秋から冬にかけて私は別の道を行くのよ
※ネタバレ有閲覧注意※
雑誌「JAPAN」読んだ。
思ってた通りの宮本浩次で何も感想はないけど、相変わらずY編集長のえげつない釣り商売は気に入らない(笑)
私らと同等の「見たことのない宮本」のネタ出して、どや顔にも程がある💢もっとレアなネタを取材できないのかねー。
Y編集長と我らの感覚レベルがあんまり変わらないと、雑誌を買って読んでも満足度がないじゃないですか…。
「稽古をつけてもらう」
ソロ活動の情報が出た2018年の暮れに、私的にミヤジはどんな気持ちでソロ活動をするのだろう?といろいろと想像をしておりました。
自分の『我』が通る、自分の誤りをリカバリーしてもらえる環境から、勝手の違うバンドの演奏で歌うことへの挑戦が“ソロプロジェクト”なのではないかなぁ~?(笑)などと私は勝手に思っているわけです。 だから他の演奏で歌う経験がエレカシに戻って歌うときにどう変わるのか?私には期待しかない。 そして、メンバーの更なるスキルアップにも大きな期待がある。 つまり、宮本が言っていた“原点回帰”ってこういうことなのかも?ってね。
プロジェクトのこと - ほゞ、エレカシ漬
そして、ソロ(宮本浩次としての)活動の一旦とも言える、椎名林檎と東京スカパラダイスオーケストラとのコラボから…自分の楽曲を他のバンド演奏で歌うことまで…。
とりわけ、椎名さんとスカパラに関してはやったことのないジャンルの曲を「稽古をつけてもらった」と、表現していたので結果的にこういう意味合いだったのだね。
彼にしてみたらソロ活動というのは、武者修行のような立ち位置なのかもしれないな。今まで感覚でやってきたバンドをもっといい形で具現化させるために、一人で立ってみよう他のミュージシャンともやってみよう…そんな前向きなものだと思えてきた。
プロジェクトのこと - ほゞ、エレカシ漬
そして宮本浩次は昨日、SLS(SWEET LOVE SHOWER)に出演した東京スカパラダイスのステージにゲストで出演したようだ。
スカパラの今年の夏フェスは会場ごとでゲストアクトとセッションしているから、どこかであるな…あるとすればエレカシの出演のないSLSかしら?とは思ってましたが、出ました!(笑)
谷中さんのインスタを読むとミヤジは本番までの数日間、歌詞を熟考しながら練習した的なことが…
「明日以外すべて燃やせ」を聴いた時の感想が、まさにこれでした。
谷中さんが 「一人一人の人生観が変わる様な、俺たち世代から、次世代へつないで行ける松明のような、魂のリレーのような曲であってほしい!という高い理想で作った。」 と、仰っていて、宮本は 「東京スカパラダイスオーケストラの魂を代弁しなければならない」 って言いましたが、私は谷中さんは代弁してほしいのではなくミヤジにも同じ気持ちに立って、次世代へ魂を繋ぐメッセンジャーになってほしいと思いを込めたんじゃないかな。っていうか、この思い魂を伝えていけるボーカリストは“宮本浩次”しかいない!っていう気持ちがひしひしと伝わってくるし使者、語りべとして招かれたのだと思う。 歌は歌い継がれてこそ活きる…ことあるごとに私はこれを言ってしまうけど、谷中さんは自分が歌うよりも宮本浩次を選んでくれたんだな…って、率直に感じた。
『代弁』ではなくて、いつかあなたの魂になりますように - ほゞ、エレカシ漬
そして、記事の中で充実していながらも少しクールダウンしてきたあたりなのか?なんとなく不安げな…?大風呂敷広げてしまってワタワタ気味?みたいな印象が残った(笑)
今までもソロみたいな時期があってまたバンドに戻って…という過去の話もして、単純に個人名のクレジットにこだわっただけなのね。と、いうのがわかった。私もわかっていた。たぶん、コアなファンなら皆わかっていたと思う。
2018年11月14日:【夜】幻のプロジェクト
コラボや楽曲提供だけではない…本人も言っていたけど、自分だけのソロアルバムが本物になるのかな。そして、ソロツアーとかも…あるのかな。EMI期もある意味、ソロ期だったよね。でもクレジットが「エレファントカシマシ」だったから印象が薄かったのかも。 あの頃、リアタイでファンだった人達はこんな気持ちになったのだろうか?いや、違うよねこれは。頭ではありうることとわかっていても言葉にされると、しかも短期間に起こると少し動揺するものだな。 一人で打ち込みで作ったり、小林武史さんと二人で作ってNYでレコーディングしたり…また、バンドに戻って…周回軌道の小さな世界…で、生きてるけどその周期は徐々に変わるんだろう。戻ってくるたびにバンドも大きくなっていくのかもしんない。
【つぶやきまとめ】テレビで共演とか紅白出場決定とか他にもいろいろありました… - ほゞ、エレカシ漬
今回のインタビューでもエレファントカシマシのことに関しては、さらっとしか語られていなかったけど周回軌道の中、戻っていく事は確か。
今回のJAPANを読んで…再び感じているのは、もういい加減、認めてほしいな…。
自分が活きる場所
わかっているとは思うけど認めてはいないと思うから(笑)自分の良さとか輝いている瞬間を知っているのは、本人ではなくて客観的にみているファンだと思うんだよね。
それなのに自分にしか向かっていない世界観って…自分の狭い世界でしか輝かないって…気づいた?気づいてくれてる?気づいたから「認めちゃえよ」(笑)
今の私の心境はこんな感じですな…。
まぁ、JAPANの中で本心(私はわかっていたけど)を自分の言葉で語ったから、私は若干安心してる。読んだ他のファンはどう感じたかはわからないけどね。
前回のインタビューでの高めのテンションとは違う、やはりここでまた迷走していてY編集長に意見を探っていた節すらあった。
Y編集長も「やっぱ、オレがついてないとだめだろ?」みたいな雰囲気が漂っていたし(笑)※あくまで私の感じたことだけど
“3個のダイヤモンドを掘り当てて、4個のダイヤモンドを失くしてしまう”
にならないように…。本当に大切なモノは何なのか、その大切なモノを大切と言えるそんな風になれたらいいね。
エレファントカシマシの2020年新春コンサートのPAO先行が取れませんでした。どうやら私が何かしくじっていたようで…たぶんそれが原因でスマチケ関係はじかれたのかも?そんな気がします。
一般で取れるといいな…。
そんなわけでこれからしばらくは、エレカシも宮本浩次もLIVE予定は無し!佐野元春3本、竹原ピストル2本、山崎まさよし1本で締めくくる感じです。
暮れのCOUNTDOWNに期待をしよう!1年なんて本当にあっという間だね。
夏夏夏、ここ夏!ここが夏!私の夏!ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019
<5日目>2019年8月12日(月)inひたちなか海浜公園
前日の11日は福島県の猪苗代湖畔で行われた「オハラ☆ブレイク」に行き、そのまま郡山で宿泊してひたちなかにやってきました。
私の夏休み第二弾!
