [DVD]
デビュー25年のエレファントカシマシのドキュメンタリー映画。
劇場公開された部分プラス、宮本浩次が“左耳の外リンパ瘻”という病気から療養約1年で復活を遂げ、日比谷野外大音楽堂のステージに立つまでのDVD。
ドキュメンタリー映画はこれで2本目(2004年に「扉の向こう」という映画(DVD)が発表されている)。
「扉の向こう」ではストイックすぎる宮本の姿が随所に登場して、なんの予備知識のない最近ファンになった人にとっては、かなりの衝撃かと思う。しかし、この「扉の向こう」をご覧になった方であるならば、今回の「25 years of the fighting men’s chronicle」でも、キレシーンはあるけど(笑)なんかそこには “愛すべきオヤジ” 的な姿もあって、凄味というか危機感っていうかそういう崖っぷちなギリギリ感はなく、宮本がイライラしてブチぎれてメンバーにあたり散らしても、恐怖感はまったくない。10年たてばいろいろ丸くなるね。
まぁ、それにしても何の予備知識もないファンが観たらさぞ驚いたことでしょう(笑)
宮本も 「みんな(ファンの人)に嫌われちゃうんじゃないかと・・・」 と、しきりに気にしていたけどね。新規ユーザーが付いてきてることはしっかり認識をしているようですね(笑)
デビューしてから最近までの姿を2時間で観るわけですけど、私がリアルで知っているのは1996年から1997年と2008年頃から現在。しかも、LIVEに行きはじめたのも2009年からなので、深く彼らを語ることはできない。
感覚でわかるのは・・・そのファンに返り咲いた頃の自分の姿を初期からのファンから見たら・・・なんかキャーキャー言ってるおばさんでさぞ、気持ち悪かったろうなぁって思います。あの初期のエレカシが好きになったファンの方からみたら、何もかもが変わっちまった・・・と、感じているのでしょうね・・・って。
私はやっとファン返り咲き6年になりました。好きな思いは熱いです!でも、落ち着きも取り戻しつつあります。最近ファンになった方々の様子を見ていると、6年前は私もあんな感じだったのね・・・って、少しだけこっぱずかしくなります。
デビュー四半世紀・・・バブル、バブル崩壊、氷河期・・・世の中も激動だったなぁ・・・エレカシも激動だったけど、ほんとにこの人たちの不死身さはすごいと思いますよ。干されたり持ち上げられたりがすさまじいね。そんな魅力がいっぱい詰まったDVDだと思います。
「扉の向こう」
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