まぁ、私の夏の恒例行事ですけど今年は台風の心配もあって、どうなることやら?でしたが、真逆の大晴天で暑すぎるフェスでした!楽しかったわぁ~~。これだからやめられない…。
今年は聴きたいアーティストがGRASS STAGEに集中していたので、最初から向かうはGRASS STAGEへ!
GRASS STAGE モンパチ、スキマ、スカパラ、エレカシ、ポルノ、スピッツ。PARK STAGE フジファブを堪能してきました!
先に到着していた長男と合流してとにかく一杯目!MONGOL800待ちです。
今年は特に東京スカパラダイスオーケストラ、エレファントカシマシ、ポルノグラフティの流れは一番楽しみにしていました。
ところが前日の猪苗代湖で砂地に足をとられてひねってしまい、傷みを感じながらそのまま長時間立っていたので、足首が腫れてしまいまして…歩くのがやっとな感じになってしまってました💦
そんなわけで今年はモッシュゾーンは避けて少し下がった場所で!
MONGOL800はサマーシーズンにぴったりのサウンドだし、WANIMAのメンバーがサポートで入ったり、結局WANIMA全員きちゃったり、ピンクのキャミソール着たモンパチのリアル先輩がダンサーで参加したり、とにかく初っ端から飛ばして楽しかったわー🎶
スキマスイッチは早めのランチを兼ねてご飯食べながら木陰でまったり聴きました。
東京スカパラダイスが始まる少し前に写真の場所まで戻りました!炎天下でもちろん暑いのだけど、時折吹く風が本当に涼しくて直射日光さえ避ければ苦じゃない感じです。とにかく爽やか!
スカパラは無条件でフェスで聴くだけでも踊れて楽しい。そんな彼らも今年、デビュー30周年!ゲストアクトに奥田民生とモンパチの上江洌清作が登場するなど、交友の広さを発揮してステージを盛り上げました。
そして、14:15いよいよイチオシのエレファントカシマシの登場!
キーボードには蔦谷好位置、ギターにヒラマミキオを携えた、エレファントカシマシS(エス)*1での出演!
蔦谷好位置さんの参加は今年の日比谷野外大音楽堂でのLIVEから復活していた。本当に久しぶりの共演。2019年になってエレファントカシマシとしてのLIVEも新春、日比谷野音ときて夏フェスに出演するのもこのロック・イン・ジャパンのみ。
私は新春ぶりのエレカシだ。今度はいつエレカシのサウンドが聴けるかメンバーの姿を見れるのかわからない…そんな、緊張からもうなんのアクションもできなかった。
久しぶりのエレカシ、もうメンバー一人一人を、目に耳に焼き付けるくらいの気持ちで聞き入った。昨日のオハラはやっぱり練習の一端だったような(笑)
宮本浩次は天性の唄歌いなんだよね。たぶんアカペラでも充分なのだけど、演奏あっての宮本浩次。で、オハラ☆ブレイクと合わせて聴いて感じたのは、一流だったり、テクニックのある演奏ならよいっていうものでもなくて、宮本の下手くそなギターでもいい彼の奏でる音であったり、宮本が納得してなくてもトミ、成ちゃん、石くんのサウンドが一番、ミヤジを活かしているんだよね。
耳がそう慣れてしまっているだけかもしれないけど、とにかくミヤジの歌はエレカシのサウンドで一番輝く!!かつエレファントカシマシが一番絵になる男!!総じてエレファントカシマシの音、その音で歌う宮本浩次が大好きなんです!
それが結論!
MCも…何か話したかもしれないけど…覚えていない(笑)「脱ぐ予定のなかった靴を脱いだら、靴下に穴が開いてた。穴の開いた靴下を履いてる53歳のおじさんをどう思いますか!?」
この話が全てになってしまった💦
そう言えば石くん、相変わらずミヤジの下僕シーンはあったけど、自信に満ちてる感じはしたなぁ…。トミは例の靴下の話しで苦笑した顔がドアップで出て…まぁ、トミはかっこいい。成ちゃんも相変わらず職人感のあるプレイでミヤジにハット取られたけどすぐに戻してもらえてよかった(笑)ダンディーでしたよ。
◆セットリスト◆
M1 ズレてる方がいい
M2 悲しみの果て
M3 デーデ
M4 ハナウタ~遠い昔からの物語~
M5 翳りゆく部屋
M6 桜の花、舞い上がる道を
M7 笑顔の未来へ
M8 俺たちの明日
M9 今宵の月のように
M10 ファイティングマン
ひたちなかのあのだだっ広いGRASS STAGEで歌う、ズレてる方がいいが大好きでそれが1曲目にきたことで、「うぉぉぉーーっ!!」ってなる。
蔦谷さんとやってきた曲を軸にしたセトリだと思うけど、よくみるとどの曲も詞がとてもいい曲ばかりだなぁ…って思った。ここ5年間位は“言葉”に苦悩してる?感じしかしてなくて、とうとうSONGWRITERじゃないって言い出しちゃうし💦
ただ、今年のリボーンアート・フェスティバル「転がる、詩」に出演した、宮本浩次は詩人としてもう一度、言葉と向き合わなきゃならないのでは?そんなことを思った。
「転がる、詩」は『アートからの視点で捉えると、日本の音楽、歌の中で最もオリジナルなものは、歌詞、言葉ではないだろうか。』と、いうコンセプトのもと招致されたのだから…。
さてさて!つづきまして、ポルノグラフティ!
今回で2回目の出演らしいけど、また出てほしいわ。あんなにメジャーなのに場違いな感じしていたって...私はロックだなーって聞いていたから、アンケートの出てほしいアーティストにポルノグラフティって書いたこともあって、念願叶ってだったよ。
フェスならではのシーン…タオルを振っているシーンをこのステージから見たかった!と言って促されたけど、その壮観を見ている二人の顔が本当に嬉しそうで眩しそうだったのが印象的だった。
いよいよ、足がどうにも辛くなってしまったので、休憩を兼ねてミナトヤエリアへ。冷やししらす茶漬けを食べながらスピッツを聴いて、パークステージへ移動しフジファブリックを初めて聴いた。
スピッツが前々前世をカバーしたり…すばらしく完コピだった(笑)フジファブリックはファンからものすごく愛されて見守られているバンドなのだなぁ…って感じた。
私のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019はこれにて終わったんだけど、なんだかんだROCK IN JAPAN FESが好きなんだなー私。楽しみ方は年々変わるけどね。いろいろ思い出があってこれからもできうる限り行きたいフェスです。
*1:“Special”のSです
2019年8月11日(日)ゆく夏、来る夏、私の夏…宮本浩次と夜間飛行
オハラ☆ブレイク19夏 in 猪苗代湖…つづき
オハラ☆ブレイク3日目、宮本浩次はラブレイクステージの大トリです。
私は佐野元春の時から下手の前から2列目で聴きました。
以下、記憶は曖昧なのでMCは正確ではないです。話したタイミングもあっているかは微妙です。概ねこんな感じという内容です。
ミヤジはグッズのTシャツに白のパンツ、黒ジャケ、麦わら帽子で登場しました。私はミヤジがソロ活になってからのソロライブが初めてだったので、すごく緊張していたんだけどミヤジもなんだかすごく緊張気味だった気がしました。
リキッドルームのソロLIVEで使ったと思われるピアノ用?の椅子が置いてありましたが、ミヤジはそれを見て
「(椅子)あるけど、使わないでいいか!」と言って、立ったまま歌い始める。
- 俺たちの明日
1曲目からギターの選択で迷走…「俺たちの明日」をアコギでやっては…なんか違う…ストラトでやっては…なんか違う…みたいなやりとりをしてアコギで落ち着く。最初のアコギは傷だらけのヤイリ。最終的に使ったのはミヤジ的には新しめのアコギ(メーカーは知らないw)。 - going my way
「(日本酒の)CMのために作った曲です」みたいなことを言ったと思います。 - 解き放て、我らが新時代
ここでパソコン操作の登場。一回目は失敗しつつ…(笑) - 翳りゆく部屋
歌い始めてしばらくしたら、ギターのコードミスで中断。ちょうど私の立ち位置辺りに、カメラマンの人がカメラを向けていて、歌おうとするところを狙っていたのですが、気が散ったんでしょうね…「やめろ」という無言の合図。それでもカメラを向けるカメラマンに「どけっ」と無言で手を横に振ってました。
最後までギターコードがボロボロで、歌(サビ)もあってなくて客席から歌ってくれる人も現れたんだけど、
「おまえが歌ってどうするんだよ。おまえの歌聴きに来てんじゃねぇよ」
と、言っちゃいましたねえ(;゚Д゚)。
ボロボロになりながらも歌いきり…「ギター下手すぎ…(^^ゞ」みたいなこと言ってました。 - 冬の花
その「ギター下手」つながりで、「冬の花」のプロデューサーの小林武史さんからも「あー、宮本君ギター下手だったね」って言われちゃって。レコーディングの時もギター部分をミヤジは録音して渡してあったけど、見事に全部削除されて専属のギタリストさんの演奏になっていた。というネタを教えてくれました。
でも、「冬の花」が石巻のap-bank で大好評だった意味がものすごくよく分かった。ミヤジのギターと歌が合っているのは当たり前なんだけど、歌にとにかく感情とか心情とか全てが注がれていて、響かないわけがない出来栄えでした。 - 昇る太陽
歌い終わったと同時にミヤジは突然、「本当にごめんなさい」と深謝した。私は「あれ?なんかしくじった?」と思いつつ、隣の子は「え?どうしたの?宮本さん…」っていうし、周りも「?」になるし(笑)
どうやら、「翳りゆく部屋」で、歌ってくれたお客さんに悪態ついたことを誤っていました。「上手くいかない時は大概自分のせいなのに、そういう時に何かに八つ当たりしちゃうんだよね…本当にごめんなさい。今度は一緒に歌おう」とか言ってました。 - 君に会いたい-Dance with you-
「あの有名な俳優の高橋一生さんが急に曲を作ってほしいと話をいただきまして…」と、いうエピソードを紹介。歌はなんかめっちゃ艶めかしくて色っぽかったです! - Do you remember?
「新曲をきいてください。俺と似たような名前の宮本浩まで一緒でオレは“次”が付くけど、その“みやもとひろし”っていう男が主人公の…“宮本から君へ”という映画の主題歌です」1番だけ歌ってくれました。
何故か古本屋に通っていた時の話しになって、「いつか読むときが来るだろうと何冊も買ったり、こんな分厚い本(手で表現)買ってみたりしたけど、53になってそんなに読めるもんではないとわかりました」とか言ってました。
ここまでの3曲と合わせて「going my way」「解き放て、我らが新時代」もリリースされているのはバンドミュージックだったり、デジタル処理された曲なのだけど、パッケージ化され整った伴奏で歌う歌よりも、ギターとミヤジの声だけで聴く方が何百倍もソロでやって意味や意義のある曲だというのが伝わった。
ソロ曲…もう少し聴こうかなって思いました。でも、このシンプルでオリジナルのままに近い歌は超えないんだろうと思う。
前の記事にも書いたけどギターという物理的な楽器とミヤジの声という楽器だからこそ、そのうたの彩とか艶めきみたいなものが浮かび上がってくる気がしました。音楽の事わかんないので感覚的な表現になってしまいましたが…。 - 笑顔の未来へ
- 今宵の月のように
- 悲しみの果て
「またいい曲作ってこの素晴らしい大好きなオハラ☆ブレイクで披露したいと思います。皆さんも健康には留意してください」みたいなことを言いまして、最後に時間確認しつつ勝手にアンコール… - 風に吹かれて
引き際「おなら出してブー!!これで今度は夢で出てやるぜ!」と、言い放って急ぎ気味に去っていきました(笑)
余韻も何もあったもんじゃないけど(笑)発表されているソロ曲が全部聴けたことは嬉しかったし、自分の中で霧がかかったまま封印されることはなさそうでよかった(笑)
ただ、音源を何度も聴き返しても、あの夜の歌声は更新されないだろうって…思います。ソロライブで他のバンドでやっても無理なくらいにに響いて刻まれました。
私はソロツアーが始まったらちゃんと聴けるのだろうか?ミヤジの歌は聴きたいけどたぶん弾き語りしか行けない気がします…(笑)
オハラ☆ブレイクの巻 =完=
おまけ、この方の感想が好き♪大トリなのに…(笑)
2019年8月11日(日)ゆく夏、来る夏、私の夏…佐野元春とリゾート
オハラ☆ブレイク19夏 in 猪苗代湖
このフェスのことを知ったのは2015年にエレファントカシマシの宮本浩次が弾き語りのソロで出演する。と、いう情報があった時から。2016年には知り合いのイラストレーターさんも参加した。
ゆるくのんびりしたスローライフをコンセプトにしている、芸術家たちのFESTIVALいつかは私も行ってみたいと思っていた。芸術的な部分も大きく占めていて、ただ好きなアーティストが出演するから行く…と、いう動機だけではなんとなく敷居が高い感じもして(スローライフなのにw)、行く機会を逃していました。
エレカシの宮本は2015年、2017年に出演している。そして、今年の2019年も…これまでは、エレファントカシマシの活動中にオファーされてソロで出た。そんな意味合いだったけれども、今年からはソロ、宮本浩次としての出演。
ソロナンバーも
- 冬の母
- 解き放て、我らが新時代
- going my way
- 昇る太陽
と、発表し俳優、高橋一生さんへの楽曲提供
- きみに会いたい -Dance with you-
更に新曲「Do you remember?」も9月公開の映画「宮本から君へ」の主題歌として書き下ろされた。この間、弾き語りのソロライブも行ったし…すっかり、ソロ一色。
私は発表されたソロ曲に関してまだ、そんなに掘り下げてはいないと思っています。何故ならばソロ曲からまだ射抜かれるほどの何かを感じていないからです。
これはLIVEで聴くまでは何も起こらないのだなぁ…って、思ってました。生歌で聴いて何も起きなかったらどうしようくらいに思いました(笑)
弾き語りLIVEのチケットは取れなかったから、いつになることやら…でしたが、2019年今年の“オハラ☆ブレイク19夏”に出演が決まり、これに行けば聴ける!とは思ったのですけど、冒頭でも記した通り芸術的な分野も多く自分ごときが行って、それらを堪能することができるのか?と、躊躇をさせる感じを勝手に抱いていました。
宮本浩次だけを求めて行くって、なかなかな奇行な気がしていました(笑)ところがそこになんと!私の背中を後押ししてくれる情報が!
佐野元春&HOBO KING BAND がオハラ☆ブレイクに出演するという情報でした。大義名分ができたような気がして、一度行ってみる好機だわ!くらいの勢いで気がつけばチケットを取り、行き方を調べ宿も抑えていました(笑)
まぁ、ところが8/9・10・11の3日間のうち、8/9の前夜に会場が猛烈な防風雨に見舞われて、設営に大打撃がおきてしまいました。8/9の初日はあえなく中止となってしまい、残りの2日間の開催を目指した復旧作業が行われたのでした。
まさかだけど、まさかでない自然の猛威です。
運営スタッフの皆さんの努力と尽力で10日・11日は無事に開催となりました。
会場の猪苗代湖までの交通手段はなかなかな距離。っていうか本数が少なく距離もある(笑)郡山まで出て在来線…乗り継ぎが上手くいかないとちょっと辛い旅になりそうでしたが、遠征で鍛えた動物的勘でわりとスムーズに移動できました。
慌てたせいで猪苗代の構内を撮り忘れ、シャトルバス乗り場へ向かう途中からの駅舎。
シャトルバスの車窓からもう会場近くもうまで来たかな?と、思った時にみえたのは小平潟天満宮の社殿でした。
そして、ようやく到着!と、言ってもまだお昼前でした♪福島県で湖の近くだからけっこう涼しいかな?と、想像してきたけど意外と暑くてビックリしました。
入り口でもらったウエルカムドリンク!オーガニックコーラですって🎶どんな味なのか楽しみです。
猪苗代湖が見えてきたところで…ちょっとわかりにくいかもですが…頑張って修正しましたよ!
オ ハ ラ ☆ ブ レ イ ク
と、オブジェで書かれていました!
森の中を散策しながら進みます。芸術家たちのワークショップが立ち並んでいまして、私もやってみたいなぁ…とか、思いつつも地ビール(ヴァイツェン)を飲みつつ、イワナの塩焼き(今朝、仕込みしたて!)を食し…地ビール(ピルスナー)をお代わりし、B-1グランプリ受賞の“なみえ焼きそば”を食す…あ、その前に仙台から出店していた「珈琲茶屋 闇」さんの水出しアイスコーヒーも頂いた♡どれもとても美味しかった!
そして、12:00からはじまった“ラブレイクステージ”でのライブ。
トップバッターは石崎ひゅーいvs尾崎裕哉のユニット“双発機”。尾崎裕哉のお父さんは尾崎豊。尾崎豊は佐野元春をインスパイヤ-していた。1987年阿蘇山の麓で行われた伝説の野外フェス「beatChild」に共に出演している。場所は違えど…時を経てその息子と同じ会場で音楽を奏でていた。1987年佐野元春31歳、尾崎豊21歳。2019年佐野元春63歳、尾崎裕哉30歳。ビール飲みながら裕哉さんの歌う「15の夜」を聴く…さすが、お父さんの声に似てる。ただ、違うのは尾崎豊が歌っていた時は素の心情のままで、裕哉さんのとは違うあたりまえだけどね。
そして、なんと次に出るはずだった田島貴男(ORIGINAL LOVE)が、交通渋滞に巻き込まれ会場に到着できない事案が発生。急遽、時間が大きく空いてしまった。お代わりの地ビールを飲みながら、猪苗代野外音楽堂から聴こえてくる“キーチビール&ザ・ホーリーティッツ”と、いうバンドの音楽に耳を傾けていたら…心地よさに寝てしまっていた。失礼と思われるかもしれないが、サウンドと歌声が心地よすぎたのです!
目が覚めても佐野元春までの時間はまだまだありました。でも、そこで私はステージがどんな感じなのか知りたくて、近くまで行ってみることにしたの。猪苗代湖を横目に見ながらの素敵なロケーションです。元春サイドのスタッフがセッティング作業をしていました。時間が繰り上がることはないだろうけど、とりあえず待機をはじめてみました。
遠くから“ブラフ団”のTOSHI-LOWさんの歌声が聞こえてきました。何やら一緒にやるはずだった内田勘太郎さんが急病で欠席になったとか(汗)今年のオハラ☆ブレイクはいろんな事件がおきました…。
そして、いよいよ…
サウンドチェックで元春以外のメンバーが出てきて、ちょろっと演奏するだけでうっとりだったのに、本番はラフなスタイルからドレスアップして登場!素敵すぎ🎶元春が登場するとその場所の空気感がまさにゴージャス!
気がつくと、それまでまったりシートの上でくつろいでいたオーディエンスは、いつの間にか立ち上がり、隙間という隙間に人が押し寄せていました。
盛り上がりました!陽気なおじ様達はご機嫌だし、元春の渾身の歌、ホーボーキングバンドの洗練されたサウンドがあの自然の中にうまく溶け込んで、オーディエンスはあの贅沢な空間を思いきり楽しんでいました。
あっというまに終演してメンバーがステージを降りて、元春が去る時にマイクをオーディエンス側に向けると“歓声”!元春の姿が見えなくなるとその後、自然発生的にアンコールの手拍子が始まった!本当に出てくるのではないか?というくらいの間だったけど、時間通り流れるのがフェス…ただ、きっとその場で聴いていた人の心に音楽の素晴らしさを刻めた時間だったことは間違いないです!
また、オハラ☆ブレイクに来てくれることがあったら私も行きたい!
そして、元春のオフィシャルレポにもあるように、出演後の元春の所に次に出る宮本浩次が挨拶をしに訪ね歓談したという…。どのくらいの時間、話したのかはわからないけれども宮本は律儀だから、デビューした頃は元春と同じレコード会社だったし、元春主催のフェス「THIS!」にも出演したから…当時はそんなに接点はなかったと思うけど、素通りはさすがにできないだろうし、ソロ活動を始めてからいろんなジャンルのいろんなステータス、キャリアのある人と接点を作っていきたいと思っているのだと思った。
そう思ったのには、宮本浩次のステージで語られたMCからも伝わるものでした。
つづく…
太陽が昇ったら、解き放って私の人生、強引に前に行くぜ!
通常盤ですがCDも購入してますよ。昇る太陽(初回限定盤)(DVD付)
6月21日のブログでソロ、宮本浩次のシングルCDについて佐野元春の歌を引用して感じたままを投じました。
『昇る太陽』…タイトルが…(笑) もし、この“太陽”が自分を例えるものの象徴であるならば、「昇れる」より更に強い意志をもって「昇る」自分を表した歌なのかな?などと今の段階では想像しています。 私はこんな歌詞を思い出した 君は3個のダイヤモンドを掘りあてて そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう やがて眠たげな太陽が色褪せたとしても 君は大丈夫さ It's gonna be alright... 『ポップチルドレン(最新マシンを手にした陽気な子供たち)』words & music 佐野元春 言い当てている気がしてならない。 「大丈夫」って、私が言ってもしょうがないけど、あえて言うよ
裸足になって駆け出した男の今… - ほゞ、エレカシ漬
これは1個目のダイヤモンドでしょうかね?(笑)
ダイヤモンドの鉱石かな?ダイヤモンドってことにしておこう(笑)
CDを手にする前に自分の感じたことが、そのままジャケットになっているなんて驚くよね(笑)
月桂冠「THE SHOT」のCMソングで書き下ろした「going my way」をフルで初めてききまして、全貌があきらかに!新人歌手らしくポップなRockですねぇ~。
“もはやルールなんてない!勝ち負けもない!”と、歌い上げてしまうことに若干違和感があって…勝負していない宮本なんて…気の抜けたビールみたいだなぁ…という感じは否めません。
ただ、「たった一度の人生楽しもう」と、言っているのは共感できる。勝ち負けは必ずしも対誰かだったりするものでもなく、自分との勝負なので「人生楽しむのも勝負」だと私も想い始めたわけです。楽しまなきゃ負け…楽しんだもん勝ち!な部分もあるだろう。そう理解して聴いた。
さて、前回のブログではこんなことも書いた。
歌謡曲(演歌)、ラップ、パンク…を自分の楽曲に取り入れていくのはいいが、ソロでは新人であるならば、歌謡曲専門・ヒップホップラップ専門・パンク専門の第一人者から楽曲提供してもらって歌う。そういうことから挑戦した方が、より自分の作品に落とし込みやすかったのではなかろうか?と、考えてしまう。
キミの胸の中、私たちの胸の中 - ほゞ、エレカシ漬
各ジャンルの第一人者からの楽曲提供ではないけど、第一人者とのセッションが実現したようだ。
横山健である。
宮本浩次の新曲「Do you remenber?」にギターとして参加してくれたようだ。この新曲がパンクなのかどうかはわからないけれども、強烈なGuitarRockになっていることは間違いなさそう。
宮本浩次は強烈なGuitarを欲していた…そんな節はある。そんなギターサウンドで歌ってみたいという願望は強かったと察する。
ファンの間ではよく言われていることだけど、宮本浩次の“声”自体が楽器だから、その声という楽器の爆音に対抗するのに値するギターがどうしても必要だったのではないか? ふと、そんなことを思った。
発売されたばかりのロッキング・オン・ジャパン 2019年 09 月号 [雑誌]に、経緯的なことが書かれているらしい(現時点で私はまだその記事を読んでいない)。
Album「風」をプロデュース及びギターでも参加している、久保田光太郎氏が2004年ロック・イン・ジャパン・フェスの時にギターでも参加している。その時のパワーインザワールド、生命賛歌のギター演奏がものすごく印象深いのですが、絶叫してる宮本の声に負けない存在でRockそのものなのだ。
この横山健のギター参戦はあの感じを彷彿させるものなのかもしれないし、それ以上になることを容易に想像させてしまう。
私は2004年時点ではエレファントカシマシのファンからフェードアウトしている。ファンに返り咲いた時に、YouTubeでエレカシのLIVE動画を漁って観て衝撃を受けたのがこの2004年のロック・イン・ジャパン・フェスで、宮本浩次にがっつり心を掴まれたLIVEパフォーマンスだった。
宮本浩次はROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019、WILD BUNCH FEST.2019にスペシャルバンドで出演する。横山健率いるスペシャルバンドになるようなのだ…。残念ながら私はそのフェスには行かない(笑)ロッキンがテレビで放送されることを期待をしよう…。
新曲「Do you remenber?」は、テレビドラマになった「宮本から君へ」の劇場版主題歌になる。映画は9月に公開ですがこの新曲はいつ発売なのかな?
キミの胸の中、私たちの胸の中
※閲覧注意※ 雑誌「CUT」「JAPAN」のネタバレが含まれています。
何度も生まれ変わって、生まれ変わる度に変わってきた
宮本浩次のソロ初ライブから1ヶ月経ってしまいました。
行けた人は宮本の好調ぶりと、久しぶりの生歌に陶酔気味なコメントが多かったが、行ってもないファンの言葉には辛酸な意見もあったり、ただただ羨ましいという声が広まっていました。
私が気になったのはソロのLIVEでやったセトリへの意見。
ソロなんだから、ソロLIVEはソロ曲だけでやらなきゃならない縛りってなに? バンドでやるときにはバンドアレンジ、弾き語りなら弾き語りアレンジがあるんだから、自由でよくない?。
本人の作った曲を自分のステージで唄うことに誰が否定的なこと言えるの? 賛否あるって話し見たので...
つまり、エレファントカシマシの曲をソロのステージでやるのはいかがなものか?そんな意見をみた私の気持ちがこのつぶやきです。
私もその場にはいなかったけど、さすがにこんなこと言う人がいたのには驚きを隠せずつぶやいたのでした。
このソロライブからエンタメ系の雑誌2誌に、ソロ活動から半年ということでのインタビューが掲載された。
何が書かれていてももう、驚きもしないと思うが(笑)←内容は何もリークしてません。
この「JAPAN」の前にCut 2019年 07 月号 [雑誌] でも、似たようなインタビューと話しがされていたが、「JAPAN」の方がより解放され軽妙な言葉で心境が語られていた。
エレファントカシマシの楽曲をソロでやることはつまり、エレファントカシマシじゃないバンドでやることも予感させる。
「JAPAN」ソロ記事読んだどー! うんうん。 そかそか。 だよねー。 みたいな(笑)単純に「いいね!」って思ったよ。 好みの問題は別としてね
今回のインタビューは、私がミヤジのソロ活動について捉えていた考えと概ね合致したからこういう感想になりました(⌒∇⌒)
なので、このようなつぶやきに至ったのです。
twitterでのフォロワーさんの反応は宮本浩次が語った言葉への「戸惑い」が多く見られた気がする。
私は…
何度も生まれ変わってきたから、ファンの数だけ出あったタイミングの数もあって、追いかけてきた宮本のイメージ(理想)もあるんだよね。
このたびはどこをとっても完全にフルモデルチェンジして、あとかたもない感じなのかもね?だから「戸惑い」という表現が正しいと思う。
こんな風に伝えた。
そして、ソロ初CDシングル「昇る太陽」発売の発表。配信販売した「冬の花」のヒットに手応えを感じてなのか、もともと計画されていた発売なのかはわからないけれども、聴いてみた感想は「冬の花」を方を初CDシングルカットした方がよかったのでは?である。
もちろん、最初に配信販売してしまったので後出しだと売り上げは伸びないから、そうしなかったのは正解だけど、最初からあの曲をCDシングル第1弾にした方がインパクトとしては良かったと思う。
「JAPAN」のネタバレになってしまうが、自分の曲を他のバンドのサウンドで歌ってみたかった。と、言ったその実現のあとどう思ったのか?
「CUT」で“自分は作詞作曲家というよりは、歌手でありパフォーマーだと思う”と、分析していた。私はこの記事を読んでとても腑に落ちて納得したのです。
何故なら…
この曲を何故、ソロにする必要があったのか?しかも初CDとして出すコンセプトがまったくわからなかった。から…
年頭発売された「JAPAN」のソロの始まりインタビューでは
でも、どうしてソロをやりたいかの理由は人の楽曲を作り手の指示で一度歌ってみたかったと、いうことだった。つまりそれがこの先のバンド活動にどうの…ってことは語っていなくて、とにかく一度ニュートラルになって自分の歌だけで勝負してみたい気持ちがずっとあって申し出たことだとわかった。 バンドに抱くロマンや夢もあるけど、ボーカルとして好きな歌を歌わず人生が終わるのも…という葛藤があったんだね。
2018年ブログ納め!今年も大変にありがとうございました! - ほゞ、エレカシ漬
去年の終盤に椎名林檎、東京スカパラダイスオーケストラの客員歌手で歌ったこともその「歌手」としてのアイデンティティがさらに強まったのであり、それがNHKの歌番組で歌ったカバー曲への挑戦が発端になっていることもわかる。
自分は「SONGWRITERではない。歌手だ」という、自覚で言うならばソロ活動は他の作家さん縛りでやってもよかったのではないかな?って思ったのです。
ソロ活動に入って「冬の花」「解き放て、我らが新時代」「Going My Way」…楽曲提供「きみに会いたい」ときて、「昇る太陽」…とくに初CDシングルになったこの「昇る太陽」に関しては…宮本浩次の“挑戦”という部分があったのかどうか?インパクトが小さい…私にはわからなかった。
歌謡曲(演歌)、ラップ、パンク…を自分の楽曲に取り入れていくのはいいが、ソロでは新人であるならば、歌謡曲専門・ヒップホップラップ専門・パンク専門の第一人者から楽曲提供してもらって歌う。そういうことから挑戦した方が、より自分の作品に落とし込みやすかったのではなかろうか?と、考えてしまう。
そのほうが、既存のファンももっと多く熱意をもって聴いたのではなかろうか?今のところ“無条件”に褒めたたえるファン、“反射的”に購入聴いてみるファン、“拒絶反応”するファン…混在するのは当たり前でしかたないけど、“好意的”で“期待度”の高い反応が少ないのが、とても気がかりになってしまうのです。
ソロ活動を始めて半年でいろいろ答えを出すのは得策ではないけど、はじまりの戦略アプローチに関しては…30年のプロ活動というプライドと彼のポテンシャルが空回りしないといいな…って、素人ながらに心配し始めているのであります。
いよいよフェスのシーズン到来です。
過去2回、オハラブレイクで公式にソロ出演したけど 、今年は下記のフェスにソロで出演する。ソロ宣伝活動の始まりです!
- RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO
- オハラ☆ブレイク '19夏
- Reborn-Art Festival 2019 「転がる、詩」
- WILD BUNCH FEST. 2019
- ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019
以下、個人的な話しなのでスルーで大丈夫です(笑)
続きを読む裸足になって駆け出した男の今…
CUT、半分まで読んだ。 彼の今は“エレファントカシマシ”のファンである人達(私も含む)には少し寂しさがある内容かな。 いろいろ自由やっても着地点である根幹が大切な存在なのかは、正直わからなくなった。 半分読んだところで…今はメンバーのことを考えた(メンバーのことを思ったんじゃないよ)。
午後6:37 · 2019年6月20日
そもそも、宮本浩次はロックバンドが好きでロックバンドを始めた男ではない。
児童唱歌、クラシック、流行歌(歌謡曲)などを通ってきた男。中学の時にRock好きな友達を通じて既に結成されていた『エレファントカシマシ』に、ボーカルとして加入をしたのです。
Rock好きだった少年、石くん(石森敏行)とトミ(冨永義之)は、きっとこういう音楽をやるにはどうしたらできるのか?ワクワクした気持ちでYAMAHAミュージックスクールでギター、ドラムを習ったのだろう。いわば、ロックバンドをやりたかった少年。宮本浩次は“エレファントカシマシ”の空席だったボーカルに招かれたメンバー。彼のRockとの出会いはそこからが始まり。
ここからは私の想像で語らせてもらうのですが…。
宮本は石くんやトミと話を合わせるために勧められるがままに、当時石くんとトミが夢中で聴いていたロックミュージックのいくつかを聴き…その中のいくつかを好きになって、それほどまでにRockに心は揺さぶられなかったのではないかな?と思う。もし、揺さぶられれば貪るように聴くだろうし、Rockの事ももっと探求するでしょう。でも、宮本少年はそこまでRockには興味がわかなかったのではないかと思う。
ただ、元来児童歌手だし身近に音楽は存在していて、エレファントカシマシの中にいる時は自分が常に中心にいて、バンドをやるということは仲間もいて楽しい時間だったのだと思う。
そして、彼の中にあった「才能」の芽が芽吹き花が開花してしまったんだ。
それを見逃さなかった大人がコンテスト出場へと導き、その「才能」を世に送り出したいという大人の耳にも届いてしまった。
宮本浩次に課せられたのはRockSingerとしてのスタイル。“ロックバンドたる姿はこうだろう?”と、いうイメージから、何処にもないエレファントカシマシとしてのスタイルを模索し演じてきたのだろう。
そして、いつしかそのスタイルが宮本の作り出す音楽や歌によって、その時代に生きる一部のファンに承認されることになり、エレファントカシマシのスタイルはこうあるべき的な型が確立してしまった。それを演じ続けてきた。「大地のシンフォニー」の歌詞のように…
私は思った。
エレファントカシマシを立ち上げた初期メンバーで、宮本浩次をボーカルとして誘った石くんとトミはそもそもどんなバンドのイメージを持っていたのか?どんな理想があったのだろう?と…。二人にもあったであろうバンドの理想が…私はそれを聞いてみたいと思った。
CUT、残り半分読んだ。 当然、ここで結論は出ない出すものでもない。明解になった部分もあって、他に知りたい事もでてきた。 だから、ブログに記録しておこう(笑)
午前8:14 · 2019年6月21日
確立されたエレファントカシマシのイメージという鎖はきっと重かったのかもしれない。『ソロ活動』が発表されたころのインタビューと半年後の今のインタビューを読んでも、その動機の部分は「解放されたかった」しかなく、バンド活動を続けていく上での向上を目的とした考えは毛頭ない感じがした。
ただ、どうなるのかはわからない。バンド活動を始めた時に何かいい効果があるかもしれない。結果ソロ活動を経てよかったね。と、いう流れになるのかな?という感じなのだろう。
「運」を気にする宮本。以前(9年前くらい)も雑誌のインタビューで語っていた。
「オレは才能と運だけでここまでやってきた男」
「詞を書いていて虫唾がはしる…」と…。
私はその時、心にもない事を歌詞にして歌っていることに嫌悪しているのかな?と、思った。レコード会社の意向やその時代の求めてる音楽感がそうさせざるをえなかったのでしょう。
その全てが嘘だとは言わないけれども、それ以上でもそれ以下でもない突き抜けられない“言葉の壁”が勝手に積み上がっていったのではないか?と、想像してしまうのです。
昨今、言葉が枯渇してしまっているから、あのインタビューになったんだろうな…。そして、楽曲提供したあの曲の歌詞を書いている時に「泣けてしかたなかった」のは何かに助けを求めているようにしか思えなかった。
楽しそうではあるけどどこか寂し気な感じがするのは何故だろう? 例えるなら「まぬけなJohnny」「ジョニーの彷徨」みたいな?大好きだった恋人に去られて好きでもない女を侍らせご満悦してるような…そんな憂い?
そんな雰囲気を私は感じてしまったんだよなぁ。
午後6:04 · 2019年6月21日
音楽に詳しい優秀な人達が自分の作品を良い感じに仕上げてくれる。沢山褒められもしているだろう。今またバンドデビューをしたときのようにたくさん褒めたたえてくれる人に囲まれて、一番楽しいはず…なのに「泣けてしまった」。その涙はどんな涙なのだろう…いつもの通り俺ってすごい!っていう感動の涙なのか?
楽しく充実した時間を過ごしながらも、まだ不安に押しつぶされそうなのではないか?「きみに会いたい」と、歌っている“きみ”とは唯一無二、無償の愛で
「あんたなら大丈夫」と、言ってくれたお母さんなのかもしれない。
お母さんからの「大丈夫」という言葉が欲しいのかな?そんなことをふと考えてしまったのです。
そう思ったのは私の次男が祖母(私の母)が亡くなって2年経った中学生になった時、
「おばあちゃんに会いたいな。幽霊でもいいから出てきてくれないかな」
と、言ったことがあった。中学生になって新しい生活の中、彼の中に不安が渦巻いていたのかもしれない。無条件に可愛がってくれた祖母の愛情が恋しくなったようです。
宮本浩次も今はちょうどそんな心情になっている時なのかもしれない。二度と会えないとわかっているからこそ、何度も会いたいと吐露してしまったのでは?まぁ、自分の才能に感動して泣けたという説の方が有力だとは思うけど(笑)
そして、いよいよソロとして初のCDが出るらしい。
『昇る太陽』…タイトルが…(笑)
もし、この“太陽”が自分を例えるものの象徴であるならば、「昇れる」より更に強い意志をもって「昇る」自分を表した歌なのかな?などと今の段階では想像しています。
私はこんな歌詞を思い出した
君は3個のダイヤモンドを掘りあてて
そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう
やがて眠たげな太陽が色褪せたとしても
君は大丈夫さ It's gonna be alright...『ポップチルドレン(最新マシンを手にした陽気な子供たち)』
words & music 佐野元春
言い当てている気がしてならない。
「大丈夫」って、私が言ってもしょうがないけど、あえて言うよ
「キミなら大丈夫」